「おすすめのプログラミング言語が知りたい」
「どうやって選んだら良い?」
「習得のコツがあれば教えて」
などと考えていませんか?
バックエンドエンジニアの需要は年々高まっています。クラウドソーシングやスキルシェアサービスの発展とともに開発を外注する企業も増えており、フリーランスや副業エンジニアにとって稼ぎやすい傾向が今後も続く見込みです。
そこで、この記事では
- バックエンドエンジニアのおすすめ言語5選+α
- 言語を習得する3つのコツ
について、詳しく解説していきます!
特に、バックエンドエンジニアの言語について選び方から詳しく紹介しているので、何から勉強しようか迷っている初学者の方にもおすすめできる内容となっています。
ぜひ、この記事を参考に、バックエンドエンジニアを目指してみてください!
バックエンドエンジニアの言語とは
プログラミング言語は大きく2つに分けられます。フロントエンドで使われるものと、バックエンドで使われるものです。ここでは、バックエンドで使われる言語にフォーカスして説明していきます。以下、3つのポイントについて確認しておきましょう。
- どんなことに使われるのか
- フロントエンドエンジニアとの違い
- サーバーサイドエンジニアとの違い
それぞれ詳しくみていきます。
1. どんなことに使われるのか
私たちはバックエンドエンジニアの言語を、普段あまり意識していません。なぜなら、その名の通りWebサービスの裏側で活躍していて、表舞台には取り上げられない言語だからです。
たとえば、ネットショッピングの決済サービスやWebサイトに紐づくログイン情報を登録・保管・参照に使われています。もしバックエンドのプログラムが揺らぐと、サービス全体に不具合をもたらしてしまうので、目立たないながらも非常に重要な役割を持っています。
つまり、バックエンドエンジニアはいわゆる縁の下の力持ちです。現実世界で言うところの道路や電力のようなインフラ的な側面を備えています。
2. フロントエンドエンジニアとの違い
Webサービスの裏側がバックエンドと呼ぶなら、あなたが普段目にするWebページはフロントエンド言語で作られています。具体的には、HTML・CSS・JavaScriptなどです。
フロントエンド言語は、プログラミング初学者に好まれます。なぜなら、言語を記述した結果がすぐに目に飛び込んできて、感覚的に理解しやすいからです。
したがって、バックエンドエンジニアになりたい方も初めはフロントエンド言語から学習することが多いです。
3. サーバーサイドエンジニアとの違い
バックエンドエンジニアと似た概念に、サーバーサイドエンジニアという用語があるのであわせて説明します。
どちらかと言うと、バックエンドエンジニアのほうがWeb領域に強いイメージです。一般的に、フロントエンド言語を習得していることが多いと言われています。
一方で、サーバーサイドエンジニアはサーバーの設計・構築・運用を主な業務とするインフラ寄りの仕事です。ソフトウェアの開発や運用を行っている方も含まれます。
特徴や概念は似ていますが、厳密に言うと使用感が少し異なる点を覚えておきましょう。
バックエンドエンジニアの言語の選び方
バックエンドエンジニアの言語といっても種類はたくさんあります。ここでは、プログラミング未経験者がどの言語を習得するか決めるにあたって、選び方の基準をまとめました。
以下、4点を確認してから学習に臨むようにしましょう。
- 制作物
- 需要
- 学習のしやすさ
- フレームワーク
それぞれ確認していきます。
1. 制作物
言語を習得するとどんなものが作れるか認識しておくことが大切です。なぜなら、言語それぞれに特徴があり、開発できるものに向き不向きがあるからです。
実際に勉強をはじめてから「学びたいと思っていたことと違う…」というリスクは事前の調査で回避できます。具体的にどんなサービスに使われているかを確認し、イメージを膨らませておきましょう。
2. 需要
需要の高さは最重要ポイントです。なぜなら、就職・転職するにせよ、副業・独立するにせよ、よく使われている言語でないと稼ぎにくいからです。
クラウドソーシングサイトで言語名をフリーワード検索してみたり、転職サイトで調べてみたりして、ニーズを調査しておきましょう。ただし、プログラミング言語の流行は変化が激しく、地域によってもトレンドが変わるので注意が必要です。
3. 学習のしやすさ
初心者でも学習しやすい言語かどうか確認しましょう。特に、あまり使われていない言語だと日本語の文献が少なく、独学に向かない場合があります。
同じ処理をする場合でも、言語によってプログラムの記述量が変わります。そのため、初心者ならなるべく記述量が少なくて済む言語を選ぶと良いでしょう。
4. フレームワーク
