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【スキルアップ】デザイナー向け資格10選と勉強法を解説【未経験向け教材も紹介】

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これからデザインの仕事をしたいと思ったとき「デザイナーには、資格が必要なの?」と疑問に思う方もいませんか?

結論からお伝えすると、資格がなくてもデザイナーになれます!しかし、資格を取るメリットもあるんです。

そこで本記事では、デザイナー関連の資格について、以下の点をご紹介します。

  • 資格を取るメリット
  • デザイナーにおすすめの資格・検定
  • デザイナー関連の資格の勉強法

この記事を読むと、上記のことがすぐにわかりますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

デザイナーになるには資格は必要?

「デザイナーになるには資格は必要なの?」と気になっている方もいるかもしれません。

結論から言うと、資格がなくてもデザイナーになれます!なぜなら、法的に資格が必要な仕事ではないからです。

職業の中には、資格がなければ働けないものもありますよね。たとえば、医師や弁護士などです。しかし、デザイナーにはそのような法的制限がありません。

また、企業のデザイナーの採用情報でも、未経験者OKの求人があります。なので、資格がなくてもデザイナーとして就職したり、個人で仕事を受注したりもできるのです。

とは言え、デザイナーとして資格を取ることには、メリットもあります次の章で、そのメリットについてお伝えしていきますね。

▼未経験からデザイナーになる方法▼



【断言】未経験からデザイナーになるには3つのステップだけ意識すれば良い【30代からでもOK】

>>【30代もOK】未経験でデザイナーになるには?必要なスキル&おすすめの勉強方法を紹介

デザイナー関連の資格取得のメリット

デザイナーとして資格を取ることには、次の2つのメリットがあります。

  • デザイナーに必要な知識・スキルを体系的に学べる
  • 就職・転職時に知識やスキルがあることの証明になる

資格がなくてもデザイナーにはなれますが、仕事をする上でスキルは欠かせません。そのスキルをつけるときに、資格の学習が役立ちます。

検定試験の勉強をすると、デザイナーとして必要な知識・技術順序立てて学べるのです。

また、デザイナーとして就職・転職したい場合、資格を持っていると、スキルの証明ができます。

特に、デザイナー未経験や初心者のときは、提示できる実績も少ないです。なので、技術があることの裏付けとして、資格を取るのも良いでしょう。

デザイナーにおすすめの資格10選

デザイナーに役立つ知識や技術を身につけられる、おすすめの資格10選をご紹介します。

  1. 色彩検定
  2. カラーコーディネーター検定試験
  3. Illustratorクリエイター能力検定試験
  4. Photoshopクリエイター能力検定試験
  5. アドビ認定アソシエイト(ACA)
  6. アドビ認定エキスパート(ACE)
  7. ウェブデザイン技能検定
  8. Webデザイナー検定
  9. WEBクリエイター能力認定試験
  10. DTP検定

それぞれの資格について、詳しく見ていきましょう。

【デザイナーにおすすめの資格1】色彩検定

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース 1級・2級・3級・UC級
実施時期 年2回(夏期・冬期)
試験形式 ・マークシート(一部記述式)
・1級のみ2次試験あり(記述式・一部実技)
合格基準 満点の70%前後
主催 公益社団法人 色彩検定協会

色彩検定は、色に関するスキルを認定する資格です。文部科学省後援の検定で、カラーコーディネート系の中で人気の資格の1つ。

色相環や配色など、色の知識や理論を基礎から学ぶことができます。

そのため、Webデザイナーやファッションデザイナーなど、幅広い業種で役に立つスキルが身につく資格です。

【デザイナーにおすすめの資格2】カラーコーディネーター検定試験

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース アドバンス・スタンダード
実施時期 年2回(6月・12月)
試験形式 マークシート
合格基準 100点満点中70点以上
主催 東京商工会議所

