「Webライターって資格が必要?」
「多く人がWebライターに参入しているけど、差別化できる方法はないかな?」
「おすすめの資格はどれ?」
などと考えていませんか?
Webライターはパソコン一つで始められるため、人気のある仕事です。
ただし参入障壁が低く、ライターの数が年々増えているので、なんとか競合と差をつけて有利に仕事を獲得したいですよね。
そこでこの記事では、
- Webライターに資格は必要か
- 資格を持つメリット
- Webライターに有利な資格
- 資格以外に価値を上げる方法
などをご紹介します。ぜひ、参考にしてください!
Webライターになるために資格は必要?
結論から言うと、Webライターとして働くために必須の資格はありません。資格を持っていなくても、ライターとして活動することはできるのです。
しかし、資格を持っていると働くときに有利になる場合もあります。
記事を執筆する際には、読者に分かりやすい文章を書く力や構成力が求められます。また、書籍やWeb上の情報を参照して記事を書くため、著作権に関する知識も必要です。
資格を持っていれば、その資格に関する一定のスキルがあると評価されるので、資格のない人より一歩リードできます。資格は、多数のライター希望者の中から、頭一つ抜けるためのアイテムです。
Webライターになるために、絶対に必要な資格はありません。しかし、ライバルに差をつけるという意味では、競合と差別化できる武器になります。
Webライターが資格を持つ3つのメリット
ここでは、Webライターが資格を持つメリットを3つご紹介します。
- 資格保有者限定の仕事に応募できる
- クライアントからの信頼を得やすい
- 知見が広がりスキルがつく
【メリット1】資格保有者限定の仕事に応募できる
1つ目のメリットは、資格保有者限定の案件に応募できるということです。
Webライターがよく利用する、クラウドソーシングの募集には、資格保有者限定の案件があります。
指定された資格を持っていないと、応募すらできません。そのため、通常のライティング案件と比較して、ライバルが非常に少なく、高確率で採用されます。
特に専門的な資格を持っていると、相場より報酬が高いことも大きなメリットです。
【メリット2】クライアントからの信頼を得られる
2つ目のメリットはクライアントからの信頼を得られるということ。
仕事を探すときに、クラウドソーシングサイトを使う方は多いでしょう。クラウドソーシング案件の応募者は、非常に多いです。そのため、クライアント側も「もう少し待てばいい人が来るかも」と優秀な応募者を待ち、採用をためらう可能性があります。
似たようなレベルの応募者の中で、キラッと光る資格保有者が現れれば、採用の決め手になることもあるでしょう。
また、資格を取得していることから、自己研鑽に励む前向きな姿勢は評価されるはずです。保有している資格が募集案件に関連した内容であれば、初心者であっても採用される可能性があります。
案件に関連する知見があれば、仕事を始めてからもクライアントから信頼されるでしょう。クライアントの信頼を獲得すれば、仕事に対するモチベーションも上がり、相乗効果で単価アップも期待できます。
【メリット3】知見が広がりスキルがつく
3つ目のメリットは、資格をとることで知見が広がり、スキルもついてくれるということです。
資格を取るためには、様々な教材を使用して勉強しなければいけません。その過程で、資格に関する分野の知識が深まります。Webライターは、様々な分野の記事を執筆するため、幅広い知見のある人は、案件受注の確率が上がるのです。
資格取得のための勉強をする時に、検定業者が作成したテキストや動画を見るでしょう。
資格取得用のテキストや教材は、簡潔で体系的にまとめられています。その構成は、記事の構成書作りに応用できます。
受験者が理解しやすいように作られたテキストを読んでいれば、読みやすく分かりやすい文章の書き方が分かるでしょう。資格分野のスキルだけでなく、ライティングスキルの向上にもつながるのです。
もし、資格取得に至らなかった場合でも、勉強した知識は無駄になりません。また、工夫して勉強する時間作り努力を続けた経験は、仕事をする上での自信にもつながります。
Webライターが持っていると有利になる資格8選
ここでは、Webライターが持っていると有利になる資格を8つご紹介します。
- Webライティング技能検定
- Web能力検定
- 日本語検定
- ビジネス著作権検定
- Webリテラシー検定
- 文章読解・作成能力検定
- Webライター検定
- SEO検定
検定名 | 合格率 | 受験料 | 教材費 |
WEBライティング技能検定 | 46.7% | 6,000円 | 32,000円 |
