「コンテンツ販売に興味があるけど、作り方がわからない」
「どのジャンルを選べばいいんだろう」
「本当に儲かるのか不安」
このような悩みにお答えしていきます。
コンテンツ販売は初期投資の少なさなどから、副業としても注目を集めているビジネスです。しかし、初心者からするとどうやって商品を作ればいいのかわからないですよね。
そこでこの記事では、商材の作り方を5つのステップでわかりやすく解説していきます。
- ジャンルを決める
- 商品の構成を考える
- コンテンツをまとめる
- どこで売るのかを決める
- 集客&改善していく
さらに、儲かる商品を作るコツも紹介します。最後まで読めば、コンテンツ販売の成功率が大幅にアップするはずです、ぜひ参考にしてみてください。
【コンテンツ販売】作り方1:ジャンルを決める
まずは、どのジャンルにするかを決めるのが第1ステップです。3つのポイントにわけて解説していきます。
- 自分の経験を活かせる
- 悩んでいる人が多い
- 専門書籍がある
売れるジャンルを見つけられれば、コンテンツは最小限のエネルギーで売れていきます。ぜひ、自分に適したものを選ぶ参考にしてみてください。
1.自分の経験を活かせる
ジャンルを決めるベストな方法は、自分の経験を活かせる得意分野を選ぶことです。すでに知識があるので効率的にコンテンツ作成ができますし、経験者ならではの意見には説得力があります。
たとえば、以下のような経験があればチャンスです。
- 有名大学の受験に合格
- 留学して現地で就職
- 難関資格の取得
自分自身では変わった経験ではないと思っていても、意外と他の人の役に立つケースは多いです。まずは、これまで経験したことを書き出してみてください。
2.悩んでいる人が多い
悩んでいる人が多い分野を狙うのも、ジャンル選定のポイントです。お金を払ってでも悩みを解決したい人が一定数いるので、コンテンツが売れやすくなります。
具体的には、以下のような分野です。
- お金:副業・借金・節約
- 健康:美容:ダイエット
- 人間関係:職場・恋愛
- 将来について:結婚・転職
特に売りやすいのは、お金のジャンルでしょう。トレンドや生活様式に移り変わりがあるので、需要がなくなることはありません。たとえば、スマホの普及でSNSに絡めたビジネスについてのコンテンツが売れるようになったのがよい例です。
どのような悩みを選べばいいのか決められない人は、自分が困っていることをヒントにしてみてください。
3.専門書籍がある
専門書籍をチェックしてみるのも、おすすめのリサーチ方法です。専門書籍があるジャンルは、出版社が手間をかけて販売するほど世の中に需要がある分野だと言えます。
また、コンテンツを作るなら、書籍を参考にするのがおすすめです。ネット上で集めた情報ばかりでは、他の商材と差別化できないからです。
オリジナルのコンテンツを作成するためにも、専門書籍もぜひ参考にしてみてください。売れる商材が作れれば、書籍代はすぐに回収できます。
【コンテンツ販売】作り方2:商品の構成を考える
ジャンルを決めたら、どのような商品にするかを考えて行きましょう。構成の作り方について5つの項目で解説していきます。
- ターゲットを設定する
- ターゲットの悩みを調査する
- 類似する商材をチェックする
- コンテンツの種類を決める
- 商材の内容を決める
売れる商材を作るための重要なステップです。ぜひ、参考にしてみてください。
1.ターゲットを設定する
コンテンツのジャンルを決めたら、ターゲットを設定しましょう。
たとえばダイエット系の商材を販売しようとするとき、以下のようにそれぞれの属性に合う商材は異なります。
- 20代男性、日中は力仕事中心
- 40代女性、主婦で日中はほとんど家にいる
- 10代女性、とにかく痩せたい願望がある
すべての人々に当てはまる商材を作ろうとすると、誰のためにもならないコンテンツになってしまいます。
また、ターゲットの設定では、詳しい人物像についても考えることが必要です。ダイエットの例でいうと「ヘルシーな食事」について作成する際、人物像によって必要としている情報は異なります。
- 外食ばかりの人・・・コンビニでも買えるヘルシー食品が知りたい
- 料理が得意な人・・・ダイエットを感じさせない、ヘルシーで美味しい料理を作りたい
- 時間がない忙しい人・・・簡単に作れるヘルシー料理の作り方が知りたい
ターゲットを設定する際は、年齢・性別だけでなく、その人のライフスタイルや家族構成まで詳しく設定すると需要のあるコンテンツを作れます。
2.ターゲットの悩みを調査する
コンテンツは販売は、悩みを解決する内容にすることが重要です。
まずは、ユーザーがどんな悩みを抱えているのかチェックしてみてください。おすすめの方法はYahoo!知恵袋を参考にすることです。
たとえば「ダイエット方法」についてのコンテンツを作るとします。Yahoo!知恵袋で「ダイエット」と検索し、閲覧数順で見てみると、
- 「ダイエットのモチベーションが続かない」
- 「顔だけ痩せる方法が知りたい」
- 「運動してもやせない」
という悩みが上位に見られました。ここから、ダイエットのモチベーションを上げるマインドの育て方や部分痩せの方法、運動しなくても痩せる方法などの商材は需要があるのでは、と推測できますね。
