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【要注意】独立に失敗する人の特徴10個とは?成功するためのポイント5つも解説

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「独立後にうまくやっていけるか心配」
「独立に失敗する人の特徴が知りたい」
「成功のコツはある?」
などと考えていませんか?

会社を辞めてひとりで事業を起こすのは、非常に労力がかかります。
自分の好きなように進められる反面「うまくいかなかったらどうしよう……」という不安が常につきまとうものです。

できることなら、失敗せずにうまくビジネスを進めていきたいですよね。

そこでこの記事では、独立時によくある失敗について詳しく解説します!

  1. 独立に失敗する人の特徴
  2. 失敗した際の末路
  3. 成功するポイント

以上の内容で解説していくので、独立を検討してる人はぜひ参考にしてみてください。

【経営面】独立に失敗する人の特徴5個

こちらでは、独立に失敗する人の特徴を経営面の視点から5個紹介します。

  1. 事業計画が甘い
  2. 資金繰りを計画的にしない
  3. 助成金・補助金を理解していない
  4. 未経験の業界に挑戦する
  5. 友人と独立する

それぞれ詳しく確認していきましょう。

1.事業計画が甘い

どのようなビジネスモデルで利益を出すのか、どうやって事業を展開していくのかといった事業計画が甘ければ、独立はうまくいきません。

事業計画は、ひとりだけで考えていると曖昧になる場合があります。
経営に関して知識が不足していたり、論理的思考が欠如している可能性があるからです。

さらに、うまくいかないケースを想定していない事業計画書も失敗の可能性を高めます。

第三者が見ても納得できる徹底的に考え抜かれた事業計画を立てられない人は、独立に失敗しやすいです。

2.資金繰りを計画的にしない

資金繰りを計画的にしていないと、資金がショートし事業が継続できなくなります。

たとえば開業したばかりで売上が期待できないのに固定費が高い、想定していない出費が重なるなどがあると、独立は失敗しやすいでしょう。

開業までに必要な費用、収入が安定するまでの運転資金はいくら必要なのかといった資金繰りの計画が重要です。

また、根拠のない売上予測を立てたのが原因で計画通りにいかないケースも多いです。過去のデータや他社の情報など、参考資料を用意してから売上予測を立てましょう。

3.助成金・補助金を理解していない

助成金や補助金をきちんと理解していない状態で頼りにするのは危険です。
「創業・事業承継補助金」「小規模事業者持続化補助金」や地方自治体の補助金など、種類は豊富にあります。

しかしいずれも条件があり、メリットが大きいものは倍率も高くなりやすいです。
書類提出の準備には時間と労力がかかり、受給するまでに時間がかかるケースも多いです。

助成金や補助金はあくまでも足りない分を補う制度なので、理解していないと独立が失敗する可能性が高まります。

4.未経験の業界に挑戦する

未経験の業界への挑戦は、リスクがとても高いです。ノウハウやスキルが足りないので、事業が安定する前に資金がショートしてしまいます。

たとえば未経験で飲食業界に挑戦したいならフランチャイズ契約を結ぶなど、リスクを減らす対策が必要です。

対策や準備をせずに未経験の業界に挑戦する人は、独立に失敗する可能性が高いでしょう。

5.友人と独立する

友人と独立して失敗するケースは多いです。
ひとりで独立するよりもリスクが低いイメージがありますが、友人が優秀なビジネスパートナーとは限りません。

たとえば経営方針や報酬の取り分をきちんと話し合っていなければ、考え方の違いから対立し失敗につながるでしょう。

もし友人と独立する場合は、自分に足りないスキルや経験を補ってくれる人を選ぶことが大切です。

【マインド面】独立に失敗する人の特徴5個

こちらでは、独立に失敗する人の特徴をマインド面の視点から5個紹介します。

  1. 責任感が弱い
  2. 見栄を張る
  3. アドバイスを聞かない
  4. モチベーションを維持できない
  5. 根拠のない自信がある

それぞれ詳しくチェックしていきましょう。

1.責任感が弱い

責任感が弱い人は、うまくいかない原因を環境や他人のせいにします。
原因を客観的に分析できないので経営が傾きやすく、事業が失敗する可能性が高くなります。

会社員であれば、大きな責任を取る機会は多くないでしょう。しかし独立するということは、自由が増える代わりにすべての責任を自分で取るということです。

環境や他人のせいにしてばかりの責任感が弱い人は、独立に向いていません。

2.見栄を張る

独立を成功させるには、細かい管理能力が欠かせません。
しかし見栄を張る人は財務の管理が下手だと言えます。

必要以上に広い事務所を借りる、会食で高級店に行くような人は注意が必要です。
いくら経費にできるとはいえ、すべて支出であることに変わりありません。

見栄を張る人は、独立に失敗しやすい傾向にあります。

3.アドバイスを聞かない

アドバイスをまったく聞かないというのも危険だといえます。
独立をするうえで自分の考えがあるというのは大切ですが、同じくらい取捨選択する能力も大切です。

人によっては真逆のアドバイスをしてくることや、見当違いなことを言ってくることもあるでしょう。
ただしすべてを否定するのではなく、取り入れる意見を取捨選択することで自分や事業の成長につながります。