Webライティング能力検定 | 1級 30~33% | 13,500円(テキスト込) | 12,800円 |
日本語検定 | 1級 22.3% | 6,300円(1級) | 1,000円前後 |
ビジネス著作権検定 | 71.5%(平均) | 初級 5,100円 上級 8,000円 |
1,000~2,500円 |
Webリテラシー試験 | 61.6% | 11,000円 | 5,060円 |
文章読解・作成能力検定 | 70%程度 | 2級 4,000円 | 495円 |
WEBライター検定 | 3級 5% | 無料 | 講義動画 |
SEO検定 | 1級 81% | テキスト代に含む | 19,800~22,000円 |
【資格1】WEBライティング技能検定
日本クラウドソーシング検定協会(CPAJ)が運営している資格です。Webライターがクラウドソーシングなどを利用して、活躍するために必要な力を学ぶことができます。
Webライターに必要な、基礎的なライティング技能についてのスキルを取得することが可能。これからWebライターとして活動したい方、スキルに自信がない方などに、おすすめの資格です。
合格率は、46.7%ですが、まじめに勉強すれば難しい資格ではありません。
受験前に、有料講座を受講することが受験条件となっています。試験は、自分のPCを使った在宅受験で、毎月受験可能です。模擬試験を無料で3回受講できるので、試験に備えて十分な準備ができます。学習スケジュールをしっかり立てて、十分に準備をすれば合格可能な資格です。
【資格2】Webライティング能力検定
一般社団法人日本WEBライティング協会が運営している資格で、クラウドソーシング各社の代表が協会理事を務めています。
Webに関わる一般常識や、効果的なWebライティングのスキルを学ぶことが可能です。資格を取ることで、仕事を紹介してもらえたり、就職に有利になる認定証を発行されたりするメリットがあります。
スキルをつけて、そのまま仕事をもらえる可能性もあるので、何から初めて良いかわからない方におすすめです。
資格取得にかかる費用は、教材費・受験料込で13,500円。1級合格を目指す人のためのDVDを追加しても19,800円。学生の場合は半額と費用の安さが魅力です。
しかし、資格の期限は2年とされており、更新するためには、送られてくる動画を受講し更新料12,000円を支払う必要があります。更新は義務ではありませんが、スキルアップのためには受講した方が良いでしょう。
▼Webライティング能力検定について深く解説▼
【完全版】Webライティング能力検定の口コミ・メリット・デメリットを徹底解説
>>【完全版】Webライティング能力検定の口コミ・メリット・デメリットを徹底解説
【資格3】日本語検定
引用:日本語検定
文部科学省が後援している資格です。日本語能力検定は、日本語を使う全ての人のための検定。
漢字、表記、敬語、言葉の意味、語彙、文法の総合的な日本語能力を測る試験です。
普段何気なく使っている日本語には、思わぬ勘違いや間違いも多くあります。Webライターとして活動する上で、間違った日本語を使うのはNGです。ライティングスキルの前に、正しい日本語をきちんと学ぶことができますよ。
また、資格試験の勉強をすることで、語彙が増えれば表現の幅が広がり、ライティングスキルの向上につながります。
【資格4】ビジネス著作権検定
引用:ビジネス著作権検定
サーティファイ著作権検定委員会が運営していて、知的財産研究教育財団が監修を行う資格です。著作権に関する唯一の民間資格となっています。
ビジネスに必要な著作権について学ぶことできて、Webライターだけでなく全ての社会人に必要な知識を得ることが可能。
上級合格者は、国家資格である、知的財産管理技能士1級および2級の受験資格を得ることもできます。
【資格5】Webリテラシー試験
引用:Webリテラシー試験
株式会社ボーンデジタルが運営している資格です。Webに関わる仕事を構成するデザイナー、ディレクター、プロデューサーという主要3職種の最重要知識を学ぶことができます。
仕事を行う上で必要な、標準知識を得ることができて、クライアントと円滑なコミュニケーションが取れるようになります。
Webライターに限らず、これからWebに関わる仕事をしたい方におすすめの資格。
【資格6】文章読解・作成能力検定
引用:文章読解・作成能力検定
日本漢字能力検定協会が運営する文章スキルを測る検定です。通称「文章検」は、相手に伝わる文章を書く力を学べます。
論理的で、自分の伝えたいことを相手に伝わるように文章を書く能力をつけることが、「文章検」の目的です。
