「YouTuberになるなら三脚は必要?」
「撮影するのにどんな三脚がおすすめ?」
YouTuberならば、動画のみやすさにはこだわりたいもの。手振れだらけの動画では、視聴者が離脱してしまいます。机などに固定してカメラを使っていると、取りたい高さや角度に調節するのも難しくてイライラしてしまいますよね…!
そこでこの記事では、
- YouTuberに三脚は必要?
- 三脚を使うメリット
- 選ぶときのポイント
- おすすめの三脚
などをご紹介します。
ぜひ、参考にしてください!
YouTuberに三脚は必要?
クオリティの高い動画を出すためには、早めに三脚を揃えた方がいいでしょう。
スマホもしくはカメラどちらで撮影する場合にも、三脚があるだけで見やすさが格段に上がります。
ブレがなくなるため、iPhoneでも綺麗な動画を作ることも可能です。三脚を導入する前はそこまでわかっていなかったですが、好きな位置で固定できるのはすごく快適ですよ!
いくら面白かったりためになったりする動画をアップしても、見にくいと視聴者はすぐに離れていってしまいますよね。
YouTuberとして活躍するには、三脚がマストです!
YouTuberが三脚を使う3つのメリット
それでは、具体的にYouTuberが三脚を使うことでどんなメリットが得られるのか、3つご紹介します。
- 手振れを抑えられる
- カメラを固定できる
- 撮りたい構図をキープできる
【メリット1】手振れを抑えられる
三脚を使用することで手振れを軽減できるというメリットがあります。手振れは、動画の見やすさを大きく左右する要素です。
最近のカメラは手振れ補正が優れていて、比較的ブレが少ない見やすい動画が撮影できます。ただ、それだけでは限界があり、素人が撮った映像はどうしても見づらくなるのも事実です。
三脚を使うことで、ブレを無くすことができて動画の質があがるので、視聴されやすくもなります。
【メリット2】カメラを固定できる
2つ目のメリットは、三脚があることでカメラを固定することができることです。1人で撮影するときに自撮りをしたい場合や、全身を写したい場合などありますよね。
手で自撮りをしたり、自撮り棒で全身を映したりするのは限界があります。
三脚で、カメラを固定することで撮りたい動画を自由に撮影することができるのです。
また、自分以外の何かを撮るときでも、固定することで両手が空くので撮影以外のことにも集中できます。
【メリット3】撮りたい構図をキープできる
三脚があれば撮りたい構図をキープできるというのも大きなメリットです。動画を撮るときに、良い構図を見つけたらキープすることができますね。
手で撮ろうとすると、どうしても動いてしまって綺麗に撮影できない場合もあります。また、長時間の撮影をしたいときも同じ構図で撮り続けることができるでしょう。
YouTuberが三脚を選ぶ6つのポイント
続いては、YouTuberが三脚を選ぶときの6つのポイントをご紹介します。
- 三脚の高さ
- 耐荷重
- 三脚の重さ
- 水準器
- クイックシュー
- オイルフリュード
【ポイント1】三脚の高さ
1つ目のポイントは、三脚の高さです。高さは用途によって、必要なものが異なります。
室内で座って撮影する場合はそれほど高いものは必要ありませんが、立っている人の全身を撮りたい場合なら、それだけの高さが必要です。
どんな構図で動画を撮りたいのか、どんな用途で使うのかを考え状況に合った三脚を選びましょう。
【ポイント2】耐荷重
三脚は耐荷重が決まっているので、自分が使うカメラの重さを確認することが大切になります。三脚の耐えられる重さを超えると使用できないので注意してください。
重さについては、カメラとぴったり同じではなく、少し余裕を持ったものを選ぶといいでしょう。
というのも、風が吹いたり足場が悪かったりすると、三脚が倒れてしまう場合もあるからです。
カメラを安全に使用するためにも、使用する機材より耐荷重が重く設定されている三脚を選びましょう。
【ポイント3】三脚の重さ
三脚を持ち歩く場合には、本体の重さも考える必要があります。
車などで移動できる場合は問題ありませんが、撮影する場所まで三脚を持ち歩くことは多いですよね。
軽いと持ち運びはしやすいが、安定感がなくて高さが低い場合も多いです。かと言ってあまりに重いものは、持ち運びにくく手軽に撮影ができないでしょう。