ダイエットはほんの1例ですが、作ろうと思っているコンテンツについて他の人がどんな悩みを抱えているのか検索することは、売れる商材を作る重要なヒントになります。
3.類似する商材をチェックする
競合のチェックも、売れる商材を作るためには必要不可欠です。すでに類似するコンテンツが豊富に販売されている場合、ユーザーに購入してもらうハードルが高くなってしまいます。
情報商材をメインに取り扱うプラットフォームで無料会員登録し、類似商品をチェックしてみましょう。例えば、
などは無料会員登録できるので、リサーチに利用してみてください。資金に余裕があるなら、人気のある競合商材をいくつか購入してみると作成時の参考にもなるでしょう。
4.コンテンツの種類を決める
コンテンツ販売できる種類は、大きく分けて4つあります。
- テキストコンテンツ
- 動画コンテンツ
- 音声コンテンツ
- オンラインセミナー
販売したい商材により、適した種類は異なります。例えば、忙しい人向けなら通勤・通学時間にも学べるテキストや音声を選ぶとユーザーの利便性を高められます。
コンテンツの種類は1つだけではなく組み合わせることも可能です。説明が長くなるときや映像でみたほうがわかりやすいときは動画コンテンツを利用したり、希望者に向けてオンラインセミナーを開催したりすることもできます。
さまざまな方法を考え、最適なコンテンツを選んでみてください。
5.商材の内容を決める
いよいよ、商材の内容を決めていきましょう。
盛り込みたい内容が多い場合、マインドマップを使うとまとめやすくなります。まずは構成を作り、ユーザーにとってわかりやすいかどうかしっかり検討してみてください。身近な人に見てもらい、感想を聞くのも良いでしょう。
自分ではわかりやすいと思っていても、第三者には伝わりにくい場合もあります。ユーザー目線に立ち、内容がわかりやすいかどうか、情報に過不足はないかなどを検討することが大切です。
【コンテンツ販売】作り方3:コンテンツをまとめる
構成が決まったら、コンテンツをまとめていきます。こちらでは、種類別にまとめ方を解説していきます。
- テキスト
- 動画
- 音声
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.テキスト
テキストコンテンツは、文字がメインになります。ブログ記事を書いて有料にしたり、メルマガを配信したりするのもテキストコンテンツの1つです。
最もメジャーなのは、PDFでしょう。PDF資料にしておけば、さまざまなプラットフォームへの出品が簡単にできます。
PDFにするには、
- Wordで文章を作成する
- PDFに変換する
たった2ステップで完了するので、手軽に資料の作成が可能です。必要に応じてグラフや画像を入れて見やすさも気にしてみてください。
2.動画
動画コンテンツの作成は、YouTubeやVimeoなどを利用すると簡単です。顔出ししなくてもスライドを表示させて動画を作成することが可能です。
PDFよりも早く作成ができることや、声で伝えられるのでニュアンスが伝わりやすいことなど、動画コンテンツのメリットはたくさんあります。
また、動画を利用することでクオリティが高いコンテンツになるため、テキストのみの商材よりも価格を上げやすいでしょう。
動画編集のスキルに自信のない方は、弊社が提供する「Movie Hacks」がおすすめです。現役の動画編集者として活躍している講師から、体系的に学べます。コンテンツの質を高めるためにも、ぜひ受講を検討してみてください。
3.音声
音声コンテンツは、近年需要が高まっています。特に忙しい人にとって、ながら聴きができる音声コンテンツなら、勉強する時間を確保しやすいメリットがあります。
音声コンテンツは、Standfmやポッドキャストなど、配信できる媒体がたくさんあります。パソコンで音声を収録してアップロードすれば、さまざまな媒体で同時に配信することが可能です。
音声配信用のプラットフォームが増えてきているので、新たにコンテンツ販売を始めるなら音声コンテンツを上手く取り入れると、他の教材と差別化できるでしょう。
【コンテンツ販売】作り方4:どこで売るのかを決める
どこで売るかも、大切な販売戦略です。主に3通りの販売方法があります。
- プラットフォーム
- ネットショップ
- ブログやメルマガ
どちらの方法を利用して販売するのか、検討するのにお役立てください。
1.プラットフォーム
初心者にも安心の販売方法が、プラットフォームの利用です。手数料はかかりますが、ユーザーが多いサイトを利用すれば購入してもらえる可能性が高まります。
コンテンツを販売できるプラットフォームは数が豊富にあります。代表的なものは、以下の通りです。
「売れるようになったら価格を上げていきたい」「ゆくゆくは自分のサイトで販売していきたい」など、目的に合わせてプラットフォームを選んでください。
なお、プラットフォームの選び方は関連記事「【厳選】コンテンツ販売プラットフォーム9選!3つの選び方も徹底解説」にてより詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
【厳選】コンテンツ販売プラットフォーム9選!3つの選び方も徹底解説
2.ネットショップ
コンテンツにブランド性やストーリー性を作りたい場合、ネットショップでの販売がおすすめです。