カラーコーディネーター検定も、色に関する資格で、色彩検定と並んでポピュラーなものです。

色彩検定よりも少し工業寄りの内容ですが、色の性質などを体系的に学べる点は変わりません。

なので、Webデザイナーはもちろん、建築デザイナーなど幅広い職業に活かすことができます。

【デザイナーにおすすめの資格3】Illustratorクリエイター能力検定試験

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース エキスパート・スタンダード
実施時期 随時
試験形式 コンピュータ試験
合格基準 ・知識・実技:得点率65%以上
・実践問題:得点率70%以上
主催 株式会社サーティファイ 認定試験事務局

Illustratorクリエイター能力検定試験は、Illustratorを扱う技術を認定する資格です。

白紙の新規ファイルの状態から、コンテンツ・作品を作り上げるという実践的な試験が特徴的。そのため、図の作成・編集など、Illustratorの基本操作のスキルが必須となります。

また、指示内容を正しく理解する能力と、要望を満たすようなデザインを作る問題解決能力も必要です。

コースは、スタンダードとエキスパートの2種類があり、エキスパートでは実技に加えて知識も求められます。

【デザイナーにおすすめの資格4】Photoshopクリエイター能力検定試験

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース エキスパート・スタンダード
実施時期 随時
試験形式 コンピュータ試験
合格基準 ・知識・実技:得点率65%以上
・実践問題:得点率70%以上
主催 株式会社サーティファイ 認定試験事務局

Photoshopクリエイター能力検定試験は、Photoshopを扱う技術を認定する資格です。

白紙の新規ファイルの状態から、作品を作り上げるという実践的な試験を行います。そのため、色調補正や画像の編集など、Photoshopの基本操作のスキルが必須です。

また、課題内容を正しく読み解く理解力と、指示に応じたデザインを作る問題解決能力も欠かせません。

コースは、スタンダードとエキスパートの2種類があり、エキスパートでは実技に加えて知識も求められます。

【デザイナーにおすすめの資格5】アドビ認定アソシエイト(ACA)

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース ・Adobe Photoshop CC
・Adobe Photoshop CS6
・Adobe Illustrator CC
実施時期 随時
試験形式 コンピュータ試験(CBT形式)
合格基準 得点率70%前後
主催 アドビ システムズ 株式会社

アドビ認定アソシエイトは、PhotoshopIllustrator基本的な操作ができることを認める資格です。アドビ社認定で、取得した資格は世界共通で適用される点が特徴的。

初級レベルの試験内容となっているため、比較的取得しやすいのも魅力です。

【デザイナーにおすすめの資格6】アドビ認定エキスパート(ACE)

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース
実施時期 随時
試験形式 コンピュータ試験
合格基準 得点率70%前後
主催 アドビ システムズ 株式会社

アドビ認定エキスパートは、PhotoshopIllustratorについて専門的なスキルがあることを認める資格。前述のアドビ認定アソシエイトと同様、アドビ社の試験です。

アドビ認定アソシエイトよりも難しいため、合格には高い能力を求められます。その分、取得すると就職・転職時に、技術をアピールしやすくなるでしょう。

【デザイナーにおすすめの資格7】ウェブデザイン技能検定

受験資格 【1級】7年以上の実務経験・その他
【2級】・3級合格
・2年以上の実務経験
・協会指定科目を修了(大学または職業訓練)・その他
【3級】Webの業務に従事中・従事予定
級・コース 1級・2級・3級
実施時期 年4回
試験形式 学科(マークシート)・実技
合格基準 100点満点中70点以上
主催 特定非営利活動法人 インターネットスキル認定普及協会

ウェブデザイン技能検定は、Webデザインに関する知識・技術を問う試験です。Webデザイン系の検定の中で、人気のある資格。

ウェブデザイン技能検定は、厚生労働省の指定にもとづく国家検定制度という点が、大きな特徴になります。国家検定制度とは、技術やスキルを評価する、国の制度です。

そのためか、1・2級には受験資格の設定もあり、ハードルは少し高くなっています。ただ、3級受験には実務経験が必要ありません。

デザイン関係の国家検定を受けたい方は、まずウェブデザイン技能検定の3級から挑戦してみてはいかがでしょうか。

【デザイナーにおすすめの資格8】Webデザイナー検定

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース エキスパート・ベーシック
実施時期 年2回
試験形式 マークシート
合格基準 100点満点中70点
主催 公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)

