「プチ起業で成功させるにはどうしたらいいのかな?」
「プチ起業ってなにから始めたらいい?」
「プチ起業をしたら確定申告が必要になるの?」
最近では、自分1人でおこなうプチ起業が注目を集めています。一般的な起業とは異なり、会社員のまま始めることも可能です。
しかし、プチ起業は本当に収益を得られるのか、デメリットはないのか気になる方も多いのではないでしょうか?確定申告も必要なのか気になるところです。
そこでこの記事では、
- プチ起業のメリット・デメリット
- 成功させるためのポイント
- おすすめのビジネスアイデア
などを解説します。これからプチ起業を始めようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
プチ起業とは個人でおこなう小さなビジネス
そもそもプチ起業とは、個人でおこなう小さなビジネスのことを指します。
起業と聞くと、法人を立ち上げたり、莫大な資金を調達したりするイメージを持つ方もいると思います。プチ起業は、手間をかけず資金がない状態でも始められるのが特徴。
また一般的な起業とは異なり、会社員のまま副業としてスタートできます。収入の土台を会社の給与で担保しつつ、プチ起業で新しいビジネスにチャレンジすることも可能です。
プチ起業をおこなう5つのメリット
プチ起業には、一般的な起業にはないメリットがあります。主に以下5点です。
- 収入が増える
- 知見が広がる
- ハードルが低い
- キャリアの幅が広がる
- 年齢関係なくスタートできる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
1.収入が増える
プチ起業をすることで、収入が増えます。会社員との掛け持ちができるためです。
たとえばプチ起業で月5万円の収入があると、それだけで会社員だけの状態より年収が60万円もアップします。
収入が増えることで、生活が豊かになったり、旅行や外食などの小さな贅沢ができたりします。
またプチ起業で得たお金をさらに別のビジネスにあてることも可能です。
2.知見が広がる
プチ起業をすることには、知見が広がるというメリットがあります。ビジネスを経験することで、会社員では得られない分野を学べるためです。
例えば、プチ起業としてブログを始めると、マーケティングやライティングのスキルが向上します。
知見が広がれば、本業にも良い影響を与える場合もあります。スキルを身に付けながら収入を増やせるのは、プチ起業ならではのメリットです。
3.ハードルが低い
プチ起業のメリットは、始めるハードルが低いことです。通常の起業とはちがい、低予算で始められます。
例えば、株式会社を立ち上げる場合は約20万~30万円必要と言われています。商品などを仕入れたりする場合は、さらにお金がかかることになるでしょう。
一方、プチ起業は資金0円の状態からでも始められます。もしビジネスが合わないと感じたら、辞めたり別の事業に変更したりできます。
4.キャリアの幅が広がる
プチ起業をすることで、キャリアの幅が広がります。
例えば、事業をしていて身に付けたビジネスを活かし、転職することも可能です。さらに、本業を上回る収入を得られれば、そのまま独立できます。
プチ起業を始めることで、人生の選択肢を広げられるでしょう。
5.年齢関係なくスタートできる
プチ起業は年齢関係なくスタートできます。
実際に
- 50代から始めたブログで収益を得ている主婦
- 月700万円以上稼ぐ中学生
といった成功者もいます。
年齢を気にせずにチャレンジできることはプチ起業の利点です。
なお、ビジネスを始めるにあたって重要なのは、お金を増やすための考え方や情報収集力です。
これから起業して稼いでいきたい!と考えている方は、別記事の「真面目」でも「頭がいい人」でもお金持ちになれないたった1つの理由」をお読みください。
プチ起業の2つのデメリット
メリットばかりに感じるプチ起業にもデメリットが存在します。
主に以下2点です。
- 稼げない場合もある
- 経理処理が必要
順番に解説します。プチ起業を始めようとする方は、メリットだけでなくデメリットもよく確認しておきましょう。
1.稼げない場合もある
プチ起業をスタートしても稼げない場合があります。会社員とはちがい、働いたからお金がもらえる状態ではありません。
実際に、YouTubeを始めても続けることが困難で、1円も稼げずに挫折する方も多いです。
プチ起業をしても稼げる保証はないことを覚えておきましょう。