BASEやSTORESなどのサービスを利用すれば、サイト構築の知識がなくても手軽にネットショップを開設できます。また、SEOに強いので、ユーザーの検索による集客が見込めるのも魅力です。
ただし、類似した競合商品が集まりやすい傾向にあるので、価格競争に巻き込まれやすい点はデメリットです。
2.ブログやメルマガ
自分の持つブログやメルマガ・LINEなどを利用して販売する方法もあります。手数料がかからないので、売れた分はそのまま自分の手元に入ってくるのが利点です。
利益率をより高めたいなら、決済サービスはStripeの導入を推奨します。気になる方は、関連記事「コンテンツ販売の決済サービスはStripe一択!7つの理由や選ぶポイントを解説」をあわせてご確認ください。
コンテンツ販売の決済サービスはStripe一択!7つの理由や選ぶポイントを解説
ただし、ブログやメルマガでの販売では、高い集客力が求められるので注意が必要です。
【コンテンツ販売】作り方5:集客&改善していく
作成して販売したら終了ではありません。売れるために大切な作業が2つあります。
- ブログやSNSを利用して告知していく
- アンケートを取りコンテンツを改善する
順番に詳しく解説していきます。
1.ブログやSNSを利用して告知していく
コンテンツ販売は、待っているだけで売れるほど甘い世界ではありません。数あるコンテンツの中から自分の商材を見つけてもらうには、宣伝が必要です。
SNSやブログを駆使して、可能な限り告知をしてください。資金に余裕があるなら、有料の広告を利用して販促してみてもよいでしょう。
集客力を伸ばすコツは、関連記事「【保存版】コンテンツ販売で有効な5つの集客方法とは!伸ばすための5つのコツも徹底解説」にて紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
【保存版】コンテンツ販売で有効な9つの集客方法とは!伸ばすための9つのコツも徹底解説
2.アンケートを取りコンテンツを改善する
商品が売れたら、アンケートを取ってください。商品の満足度や、どのようなコンテンツを必要としているのか、生の声が聞けるので参考になります。
アンケートを取るのが難しければ、口コミやSNSで感想を探すのも方法の1つです。
続いて、集計したアンケートの内容を反映してコンテンツを改善してください。Webのコンテンツは、書籍と違い修正できるのがメリットです。強みを最大限に活かして、顧客満足度を上げていきましょう。
コンテンツ販売で儲かる商品を作る3つのポイント
儲かる商品を作るには3つの秘訣があります。
- 商品の強みや独自性を明確にする
- 無料と有料のもの両方を用意する
- 詐欺に該当しないよう対策する
しっかりと収益を出すためにも、事前に把握しておきましょう。
1.商品の強みや独自性を明確にする
世の中には様々なコンテンツで溢れています。そのため、あなたの商品の強みや独自性がユーザーにはっきりと伝わらなくては売れません。
おすすめの方法は、専門特化と掛け合わせです。たとえば、婚活についてのコンテンツはすでに豊富な種類が販売されています。
しかし、もし「年収300万円以下の婚活戦略」や「確実に公務員と結婚するメソッド」など、専門特化ができれば売れる可能性は大幅に上昇します。
また、掛け合わせは「婚活×進化心理学」「婚活×マーケティング」など、斬新さをアピールするのに効果的です。
あなたが作るからこその圧倒的な強みがあれば、差別化に成功した儲かる商品が作れます。
2.無料と有料のもの両方を用意する
意外かもしれませんが、コンテンツ販売では無料と有料のもの両方を用意するのが秘訣です。
無料コンテンツは認知度向上と、集客力の強化につながります。そのため、そのため、無料配布とはいえクオリティの高い有益なものを作らなければいけません。
無料コンテンツの内容が優れていれば、ユーザーを有料コンテンツ購入への誘導が可能です。有料コンテンツはさらに種類や内容を充実させ、無料コンテンツと差別化できるものにしてください。
ただし、無料コンテンツはブログやSNSを活用して宣伝していく必要があります。手間はかかりますが、収益アップにつながると割り切って注力してください。
3.詐欺に該当しないよう対策する
販売したコンテンツが詐欺に該当してしまうと、大きな損失をこうむります。
そもそもコンテンツ販売は、いわば情報商材です。世間的には悪いイメージが広がっています。そのため、購入後に「価値がない商品」だと判断されればクレームに繋がる危険性が高いです。
具体的な対策として、以下の3点を意識してください。
- 誇大広告をしない
- 不適切な勧誘をしない
- 特定商取引法に基づく表記する
詳しくは、関連記事「コンテンツ販売で詐欺に該当する3つのケースとは?トラブルを避けるための対策7選も解説」にて解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
コンテンツ販売で詐欺に該当する3つのケースとは?トラブルを避けるための対策7選も解説
また、コンテンツ販売を始めるにあたって重要なのは、お金を増やすための考え方や情報収集力です。
これからコンテンツ販売で稼いでいきたい!と考えている方は、別記事の「真面目」でも「頭がいい人」でもお金持ちになれないたった1つの理由」をお読みください。