>>「真面目」でも「頭がいい人」でもお金持ちになれないたった1つの理由とは

【必見】文系こそサーバーエンジニアを目指すべき3つの理由

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

文系でもIT系の仕事に付きたいんだけど、理系と差がついて大変じゃないかな?と思っている方に朗報です。サーバーエンジニアならば、文理の差をそれほど感じずに勝負できます。

そうは言われても、根拠がなければ信じられない気持ちもわかります。そこでこの記事では

  • サーバーエンジニアが文系にも狙いめな理由
  • 身につけるべきスキル
  • 目指すべき資格

を、まるっと解説します。ぜひご覧ください。

監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。

監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。

サーバーエンジニアは文系にも狙い目

数あるエンジニア系の仕事の中でも、サーバーエンジニアは文系の方にもおすすめします。その理由は多く分けて3つです。

  • 未経験者が多いから
  • 理系との知識差が小さめだから
  • コミュニケーションも重視されるから

1. 未経験者が多いから

サーバーエンジニアの求人を見ると「未経験可」のものが多くあります。各種機器やOSに関する知識のあるエンジニアはまだまだ不足しているためです。

そのため、経験がないところからでも育成してくれる企業もすくなくありません。新卒の場合、文理関係なく採用する会社が多いようです。また、30歳以下であれば、文系でもポテンシャル採用をしてもらえる可能性があります。

2. 理系との知識差が小さめだから

理系で専門で学んでいる人は、すでにある程度プログラミングができる状態で就職してきます。したがって、プログラミング言語の知識では、入社時点でスキルに差があるケースも多いです。

一方で、サーバーの組み立てや保守を経験できる学校は多くはありません。そのため、数あるエンジニアの仕事の中でも、理系経験者との知識差が少なめの分野です。

また、サーバーエンジニアの場合、技術力の高さ以上に正確性が求められます。ミスがあるとシステム全体が止まってしまうからです。ていねいに確認をし、間違いなく作業できる資質があれば、文理は関係ありません。

3. コミュニケーションも重視されるから

サーバーエンジニアは、客先に出向いてメンテナンスをしたり、打ち合わせをしたりすることも多いです。そのため、クライアントのレベルに合わせて説明するコミュニケーションも重視されます。

技術力を身に着けた上で、わかりやすく説明する能力があれば、サーバーエンジニアの武器になります。人と話をするのが得意な人ならば、挑戦する価値はあるでしょう。

文系サーバーエンジニアが身につけるべき7つの知識

それでは、文系のサーバーエンジニアが身につけるべき7つの知識・スキルについて解説します。

  • サーバー
  • ネットワーク
  • プログラミング
  • セキュリティ
  • サーバーOS
  • クラウド
  • コミュニケーションスキル

1. サーバー

サーバーエンジニアならばもちろん、サーバーに関する知識は付けましょう。

最初に身につけるべきなのは、運用・保守に関するスキル。若手や未経験者の場合、まずは保守業務に従事することが多いからです。

力がついてくれば、設計などさらに上流の工程を担うようになってきます。そのため、徐々に学んでいきましょう。

2. ネットワーク

ネットワークとはパソコンやサーバー、ストレージなどをケーブルや電波などで相互に接続して、情報をやりとりする仕組みのことです。

サーバーとネットワークはITインフラにおける2大分野なので、両方に精通した人材は重宝されます。

具体的には、機密情報を扱うサーバーを社内ネットワークからのみアクセス可能にしたいときなどに、サーバー・ネットワーク両方の知識が必要になります。

3. プログラミング

プログラミングの知識を身につけることもおすすめです。なぜなら、サーバーエンジニアの仕事効率化につながるだけでなく、プログラマーとしての道も開けるからです。

具体的には、以下の言語を習得すると良いでしょう。

  • Python:インフラ業務の自動化に使われる。Linux系OS(Red-Hat,Cent OS)によく利用されている
  • Ruby:サーバーサイドを開発する言語。楽しく学びやすい純国産言語。
  • Java:サーバーサイドを開発する言語。システム開発現場で広く用いられている。

どれも将来性や需要が大きい言語なので、まずは1つ仕事に関係あるものから勉強してみましょう。

4. セキュリティ

サーバー内には個人情報などの機密事項が多く含まれます。そのため、情報漏えいしないようにセキュリティ対策をするのもサーバーエンジニアの仕事です。

そもそもサーバーを攻撃されないように守るほか、万が一被害を受けたときに、できるだけ最小化したり、復旧を早くしたりする技術も求められます。

5. サーバーOS

まず必要なのは、サーバーOSに関する知識です。

OSとは、コンピュータを動かす土台となるソフトウェアのことです。
OSが行っていることは

  • キーボードやマウスからの入力を受け付ける
  • アプリケーションの起動、終了を管理する

など。

普段あなたが利用しているPC上でも、MacならMacOS、WindowsならWindows OSが動いています。

サーバーエンジニアが覚えるべきなのは、Linux(UNIX)やWindows Serverなど「サーバー用」のOS。サーバーの構築・運用時に操作する必要があります。