2.経理処理が必要
プチ起業を始めると経理処理が必要となります。会社だと経理担当が別でいますが、自分でビジネスをおこなう場合は1人でしなければなりません。
プチ起業では確定申告も必要となるケースがほとんど。そのため帳簿を付ける作業も必要です。
プチ起業で成功するための3つのポイント
プチ起業を始めるのは簡単です。しかし、失敗する可能性もあります。
こちらでは、プチ起業を成功させるためのポイントを解説します。以下3点です。
- 目標を決める
- 継続しておこなう
- 成功者のノウハウを学ぶ
ポイントごとに深掘りしていきましょう。
1.目標を決める
ビジネスをおこなううえで、目標の設定が重要です。最終的なゴールを決めることで、挫折しにくくなるためです。
ビジネスは必ずしも上手くいくわけではありません。ときには失敗することもあり、気持ちがブレない芯を作ることが大切です。
2.継続しておこなう
ビジネスを成功させるには、継続が大切です。事業によっては、成果が出るまでに時間がかかるものもあります。
例えば、ブログは3~6ヶ月で収益が発生すると言われています。またYouTubeで収入を得るためには、広告をつけられる段階まで投稿し続けることが重要です。
ビジネス成功のためには、コツコツと継続させる忍耐力も必要です。
3.成功者のノウハウを学ぶ
プチ起業を軌道に乗せるためには、成功者のノウハウを学びましょう。独学で事業をするよりも効率が良いためです。
独学でビジネスを成功させる人もいますが、ほんの一握りでしょう65。軌道に乗せるためには「どうやったら成功するのか」を明確にし、実践することが大切です。
なお、成功者のノウハウを学ぶには、幅広いビジネスで実績のある社長による「無料でビジネス力を飛躍的に高められるLINEマガジン」に登録するのが最適です。
【高収入を目指せる】ITスキルを駆使したプチ起業アイデア5選
プチ起業で高収入を目指したいなら、5つのITスキルを駆使した事業がおすすめです。
- 動画編集
- Webデザイン
- Webライティング
- ブログ
- プログラミング
それぞれの特徴を詳しく解説していきます。
1.動画編集
動画編集は、YouTubeにアップする動画を編集するビジネスです。
需要が高くて案件数が豊富なので、一度スキルを身につければ基本的に仕事に困ることはありません。
ただし、ある程度高性能のパソコンが必要です。20〜30万円の初期費用がかかります。編集に必要なAdobe Premiere Proは有料ソフトなので、こちらを購入しなければなりません。
▼動画編集についてはこちらで詳しく解説▼
【完全版】YouTubeの動画編集の単価とは!収入・仕事の取り方まで徹底解説【誰でもできる】
>>【完全版】YouTubeの動画編集の単価とは!収入・仕事の取り方まで徹底解説【誰でもできる】
2.Webデザイン
Webデザインとは、バナーやチラシといったコンテンツを作成するビジネスです。案件数も豊富にあります。
必要なソフトは、PhotoshopやIllustratorです。ビジネスを展開するなら、操作スキルを身につけなければなりません。
▼Webデザインについてはこちらで詳しく解説▼
【断言】未経験からデザイナーになるには3つのステップだけ意識すれば良い【30代からでもOK】
>>【断言】未経験からデザイナーになるには3つのステップだけ意識すれば良い【30代からでもOK】
3.Webライティング
Webライティングは、ネット上の記事やコンテンツを執筆する仕事です。ネットにつながるパソコンさえあれば始められます。
ただし、始めやすい分ライバルが多いことも事実です。案件の取り合いになる場合もあるので、ビジネスとしてやっていくなら高いライティングスキルが求められます。
▼Webライティングについてはこちらで詳しく解説▼
【保存版】Webライターの始め方完全ガイド!4STEPでわかりやすく解説
>>【保存版】Webライターの始め方完全ガイド!4STEPでわかりやすく解説
4.ブログ
ブログで広告費用を稼ぐことでビジネスとして成り立ちます。
例えば、アフィリエイトという仕組みを使用します。アフィリエイトとは、サービスや商品を紹介し、再購入されれば広告主から報酬を得られるものです。
ブログが軌道に乗れば、働かなくてもお金を稼げます。また、自分のペースで投稿できるので、仕事が忙しい方でもおこなえます。
ただし成果が出るまで3~6ヶ月ほど時間がかかるので、忍耐力が必要です。
