「フリーランスになりたいけど必要なスキルはあるのかな?」
「どれぐらい技術を身に付けたら独立できる?」
場所や時間にとらわれない働き方であるフリーランス。最近では、会社員から独立を希望する人が増えてきています。
しかし、フリーランスには実際どんなスキルが必要なのかお悩みではないでしょうか?問題なく生活できるくらい稼げるのか不安ですよね。
そこで今回は、フリーランスに必要なスキルを徹底的に解説していきます!なおスキルアップの方法も具体的に紹介していきましょう。
これからフリーランスを目指そうとしている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
【要チェック】フリーランスに必要な基本的スキル5選
まずはフリーランスに必要な基本的なスキルを紹介していきます。
主に以下の5点です。
- コミュニケーション能力
- 自己管理
- 営業力・交渉力
- 学習能力
- 税金・社会保険の知識
なおフリーランスとして生き残るには、「ソフトスキル」が超重要!ソフトスキルとは、レスの速さやコミュニケーションの円滑さなど、対人関係に関するものを指します。
つまり、物を使いこなせるなどの技術を身に付けるだけでは不十分ということです。ソフトスキルの大切さも頭に入れたうえで、フリーランスに必要な基本スキルを確認していきましょう。
▼フリーランスとして生き残る方法を現役社長「迫佑樹」に直撃取材!▼
コロナはフリーランスを二極化させる。迫佑樹が教える「コロナ禍でも仕事を頼みたい人材」
>>コロナはフリーランスを二極化させる。迫佑樹が教える「コロナ禍でも仕事を頼みたい人材」
【必要な基本的スキル1】コミュニケーション能力
最初に紹介するスキルは、コミュニケーション能力です。
フリーランスは1人で仕事をすると思われがちですが、そうではありません。発注者から案件を請け負うことが多いです。その他にも、チームを組んで1つの仕事をすることもあります。
フリーランスは意外と他人と関わることが多いということですね。
そのためコミュニケーション能力は重要。相手の意図を汲み取った提案をしたり、1つ1つきちんと報告したりするなどを意識して行いましょう。
【必要な基本スキル2】自己管理
続いて紹介するのは自己管理です。
フリーランスは会社員と違って、自分の好きなように働けます。そのため、さぼろうと思えばいつでもさぼることが可能。反対に、仕事をいくらでもやることができます。
フリーランスは自由である分、仕事と私生活とのバランスを考えることが重要です。1日の目標を決めて働くなど、あらかじめスケジュール調整をしておくと良いでしょう。
【必要な基本スキル3】営業力・交渉力
フリーランスには、営業力・交渉力も必要です。独立すると、自分で仕事を獲得しなければなりません。そのため、自分のスキルをアピールする力が必要になります。これが営業力・交渉力です。
自分がどんな能力を持っていて、発注者のどう役に立てるのかまで考えて、アピールすることが大切ですね。
【必要な基本スキル4】学習能力
続て紹介するのは、学習能力です。
フリーランスには、仕事を教えてくれる人はいません。そのため自分で学習していく力が必要です。
ときには、書籍から情報を集めたり、インターネットから調べたりして学んでいきます。
なお発注者からの指摘をしっかり次の仕事に反映することも大切!指摘とは、自分の足りていない部分です。きちんと受け止めて、スキルアップとして活用していくように心がけましょう。
【必要な基本スキル5】税金・社会保険の知識
最後に紹介するのは、税金や社会保険の知識です。
会社員は、企業が税金・社会保険の手続きを行っています。給料から天引きされているので、意識していない人も多いでしょう。
フリーランスは、税金・社会保険などの手続きを1人でやっていかないといけません。
なお、最近ではインターネットや本でフリーランス向けの情報がたくさんあります。こういったところから、税金・社会保険の知識を身に付けていくことも可能ですよ。
▼フリーランスになった人が読むべき本を紹介▼
【面接前にチェック】フリーランスから会社員へ転職する方法と人事が見ている4つのポイント
>>【厳選24冊】フリーランスで活躍するなら読むべき本を分野別に紹介
【仕事ごとに解説!】フリーランスに必要な技術的スキル
上記では、フリーランスに必要な基本的スキルを紹介しました。
しかし、技術的な能力もとても大切です。ここでは、案件別に必要な技術的スキルを紹介していきます。
- エンジニア
- 動画編集
- Webデザイン
- Webライティング
ここでは上記4つについて詳しく解説していきましょう。
なお、スキルが不足していると仕事が受注できない可能性もあります。そのため、技術的な能力もしっかりと身に付けておくことが重要です!