「文章検」の学習では、論理的思考と文章を組み立てるために必要なルールを学ぶため、文章力が向上します。Webライターのスキルアップに効果的な試験なのです。
Webライターは文章を書くことが仕事で、わかりやすく読者に伝わる文章を書くことが大切ですよね。
文章作成の基礎から、読みやすい文を作成するところまで学べて、ライティングスキルの向上に役だつ「文章検」は、これからWebライターを目指す方におすすめの試験です。
初心者が、Webライティングの勉強と並行して取り組めば、相乗効果が期待できます。
【資格7】WEBライター検定
引用:WEBライター検定
クラウドワークスが提供している、コンテンツマーケティングのプロ集団である「株式会社グリーゼ」監修のライティングテストです。
3級から1級まで試験があり、合格するとプロフィールに合格証が表示されるようになります。
3級の合格率が5%と非常に低いため、難しいと諦めてしまう人もいるでしょう。しかし、受験料無料で、受講費用もかからない資格試験なので、挑戦してみる価値はあります。
合格者が合格のコツを教えていますので、紹介しておきます。
先ほど、講義動画は27本あり全部視聴するまで3時間ほどかかるとお伝えしました。時間はかかりますが、講義動画は絶対に飛ばさずに見てください。
なぜなら、動画の合間に検定に重要な一覧表やフレーズを話しています。講義動画全体が重要なメッセージなので、ながら聞きやながら見をすると不合格になってしまうでしょう。
無料の講義動画で注意深く受講すれば、合格できそうですね。
また、1級を合格すると高単価な仕事のスカウトが優先的に届くというメリットもあるのです。
クラウドワークスを利用している人は取得しておきましょう。
SEO検定
SEO検定は、㈱全日本SEO協会が行っているSEO技術に関する資格です。
自社サイトやクライアントサイトに集客し、売上を上げるために必要なSEOの知識を有していることの証明になります。
SEO検定は、検索上位記事を執筆するスキルをアピールできるため、ライバルの多いクラウドソーシングサイトでは、持っていると有利な資格です。
基礎知識を問われる4級からモバイルSEO、ローカルSEOといった専門的かつ実務に即したトップレベルの1級まであります。
▼クラウドワークスの特徴について詳しく解説▼
>>【診断】クラウドワークスとランサーズはどちらを使えばいい?特徴やおすすめの人を徹底比較
Webライターは専門資格も活かせる
Webライターに有利になる可能性がある資格をご紹介しましたが、他にも活かせるものはあります。それは、専門的な資格です。
専門資格を持っていると、そのジャンルの専門ライターとして、書ける記事の幅が広がります。自分の持っている詳しい情報をもとに、記事を執筆できるのです。
例えば、よくみるのは下記の有資格者への募集。
- ファイナンシャルプランナー
- 栄養士
- 宅建
特に難関資格であるほどライバルが少なく、高価格の案件が増えます。一方で、箔がつくモノはどんな資格でもアピールする価値があります。
Webライターになるからと言って、文章に関する資格しか使えないということはなく、現在持っているものも活かせるのです。
特に近年、Googleなどの検索エンジンは、信頼できる執筆者による記事を優遇する傾向にあります。つまり、資格を持っているWebライターが書いた記事の方が、検索上位を取りやすいということ。
そのため、クライアントも資格持ちのライターを求めていることが多いです。
また、気になっている資格があれば取得することで、今後に活かせる可能性もありますよ。
資格以外でWebライターとしての価値を上げる4つの方法
ここまで資格についてお伝えしましたが、他にもWebライターとしての価値を上げる方法はあります。ここでは、4つの方法をご紹介しますね。
- ライティングスキルをつける
- 実績を作る
- 専門知識をつける
- 仕事を全力でこなす
【方法1】ライティングスキルをつける
Webライターとして活躍するには、ライティングスキルを磨くことがなにより重要です。スキルがあればあるだけ、ライターとしての価値も高まりますね。
- わかりやすい文章
- 誤字脱字がない
- 読者ファーストな記事
レベルは異なりますが、すべてライティングに必要なスキルです。
クライアントが求める記事を書くことや、構成や取材も行えるなど、できることを増やすことで活躍の場が広がりますよ。
なお、Webライターがスキルをつけるなら、当サイトが提供しているWriting Hacksがおすすめです。
高単価なWebライターを養成するオンライン講座。記事の書き方から仕事の取り方まで未経験から稼げるライター目指せる内容になっています。
無制限に質問でき、3回の添削付きなので、納得しながらスキルアップできますよ!