▼ブログについてはこちらで詳しく解説▼
【稼げない】ブログの副業はオワコン?月50万円稼いだ猛者に徹底取材
>>【稼げない】ブログの副業はオワコン?月50万円稼いだ猛者に徹底取材
5.プログラミング
プログラミングは、アプリやWebサイトを作るビジネスです。
案件数が豊富で、単価が高いことが特徴です。例えば、Webサイトの制作では、1つの募集で20万円もらえる案件もあります。
▼プログラミングについてはこちらで詳しく解説▼
【月5万を目指す】プログラミングの副業で稼げるレベルを解説!具体的な案件や必要な言語も紹介
しかし、スキル習得までが大変です。プログラミングの挫折率は約9割と言われています。専門的な内容になるので、スキルを身に付けるには学習環境を整えることが大切です。
プログラミングを学習するなら、オンライン講座のSkill Hacksがおすすめです。動画形式の講座でコードの書き方などを視覚的に理解できます。わからないことがあれば、現役エンジニアに何度でも質問が可能です。
【時間を有効活用】スマホ1台でもできるプチ起業アイデア3選
プチ起業にはスマホだけでできる事業もあります。おすすめのアイデアは以下の3つです。
- YouTube
- せどり
なかなか時間を作れないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.Instagram
Instagramをビジネスとして活用するには、企業からのPR案件を獲得していきます。最近ではインスタグラマーが本を出版するケースも増えているため、活動の幅が広がることもメリットです。
▼Instagramについてはこちらで詳しく解説▼
【2024年最新】Instagramの副業5選!収入を得る仕組みとフォロワーを増やす8つのコツを解説
ただし、Instagramで収益を得るにはそれなりの知名度が必要です。フォロワーを増やすために、良質なコンテンツを継続して投稿していく必要があります。
Instagramのビジネスノウハウを知りたいなら、当メディアが紹介するInstagram Hacksがおすすめです。フォロワーを増やす方法だけでなく、仕事の獲得方法なども紹介しています。質問は無期限・無制限で受け付けているので、疑問点をとことん解決できますよ。
2.YouTube
自身がYouTuberとして活動することも可能です。
YouTuberは広告費用を収入源としています。動画が再生されれば収入を得られるので、働かずとも大きく方が稼げる可能性があります。
ただし、YouTubeに広告を貼るには以下2つの条件を満たさなければなりません。
- 「登録者1,000名以上」、「過去12か月の動画再生時間4,000時間以上」をどちらもクリアする
- 「YouTubeパートナープログラム」の審査に合格する必要がある
収益化させるまでが大変で、ここまでで挫折する方もいます。
▼YouTuberについてはこちらで詳しく解説▼
【本業を武器に】副業YouTuberこそ稼げる!兼業する4つのメリットと両立のコツ
>>【本業を武器に】副業YouTuberこそ稼げる!兼業する4つのメリットと両立のコツ
3.せどり
せどりは、仕入れ金額に対し高い金額で売ることで差額分の利益を得られます。仕入れたものは、主にAmazonや楽天市場などに出品します。
即金性が高いので、商品が売れればすぐにでも収入を得られます。ただし在庫が残るリスクもあるので、仕入れの数や売値の設定が重要です。
▼せどりについてはこちらで詳しく解説▼
【誰でもOK】副業の転売・せどりで稼ぐ方法まとめ!物販むけおすすめサイト4選と特徴も解説
>>【誰でもOK】副業の転売・せどりで稼ぐ方法まとめ!物販むけおすすめサイト4選と特徴も解説
【主婦にもおすすめ】趣味や経験を活かせるプチ起業アイデア3選
こちらでは、自分の持っている知識や経験を活かしてプチ起業ができるアイデアを3つ紹介します。
- コンサルタント
- ハンドメイド販売
- 家事代行
主婦の方にもおすすめの業種です。ぜひチェックしてみてください。
1.コンサルタント
コンサルタントは顧客に自分が持っている知識や技術を伝えたり、適切なアドバイスを行ったりすることで収入を得る事業です。設備投資や仕入れが必要ないので、経費がほとんどかからないのがメリットです。
また、教える場所も公民館やレンタルスペースを利用すれば確保できるので、店舗を構える必要もありません。教える場所を借りることで、プライベートと事業の費用を明確に分けられます。