フレームワークは開発を加速させるツールです。プログラムの記述を簡略化させたり、バックグラウンドの異なる複数のメンバーでも円滑に仕事が進められるように拡張性を確保したりと、効率化手段を多く備えています。
各言語の主要なフレームワークを確認し、使いやすさを把握しておきましょう。
バックエンドエンジニアのおすすめ言語5選
バックエンド言語は、Webサービスを裏から支える縁の下の力持ちです。ここでは、特におすすめなバックエンド言語を5つ紹介していきます。
- Ruby
- PHP
- Python
- Java
- Go(Golang)
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. Ruby
名称 | Ruby |
制作物 | 価格.com クックパッド 食べログ など |
需要 | ◎ かなり高い |
学習のしやすさ | ◎ 日本語文献多い |
フレームワーク | Rails |
Rubyは、日本人のMaz(まつもとゆきひろ)さんが開発した言語です。純国産のプログラミング言語ということで、日本語の参考文献が充実しており学びやすい環境が整っています。
有名なWebサービスに使われているなど、Rubyの需要は高いです。フリーランスRubyエンジニアのなかには、年収1,000万円以上稼いでいる人も珍しくありません。
シンプルなコードで実行できるので、初心者も学びやすい特徴があります。特に、優秀なフレームワーク「Ruby on Rails」により、開発はグンと効率化されます。
Rubyで稼ぐならRailsの操作をマスターするのは必須です。しかし、初心者がいきなりすべてを習得するのは難しいでしょう。
そこで、弊社が提供する完全未経験からRubyエンジニアになれる教材「Skill Hacks」がおすすめです。わかりやすい動画講義と無制限の質問サービスで、初心者の方も挫折しにくい環境を整えています。Rubyを勉強したい場合は、ぜひSkill Hacksの受講を検討してみてください。
2. PHP
名称 | PHP |
制作物 | Wikipedia WordPress ぐるなび など |
需要 | ◎ かなり高い |
学習のしやすさ | ◎ 難易度低め |
フレームワーク | Laravel |
PHPを習得していると、Webアプリケーションやサービスにおける制作の幅が広がります。なぜなら、フロントエンド言語やデータベース言語と組み合わせて動的なWebページを作れるからです。
たとえば、ネットショップなど会員制サイトの作成に活用されています。ユーザーが入力した値をWebページに反映させるといった処理が得意です。
全世界で使われているWebサービスのうち1/4以上はPHPで作られているのでニーズも十分です。シンプルな記述で理解しやすく、フレームワークもつかいやすいと評判になっています。
しかし、完全初心者がいきなりPHPを学ぶのはハードルが高いです。そこで、弊社では未経験からPHPエンジニアになれる教材「PHP Hacks」を提供しています。
動画教材なので、いつでもどこでも学べて使い勝手が良いです。また、質問無制限サービスにより疑問点もすぐに解決できます。効率よくPHPを扱えるようにするためにも、ぜひ利用をご検討ください。
3. Python
名称 | Python |
制作物 | Google YouTube Instagram など |
需要 | ◎ かなり高い |
学習のしやすさ | ◎ シンプルな構造 |
フレームワーク | Django |
Pythonは、近年人気が急上昇している言語です。なぜなら、1つの言語で多様多種なプログラムが組めるからです。
たとえば、以下を支える技術として注目を集めています。
- 人工知能の開発
- データ処理の自動化
- Webアプリケーション制作
- ブロックチェーンの開発
特に、時流に乗ったディープラーニングなどの人工知能開発や、ブロックチェーンなどのフィンテック関連開発に活用されている点が強みです。実際に、オランダの企業TIOBE Softwareは、2020年に最も人気が高まった言語としてPythonを表彰しました。
様々なことができる言語とはいえ、難易度が著しく高いわけではありません。シンプルな記述が特徴で、初心者にも取り組みやすいと言われています。
4. Java
名称 | Java |
制作物 | Minecraft など |
需要 | ◯ 高い |
学習のしやすさ | △ 制約が多い |
フレームワーク | Spring |
Javaは、大規模な金融系システムに好まれているバックエンド言語です。なぜなら、以下のような特徴があるからです。
- セキュリティが高い
- 安定している
- 処理速度がはやい
