「フリーランスになりたいけど、仕事の取り方がわからない…」
「他のフリーランスは、どこで仕事を取っているの?」
こんな悩みをお持ちではないでしょうか?
働き方が多様化している中、会社員を辞めてフリーランスになりたい方も増えていますよね。
そこで本記事では、フリーランスの仕事の探し方について、以下の点を紹介します。
- フリーランスの仕事を探すには何から始めるべき?
- 仕事の探し方・取り方にはどんな方法がある?
- 仕事の探し方のコツや注意点は?
この記事を読むと、上記のことを解決できますよ。好きな仕事を受注できるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。
フリーランスの仕事の探し方・3つのステップ
フリーランスの仕事の探し方の流れを紹介します。実績づくりから営業まで、3つのステップで進めていきましょう。
- 実績を作る
- プロフィール・ポートフォリオを作る
- 営業活動をする
それぞれの手順について、説明していきますね。
【仕事の探し方 STEP.1】実績を作る
案件を探すには、クライアントに見せるための実績を作る必要があります。仕事のクオリティを示すものがないと、なかなか案件を取れないからです。
とは言え、フリーランスになったばかりで、どうやって実績を作ればいいのか悩みますよね。最初の1件は、以下のような方法で作るのがおすすめです。
<フリーランスの1件目の実績の作り方>
- 知人から受注する
- モニター価格として割安で提供する
- 割に合わない仕事でも実績づくりのために受ける
- 実際の納品物ではなくサンプル品(見本)を作る
1番スムーズなのは、知人からの受注ですね。他には、モニター・お試し価格で集客する方法もあります。
また、低単価の仕事は本来おすすめしていませんが、実績づくりのために、数件だけやってみるのも選択肢の1つ。
どの方法でも受注が難しい場合には、実際の納品物ではなく、サンプル品を作ってもOKです。
【仕事の探し方 STEP.2】プロフィール・ポートフォリオを作る
STEP.1で実績を作ったら、それをもとにポートフォリオとプロフィールを作りましょう。
ポートフォリオとは、実績や作品一覧などを載せたものです。紙版とWeb版がありますが、まずはWeb版を作り、余裕があれば紙版を作っても良いですね。
プロフィールやポートフォリオには、次のような内容を載せていきます。
<プロフィール・ポートフォリオの項目・内容>
- 自己紹介
- 仕事のスタイル・コンセプト
- 作品・実績紹介
- 問い合わせ先
- SNSアカウント
仕事の受注につなげるためには、作品だけでなく人柄やコンセプトも伝えることがポイントです。
ポートフォリオの作り方については、以下の記事で詳しく解説しています。Webデザイナー向けの記事ですが、ポートフォリオを作るコツや手順など、他の業種でも共通する部分があるので、参考にしてみてくださいね。
▼ポートフォリオの作り方を詳しく解説▼
>>【完全ガイド】デザイナーのポートフォリオサイト作りの教科書【未経験でも0からわかる】
【仕事の探し方 STEP.3】営業する
プロフィール・ポートフォリオを作ったら、それをもとに仕事を取るための営業を始めましょう。
案件の取り方の具体的な方法は、この後の章で詳しく説明していきますね。参考にしてみてください。
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フリーランスの仕事の探し方10選
フリーランスの仕事の探し方・取り方には、10個の方法があります。
- 知人からの紹介
- クラウドソーシング
- エージェント
- SNS
- ブログ
- オンラインサロン
- 企業に直接営業
- 既存のクライアントへ営業
- 起業家・経営者との交流
- スクール・講座の仕事紹介
それぞれの方法について、順番に見ていきましょう。
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【フリーランスの仕事の探し方1】知人からの紹介
フリーランスで仕事を取るには、まずは知人から依頼を受けるのがおすすめ。友人だけでなく、以下のように会社員時代の取引先から受注できる場合もあります。
<知人からの受注パターン>
- 友人・知人から直接依頼
- 親族からの依頼
- 前職の関係者・取引先から受注
知り合いから受注するためには、フリーランスとして仕事をしていることを発信するのが大切です。
オンライン・オフライン問わず、普段からつながりをつくっておきましょう。
また、ポートフォリオを公開しておくと、作風を知ってもらい、依頼後のギャップを減らせます。
【フリーランスの仕事の探し方2】クラウドソーシング
フリーランスが仕事を取るには、クラウドソーシングを利用する方法もあります。クラウドソーシングとは、インターネットを介して、仕事を受発注する仕組みのこと。