Webデザイナー検定は、文部科学省後援の資格です。内容は、Webデザインに関する知識が問われる筆記試験となっています。

Webデザイン系の検定の中では、ウェブデザイン技能検定と並んで人気のある資格。Webデザイナーの他、Webディレクターなどにも役立つ知識を身につけられます。

【デザイナーにおすすめの資格9】WEBクリエイター能力認定試験

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース エキスパート・スタンダード
実施時期 随時
試験形式 コンピュータ試験
合格基準 得点率65%以上
主催 株式会社サーティファイ 認定試験事務局

WEBクリエイター能力認定試験は、実際にコードを書いてWebページを制作する試験となっています。

そのため、デザインだけではなく、コーディングの知識が必要となる資格です。

【デザイナーにおすすめの資格10】DTP検定

受験資格 なし(誰でも受験可能)
級・コース ディレクション・ビジネス
実施時期 随時
試験形式 コンピュータ試験(CBT方式)
合格基準 正解率70%以上
主催 株式会社ボーンデジタル

DTP検定は、出版・印刷物などのデザインについて、センスや技術を認定する資格です。

企画・編集向けのディレクションコースと、営業等に向けたビジネスコースの2つがあります。

デザイナーに役立つ資格を取るための勉強方法3選

デザイナーに役立つ資格を取るための学習方法は、主に次の3つです。

  1. 本・書籍
  2. Webサイト
  3. オンラインスクール・講座・通信教育

それぞれの勉強方法について、以下で詳しく見ていきましょう。

【デザイナー関連の資格の勉強方法1】本・書籍

資格を取るための勉強法としては、まず本で独学する方法があります。

独学のメリットは、自分のペースで進められること。一方で、本だけではわかりづらく、1人なので挫折しやすい点がデメリットです。

書籍で勉強する場合、たとえば以下のような本があります。

資格 書籍名
色彩検定 色彩検定 公式テキスト 3級編 (2020年改訂版)
Illustratorクリエイター能力検定試験 IllustratorクイックマスターCC Windows&Mac
Photoshopクリエイター能力検定試験 PhotoshopクイックマスターCC Windows&Mac

検定の主催団体が発行している公式テキストや、多くの人から高評価を得ている参考書・問題集だと安心ですね。

購入時の注意点は、最新版の書籍を買うことです。改訂前の古いテキストだと、現在の試験内容と合わないことがあるため、気をつけましょう。

【デザイナー関連の資格の勉強方法2】Webサイト

デザイナー関連の資格を取るには、Webサイトで勉強する方法もあります。無料で閲覧できるホームページも多く、ネット回線さえあれば、費用がかからない点がメリットです。

ただし、サイトの閲覧は基本的に独学となります。そのため、本で学ぶのと同様に、わからないと挫折してしまうことがデメリットです。

インターネットで学ぶには、たとえば以下のようなサイトがあります。

資格によっては上記のように、公式サイトで練習問題や過去問が公開されている場合もあります。Webで勉強する場合は、そのようなものを活用すると良いでしょう。

なぜなら、古い情報が掲載されているサイトもあるからです。Webには情報を更新する義務がない上、書籍と違って改訂などもありません。

サイトで学ぶ場合は、更新日運営元などに気をつけて見てみましょう。

【デザイナー関連の資格の勉強方法3】オンラインスクール・講座・通信教育

デザイナーの勉強をするには、オンラインスクールや講座で学ぶ方法もあります。他の学習方法で独学するより、最初に講座を受けるのが断然おすすめです。

本やWebサイトで調べても、1人ではわかりにくいこともありますよね。その点、講師に教えてもらうと、不明な点はすぐに聞けて効率的に勉強できます。

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PhotoshopやIllustratorなど、デザイナーに必須のスキルをまとめて学べるのも良いところです。

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