コンサルタントは、主婦の方にもおすすめだと言えます。主婦業も立派なキャリアです。先輩主婦からの、育児や節約術などに関するアドバイスを求める顧客は大勢います。
自分の知識や経験を商品とするコンサルタントは、誰にでも起業しやすい事業です。ただし、稼ぐためには顧客から信頼を勝ち取れるかがポイントです。
2.ハンドメイド販売
アクセサリーや雑貨などを手作りするのが好きな方は、作品を販売する事業もおすすめです。趣味と実益を兼ねて事業ができ、やりがいをもって働けます。
生産数を絞ったり顧客からのニーズに合わせた受注生産にしたりすると、在庫を抱える心配もほとんどありません。販売時の送料については、購入者負担にすることも可能です。
実店舗を持つ必要がないため、初期費用も運営費用も抑えられます。
ハンドメイド作品の販売にはショッピングサイトやフリマアプリを利用することが一般的ですが、自らショップを立ち上げて経営しているケースも少なくありません。
ハンドメイド販売は、制作に時間が取りやすい主婦の方や手先が器用な方にうってつけのプチ起業アイデアです。
3.家事代行
家事代行サービスとは、利用者に代わって掃除や洗濯、料理などのあらゆる家事を行うサービスです。普段から家事をしている主婦の方や、暮らしを整えるのが苦にならない方にはぴったりの事業です。
家事代行業を始めるにあたって、特別な資格は必要ありません。また、小さく始めるのであれば機材の導入も不要なので、初期費用0円でプチ起業できます。
家事代行を頼むのは裕福層だけというイメージを持つかもしれませんが、近年では共働きの一般家庭にも利用する人が増えています。
さらに、高齢化が進むことによって、家事代行サービスの利用者はますます増加していくことが予想されます。
需要が増え続けている家事代行サービスは、今が狙い目のプチ起業アイデアです。
プチ起業にありがちな失敗
プチ起業において、ありがちな失敗が2つあります。
- 本業がおろそかになる
- 開業届を出し忘れる
トラブルを回避するためにも、事前に把握しておきましょう。
1.本業がおろそかになる
プチ起業は会社員など、本業がある人でも始めやすい起業スタイルです。
しかし、プチ起業した事業に注力するあまり、本業に支障が出てしまうケースはよくあります。たとえば睡眠時間を削ったために会社で居眠りをした、仕事でミスをしたといった人は多いです。
プチ起業の利点はやりがいや副収入を得られることですが、主な収入源である本業に影響が出ては本末転倒と言えます。本業と両立できる範囲で行い、どうしてもプチ起業の事業に力を入れたい場合には本格的に独立起業をしてください。
2.開業届を出し忘れる
開業届を出し忘れるのも、ありがちな失敗です。法律では罰則はないものの、開業届の提出は義務になっています。
開業届の提出期限は、事業開始から1カ月以内です。記入が特に難しいものではなく、申請書の様式も国税庁のホームページからダウンロードできます。
もし現在プチ起業をしていて「開業届を出し忘れていた」という方は、今からでも遅くないので提出しておいてください。
プチ起業を始める際に知っておきたい確定申告
プチ起業を始める際には、確定申告についての知識が必要です。
こちらでは、知っておきたい以下2点の項目を解説します。
- 所得が20万円以上ある場合は申告が必要
- 青色申告ができるよう手続きしておく
プチ起業をスタートしようとしている方は必見の内容です。
所得が20万円以上ある場合は申告が必要
確定申告が必要となるのは、所得が年間20万円以上ある場合です。
面倒と感じる方もいるかもしれませんが、条件にあてはまれば必ず申告してください。もし確定申告をしなかった場合、通常の納税額に加えて15~20%のペナルティが上乗せされます。
確定申告専用のソフトもあるので、手続きに不安がある方は利用を検討してみてください。
▼確定申告についてはこちらで詳しく解説▼
【知らなきゃ損】フリーランスは確定申告が必須?不要なケースや種類について徹底解説
>>【知らなきゃ損】フリーランスは確定申告が必須?不要なケースや種類について徹底解説
青色申告ができるよう手続きしておく
青色申告は、最大65万円の青色申告特別控除が受けられる制度です。節税効果が期待できるので、手続きをおこなっておきましょう。
開業届けに加えて、青色申告承認申請書を税務署へ提出することで青色申告ができます。申請書には必要な事項を記入するだけで大丈夫です。