軽すぎるものではなく、高さや安定感はあるけど重すぎない、というバランスのいいものを選ぶといいですね。
【ポイント4】水準器
水準器は三脚が水平になっているかを確認できるものです。
最近はカメラに水平かどうかを表示させる機能があるので、そこまで必要なものではありません。
もしカメラで水平かどうかわからない場合などは、水準器が付いているものを選ぶと安心ですね。
【ポイント5】クイックシュー
クイックシューは、カメラと三脚の間にあるものです。これがあると、カメラを三脚に取り付けたり外したりが楽になります。
撮影準備に時間がかかったり苦労したりするのは避けたいですよね。最近の三脚にはだいたいついていますが、念のため確認するといいでしょう。
【ポイント6】オイルフリュード
オイルフリュードとは三脚のヘッドをスムーズに動かす機能です。ビデオ用三脚で「オイルフリュード搭載」と書いているものについています。
動きのある動画を撮りたい時には必須アイテムです。
【注意】動画と写真で違う三脚を選ぶべき
三脚には、動画用と写真用で2種類あります。動画と写真では、三脚に求める要素も違うので、余裕があれば別々のものを使うのがおすすめ。
主な違いは、雲台(うんだい)にあります。雲台というのは、三脚上部にあるカメラをのせる部分のことです。
写真用の三脚は、カメラをしっかりと固定することが目的なので、雲台をネジやハンドルレバーで締めて動かないような仕組みになっています。
逆に動画では、人物や対象物を追いかけて首を振りながら撮影することがありますよね。そのため、雲台にオイルが入っていてカメラを上下左右にスムーズに動かせるようにしています。
それにより、固定しながらブレの少ない動画を撮影することができます。
動画用の三脚を見分ける目印は、カメラの向きを操作するための、ハンドル棒が付いていること。
常に一定の構図で動かす必要がない場合は、写真用の三脚でも動画を撮り始めることはできます。しかし、動きが必要な場合は動画用が使いやすいです!
これも、用途に合わせて自分に必要なものを選びましょう。
スマホ用三脚を選ぶ3つのポイント
スマホを使って動画を撮る場合、自撮り棒を使うかスマホを台の上に置いて撮影している人もいるでしょう。台の上に置いている場合、アングルから外れてしまうので撮影中ほとんど定位置から動けませんよね。また、自撮り棒を使うと手振れしたり、腕が痛くなったりすることもあるでしょう。
安定した画像を撮影するためには、スマホを固定する必要があります。固定するには、三脚を使うのが確実な方法です。
スマホ用三脚は価格もタイプも様々なので、どれを選べば良いか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
選ぶポイントは3つ。
- 脚のタイプで選ぶ
- 使いやすさで選ぶ
- 耐久性で選ぶ
それぞれのポイントについて解説しますので、三脚を選ぶ際の参考にしてみてください。
【ポイント1】脚のタイプで選ぶ
スマホ用三脚には脚がまっすぐなスタンダードタイプと、くねくね曲がるフレキシブルタイプがあります。
スタンダードタイプの三脚は、脚を最大に伸ばした状態でも安定した画像が撮れ、高さ調節も可能です。しかし、地面がデコボコした場所では倒れてしまう危険性があるため、平らな場所での撮影に向いています。
フレキシブルタイプは撮影する状況に合わせて脚を自由に曲げられるので、デコボコした地面の上でも設置可能です。
地面だけでなく手すりや木の枝に脚を巻きつけて撮影したり、手で持って角度を変えながら撮影したり、フレキシブルタイプは自由な使い方ができます。
【ポイント2】使いやすさで選ぶ
使いやすさでチェックしたいのは、スマホホルダーです。
カバーを付けた状態でホルダーに取りつけられるかチェックしましょう。スマホのサイズには対応していてもカバーを外さないと取りつけられない場合があるからです。
三脚を選ぶ際には、スマホカバーの幅も考慮して購入しましょう。
【ポイント3】耐久性で選ぶ
三脚は、脚を伸ばして使用し収納する際には折りたたみますよね。撮影の度に伸縮させるため、壊れにくいものを選ぶことが重要です。
