「スキルがないけどとりあえずフリーランスになってもいいのかな?」
「まずはフリーランスになってからスキルアップしよう」
と考えている方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、スキルなしのままフリーランスになるのはおすすめしません。結局うまくいかずに挫折したり、後悔したりする原因になるからです。
この記事ではさらに掘り下げて、
- スキルなしフリーランスになるのはすすめない理由
- フリーランスの目指し方
- 具体的な仕事
を解説しています!
これから失敗せずフリーランスを目指したい方は必見です!
スキルなしフリーランスをすすめない4つの理由
スキルなしからフリーランスになるのはおすすめできません。その理由は4つあります。
- 相談できない
- 実績がないと単価が下がる
- 仕事が取れない
- スキルを付ける時間を取れない
それぞれ解説します!
【スキルなしフリーランスをすすめない理由1】
相談できない
フリーランスになるとアドバイスをもらえる人がいません。正社員と違って同僚や上司がいないからです。
未経験者は特に分からないことだらけ。困ったときは自分の力で解決しなければなりません。なお仕事でミスしてしまっても、改善が難しいこともあります。
さらに発注者は失敗を指摘することは、ほぼありません。ミスをしない他のフリーランスに仕事を頼めばいいからです。
ちょっと残酷ですが、相談できないなかで案件を取り続けるのは大変です。
【スキルなしフリーランスをすすめない理由2】実績がないと単価が下がる
フリーランスでは、スキルと同じくらい実績や経験が求められることも多いです。
いくら技術があったとしても実績や経験がなければ、クラインアントはこの人に仕事を任せても大丈夫なのかなと不安になるでしょう。
技術面だけでなく、仕事をこなすスピードや納期に間に合うか、誠実に対応してくれるかなどもクライアントにとって重要な要素です。
全くの未経験や、大きな仕事を経験していないフリーランスは、いきなり信頼を得ることが難しく、案件をもらいにくい場合もあるでしょう。
【スキルなしフリーランスをすすめない理由3】仕事が取れない
スキル不足でフリーランスになってしまうと、そもそもできる案件が少ないです。技術が足りないせいで、仕事ができないのはもったいないですよね。
なお、案件を獲得できても単価が低いことも。そのため収入に困ってしまうことも考えられます。
つまり、スキル不足はフリーランスとして致命的ということです。
【スキルなしフリーランスをすすめない理由4】スキルを付ける時間を取れない
スキルがないままフリーランスになると、低単価の案件をこなすしかなくなります。あるいは、アルバイトで当面の生活費を稼がなければいけません。
単価の安い仕事を量だけこなすと、時間がかなり奪われます。結果として、スキルアップの勉強をする時間を取れず、悪循環。単価が上げられずずっと労働をこなして日銭を稼ぐしかなくなります。
スキルなしからフリーランスを目指す流れ
それでは、現在スキルなしの人はどのようにフリーランスを目指したら良いのでしょうか?具体的なステップを紹介します。
- スキルを身につける
- 副業でフリーランスの仕事をする
- 収入が安定したら独立する
この順番で進めていくようにしてください!
【Step1】スキルを身につける
仕事をこなす力がない場合、まずはスキルをつける必要があります。
技術がなければ何もできないですし、スキルがあったとしても1つだけでは暮らしていけない人も多いのがフリーランス。
新しいクライアントを見つけたり、さらに単価の高い案件をもらったりするためにも、常にスキルを磨き続ける必要があります。
向上心がないフリーランスは、いずれスキル不足になって仕事がなくなる可能性が高いのです。また、スキルがあればすぐにクラウドソーシングなどで働くこともできるので、まずは実力をつけましょう。
これから生かせるスキルを身につけたい方は、当メディアで提供するHacksシリーズがおすすめ。フリーランスで活躍する講師が中心のオンライン講座なので、実践的なスキルを身につけることができますよ!