今までずっとWindowのPCを使ってきた人がMacを使うとうまく操作できないように、各OSの操作方法に慣れていなければ、スムーズに作業できません。
実際に操作しながら学んでいくとよいでしょう。

6. クラウド

IT業界ではクラウドの需要が高まっています。

これからサーバーエンジニアを続けるにも、別の分野に挑戦するにもクラウドの知識は必須となるでしょう。

クラウドサーバーとは、物理的なサーバーを置かずにインターネット上に作られたサーバーです。物理サーバーに比べて設計・管理にかかる人件費をおさえられることから、急速に人気が出ています。

サーバーがクラウド化している現在、エンジニアとして生き残るにはクラウドサーバーの知識が必須。早めに身につけるのをおすすめします。

7. コミュニケーションスキル

コミュニケーション能力は、どのようなキャリアでも役立ちます。エンジニアはチームで働くことがほとんどだからです。

サーバーエンジニアの場合、客先に出向いたり、コンピューターに詳しくない部署の人に説明したりする機会も多いです。そのため、噛み砕いて情報を伝えたり、相手の要望を汲み取ったりする能力も必要になります。

問題なく提案やプレゼンができるよう、最低限のコミュニケーションはできるようにしておきましょう。

文系からサーバーエンジニアを目指すステップ

文系で知識がない状態からサーバーエンジニアを目指すためのステップを解説します。未経験の方も、ぜひ参考にしてください。

  1. 本やWebサービスで概要を掴む
  2. 実際に構築してみる
  3. 実務経験を積む

1. 本やWebサービスで概要を掴む

まずは、本やWebサービスを活用してサーバーに関する知識の概要を掴みましょう。ここでは以下のような知識を身につけると良いでしょう。

  • サーバー
  • ネットワーク
  • サーバーOS

まずは、全体の仕組みを理解することが大切です。

2.実際に構築してみる

続いて、サーバーを構築してみましょう!実際にやってみることで、より理解が深まります。

企業に属していない場合は大規模なものは触れないかもしれません。それでも感覚を掴むことが大切です。

Linux入門講座では、中盤からLinuxの環境構築や操作手順を学べます。できる範囲で、サーバー構築を体験しておきましょう。

3.実務経験を積む

ステップ1~2を通して基本が身についたら、いよいよ実践です!

実務経験を積むには

  • クラウドソーシングサイトやエージェントを利用する
  • 知り合いやSNS経由で案件を探す
  • 就職する

などの方法があります。

文系サーバーエンジニア向けの資格

文系のサーバーエンジニアが実力をアピールするためには、資格をとるのも一つの手。そこで、サーバーエンジニアの業務に役立つ資格を系統別に紹介します。

  • クラウドサービス系
  • OS系
  • IT系

社内評価に有利に働きますのでぜひ資格を取得しておきましょう。

1. クラウドサービス系

クラウドサービス系の資格は、サーバーエンジニアやクラウドエンジニアとして仕事の幅を広げるのに効果的です。

  • AWS認定ソリューションアーキテクト
  • GCP-Google Cloud Certified
  • Microsoft Azure 認定試験
  • Alibaba Cloud 認定試験

など、それぞれのクラウドサービスごとに資格が用意されています。

自分がどのサービスについて学びたいかに合わせ、勉強すべき資格を決めてくださいね。

なお、AWSについて基礎から学びたい方は当メディアで提供するAWS Hacksがおすすめ。エンジニアスクールも運営する講師による、オンライン講座です。

クラウドサービスを生かしたエンジニアを目指す方を対象に、受講期間・質問回数が無制限の講座です。公式ページには参考動画もあるので、ぜひご覧ください。

2. サーバーOS系

サーバーエンジニアにとってサーバーOSの勉強は欠かせません。

代表的な資格は次の2つです。

  • LinuC(Linuxの資格)
  • MCP(Microsoft系の資格)

それぞれの資格で、難易度ごとでメニューがさらに分かれています。

サーバーに関するキャリアを進みたい方は、ぜひ取得していきましょう。

3. IT全般

ITに関する資格は、ITやWebに関するどのようなキャリアでも実力のアピールに使えます。

基本情報技術者試験や、その上位資格の応用情報技術者試験などが代表的な資格。

この2つは国家試験なので、能力を証明するのに特に効果的です。

将来どのようなキャリアに進んでも使えるよう、ITに関する資格について積極的に学びましょう。

AWS Hacksなら最速でプログラミング初心者を脱出できる

  • 初心者からAWSの基礎を学べる
  • 無期限の質問サポート付き
  • 買い切り型で受講期限も無制限