【方法2】実績を作る
様々な仕事を受けて、実績を作ることでさらに高単価な案件を受けられる可能性があります。
理想の案件や高単価な仕事をもらうには、実績がとても重要です。初めのうちは、単価が低くてもどんどん仕事をこなして、実績を作っていきましょう。
実績が作れたらアピールできるように、ポートフォリオを作り、新しい案件に応募するといいですね。
▼Webライターのポートフォリオの作り方▼
【必須】Webライターのポートフォリオの役割と作り方をまるっと解説【仕事が取れる】
>>【必須】Webライターのポートフォリオの役割と作り方をまるっと解説【仕事が取れる】
【方法3】専門知識をつける
専門的な知識を身につけることで、Webライターとしての価値を上げることが可能です。
現在は、記事の信憑性や権威性が重要視されていて、専門知識があることは大きなアドバンテージです。ライバルと差別化することもできるでしょう。
専門分野を持ち、特定のジャンルに強いライターは専門ライターと呼ばれ、報酬が高く設定されます。
これから専門的な資格を取得して専門ライターを目指そうと考える方もいるでしょう。専門ライターを目指すなら、ジャンルの選び方が大切です。
以下の基準で選びましょう。
- 今までに経験したジャンル
- 興味があるジャンル
- 今後需要が見込めるジャンル
仕事で経験したことがあり、ある程度の知識ある場合や、興味があるジャンルなら勉強するのも苦にならないでしょう。
しかし、好きなことを勉強すると言っても、マイナーで需要のないジャンルを選んでしまうと、仕事に繋がりません。
上記を踏まえて、おすすめの資格3つを紹介します。興味のあるジャンルに挑戦してみてください。
ジャンル | 資格 | 合格率・受験料 | メリット |
金融 | ファイナンシャルプランナー | 10% 8,900円 |
・金融専門記事が書ける ・高単価案件を受注できる |
美容 | 日本化粧品検定 | 60% 13,200円 |
・専門的で具体的な記事が書ける ・コラム案件を受注できる |
グルメ | 食生活アドバイザー | 40% 7,500円 |
・アドバイザー視点でグルメ記事が書ける ・コラム案件を受注できる |
(注)合格率・受験料は1級。食生活アドバイザーには1級がないため2級。
【方法4】仕事を全力でこなす
受けた仕事がどんなものであっても全力でこなすことは、Webライターとして活躍するために大切です。
どんな内容の案件だったとしても、納期を守り常にクオリティの高い記事を納品することで、クライアントからの信頼を得ることができます。
納期を守り、クオリティの高い記事を書いてくれるWebライターは、クライアントからしても嬉しい存在。きちんと仕事をこなしていれば、新しい仕事をもらえたり、単価を上げてくれたりすることもあるのです。
日頃から、全力で仕事をすることで、さらに活躍できる可能性があります。
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