【Step2】副業でフリーランスの仕事をする
フリーランスになる前に、副業からスタートしましょう。サラリーマン時代は、固定給や決まった休みがあり、スキルアップの勉強がしやすいです。
スキルが高まってきたら、副業として仕事を始めてみましょう。実際に案件を受注することで、フリーランスとしての働き方が自分に合っているかどうか、見極めることができます。
また、ある程度収益が上がるようになってから独立すれば、お金が無くて困る可能性も低くなりますね。
後悔しないためにも、まずは案件を受注して仕事の進め方を経験してみましょう。
【Step3】収入が安定したら独立する
収入が安定して稼げるようになったら、フリーランスとして独立しても大丈夫。副業しながら月10万円ほど稼げるようになったら、稼働量を増やせば安心して独立できるレベルです。
そこまで行かなくても、継続的に発注してくれるクライアントが見つかれば、フリーランスになってもやっていけるでしょう。
スキルなしからでもフリーランスが始めやすい仕事
それでは、これから勉強するならばどの仕事が良いのでしょうか?ここでは、スキルなしからでも始めやすい仕事を4つ紹介します。
- 動画編集
- Webデザイン
- Webライティング
- せどり
【おすすめの仕事1】動画編集
YouTubeの盛り上がりを受けて、動画編集者の需要が伸びています。まだまだ人材が足りない状態なので、今からスキルを身につける価値アリです!
YouTubeなどの動画編集では、スキルの底上げを図りましょう。
- カット
- テロップ
- 効果音
これらを細かく調整して、離脱されにくい動画を作れるかどうかが勝負です。ただそれぞれの作業をできるだけでなく、魅力的な動画に仕上げられる能力が求められます。
具体的には、
- テロップのタイミングを音とぴったり合わせる
- 会話途中の間を1秒単位で切り落とす
- テロップのフォントを見直してわかりやすくする
などです。細かい部分ですが注意していくだけで視聴しやすい動画になります!
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【おすすめの仕事2】Webデザイン
バナーやアイキャッチを作成するWebデザイン。画像作成だけを請負うこともできれば、Webサイトまるごとデザインを担当することもあります。サイト作成まで出来ると、単価は上がります。
活躍するためには、デザインの引き出しを増やしてインプットすることをおすすめします。
例えば、
- デザイン集
- Instagram、PinterestなどのSNS
などを活用してスキルアップを目指すと良いですね。
なお、デザインの基礎知識を1から学習するのもいいでしょう。感覚ではなく、論理的にステキな作品を作れる技術を身に付けると良いですね。
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【おすすめの仕事3】Webライティング
Webライティングは、ネット上のコラムや記事を書く仕事です。
Webライティングでは、文章の基礎知識がとても重要。
スキル不足のライターは日本語の細かいルールを知らない人もたくさんいます。このルールを守らなければ、読みにくい記事になってしまうことも。
具体的な解決方法としては、
- 同じ単語の繰り返しを避ける
- 体言止めなどを活用して語尾を連続させない
などが挙げられますね。小さなことですが、注意するだけでスキル不足の解消に繋がります。
なおWordPressへの入稿ができるだけで、仕事の幅が広がることも。学習してスキルを身に付けましょう。
【おすすめの仕事4】せどり
せどりとは、商品を安く買って高く売るビジネスです。スタートするときは特に難しい知識が必要ないので、誰でも始めやすいというメリットがあります。
せどりはいかに安く効率的に商品を仕入れられるかが、稼ぐためのポイントです。
オンラインで仕入れてネットでそのまま売ってしまえば、いつどこにいても作業ができるのも魅力の1つ。
転売をするのにおすすめの場所は、
- Amazon
- メルカリ
- eBay
などが良いでしょう。コツコツ続ければ確実に利益は増えていくので、1度試してみてください。
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【誰でもOK】副業の転売・せどりで稼ぐ方法まとめ!物販むけおすすめサイト4選と特徴も解説
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【注意】スキルがないまま続けられる仕事は厳しい
ここまで、スキルがなくても始められて独立もしやすい仕事を4つご紹介しました。おすすめした職業は全て、スキルがついたらさらに稼げるものでもあります。
仕事を選ぶときは、徐々にスキルアップできるものがおすすめ。そうでなければ、いつまでたっても稼げるようにならないからです。