たとえば、以下の3つがクラウドソーシングの代表的なものです。
<クラウドソーシングの代表的なサイト>
- クラウドワークス(CrowdWorks)
- ランサーズ(Lancers)
- ココナラ(coconala)
また、クラウドソーシング上での受注のしかたには、次の2つのパターンがあります。
<クラウドソーシングソーシングでの受注方法>
- 募集している案件に自ら応募する
- 自分で受注価格を決めて出品する(仕事の依頼を待つ)
案件内容や単価で検索して自ら応募するのと併用して、依頼を待つこともできます。登録は無料なので、まずはログインして実際に案件を見てみるのが良いでしょう。
▼ランサーズで稼ぐコツについて詳しく解説▼
【認定ランサー直伝】ランサーズでできる副業8選!会社にバレない方法や仕事の取り方を解説
>>【決定版】ランサーズの副業で稼ぐコツ!会社にバレない方法も紹介【認定ランサー直伝】
【フリーランスの仕事の探し方3】エージェント
エージェントを利用するのも、フリーランスの案件を取る方法の1つです。エージェントとは、仕事の受注を支援してくれるサービスのこと。
クラウドソーシングが自分で案件を検索するのに対し、エージェントでは担当者が情報提供してくれるのが特徴です。
代表的なエージェントサービスには、以下の3つがあります。
<エージェントサービスの一例>
- レバテックフリーランス
- Workship
- Midworks
積極的に仕事を取りたい場合は、複数のサービスを併用して探すのがおすすめです。
【フリーランスの仕事の探し方4】SNS
SNSで仕事を取るのも、フリーランスの案件獲得方法の1つです。 SNSを利用した受注のしかたには、以下のようなパターンがあります。
<SNSを利用した受注方法>
- SNS上の募集に自分から応募する
- 仕事を探している旨の投稿をする
- ポートフォリオを載せて問い合わせを受ける
よくあるのは「◯◯できる人を募集」という投稿に対して、返信やDMを送って応募するパターンです。
また、プロフィール・ポートフォリオを目につきやすいヘッダーなどに置いておくと、問い合わせが来ることもあります。
SNSで受注する場合は、DMを受信できるように設定しておくこともポイントです。
【フリーランスの仕事の探し方5】ブログ
ブログで問い合わせを受けることも、フリーランスの仕事を取る方法の1つです。過去の作品を見て興味を持った人から、仕事の依頼が来ることがあります。
なので、フリーランスはぜひ、自分のWebサイト・ブログを作りましょう。プロフィールやポートフォリオを載せておくだけで、仕事獲得のチャンスは増えます。
また、問い合わせフォームを忘れずに作ることもポイントです。
▼ポートフォリオの作り方を詳しく解説▼
>>【完全ガイド】デザイナーのポートフォリオサイト作りの教科書【未経験でも0からわかる】
【フリーランスの仕事の探し方6】オンラインサロン
仕事を取るには、オンラインサロンを活用する方法もあります。オンラインサロンを利用した受注方法には、以下のパターンがあります。
<オンラインサロンを活用した受注方法>
- 仕事紹介コーナーを活用する
- コメント等で募集している人へ連絡する
- サロン内で知り合った人から受注する
サロンの中に仕事紹介用のスレッドがある場合は、見逃さないよう頻繁にチェックしましょう。
専用のスレッドがなくても、コメント等で募集をかけている場合もあります。気になる案件には、積極的に連絡してみてください。
また、サロン内で知り合った人から、個別に依頼が来ることも。なので、自分の業種に合うものやフリーランス向けのサロンがあれば、1度入ってみるのもおすすめです。
【フリーランスの仕事の探し方7】企業に直接営業
企業に自ら営業するのも、仕事の取り方の1つです。
「募集をかけていないときでも、仕事ができる人を探している」というのは、珍しくありません。なので、タイミングが合えば受注できるケースもあるのです。
営業をかけるには、気になる企業へ直接連絡してみましょう。公式サイトの問い合わせフォームや、SNSから連絡できることが多いです。
その際、ポートフォリオやプロフィールも送ります。これらは、問い合わせを受けるだけでなく、自分から営業をするときにも必要なので、しっかり作っておきましょう。
【フリーランスの仕事の探し方8】既存のクライアントへ営業
案件を取るには新規営業だけでなく、既存のクライアントへ営業する方法もあります。1度仕事をしたことがあり、現在は取引のないクライアントへ、連絡してみるのです。
手伝うことがあるか聞いてみたり、既存コンテンツの改善を提案したりすると、受注できることがあります。
時期によって仕事が発生することもあるので、定期的に声を掛けてみるのがおすすめです。
【フリーランスの仕事の探し方9】起業家・経営者との交流
