【2024年版】評判の良い無料プログラミングスクール8選！無料の仕組みや受講の注意点を解説

「無料で通えるプログラミングスクールはある？」
「評判がいい無料スクールは？」
「どんなスクールを選べばいい？」

プログラミングを習得しようとは思ってもスクールの費用が高く、申し込みをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。できることなら無料で、就職に強いプログラミングスクールを選びたいですよね。

とはいえ、無料で受けられるプログラミングスクールには「カリキュラムに問題があるのではないか」「きちんとスキルを身に付けられるのか」など、不安を感じている方も多いと思います。せっかく受講するなら、評判の良いスクールを選びたいところです。

そこでこの記事では、無料で通えるプログラミングスクールを評判とともに紹介していきます。

その他に解説するのは以下の内容です。

• プログラミングを無料で学べる2つの理由
• 無料スクールのデメリット
• スクールの選び方

未経験からプラグラマーを目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。

プログラミングスクールが無料である2つの理由

なぜプログラミングスクールへ無料で通えるのか、不思議に思っている方もいるでしょう。

無料だからといって全てのスクールが怪しいわけではありません。

無料で学べる理由は2つあります。

1. 企業から紹介料を集めている
2. 無料になる条件が決まっている

それぞれ確認し、仕組みに納得した上でスクール選びをしましょう。

1.企業から紹介料を集めている

無料でプログラミングを教えてくれるスクールは、企業と提携しているケースがあります。

スクールで実力を磨いた生徒を、提携企業へ就職させることを目的としているのです。

企業はいい人材を渡してもらったお礼として、スクール側に紹介手数料を払います。

この紹介料を主な収入源にしているスクールは、受講生から学費を集める必要がありません。

• スクールは「就職サポートつき！」というアピールポイントができる
• 提携企業は人材の採用や研修のコストを削減できる
• 生徒は無料で勉強できる上、就職しやすくなる

このような相互のメリットが生まれます。

2.無料になる条件が決まっている

条件が細かく決まった実質無料システムの場合があります。

「無料」を全面的にアピールしていても、以下のような条件をクリアできなければ無料にならないのです。

• 紹介企業に必ず就職する
• 途中で辞めない
• 3か月以内に内定を得ること

スクールによっては正規料金を事前に支払ったり、後から違約金としてお金を請求されたりします。

実質無料の正式な条件は、体験授業を受けてみないと教えてもらえないこともあるので注意が必要です。

評判のいい無料のプログラミングスクール8選

こちらでは、無料で利用できるプログラミングスクールを8つ紹介します。

1. Geek Job
2. 0円スクール
3. 無料PHPスクール
4. プログラマカレッジ
5. ITプロ育成スクール
6. 42 Tokyo
7. LIKEIT
8. ITCE Academy

それぞれの特徴や受講条件を確認しておきましょう。おすすめポイントもあわせて紹介するので、ぜひスクール選びの参考にしてみてください。

1.Geek Job

（引用：https://camp.geekjob.jp/）

Geek Jobは、転職支援込みの無料プログラミングスクールです。

24時間受けられるオンライン形式の授業で学びます。

通学しなくていいので、働きながらでも勉強を両立できるでしょう。

プログラミング学習はもちろん、以下のサポートも受けられます。

• 履歴書の添削
• 面接練習
• 就職先の紹介

IT業界以外の出身で転職を成功させた割合は9割以上。

未経験でも不安なく勉強できます。

2.0円スクール

（引用：https://zero-school.com/）

スクール名	0円スクール
コース名	初心者コース、開発コース
授業形式	通学
期間	1〜3か月
受講条件	18歳以上35歳以下 1年以内にIT業界に就職・転職意思のある方

