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クラウドエンジニアが勉強するならAWS一択【学習の手順も解説】

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クラウドサービスがどんどん流行ってきているし、勉強してみたいなと思っている方は必見!

結論から言えば、クラウドエンジニアを目指すならAWSを勉強しましょう。クラウドサービスのシェアトップで情報も多く、求人も引く手あまただからです。

そうは言われても、具体的にどんな勉強をしてはいいのか悩みますよね。また、他のサービスのことも知った上で選びたいという気持ちもわかります。

そこで、この記事では、クラウドエンジニアになるために勉強すべきことを凝縮してお伝えします。

  • クラウドエンジニアが勉強すべき3大クラウドサービス
  • 勉強すべきスキル
  • おすすめの勉強方法

これから勉強を始める人でも読み進めやすいよう噛み砕いて解説しますので、ぜひ参考にしてください!

監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。

監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。

クラウドエンジニアの仕事について30秒でサクッと解説

まずはクラウドエンジニアの仕事内容を理解し、この記事が読みやすいように頭を慣らしておきましょう。

クラウドエンジニアは、クラウドサービスを使った技術者のこと。

クラウドを使った次の3つが主な業務です。

  • 設計:企業に最適なクラウドサービスを考え、設計に起こす
  • 構築:ソフトウェアのインストールや設定をして、クラウドを構築する
  • 運用:構築したクラウドの保守や監視を行い、問題に対応する

オンラインストレージなどのクラウドサービスが定着し、企業のクラウド化が進んでいます。

そのため、インフラやサーバーの知識をもとにクラウド化に対応できるクラウドエンジニアの需要は高まっています。

そもそもクラウドサービスって?