例えば、ポイントサイトやデータ入力などの軽作業は誰でもできます。しかし、知識がいらないので収入は伸びていきません。さらに、他の人に置き換えられる仕事なので、職を失う確率もとても高いです。
そのため、初めはスキルがない状態でも、徐々にレベルアップしていけるものを選びましょう。収入も増やせますし経験に基づいて自分の価値も高まります。
具体的に、どんな仕事をしようかまだ悩んでいる方はSkillhacks社長、迫佑樹が配信する無料LINEマガジンがおすすめです。
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経験なしのフリーランスが仕事を探す3つの方法
では実際に、経験なしのフリーランスはどのように仕事を探したら良いのでしょうか?未経験でも働ける、おすすめの仕事の探し方を3つご紹介します。
- エージェントサービス
- クラウドソーシング
- 知人への営業
【フリーランスの仕事の探し方1】エージェントサービス
スキルなしでも仕事を振ってもらえるエージェントサービスを利用しましょう。
エージェントサービスとは、その人にあった仕事を教えてくれたり、やり取りを仲介してくれたりするサービスです。
営業や仕事を探すことに時間と労力を割かなく済むので、その間にスキルアップを目指せます。
また、未経験の場合は仕事を受注するのが難しい場合がありますが、できる案件を提案してもらえるので登録する価値はありです。
おすすめのフリーランスエージェントは以下の通りです。
まずは、登録して働き方について相談してみましょう。
【フリーランスの仕事の探し方2】クラウドソーシング
2つ目は、クラウドソーシングサイトを使う方法。クラウドソーシングは、個人や企業がネットで仕事を発注し、受注者は自分に合った案件を受けることができるサービスです。
クラウドソーシングでは、些細な募集から企業の案件など様々な仕事があります。単価は平均的に高いわけではありませんが、経験が少なくても行える仕事も多数あるのが特徴です。
おすすめのクラウドソーシングサイトは以下の2つです。
初めのうちはたくさんの案件をこなしながら、経験を重ねて実績とスキルを積み上げることが重要です。まずは登録してどのような案件があるか探してみましょう。
【フリーランスの仕事の探し方3】知人への営業
他には、知人に営業をして仕事をもらうという方法もあります。
未経験から始めると、仕事を受注するまでに時間がかかることも多いでしょう。実績もないので単価も低いのが当たり前です。そのため、まずは知人に話して無料でも良いから仕事をもらいましょう。
それが実績にもなるので、その後の仕事探しに活かせますよ。
また、知人に始めた職種について話したら、知人の知り合いにその職種を探しているという人がいるかもしれません。自分だけでなく、知人の人脈も頼りにできるので、相談してみるのも1つの手です。
スキルなしからフリーランスで仕事をするときの3つの注意点
それでは、実際にスキルなしからフリーランスで仕事をするときに、注意するべき3つのことをご紹介します。
- スケジュール管理をする
- 本業以外にかかる時間も計算する
- 資金繰りに余裕を持つ
【スキルなしフリーランスの注意点1】スケジュール管理をする
1つ目の注意点は、スケジュール管理をきちんとするということです。
フリーランスでは、時間や仕事の管理は全て自分で行います。初めてやる仕事の場合、仕事内容にどれくらい時間がかかるのかわからないですよね。
ギリギリで作業を始めると想像よりも終わるのに時間がかかって、納期に間に合わないなんてことも。特に未経験の場合は予想より時間がかかる事態も十分考えられるので、少し余裕を持つのがおすすめ。
フリーランスとして仕事をするには、納期を守って信頼を得ることが大切です。
その仕事を終わらせるのにかかる時間を見積もり、余裕を持って終わらせることを意識しましょう。
【スキルなしフリーランスの注意点2】本業以外にかかる時間も計算する
2つ目の注意点は、本業以外にかかる時間も計算に入れることです。
フリーランスとして活動するには、受注した仕事以外にもやらないといけない作業はあります。
その時間を計算していないと、気付いたら納期が間に合わないなんてことにもなりかねません。
具体的には、
- 営業する時間
- 請求書の作成
- 税金の計算
など。慣れないと時間がかかるものも多いです。
スケジュール管理と合わせて、仕事以外の作業にかかる時間も把握しておきましょう。
【スキルなしフリーランスの注意点3】資金繰りに余裕を持つ
3つ目は、資金繰りに余裕を持つことです。
フリーランスになって初月でたくさん働けたと言って、いきなりお金を使うのは危険。次の月は収入が0になる可能性もありえます。そのため、仕事が安定するまでは、生活レベルを変えたり贅沢な出費をしたりせず、お金に余裕を持つことが大切です。
また、支払いは1ヶ月先が基本。場合によっては2ヶ月先になる企業もあるので、働いてからすぐにお金が入るわけではありません。仕事を手に入れてから支払われるまでの期間も加味して、資金繰りを考えましょう。