「プログラミングって時間の無駄なのかな?」
「プログラミングを学ぶメリットってなんだろう?」
「効率よくプログラミングを学ぶにはどうしたらいいのかな?」
プログラミングの学習は難易度が高いため、勉強したとしても身につかず、時間の無駄にならないか不安を感じていないでしょうか。
せっかく時間を割いたのに、学習を挫折することだけは避けたいですよね。プログラミングスキルを身に付けられないまま勉強を辞めてしまうと、場合によってはお金が無駄になってしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、プログラミングが時間の無駄になってしまう理由を紹介します。
効率よく学習を進めたい人向けに対処法も紹介していきますので、プログラミングを始めようとしている方はぜひ参考にしてみてください。
監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。
監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。
プログラミングを学習するメリット3選
プログラミングを学習することには利点が多いです。この章では具体的なメリットを紹介していきます。
- IT人材の需要が高まっている
- 年収がアップする
- キャリアの幅が広がる
ひとつずつ深掘りしていきましょう。
【メリット1】IT人材の需要が高まっている
現在IT人材は需要が高まっており、プログラミングを身に付けることで転職が有利に働く場合があります。
実際にデータも出ており、下記の表は2020年度の求人倍率を職種別に示したものです。
▼職種別の転職求人倍率(2020年度)
出典:doda「転職求人倍率レポート(データ)」
求人倍率は数字が高いほど、就職が有利であることを示します。プログラマーやエンジニアなどのIT技術系の倍率は、他の職種と比べても高いことが分かりますね。
このデータからIT人材の需要は高く、転職に有利であると言えるでしょう。
【メリット2】年収がアップする
▼プログラマーの平均年収
出典:求人ボックス「プログラマーの仕事の年収・時給・給料情報」
プログラミングを学ぶことで、年収がアップする可能性があります。スキルを身に付け、プログラマーとして就職するなら平均年収は453万になります。20代の平均が348万円、30代が444万円(いずれもdoda調べ)なので、プログラマーは年収が高いと言えるでしょう。
【メリット3】キャリアの幅が広がる
プログラミングを習得することで、キャリアの幅が広がります。
プログラマーやエンジニアとして転職も可能ですし、副業も始められます。さらにスキルが身に付けば、会社を独立してフリーランスにもなれるでしょう。
スキルを習得することでキャリアの幅が広がるのは、プログラミングならではのメリットです。
プログラミングが時間の無駄になる5つの理由
プログラミングを学習する時間が無駄になってしまう理由は、主に下記5つです。
- 学習の目的があいまい
- 疑問点やエラーが解決できない
- 独学で済まそうとしている
- 自分に合わないスクールや講座を受講している
- 勉強する順番を間違えている
これから勉強を始めようと考えている人は、本章の内容をよくチェックしておきましょう。
【理由1】学習の目的があいまい
プログラミングが時間の無駄になる理由として、学習目的があいまいということが挙げられます。スキルを得ることにメリットは多いですが、目標が定まっていなければモチベーションの維持は難しいでしょう。
- インフルエンサーがプログラミングをおすすめしていたから
- スキルを身に付ければ将来困らなそう
上記の様な目的では、プログラミング学習は続きません。
また、つくりたいものによって必要な言語は異なります。スマホのアプリがつくりたかったのに、自分が勉強している言語では対応できなかったら。せっかくの努力も水の泡。
遠回りしないためにも、プログラミングで何をしたいのか最初にイメージを持つことが大切です。
【理由2】疑問点やエラーが解決できない
プログラミングの学習は難しく、疑問点やエラーがつきものです。自分の力では解決しきれずに挫折してしまうケースが見受けられます。
理解しないまま学習を進めていくと、関連する知識がでてきたところでますます理解が追いつかなくなるものです。適宜、復習しながら理解を深めていかなければ、「どこがわからないかすらわからない」という状態になりえます。
プログラミング学習を完遂させるためには、疑問点やエラーを早めに解決することが重要です。
【理由3】独学で済まそうとしている
独学で身に付けようとする人も、プログラミングを時間の無駄に感じる人の特徴です。
プログラミングスキルの習得は独学でもできます。しかし、エラーの解決に時間を割かれることがあり、手間と労力がかかってしまうでしょう。
結果としてプログラミングに苦手な意識が芽生え、挫折につながってしまいます。
独学で勉強する場合は、質問できるメンターや友人が周りにいると学習がスムーズに進みます。
【理由4】自分に合わないスクールや講座を受講している
最近では、プログラミング専門のスクールや講座が見受けられます。利用する人も増えてきていますが、自分に合っていないものを選択してしまう可能性があるでしょう。
例えば下記のようなスクール・講座は、お金をかけた割に時間の無駄だと感じてしまうでしょう。
- 質問は受け付けていても回数や期間の制限がある
- 自分が学習したいスキルが学べなかった
プログラミング専門のスクールや講座を利用するなら、自分に合ったものを吟味することが大切です。
【理由5】勉強する順番を間違えている
プログラミングが時間の無駄になる理由として、勉強する順番を間違えていることが挙げられます。
例えば、プログラミング言語の知識がないままフレームワークを学ぶといったことです。仕組みが分からないままなので、フレームワークについてよく理解できず、丸暗記になって身に付かないでしょう。
プログラミング学習を効率よく進めるには、勉強する順番が重要です。
【無駄にさせない】プログラミング学習を効果的に行う方法5選
前章では、プログラミング学習が時間の無駄となる理由を紹介しました。専門性が高いスキルなので、具体的な目標や勉強の計画を立てる必要があります。
この章では、プログラミング学習を効率的に行う方法を紹介します。
具体的には、下記5点です。
- 具体的な目標を設定する
- 疑問点が出たら復習する
- モチベーションを維持する
- 必要に応じて自己投資を行う
- 学習目的に合ったスクールや講座を活用する
それぞれの方法について、詳しく解説していきます。
【効率の良い学習方法1】具体的な目標を設定する
プログラミング学習を効率よく行うためには、具体的な目標を設定することが大切です。目的が決められていないと、学習でつまずいたときにモチベーションの維持が難しいためです。
目標を立てる際には「SMARTの法則」を意識すると良いでしょう。SMARTの法則とは、下記5つのポイントに着目して目標を設定することを指します。
- Specific(目標が具体的か)
- Measurable(設定した目標は測定可能か)
- Achievable(現実的に達成可能か)
- Result-oriented(達成したい成果に基づいた目標であるか?)