▼フリーランスのスキル不足のデメリットや解決方法まとめ▼
【超重要】フリーランスのスキル不足は危険!デメリットや4つの解決方法を解説
>>【超重要】フリーランスのスキル不足は危険!デメリットや4つの解決方法を解説
エンジニア
エンジニアとひとことでまとめても、案件は様々です。
ここでは、
- システム開発
- ヘルプデスク
- インフラエンジニア
に分けて解説していきましょう。
なおプログラミングの基本的なスキルを身に付けたいなら、Skill Hacksがおすすめです。分からないことあれば、LINE@で気軽に質問することが可能!質問は無制限なのも安心です。
システム開発
まず最初に紹介するのが、システム開発です。
アプリ作成から業務システムなど、各種システムの開発を請け負います。エンジニアと言うと、システム開発を思い浮かべる人も多いでしょう。
システム開発では、JavaやC言語をはじめ、Ruby、PythonやPHPなど幅広いプログラミング知識が必要不可欠です。その他にも、チームで仕事をすることがほとんどなので、コミュニケーション能力も重要でしょう。
なお実務経験を求められることも多いです。フリーランスになる前に、実績を残しておきましょう。
ヘルプデスク
ヘルプデスクでは、社員や顧客からの問い合わせ対応を行います。
そのため、ハードやソフトウェアなどの幅広いIT知識が必要です。実務経験を求められることが多いので、未経験からのスタートは少々厳しいかもしれません。
なお、フリーランスではあるがどこかの会社に常駐する案件がほとんどです。
インフラエンジニア
インフラエンジニアとは、システムが動作する環境を作り、きちんとそれが動くのかを確認・メンテナンスする仕事です。
ネットワークやサーバー、クラウドなどの知識が必要です。ITの中でも、土台となるようなスキルと言ったところですね。
なお、インフラエンジニアもどこかの会社に常駐する案件がほとんどです。そのため、会社員と同じようなコミュニケーション能力も必要となります。
動画編集
動画編集では、編集ソフトの操作スキルはマストです。代表的なものだと、Adobe Premiere Pro、Final Cut Proなどが挙げられますね。
具体的な編集スキルでは、カット、テロップ、BGM挿入が必要です。
しかし、単に編集できるだけでは、フリーランスとして不十分。視聴者が最後まで見てくれるような動画を作る必要があります。
例えば、テロップの入れ方を知っている「だけ」ではNG!
- どの言葉をピックアップするか
- しゃべり出しとタイミングをぴったり合わせる
などの、スキルのレベルの高さが重要です。
なお、フリーランスとして生活できる目安は、月に20~30本の編集こなすことです。この数であれば、独立しても安心と言えるでしょう。
動画編集のスキルを身に付けるなら、Movie Hacksがおすすめです。テロップ入れなどの基本的なスキルの学習はもちろんですが、お仕事を受けるうえで大切にしたいことなども学べますよ。講師は現役YouTuber・動画編集者の生ハム帝国!実際に案件をこなしている人から、教えてもらえるのも安心です!
▼ 動画編集者として生き残る方法を現役YouTuberが解説▼
【マル秘】動画編集のフリーランス始め方から生き残るコツまでガッツリと取材
>>【マル秘】動画編集のフリーランス始め方から生き残るコツまでガッツリと取材
Webデザイン
バナーやアイキャッチの作成をするWebデザイン。
Photoshop、Illustratorのデザイン専用ソフトの操作方法は必要不可欠です。案件では必ずと言っていいほど、活用するツールです。
その他にも、デザインの基礎的な知識はマスト。どうしたら他人に買ってもらえるようなデザインになるのか、論理的にデザインできるスキルが必要です。
なお、フリーランスとして生活するなら、Webサイトの構築まで行えるようにしたいですね。
当メディアが紹介するDesign Hacksでは、Webデザインを1から学習したい人におすすめです。デザインの基礎知識から、Photoshop・Illustratorなどの操作方法まで、幅広く学べます!