クラウドエンジニアの仕事には、クラウドサービスが大きく関わります。

クラウドサービスをざっくり言うと、インターネット上で使えるサービスの総称です。

従来ではハードウェア(パソコンなど)にソフトウェアをインストールし、手順を踏んで環境を作らなければなりませんでした。

また、USBなどの物理媒体を使ってデータを保存しなければ、他のパソコンへの移動ができません。

しかしクラウドサービスならシステム構築や物理的なデータ保存をすることなく、インターネット上だけで管理を完結させられます。

身近なものだとiCloudやGmailなどがクラウドサービスに該当します。

  • 常に最新のサービスを利用できる
  • 拡張性が優れている
  • データ共有がしやすい
  • 管理の手間やコストが激減する

など、企業側に多くのメリットをもたらすことから、導入が進んでいます。

クラウドサービスはアプリのようなものだけでなく、サーバーなど、いままで物理的に用意しなければいけなかったものも代替してくれるようになりました。

これらのサービスを駆使して、Webの環境を構築するのがクラウドエンジニアです。

勉強するべき3大クラウドサービス

需要の高まりに合わせ、各社により様々なクラウドサービスが開発されています。

3大クラウドサービスと呼ばれる代表的なサービスについて勉強しておけば、大体の業務についていけるでしょう。

この章では、3大クラウドサービスの特徴を簡単にお伝えします。

  • AWS
  • GCP
  • Azure

それぞれの特徴を知り、勉強の優先順位を考える参考にしてみてくださいね。

【3大クラウドサービス1】AWS

AWS(Amazon Web Services)は、Amazonが提供しているクラウドサービスです。

運用が始まってからの歴史が長く、多くのクラウドサービスがAWSを参考にしています。

主な特徴は以下の通りです。

  • 200以上のサービスがある
  • 安全性が高い
  • 日本語サポートが充実

率直に言うと、クラウドサービスの勉強を始めるならまずはAWSから始めるのがおすすめです。

なぜなら世界のクラウド市場で3割以上のシェアでトップを独走しているから。情報が多いので、困ったときも調べやすく安心です。

企業にとって必要な機能の多くがAWSに集約されているので、最初に導入するクラウドサービスとしてよく選ばれています。

【3大クラウドサービス2】GCP

GCP(Google Cloud Platform)は、Googleが提供するクラウドサービスです。

GCPの主なメリットは以下の通り。

  • 機械学習やビッグデータの分析に強い
  • 従量課金生で使った分だけ料金が発生
  • 仮想マシンがスピーディに動く

GmailやYouTubeなどGoogleの主力事業を支える強力なインフラを使えるのがGCP。

Googleのアカウントで連携できるので、一括してGoogleで管理したい方におすすめです。

【3大クラウドサービス3】Azure

AzureはMicrosoftが提供しているクラウドサービスです。

WindowsやMicrosoft Officeとの相性が高く、Amazonに次ぐシェアを獲得しています。

Azureは特に以下の分野の課題解決が得意です。

  • 金融
  • 航空
  • 電力

Microsoft製品との親和性を重視する方特定の分野に特化したい方は、Azureがおすすめです。

クラウドエンジニアが勉強すべき4つのスキル

この章では、クラウドエンジニアがクラウドサービス以外に知っておくべき知識を紹介します。

  • プログラミング
  • インフラ
  • オンプレミス
  • Linux

自分に足りないと感じる知識は、積極的に勉強してくださいね。

【クラウドエンジニアに必要なスキル1】プログラミング

従来、クラウドエンジニアではプログラミングのスキルがそこまで重要視されていませんでした。

しかし、システム開発の全体像を掴めることや、開発の幅を広げられることから、最近ではクラウドエンジニアにもプログラミング能力が求められています。

さらに、エンジニア全体の人手不足によりフルスタックエンジニアが重宝されるようになりました。

クラウドに関する知識以外にも様々なスキルセットをアピールすることで、転職や昇進での自分の価値を高められるでしょう。

勉強すべきプログラミング言語は以下の3つです。

  • Python
  • Ruby
  • Java

高度なプログラミングを完璧に勉強するよりも、基本的な読み書きができれば十分です。

将来のキャリアパスに合わせて必要な言語を選んでくださいね。

【クラウドエンジニアに必要なスキル2】インフラ

インフラの知識も勉強しておきましょう。

クラウドエンジニアが携わる業務の内容は、インフラエンジニアと重なる部分がほとんどだからです。

例えば、次の内容を知っておくと幅広い場面で役立ちます。

  • インフラ設計
  • セキュリティ
  • サーバー
  • ネットワーク
  • ミドルウェア

初心者向けの本やWebサービスをぜひ活用してくださいね。

【クラウドエンジニアに必要なスキル3】オンプレミス

繰り返しになりますが、今まではハードウェアにソフトウェアをインストールして、新しいシステムの導入を行っていました。

この手法をオンプレミス型と言います。

クラウドと対になるオンプレミス側の知識も持っておきましょう。

なぜなら、オンプレミスからクラウドへ切り替える際などに役立つからです。

また、そもそもクラウドがどのようなサービスか根本から理解するためにもオンプレミスの知識が大切です。

【クラウドエンジニアに必要なスキル4】Linux

Linuxはクラウド技術の基盤なので、勉強が必須です。

Linuxとは、WindowsやMacOSといったOSのひとつ。

サーバーやネットワークに関する業務にLinuxが大きく関わります。

Linuxをインストールして実際に触れてみたり基礎的なコマンドを試してみたりしながら勉強しましょう。

クラウドエンジニアの勉強方法6選

クラウドエンジニアになるためには、勉強が必須です。もちろん現場でどんどん知識を吸収できますが、予備知識があるのとないのとでは、業務を進める難易度が変わるからです。

この章では、おすすめの勉強方法を5つ紹介します。

  • 手を動かす
  • 資格を取る
  • Webサービスを使う
  • 入門書を読む
  • スクールに通う
  • オンライン講座を使う

自分に最適な勉強方法を決める際の参考にしてみてください。

【クラウドエンジニアの勉強方法1】手を動かす

シンプルながら、手を動かすことでクラウドの理解が進みます。

主要なクラウドサービスでは、個人でも利用できる無料枠が用意されています。

期間や機能に制限はありますが、これから関わるクラウド分野の世界観が掴めるでしょう。

【クラウドエンジニアの勉強方法2】資格を取る

資格の取得を目指せば、目標を持って効率的にクラウドの勉強ができます。

クラウドエンジニアに関わる資格には次のようなものがあります。

  • LinuC
  • AWS 認定クラウドプラクティショナー
  • GCP Associate Cloud Engineer
  • Microsoft Azure Administrator

クラウドサービスに関する資格は、難易度や実務経験によってコースが別れています。

上記で紹介したのは、どれも初学者向けの試験です。

資格は自分のスキルを客観的に証明する材料にもなるので、人事評価や転職でのアピールに役立ちますよ。

しかし、実践的な経験が身につかないことや、分からないことを自分で解決する必要があるといったデメリットがあります。

初学者が1人で資格の取得を目指すのは、難易度が高いでしょう。

【クラウドエンジニアの勉強方法3】Webサービスを使う

Webサービスを使うと、手を動かしてアウトプットしながらクラウドの勉強ができます。

無料から有料まで様々なサービスがありますので、料金や対応内容を比較してから利用を検討しましょう。

無料でも使える学習用Webサービスは以下の4つです。

学習したいクラウドサービスに関するカリキュラムが含まれているか確認し、利用するWebサービスを決めてくださいね。

【クラウドエンジニアの勉強方法3】入門書を読む

入門書を活用すれば、書籍代だけでクラウドの勉強ができます。図解や表現が初心者にも分かりやすい入門書を選び、学習しましょう。

しかし、すでにインフラの知識がある人を除くと、入門書だけでクラウドの勉強をするのはやや厳しい面があります。

座学がメインになるので実戦のイメージが掴みにくかったり、分からないことを質問できないまま先に進んだりするからです。

入門書で分からなかったことを自力で調べなければ、理解がおろそかになってしまいます。

正確な答えに辿り着けるか不安な方は、他の勉強方法との併用がおすすめです。

【クラウドエンジニアの勉強方法4】スクールに通う

スクールに通えば、講師に質問しながら勉強ができます。

分からないことがあっても、独学よりも解決がしやすいでしょう。

また、あらかじめカリキュラムが決まっているので、独学でペースを保てるか不安な方でも問題ありません。

とはいえコンスタントに通学する必要はあります。

費用や時間の捻出ができなければ、スクールの有効活用は難しいでしょう。

AWSを含むクラウドをカリキュラムに設定することはあっても、クラウドに特化したスクールは多くありません。

他の分野よりもスクールの選択肢が狭いことを認識しておきましょう。

【クラウドエンジニアの勉強方法5】オンライン講座を使う

オンライン講座では、動画授業を使ってクラウドの勉強を進めます。

配信型ではなくオンデマンド型の講座を選べば、録画された授業をいつでもどこでも視聴できます。

仕事などで忙しくても、自分のペースで学習できますよ。

動画で実際の作業画面を参考にできるので、比較的分かりやすい解説を受けられます。

しかし、オンライン講座では思うように講師への質問ができない場合があります。

質問や課題添削のサポートが充実した講座を選ぶようにしましょう。

本メディアのAWS Hacks(AWSハックス)では、現役エンジニアによるAWSの動画講座を提供しています。

必要な知識として紹介したLinuxやインフラに関するコンテンツも含まれているので、初歩的なことからしっかりと学習できますよ。

LINE@を使った無制限の質問サポートも行っています。

独学でも分からないことをそのままにせず、1つずつ解決しながら一緒に勉強しましょう。

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