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【必見】初心者から目指せサーバーエンジニア!知識ゼロから転職までの5STEPを解説

「サーバーエンジニアになりたい」
「どんなスキルが必要?」
「役立つ資格や勉強法を教えて」

そんなお悩みにお答えしていきます。

サーバーエンジニアとは、ITシステムを下支えするサーバーの設計・構築・運用を行うエンジニアのことです。未経験者でも転職できると話題のサーバーエンジニアですが、実際になるためにはどのように行動すれば良いのでしょうか。

そこで、本記事では

  • 初心者でもサーバーエンジニアになれるのか
  • 独学でサーバーエンジニアになるための5STEP
  • スクールで勉強するのもあり
  • サーバーエンジニアになった後に学ぶべきこと4選

について詳しく解説していきます。

特に、サーバーエンジニアになった後に学ぶべきことまで解説しているので、現役のエンジニアの方にもタメになる内容となっています。

ぜひ本記事を参考に、初心者からサーバーエンジニアを目指してみましょう。

監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。

監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。

初心者でもサーバーエンジニアになれる!理由を解説

サーバーエンジニアはどの業界にも必要とされる存在です。

なぜなら、サーバーエンジニアが専門とするサーバー(※1)ITインフラ(※2)の一つで、企業活動を行ううえで無くてはならないものだからです。

用語解説
  • (※1)サーバー:ネットワーク上においてプログラムやファイルなどを保管し、複数の端末からアクセスできる場所
  • (※2)ITインフラ:企業の活動をITの側面から支える基盤

したがって、需要は十分にある職業だと言えます。

また、文系出身者も多く働いており、きちんと学習を積めばまったくの未経験でも活躍が期待できるでしょう。

特にサーバーエンジニアは専門用語を噛み砕いて説明したり、プログラマーや対象企業が必要とするスペックを正確に読み取って構成を考えたりとコミュニケーションスキルが求められます。

したがって、文系エンジニアが重宝される場面も少なくないでしょう。

初心者が独学でサーバーエンジニアになるための5STEP

それでは、実際にサーバーエンジニアになるには、どのように行動すれば良いのでしょうか。本章では、まったくの未経験者が独学でサーバーエンジニアになるための手順を解説していきます。

紹介する5STEPは以下のとおりです。

  1. 仕事内容を知る
  2. 基礎知識を学ぶ
  3. 資格勉強を始める
  4. 転職サイト・転職エージェントに登録する
  5. 採用選考を受ける

それでは、一つずつ詳しくみていきましょう。

1. 仕事内容を知る

サーバーエンジニアは、サーバーの設計・構築・運用を行う仕事です。

設計業務では、プログラマーや企業担当者と打ち合わせする機会が多くあり、コミュニケーションスキルが求められます。

構築業務は少し特殊です。サーバーにOSやソフトをインストールするだけでなく、サーバーをラックにまとめたり、メンテナンスしやすい配線にしたりといった物理作業があります。なかなか独学では体験しづらい部分でしょう。

運用業務では、サーバーが安定的に稼働しているか定期的にメンテナンスします。もしサーバー障害が起きてしまったら迅速な対応が求められます。夜間休日関係なく業務が発生する可能性があるのは、サーバーエンジニアの辛いところとも言えるでしょう。

2. 基礎知識を学ぶ

次にサーバーエンジニアの基礎知識を学びましょう。おすすめの本は2冊あります。

独学なら書籍が王道です。なぜなら、費用を抑えつつプロエンジニアの思考を覗き見できるからです。

その他スキルアップに必要な書籍については「【完全網羅】インフラエンジニアにおすすめの本20選【ネットワーク・サーバー・クラウド】」で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

また、書籍を読んで満足してはいけません。学んだ知識を使えるスキルにするためには、実際に手を動かしてみることが重要です。たとえば、サーバーによく使われるLinux OSは自宅にも構築できます。

詳しくは「【クラウド対応】市場価値の高いインフラエンジニアになるための勉強法を徹底解説【未経験OK】」にて解説しているので参考にしてみてください。

3. 資格勉強を始める

サーバーエンジニアの有名な資格には「Linux技術者認定資格」があります。なかでも、国際標準のLPICは市場価値が高く重宝されます。LPICレベル1から3まで用意されており、数字が大きくなるほど難易度が上がります。

まったくの未経験から始める場合は、書籍『LPICの基礎が学べる本』がおすすめです。経験者なら、通称あずき本『Linux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応』を利用している方が多いです。

練習問題なら無料のWebサイト「Ping-t」を活用すると良いでしょう。

なお、別業種からの転職を考えている方は、ITの基本が学べる以下の資格がおすすめです。

  • 基本情報技術者
  • ITパスポート

IT業界への登竜門ともいうべきメジャーな資格なので、勉強しておいて損はないでしょう。

4. 転職サイト・転職エージェントに登録する

ある程度勉強が進んだら、転職活動に移ります。公開求人&検索性の高い転職サイトと、非公開求人&手厚いサポートの転職エージェントの両方に登録しておくと良いでしょう。

サーバーエンジニアで未経験者可の求人を取り扱っている転職ポータルには以下の3つが有名です。

  • リクルートエージェント:国内最大級の転職エージェント
  • doda:「大手・優良企業」「完全週休二日」「未経験者歓迎」の求人を多数揃える。30代・40代の転職も応相談
  • ワークポート:IT・Web・ゲーム業界に強い。利用者実績55万人超