特にフレキシブルタイプの場合は、スタンダードタイプより脚を動かす頻度が高いため、耐久性のチェックは欠かせません。フレキシブルタイプの三脚を選ぶ場合には、口コミやレビュー確認し脚が壊れにくいものを選びましょう。
スマホ用おすすめ三脚3選
それでは、具体的におすすめのスマホ用の三脚を3つご紹介します。
- Manfrotto COMPACTライト三脚 フォトキット
- エレコム Bluetooth自撮り棒(P-SSBTRBK)
- Manfrotto PIXI ミニ三脚 ブラック +スマートフォン用三脚アダプター
【おすすめ1】Manfrotto COMPACTライト三脚 フォトキット
最大高 | 131cm |
最低身長 | 39.8cm |
最大荷重 | 2kg |
商品重量 | 840g |
価格(税込) | 6,600円(Manfrotto ) |
世界的な三脚メーカーとして有名なManfrotto(マンフロット)の製品です。
ボール雲台を付属した同シリーズの中で最も軽く、スマホを取り付けるためのアダプターMCLAMPと三脚とがキットになっています。
軽さ、性能、コストパフォーマンスの良さでおすすめのモデルです。
重量は840g、最大耐荷重は2kgで、スマホのほかデジカメから一眼レフにまで対応できます。
【おすすめ2】エレコム Bluetooth自撮り棒(P-SSBTRBK)
最大高 | 51cm |
最低身長 | 13cm |
最大荷重 | – |
商品重量 | 自撮り棒:約100g(電池含)三脚:約122g |
価格(税込) | 1,955円(amazon) |
エレコムのBluetooth自撮り棒(P-SSBTRBK)は、自撮りだけでなく、付属の脚を取り付ければ三脚としても使用可能です。
ホルダーはスマホを傷つけにくく、しっかりとホールドできるシリコン素材のスマホホルダー。
挟み幅5.5cm~8.5cmのスマホに対応しており、縦撮り・横撮り・斜め撮りの可能な回転式となっています。
スティックは最大約45cmまで伸長し、使用しない時には約13cmと持ち運びがしやすいのも特徴です。
三脚として使用する場合は、最大51㎝まで伸ばせます。
スティック部分には取り外し可能なBluetooth対応のワイヤレスリモコンがあり、手元からスマホのシャッターが切れます。
【おすすめ3】Manfrotto PIXI ミニ三脚 ブラック +スマートフォン用三脚アダプター
最伸長 | 21cm |
格納長 | 26cm |
最大荷重 | 1kg |
商品重量 | 221g |
価格(税込) | 3,811円(amazon) |
Manfrottoのミニ三脚 PIXI Smart スマートフォンアダプターキットは、自撮り棒のような軽さが特徴です。
小型で持ち運びやすい三脚に、スマホアダプターがセットされた製品となっています。
ミニ三脚はスマホの固定以外にも使用可能です。脚をたたみ、グリップとして手に持ちながら撮影することもできます。
三脚についた赤いボタンを押せば、簡単に角度調整することができます。
装着も簡単でスピーディーに行えるので、スマホで撮影をしたい方にはおすすめです。
ビデオカメラ用おすすめ三脚3選
次に、ビデオカメラ用のおすすめの三脚を3つご紹介します。
- SONY リモコン三脚 VCT-VPR1
- ベルボン ビデオ三脚 DV-538
- Panasonic 標準三脚 VW-CT45
【おすすめ1】SONY リモコン三脚 VCT-VPR1
最伸長 | 146cm |
開脚時最低身長 | 48cm |
重量制限 | 4kg |
商品重量 | 1.3kg |
価格(税込) | 13,500円(amazon) |
手振れを防止して撮影の自由度を上げる、リモコンを搭載したビデオカメラ用の三脚です。
マルチ端子に対応したケーブルも付属していて、ソニー製ビデオカメラユーザーに特におすすめのモデル。
3WAYオイルフリュードの雲台により、カメラの位置をスムーズに動かすことができます。
キャリングケース付で持ち運びに便利なほか、クイックシューや水準器を搭載しているなど機能性に優れているのも特徴です。
リモコンを使用したい場合は、所有のビデオカメラが対応しているかを確認しましょう。
【おすすめ2】Velbon(ベルボン) ビデオ用三脚 DV-538N
最伸長 | 172cm |
開脚時最低身長 | 26.6cm |