起業家・経営者と交流するのも、フリーランスの仕事の取り方の1つです。たとえば地域の経営者の集まりに参加したりなど。
実は商工会議所や商店街には、ホームページや動画・チラシで宣伝したいという要望が結構多いのです。しかし、自分でサイト制作などを行うのは難しいという声も。
そういう場で、Web関係や動画編集・デザインの仕事を引き受けることができます。
【フリーランスの仕事の探し方10】スクール・講座の仕事紹介を活用
フリーランスが案件を取るには、スクール・講座の仕事紹介を活用するのも、方法の1つです。スクールによっては、受講生へ積極的に案件をまわしています。
たとえば当メディアで提供している「Skill Hacksシリーズ」では、運営者自らが卒業生に仕事を発注することも珍しくありません。
もし未経験からフリーランスを目指すなら、Hacksシリーズで勉強するのがおすすめです。動画で好きな時間に学べる上に、講師にはLINEで質問し放題。卒業する頃には、フリーランスとして案件を取れるレベルになるので、これから独立する人にピッタリです。
フリーランスの仕事の探し方のコツ3選
フリーランスの仕事の探し方には、3つのコツがあります。
- 複数の探し方を併用する
- 定期的に何度もチェックする
- 実際にできる案件数より多めに応募する
それぞれについて、以下で詳しく説明していきますね。
【仕事の探し方のコツ1】複数の探し方を併用する
フリーランスが仕事を取るには、複数の探し方を併用するのがポイント。
なぜなら、1つの場所にすべての案件が集中しているわけではないからです。複数併用することで、多くの案件を見ることができます。
たとえば、以下のような併用のしかたが可能です。
<仕事の探し方の併用パターンの一例>
- 2つ以上のクラウドソーシングサイトを使う
- クラウドソーシングとエージェントを両方利用する
- 企業に営業をしながらクラウドソーシングでも探す
上記は併用パターンの一例に過ぎないので、これ以外にも複数利用して探してみましょう。
【仕事の探し方のコツ2】定期的に何度もチェックする
仕事を探すときには、1度見たら終わりではなく、定期的に何度もチェックするのがコツです。その理由は以下の3つ。
<案件は定期的にチェックするべき理由>
- すぐに締め切られる案件もある
- 早めに応募した人が優先される場合がある
- タイミングや時期によって募集の有無が異なる
すぐに募集終了してしまう案件もあるので、可能なら1日に何度か見てみるのがおすすめです。
【仕事の探し方のコツ3】実際にできる案件数より多めに応募する
仕事を探すときは、実際にできる案件数より多めに応募することがポイントです。
なぜなら、SNSやクラウドソーシングの募集は倍率が高く、受注できない可能性もあるから。やれる範囲の案件数で応募すると、不採用が多かった場合に仕事がなくなってしまいます。
なので、初心者のうちは自分のキャパより多めに応募するのがおすすめ。例を挙げると、Webライターで未経験の場合、20件応募して1件受注できるくらいが普通です。
自分の採用合格率がある程度わかるようになったら、それにもとづいて応募しましょう。たとえば合格率が50%なら、キャパの2倍の案件数に応募するといった具合です。
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フリーランスの仕事の探し方の注意点2選
フリーランスの仕事を探すときには、注意点も2つあります。
- 低すぎる単価の仕事を受けない
- 自分のスキルに合う案件を選ぶ
以下で詳しく見ていきましょう。
【仕事の探し方の注意点1】低すぎる単価の仕事を受けない
フリーランスで仕事を探すときは、低すぎる単価で受けないように、注意しましょう。
初心者の頃は、相場を知らずに激安価格で請け負ってしまうことが、よくあります。たとえば、相場の半分~10分の1くらいの金額で引き受けてしまうなど。
しかし、それではフリーランスとして生計が成り立ちません。また、業界全体の単価を下げることにもつながってしまいます。
低単価で受けるのは、実績づくりのための最初の数件のみに留めましょう。それ以降は、正規の金額で探しても仕事は充分あります。
【仕事の探し方の注意点2】自分のスキルに合う案件を選ぶ
フリーランスでは、自分のスキルに合う案件を選ぶことも大切。
成長するために、少しがんばればできそうな仕事に挑戦するのは、もちろん良いことです。しかし、自分にまったく向いていない仕事を、あえて選ぶ必要はありません。
できないものを安易に引き受けると、仕事を完成させられない可能性もあり、後々大変になります。
逆に言うと、スキルをつければ、できる案件の選択肢は広がるということ。好きな仕事を選ぶためには、スキルアップを怠らないようにしましょう。
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