- Time-Related(期限が設定されているか)
プログラミングを学習するなら、具体的な目標を設定して効率よくスキルを身につけましょう。
【効率の良い学習方法2】疑問点が出たら復習する
繰り返しになりますが、プログラミング学習では疑問点が出ることがよくあります。疑問点が出てくるということは、知識が定着していない証拠です。そのため、復習を行いスキルをより自分のものにしましょう。
復習を行った分野には、振り返りやすいよう記録を付けておくことをおすすめします。同じジャンルでつまずいている場合は苦手分野の可能性が高め。意識することで、効率よく学習が進められるでしょう。
【効率の良い学習方法3】モチベーションを維持する
プログラミングを効率よく学習するためには、モチベーションを維持することが大切。学習を続ける意志が弱ければ、スキルを身に付くまでに時間がかかったり挫折してしまったりする場合があるでしょう。
モチベーションを維持するためには、プログラミング仲間を見つけるのがおすすめです。身近な友人などでもいいですが、SNSやサロンなどを活用することで同じ目標を持った人たちと出会いやすいでしょう。
モチベーションを維持して、プログラミング学習の完遂を目指しましょう。
【効率の良い学習方法4】必要に応じて自己投資を行う
プログラミングを学習する際には、必要に応じてお金をかけて自己投資をしましょう。前章でも紹介しましたが、独学でのスキル習得には時間がかかってしまうからです。
書籍や講座を活用することで、自分の力ではどうしようもなかった問題を解決できるかもしれません。疑問点が解決できれば、次のステップに進むことができ効率よく学習が行えます。
予算が許すのであれば、書籍購入や講座受講に費用を充てることをおすすめします。
【効率の良い学習方法5】学習目的に合ったスクールや講座を利用する
スクールや講座を活用する際には、自分の学習目的にあったものを選びましょう。自分の想像と違うものだった場合、モチベーションが下がってしまうからです。
スクールや講座によって学習する内容はさまざまです。プログラミング言語も複数種類があるため、カリキュラムにも違いが出てきます。スクールや講座を活用するには、受講内容をよく確認しましょう。
スクールや講座のメリットは、効率よく勉強ができるようカリキュラムを組んでいること。学習する順番は理解が深まりやすいように組まれているので、知識が定着しやすくなっています。
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プログラミングを勉強する際の2つの注意点
プログラミングを勉強する際には、注意しておきたいポイントがあります。
大きく分けると下記2点です。
- 独学でのスキル取得は困難だと理解する
- スクールや講座に頼りすぎない
ひとつずつ深掘りしていきましょう。
【注意点1】独学でのスキル取得は困難だと理解する
独学でプログラミングスキルを身に付けることは可能ですが、かなり困難なことを理解しておきましょう。学習以外にかかる労力が大きくなってしまいがちだからです。
自分で学習する内容や知識をインプットする媒体を決めなければなりません。プログラミング学習を効率よく行うには、カリキュラムの組み方や教材が大きく関わります。もし独学でスキルを習得したいなら、入念なリサーチをして学ぶスキルを選択しましょう。
学習以外にかかる労力を削減するなら、スクールや講座を受講したり、ココナラなどで疑問点を回答してもらえるサービスを利用したりすることも検討してみましょう。
【注意点2】スクールや講座に頼りすぎない
スクールや講座はプログラミング学習を効率よくすすめる方法ですが、頼りすぎないよう注意しましょう。スクールや講座に依存してしまうと、受け身の姿勢になってしまうからです。
例えば下記の行動は、プログラミングスキルの習得に時間がかかってしまうでしょう。
- 講義のない日は学習しない
- 受講した内容を復習しない
プログラミング学習を行う際には、自主的に学ぶ姿勢が重要です。
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