重量制限 | 2.5kg |
商品重量 | 2.2kg |
価格(税込) | 29,800円(amazon) |
シンプルで軽量なワンピース構造ボディを採用したビデオカメラ用三脚です。
脚の伸縮操作はレバーロック式で、すばやくセッティングとロック状態を確認することができます。
野鳥の観察など地面が不安定な場所で使用するのにもおすすめできるモデルです。
雲台はオイルフリュードで滑らかな動きが可能。
水準器も搭載していて、しっかりと水平を確認できるのもおすすめのポイントとなっています。
【おすすめ3】Gyue 三脚 170cm 軽量 コンパクト 3WAY雲台
最伸長 | 170cm |
開脚時最低身長 | 60cm |
重量制限 | 5kg |
商品重量 | 1.43kg |
価格(税込) | 4,280円(amazon) |
高さ60cmから最高170cmまで4段階切り替えができるため、様々なシーンで安定感のある動画撮影が可能です。
また、ワンタッチレバー式ロック機能がついているので、レバーを押すだけで簡単に脚を伸ばし固定できます。
耐荷重が5kgと大きいことから、一眼レフやミラーレス、ビデオカメラ 、スマホなど幅広い機種に対応可能です。
収納時は62cm、1.43kgとコンパクトになるため屋外での撮影にも荷物になりません。
Vlogにおすすめ三脚3選
YouTube動画の中でも日常生活や旅行風景を撮影したVlogが人気です。Vlogは家の中でも屋外でも移動しながらの撮影が多いため、軽くて持ちやすい三脚が適しています。
ここでは、Vlog撮影におすすめの三脚を3つ紹介します。
- Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO
- JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド 3Kキット JB01544-PKK
- SIRUI 三脚 テーブル三脚 2段 3T-35K
Vlog用三脚を選ぶ際の参考にご覧ください。
【おすすめ1】Manfrotto ミニ三脚 PIXIシリーズ PIXI EVO
開脚時最伸長 | 20cm |
開脚時最低身長 | 10.5cm |
格納長 | 23cm |
重量制限 | 2.5kg |
商品重量 | 250g |
価格(税込) | 3,782円(amazon) |
Vlog撮影にはスマホを使うことが多いのですが、高画質で撮りたい場合は一眼レフカメラを使う人もいるでしょう。重量のあるカメラを使いたい方におすすめしたい製品です。
スマホ用のミニ三脚では支えきれませんが、PIXI EVOの耐荷重は2.5kgなので、一眼レフカメラを載せてもOK。
グランドレベルにも対応した2段階の高さ調整ができるため、10.5cmというローアングルでの撮影も可能です。
【おすすめ2】JOBY ミニ三脚 ゴリラポッド 3Kキット JB01544-PKK
開脚時の高さ | 30.5cm |
格納長 | 30.5cm |
重量制限 | 3kg |
商品重量 | 300g |
価格(税込) | 7,091円(amazon) |
この三脚は自由に角度をつけたり曲げたりできることから、「くねくね三脚」とも呼ばれています。
手に持って撮影できるほか、脚を好きな方向に曲げたり細いものに巻き付けたりして自由な使い方ができるフレキシブルタイプです。脚の素材には、ステンレスアルミが使用されているため耐久性にすぐれています。
3kgの耐荷重があるため、ミラーレスカメラや一眼レフカメラにも対応可能な三脚です。
おすすめ3】SIRUI 三脚 テーブル三脚 2段 3T-35K
開脚時最伸長 | 34cm |
開脚時最低身長 | 5.1cm |
重量制限 | 4kg |
商品重量 | 390g |
価格(税込) | 7,700円(amazon) |
2段のセンターポールを使用すると34㎝まで伸ばせますが、取り外すと5.1cmになるためローアングル撮影も可能です。
脚をたためば24cm、390gと軽くて持ち運びが容易なため、旅先でVlog撮影をする時にも気軽に持って行けます。手振れのない安定感のある動画撮影に活躍するアイテムです。
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