0円スクールでは、現場基準のカリキュラムでプログラミングを勉強できます。

現役のプログラマーが実際に開発したプロセスをカリキュラムのもとにしているのです。

座学や独学だけでは習得できない実践力を身につけられるでしょう。

また、カリキュラムは「自分で考えること」を主軸にしています。

実際にWebアプリケーションを自分の手で開発し、課題を解決できる考え方を養えます。

未経験からプログラミングに挑戦するのであれば初心者コース、授業や社内研修で軽く学んだことがある方は開発コースがおすすめです。

3.無料PHPスクール

（引用：https://www.dt30.net/phpschool/）

スクール名	無料PHPスクール
コース名	ー
授業形式	通学、オンライン
期間	23日間
受講条件	未経験者のみ

無料PHPスクールは23日の短期集中型カリキュラムで、現場で通用する即戦力を磨くスクールです。

授業は12人の少人数制なので、講師が生徒をよくサポートできる体制が整っています。

オンライン授業ではGoogle Meetを通して、本校の授業にリアルタイムで参加します。

録画授業とは違い、受け身になることなく他の受講生と同じ条件で学習可能です。

なお、授業初日に保証金として7〜13万円を預けることになります。

保証金は就職決定後に全額返金される仕組みです。

4.プログラマカレッジ

（引用：https://programmercollege.jp/）

プログラマカレッジでは、以下の方法をミックスして学習を進めます。

• 通学のグループ授業
• 通学の個別授業
• Skype研修

構文などのインプットは自習し、課題や開発でアウトプットする際は講師がついてくれるイメージです。

最終的にはECサイトやWebアプリを独自で開発できるレベルを目指します。

模擬面接やテスト対策といった就職支援も充実しています。

「平日5日間」「夜だけ3日間」など通うペースを選べるので、都合に合わせてカリキュラムを選びましょう。

5.ITプロ育成スクール

（引用：http://www.m5school.jp/index.html）

ITプロ育成スクールは福岡にある無料スクールです。

半年程度のプログラミング学習を行い、スクールの運営会社に正社員として入社することを想定しています。

たくさん面接を受けることなく、確実に正社員になりたいという方におすすめです。

平日5日間にわたりフルタイムで授業を行いますが、スクール側で最大月15万円の奨学金を用意しているので、生活費の心配なく学習に集中できるでしょう。

6.42 Tokyo

（引用：https://42tokyo.jp/）

42 Tokyoはフランスで始まったエンジニア養成機関です。

学生同士で課題を解決し合いながら学ぶ、日本では珍しい学習スタイルを採用しています。

24時間365日利用できる校舎に通い、学生同士で助け合いながらスキルアップするのです。

強制参加の授業はないので、自分のペースでプログラミングを習得できるでしょう。

独学では分からない、現場で役立つグループ開発のノウハウが身に付きますよ。

卒業までの決まった年数はありませんが、多くの学生は1〜2年程度で学習の最高レベルに到達しています。

7.LIKEIT

（引用：https://job.likeit.tech/）

LIKEITは、就職サポート付きの無料プログラミングスクールです。

現役でエンジニアとして働く講師が対面式かビデオ通話でマンツーマンレッスンをしてくれます。

目指せる主な職業は「Javaエンジニア」です。

なお、就職活動ではエンジニア以外の希望も可能。

営業や事務などの求人も取り扱っています。

8.ITCE Academy

（引用：https://www.it-careerexpo.com/itce-academy）

ITCE Academyは、未経験から約1ヶ月で就職までサポートを受けられるスクールです。

セミナー形式の座学のみならず、実践的な研修も実施。

ネットワークエンジニアやサーバエンジニアを目指せます。

校舎は代々木にありますが、遠方からの参加者向けに宿泊施設を提供しています。

【評判あり】無料プログラミングスクールの注意点3選

無料プログラミングスクールは、受講する前に知っておきたい注意点があります。主に、以下の3点です。

1. 好きな企業に就職できない
2. 生徒のモチベーションが低い
3. 受講条件がある

受講後にイメージのギャップを感じることがないよう、確認しておきましょう。

1.好きな企業に就職できない

自分は今年の6月まで無料のプログラミングスクールに通ってたが、紹介以外の企業に就職すると違約金払う事になるし、その企業もほぼSES。結果的に6社紹介後に強制卒業😂

でも今思えば本当に良かったなと思う😎
今はそのキャンプの経験を元に作ったポートフォリオでエンジニア就活してます。頑張るぞ💪 https://t.co/DEq9bcYOrW

— れぶ@彼女を幸せにする次世代エンジニア (@leb_397) August 17, 2020

プログラミングスクールの転職支援を受けると、好きな企業に就職できないことがあります。

提携先の企業に就職することが前提となっている場合があるからです。

授業自体は無料で受けられても、外部企業に就職すると違約金が発生するスクールもあります。

ほとんどのスクールでは、入学前のカウンセリングや説明会で就職の意思を確認しています。

副業や独立の意志が強いと、入学すらできない可能性があるので注意しましょう。

2.生徒のモチベーションが低い

一昨日、今日と、一人ずつプログラミングスクールを辞めた人がいる報告を受けました。
無料だと、こうやって簡単に止めるんですよね。だから、高いお金払うと、いやでもプログラミング続けるんです。スクールに通う意味です

— えなっち（女） (@enachi_e) June 27, 2021

無料に惹かれて集まった生徒は、モチベーションが低い可能性があります。

本当に一生懸命プログラミングを学びたいという人は、お金を出し惜しみすることなくスクール選びをするからです。

周りのやモチベーションが低いと勉強しづらくなったり、自分のやる気まで落ち込んだりするデメリットがあります。

体験授業などでどのような生徒が集まっているのかよく確認することをおすすめします。

3.受講条件がある

本来プログラミングスクールの門を叩くのなんて何歳でも構わないはずなんだけど、受講後にSESに売り飛ばすことを前提としている無料プログラミングスクールでは年齢制限がかかっていたりする。35〜40くらいになると売れなくなるので、受講できる人は20代くらいまでに制限されていたり。