アドバイスを聞かないのは、独立で失敗する人の特徴です。

4.モチベーションを維持できない

人間なので感情の波があるのは当然です。

しかし事業を継続していくためには高いクオリティの仕事を維持し、収入を安定させることが必要です。

起業前は高かったモチベーションが、いざ独立すると下がってしまうケースは多いです。
仕事のクオリティが下がれば、クライアントやユーザーの評価は下がってしまいます。

モチベーションに左右されず仕事のクオリティを保てる人でなければ、独立は難しいです。

5.根拠のない自信がある

自信があるのはいいことですが、根拠がないのは問題です。
事業がうまくいっていない時も楽観的に考えてしまい、対策を怠ってしまいます。

たとえば売上が上がらないときでも「いい商品ならいつか売れる」と考えてしまいます。

独立を成功させるためにはリスクに敏感に、素早い対策が必要です。そのため根拠のない自信がある人は、独立に失敗しやすいと言えます。

独立に失敗するとどうなるのか

独立に失敗したらどんなデメリットがあるのかは事前に知っておきたいところですよね。こちらでは、以下3つを解説していきます。

  1. 多額の借金が残る
  2. 再就職が難しくなる可能性がある
  3. 人間関係が悪化する

ひとつずつ確認しましょう。

1.多額の借金が残る

起業して間もない、もしくは経営がうまくいっていない会社では銀行の融資が通らず個人名義で借金をする場合があります
会社名義でも連帯保証人になるケースがほとんどでしょう。独立に失敗すると多額の借金を背負う可能性があります。

返済が難しい場合は自己破産という選択肢もありますが、約10年ほどクレジットカードやローンの審査に通らない、社会的信用が低なるのはデメリットです。

特にローンが組めないとなると今後のライフプランにも大きく影響します。

独立に失敗すると多額の借金が残り、今後の人生が変わる可能性があることを忘れないようにしましょう。

2.再就職が難しくなる可能性がある

独立に失敗すると、再就職が難しくなる可能性があります。状況によって企業からの評価が異なるためです。

たとえば起業したのが20代であれば、独立の失敗も「行動力やチャレンジ精神がある」とポジティブに評価されることも多いでしょう。
一方で30代後半や40代の場合は「将来性やスキルがない」と、ネガティブに評価されてしまいます。

また、独立して何年で廃業したのかも重要です。
長年に渡って経営をした実績があれば、マネジメント力や人脈が期待され高待遇で再就職が決まることもあります。

1年未満など短期間での廃業の場合は「計画力がない」と評価されます。独立の失敗は再就職に影響することを念頭に置いておきましょう。

3.人間関係が悪化する

独立に失敗すると、人間関係が悪化するかもしれません。今までとは環境が変わり、かつてと同じような付き合いは難しくなるためです。

もし結婚をして子どもがいる人が独立に失敗した場合、経済的な事情などから離婚をする可能性もあるでしょう。
多額の借金があると親族や友人からも借りている場合も多いので、返済の目処が立たず疎遠になるケースも少なくありません。

必ずしもそうなるとは限りませんが、独立に失敗すると人間関係が悪化する可能性もあります。

独立を成功させるポイント5つ

こちらでは、独立に失敗しないためのポイントを5つに分けて解説します。

  1. 独立する理由を明確にする
  2. 副業から始める
  3. 1年分の生活資金を確保しておく
  4. 柔軟な考え方を持つ
  5. 専門家を活用する

内容を確認していきましょう。

1.独立する理由を明確にする

「なぜ独立するのか」「なにを実現させるのか」といった独立の理由は、事業の軸になります。
軸がはっきりしていればトラブルが起きた際や、事業を新たに展開する際の判断に迷いません。

継続的な事業経営のためにも、独立する理由を明確にしておきましょう。

2.副業から始める

いきなりの独立ではなく、副業から始めるのはおすすめの方法です。給料による収入があるので、事業がうまくいかなくても生活が破綻することはありません。

人脈を広げ継続案件が獲得できるなど、収入の目処が立ってから独立すればリスクはかなり低くなります。

副業を独立の準備期間としてスキルを磨くことや、自己管理能力をチェックすることもできます。

独立を検討している人は、副業から始めるといいでしょう。

3.1年分の生活資金を確保しておく

1年分の生活資金を確保しておけば、経営が傾いたとしても余裕を持って対処ができます。
独立してから収入が安定するまで時間がかかるケースも多いです。また安定していたとしても、いつ経営が傾くかわかりません。

金銭の不安は、メンタルに悪影響を及ぼします。
不安なく事業に専念するためにも、1年分の生活資金を確保しておくのは独立に失敗しないためのポイントです。

4.柔軟な考え方を持つ

柔軟な考え方を持って臨機応変に対応することは、独立で失敗しないために欠かせません。社会の情勢や市場のニーズ、流行は変化しやすいです。

もし自社の商品にこだわりや自信がある場合でも、ニーズに合っていないと感じたら変化を加える必要があります。事業を継続していくために、柔軟な考え方を持ち続けましょう。

5.専門家を活用する

独立において、かかる費用を少なくする取り組みは大切です。しかし専門家を活用する方が、長い目で見るとメリットがあります。

たとえば確定申告などの事務処理を税理士に依頼すると、自分は業務に専念できますよね。
司法書士や社会保険労務士なども普段から活用していると、トラブルが起きた際に心強い味方になります。

事業を長く続けていくために、専門家の活用は重要なポイントです。