- どんなOSでも開発できる
ただし、良いところばかりではありません。ここまでに紹介した言語よりも専門性が高いので、学習コストがかかります。そのため、プログラミング初心者の習得には不向きな点を覚えておきましょう。
また、Javaは長い間人気言語ランキング1位を獲得し続けていましたが、2020年になってからPythonに抜かれるなどトレンドに変化が見られます。
プログラミングは現在も発展している分野なので、時代の移り変わりを注視しておくようにしましょう。
5. Go(Golang)
名称 | Go |
制作物 | クックパッド pairs など |
需要 | ◯ 上昇トレンド |
学習のしやすさ | △ |
フレームワーク | echo |
Go(Golang)は、Googleが開発したバックエンド言語です。2009年にリリースされたばかりですが、人気はどんどん拡大しています。
Go言語では、以下のものが作れます。
- プログラミング言語
- 開発者向けソフトウェア
- IoT機器を動かす組込みシステム
- 決済や認証などのマイクロサービス
- Webアプリケーション
特筆すべきは、2018年のプログラミング言語別年収ランキングで1位になった点です。既にプログラムの基本を身に着けたエンジニアなら学習するコストパフォーマンスが高いので、2言語目や3言語目におすすめできます。
ただし、初心者には不向きな点に注意しましょう。なぜなら、記述した結果がうまく反映されたか視覚的に把握しにくいからです。
未経験者はRubyやPHP、Pythonから学習を始めるのがおすすめです。
【+α】次に学ぶべきバックエンドエンジニアの言語
バックエンドエンジニアの言語は流行り廃りが激しいです。そのため、時代の流れに乗れるように、言語の流行をいち早く察知し、習得を目指す必要があるでしょう。
たとえば、以下のようなバックエンド言語を次に学ぶのがおすすめです。
- JavaScript:フロントエンド言語でありながらバックエンドにも対応。
- C#:Windows向けアプリ開発が得意。検索エンジンBingを動かす言語。
- Swift:iOSのアプリ開発に適している言語。
- Kotlin:Androidのアプリ開発向け。Javaとの互換性が高い。
- Scala:Javaとの互換性が高い。Chatworkなどの有名企業で採用。
- C++:言語の検索数4位。Google Chromeの開発に使用。
- Perl:歴史が長く文献が豊富。
特に、複数の言語を習得したフルスタックエンジニアは多くの企業で重宝されます。スタートアップスやベンチャー企業に即戦力として求められるので、市場価値を高めたい人は学習を続けるようにしましょう。
バックエンドエンジニア言語を習得する3つのコツ
バックエンド言語を習得する際に最も気をつけなければいけないのは、途中で挫折してしまうリスクです。ここでは、初心者がなるべく楽しく学習を続けられるような習得のコツを紹介していきます。
- フロントエンド言語から学ぶ
- わからないことをそのままにしない
- アウトプットを忘れない
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. フロントエンド言語から学ぶ
初心者がバックエンド言語から学ぶのは、あまり推奨される学習法ではありません。なぜなら、プログラムを記述した結果が見えにくいからです。
そこで、HTMLやCSS、JavaScriptといったフロントエンド言語から学ぶのがおすすめです。プログラムがWebページにどのように反映されるか、1つひとつ確認しながら学習を進めましょう。
2. わからないことをそのままにしない
プログラミングを学んでいると、必ず理解しにくいところにぶつかります。その都度解決してから先に進むようにしましょう。
なぜなら、基礎でつまづいていると応用に対応できないからです。メンターを付けたり質問サイトを活用したりして、誰かに聞ける環境を用意しておくようにしましょう。
「Skill Hacks」がでは、無制限の質問サポートを用意しています。疑問点をすぐに解決して、効率よく学習をすすめるためにうってつけです。
3. アウトプットを忘れない
最後に、インプットした知識は手を動かして学習するのがおすすめです。なぜなら、本を読んだり動画を見たりしてわかった気になっていても、実際に操作してみると新たな疑問点が浮かぶことがあるからです。
書籍『学びを結果に変えるアウトプット大全』にも、その重要性が説かれています。仕事に活かせるスキルを身につけるなら、アウトプットは必ず行いましょう。
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