— 米村歩@日本一残業の少ないIT企業社長 (@yonemura2006) September 25, 2018

スクールによっては受講条件が決まっています。

特に気にかけたいのは年齢と就職エリアです。
「通えるのは20代限定」「就職先は都内のみ」と、条件によっては受講できない可能性があります。

条件を満たしていないことを理由に正規料金の別コースを案内されることも。

スクールごとに条件が変わるので、比較してみることをおすすめします。

【失敗しない】無料プログラミングスクールの選び方3選

無料で受講できるプログラミングスクールがいくつもあるので、どのように選べば良いのか分からない方もいるのではないでしょうか。

こちらではスクール選びのポイントを3つお伝えします。

1. 目的を再確認する
2. 学習環境で選ぶ
3. 学習内容を確認する

無料とはいえ、途中で辞めると違約金がかかるスクールもあります。

できる限り最後までカリキュラムをこなせるよう、自分に最適なスクールを選びましょう。

1.目的を再確認する

プログラミングスクールを利用する目的を再確認しましょう。

• 就職したい
• ポートフォリオを作りたい
• 自分でシステムを開発したい
• フリーランスになりたい

など、目的は人それぞれ違います。

スクールによっては座学中心でポートフォリオ作りまでアドバイスを受けられなかったり、就職先を探すことが目標だったりします。

目的を叶えるのに最適なスクールかどうか、契約前に確認することが重要です。

2.学習環境で選ぶ

学習環境が自分に合っているか確認しましょう。

無料プログラミングスクールは次の3つの学習スタイルに分かれます。

• 通学型
• オンライン型
• 通学・オンライン併用型

通学の時間を確保できない場合はオンライン型のスクールも検討してみてください。

3.学習内容を確認する

学習内容を事前に確認することが重要です。

スクールによっては座学が中心だったり、逆に開発に力を入れていたりと特色が異なるからです。

また、スクールやコースが変わると希望の言語を学べない可能性もあります。

公式サイトで確認するか、契約前のカウンセリングで質問するようにしましょう。

【メリット多数】本格的なスキルを身につけるなら有料教材がおすすめする5つの理由

実践的なスキルを身に付けるなら、有料教材がおすすめです。受講費用がかかるものの、無料のプログラミングスクールに通う以上にメリットがあります。

こちらでは、有料教材をおすすめする5つの理由を紹介します。

1. 受講制限が設けられていないから
2. 就職先を自由に選べるから
3. 挫折しにくいから
4. 受講生のモチベーションが高いから
5. 自分の好きな分野を学べるから

順番にみていきましょう。

1.受講制限が設けられていないから

有料教材は、受講制限が設けられていないことがほとんどです。

例えば、無料プログラミングスクールの場合だと「30代以下」「フリーターor離職予定の人」などの条件があります。良さそうなスクールを見つけたとしても、条件をクリアしなければ受講はできません。

一方、有料教材は受講制限が設けられていないので、どのような人でもプログラミング学習を行えます。「30～40代でも受けられるか心配」「離職予定はないけどプログラミングを学びたい」と考えている方は、有料教材の受講を検討してみてください。

2.就職先を自由に選べるから

有料のプログラミング教材のメリットは、就職先を自由に選べることです。

無料スクールは、提携先の企業に就職することを条件に受講費が0円となっているケースがほとんどです。そのため、就職先が限られてしまうという注意点があります。

一方、有料教材の場合だと就職の条件が決められていないため、自分の思い描いたキャリアを形成できます。自分が志望している企業へ就職したり、副業やフリーランスとして働いたりすることも可能です。

3.挫折しにくいから

有料教材は、無料プログラミングスクールと比べると挫折しにくい傾向にあります。

1番の要因は、受講費がかかっていることです。有料教材・スクールでは、20～50万円と高額な費用が発生します。そのため、挫折していまいそうなときでも「高いお金を支払ったのだから」とひと踏ん張りできます。

さらに、有料教材が挫折にくい理由として、サポート体制が整っていることが挙げられます。例えば、オンライン上で何度も質問を受け付けているなど、疑問点をすぐに解決できる環境が用意されていることがほとんどです。

「挫折することなくプログラミングを学習したい」と考えている方は、有料教材の受講を検討してみてください。

4.受講生のモチベーションが高いから

有料教材のメリットは、無料プログラミングスクールと比較すると、受講生のモチベーションが高い傾向にあります。受講費用がかかっているため、少しでも多くのスキルを吸収しようとしている人が多いためです。

周囲のモチベーションが高いと、自分の学習モチベーションも上がります。必死に学習する習慣が身に付けば、より多くの知識やノウハウが身に付くでしょう。

5.自分の好きな分野を学べるから

有料教材のメリットは、自分の好きな分野を学べることです。

プログラミングと一言でまとめても、分野はさまざまです。Webサイトを構築したり、アプリを開発したりなど、目的によって学ぶべき言語が異なります。

無料プログラミングスクールでは、分野を選択できる場合もありますが、ほとんどは学べる内容が決まっています。自分の興味のある内容を学習できないことも考えられるでしょう。

自分のやりたいことやキャリアプランが決まっている方は、有料だとしても必要なスキルを習得することが大切です。

「無料だから」という理由でスクールに通うのではなく、自分の将来像ややりたいことを明確にして、何が最適かを考えるようにしましょう。

無料プログラミングスクールだけでなく有料教材も気になっている方は、当メディアで運営しているSkill Hacksをぜひご利用ください。Skill Hacksは、自宅で取り組める動画型の教材で、プログラミングを習得できるオンライン講座です。

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