その他にも、実際のお仕事の取り方までも学習することが可能ですよ。Webデザインでしっかりと稼いでいきたい方に向いているでしょう。
▼デザイナーとして稼ぐ方法を直撃取材!▼
デザイナーのフリーランスは多彩な働き方が魅力!高単価案件を取り続ける秘策を取材
>>デザイナーのフリーランスは多彩な働き方が魅力!高単価案件を取り続ける秘策を取材
Webライティング
Webライティングは、コンテンツや記事を作成する仕事です。文章の基礎知識やリサーチ能力はマストでしょう。
なお、フリーランスとして稼ぐなら、単価をあげることが重要です。
- 専門知識が必要な記事が書ける(医療、不動産、金融など)
- 取材ができる
- 他のライターが書いた記事の校正ができる
など、ただ単に記事を書くだけでは不十分ということですね。
【実践可能!】フリーランスがスキルアップをする5つの方法
ここまではフリーランスに必要なスキルを解説していきました。独立するなら技術はマストということが分かっていただけたかと思います。
なお、この章ではフリーランスがスキルアップする5つの方法を紹介!
- 独学で学ぶ
- スクールに通う
- オンライン講座を活用する
- セミナー・勉強会に参加する
- とにかく案件をこなす
すぐに実践できるものも多いので、ぜひチェックしてみてくださいね。
【スキルアップする方法1】独学で学ぶ
スキル不足は独学で補うことができます。
例えば、本やwebサイトなどで技術を身に付けることも可能です。
ただし独学なので途中でだれてしまう可能性もあります。自分の力で根気強く学習していく必要があるでしょう。
▼フリーランスにぴったりなおすすめ本を紹介!▼
【2024年最新】フリーランスにおすすめの本26選!分野別に紹介
>>【厳選24冊】フリーランスで活躍するなら読むべき本を分野別に紹介
【スキルアップする方法2】スクールに通う
専門のスクールに通うことで、スキルアップに繋がります。
講師もいるので、分からないことがあっても聞きやすいことがメリットでしょう。
ただしスクールは費用が高いです。相場は10万円以上。金銭的に余裕がある人でなければ難しいかもしれません。
【スキルアップする方法3】オンライン講座を活用する
スクールの費用面がネック…という方には、オンライン講座もおすすめです。スクールと比べて費用は安めです。内容にもよりますが、数万円程度で十分にスキルアップができますよ!
なおどこかに通う必要はないので、時間がない人や在宅で学びたい人にもぴったりです。自宅にいながらスキルアップをすることができますよ。
ただし、分からないことがあっても質問できない講座もあります。オンライン講座を選ぶ際は、注意するようにしましょう。
【スキルアップする方法4】セミナー・勉強会に参加する
ある程度スキルがある方は、セミナーや勉強会に参加するのも良いでしょう。普段では受けることのない刺激に触れることで、スキルアップに繋がります。
なお最近では、オンライン上で講座を聞くことができるので、わざわざ会場に足を運ぶ必要はありません。
セミナーによりますが、交流会があることも。人脈を広げることもできますよ。
【スキルアップする方法5】とにかく案件をこなす
最後にご紹介する方法は、とにかく案件をこなすということです。
スキルをインプットするだけでなく、アウトプットすることは重要。つまり、実践に移すということですね。案件をことで、初めてスキルが身に付くこともあります。
実務経験を積み上げることになるので、フリーランスとしての実績も増えるでしょう。
1つ1つの案件を大切にし、仕事をこなしていきましょう!
なお、発注者から指摘をもらった場合はメモなどに残しておくことが大切です。次の仕事にも活かすように心がけましょう。