まずは、無料のカウンセリングから始めてみましょう。

5. 採用選考を受ける

気になる求人が見つかったら採用選考に進んでみましょう。

未経験者のあなたには即戦力のスキルは求められていないと理解しておくと、少し肩の力が抜けるのではないでしょうか。大切なのは、サーバーエンジニアになりたいという意欲です。既に学習を始めており、頑張っていきたい旨を誠実に伝えましょう。

資格があれば採用選考が有利になるというわけではありません。しかし、勉強したことは面接時の話題として活用できるでしょう。さらに、面接官から忙しい中でも自己研鑽に励める人材と評価してもらえるので、未経験者の中では頭一つ突き抜けられます。

初心者がサーバーエンジニアになるためのスクールもある

前章では、初心者が独学でサーバーエンジニアになる方法を紹介しました。しかし、なかなか継続できなくて自信を失っている方もいるでしょう。

そういう方は、転職サポート付きのサーバーエンジニア養成スクールに通うことを検討しましょう。講座でサーバーエンジニアについて学びつつ、スクールに届く求人から転職活動を進められます。

転職エージェントの性格が強いスクールもあり、受講生の転職前提で、講座を無料で受講できるものもあります。無料で受講できる理由は、転職先企業からの協賛金や報酬でスクールの運営費をまかなっているからです。

したがって、スクール側の転職実績を増やすためにブラック企業を紹介されてしまうこともあります。過去に卒業生が転職した先を調べてみるなど、スクール受講前には下調べを十分に行うようにしましょう。

サーバーエンジニア養成スクールについては、過去記事「【徹底解説】サーバーエンジニア養成スクール5選!選び方を7つの軸で詳しく紹介」を参考にしてみてください。

サーバーエンジニアになった後に学ぶべきこと4選

実際にサーバーエンジニアになれたら、どのようにスキルアップしていくべきでしょうか。

技術の発展とともに、インフラエンジニアに求められることも大きく移り変わってきています。そこで本章では、現代のサーバーエンジニアが学ぶべきスキルについて紹介していきます。

さらに市場価値を高めていくには、以下4選を確認しておきましょう。

  1. クラウドを学ぶ
  2. サーバーの知識をさらに深める
  3. ネットワークを学ぶ
  4. プログラミングの知識をつける

それでは詳しくみていきます。

1. クラウドを学ぶ

ITインフラ業界における近年最大の変化は、クラウド製品の導入が進んだことです。

クラウド製品で開発すると、物理サーバーやネットワーク機器が不要なので、以下のようなメリットが見込めます。

  1. 開発スピードの大幅な向上
  2. 機器を管理する手間の削減
  3. 従量課金制により費用節減

したがって、従来の物理サーバーはどんどんクラウドへ置き換えられています。今後もこの流れは加速していく見込みなので、サーバーについて理解した後はクラウドを勉強するのがおすすめです。

また、最短で市場価値を高めるなら、クラウド製品のなかでも国内シェアNo.1のAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)の使い方を学ぶのが適しています。

なぜなら、AWSを採用しているSIerが多いので、AWSに精通したインフラエンジニアは重宝されるからです。

そこで弊社では、AWSを自在に操るスキルを身に付けたい方に向けてオンライン講座「AWS Hacks」を提供しています。

クラウドの概念やAWSの基本から丁寧に解説していきます。特に無制限の質問サポートを活用すれば、わからないことをそのままにしてしまう心配もありません。

インフラエンジニアの副業にもおすすめです。ぜひ、この機会にAWS Hacksを検討してみてください!

2. サーバーの知識をさらに深める

サーバーエンジニアになったからには、恥ずかしくないだけの知識を身につけておきたいものです。勉強すればするほど、市場価値が高まるだけでなく、仕事への理解も深まっていくので相乗効果が抜群です。

特にLPICでいうなら、誰でも受験できるレベル1はLinuxの基本操作とシステム管理を認定するものなので、専門性はあまり高くありません。

したがって、サーバーエンジニアとしてキャリアアップを図るならLPICレベル2、レベル3の取得を目指してみましょう。

3. ネットワークを学ぶ

ネットワークとはパソコンやサーバー、ストレージなどをケーブルや電波などで相互に接続して、情報をやりとりする仕組みのことです。

サーバーとネットワークはITインフラにおける2大分野なので、両方に精通した人材は重宝されます。

ネットワーク系の有名な資格といえば「シスコ技術者認定(CCNA)」です。

完全初心者から取得を目指すなら、書籍『1週間で CCNAの基礎が学べる本』から始めるとよいでしょう。練習問題は無料Webサイト「Ping-t」で閲覧できるので、あわせて活用してみてください。

4. プログラミングの知識をつける

プログラミングの知識を身につけることもおすすめです。なぜなら、サーバーエンジニアの仕事効率化につながるだけでなく、プログラマーとしての道も開けるからです。

具体的には、以下の言語を習得すると良いでしょう。

  • Python:インフラ業務の自動化に使われる。Linux系OS(Red-Hat,Cent OS)によく利用されている
  • Ruby:サーバーサイドを開発する言語。楽しく学びやすい純国産言語。
  • Java:サーバーサイドを開発する言語。システム開発現場で広く用いられている。

どれも将来性や需要が大きい言語なので、まずは1つ仕事に関係あるものから勉強してみましょう。

ぜひ、本記事を参考にサーバーエンジニアを目指してみてください!

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