「フリーランスの年収ってどのくらい?」「どんな職業が稼げているの?」このような疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。
年々増加しているフリーランス。自由に稼げるというイメージがある方も多く、理想の働き方だと思う方もいるでしょう。
そこで、この記事では、
- フリーランスの平均年収
- フリーランスの年収(職種別)
- 会社員と比較してはいけない3つの理由
- 年収を上げる方法
についてご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
フリーランスの平均年収
まずは、フリーランスの平均年収についてご紹介します。
一言にフリーランスと言っても、働き方は様々です。
副業で行なっている人、定年後にバイト感覚でお金を稼いでいる人など全て含めた平均の年収は、約180万円。法人化しているフリーランスの平均年収は、約350万となります。
(参考:一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2020」)
ただ、あくまでこれは平均年収。人やスキル、職種によって大きく差があるのが事実です。
年収の振り幅が大きく、100万円以下の人から1,000万円以上稼ぐ人も多くいます。
フリーランスの年収(職種別)
それでは、フリーランスとして働きやすい4つの職業について、内容と年収をご紹介します。
- Webデザイナー
- Webライター
- エンジニア
- イラストレーター
1.Webデザイナー
Webデザイナーは、バナーやチラシ、Webサイトのデザインを行うことで収益を得ます。
平均年収は、約350万〜600万円。スキルによっては1,000万も超える人もいる職業です。
パソコンと専用ソフトさえあれば、お仕事が可能で、働く場所を選ばない働き方として注目度も高いですね。
Webデザイナーには、デザインの基礎、Illustrator・Photoshop(デザイン専用ソフト)の操作が必要です。
少々専門的な知識もありますが、独学でも身につけることは可能です。なおWebデザイナーの案件自体も多いため、習得しておいて損はありませんよ。
Webデザイナーを目指したい方におすすめなのが、当メディアで提供するDesign Hacks。動画教材で、パソコンが苦手な方でもわかりやすくデザインの基礎を学べます。質問無制限で、5回の添削課題つきなので、しっかりと技術を身につけられます!
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2.Webライター
Webライターは、Webサイトのコンテンツを書いて、収入を得る職業です。
平均年収は、約300万〜500万円。スキルや役職によっては1,000万も超えることも。
企業や個人が運営するブログサイトの記事や、ホームページの紹介文を執筆することが主な仕事。発注者の求めることを理解し、コンセプトに合った記事を書くスキルが必要になります。
やればやっただけ稼ぐことができ、報酬は書いた文字数に応じて決まります。
ただし、単価が低く報酬も安いものが多いのがデメリット。ライターだけで1,000万円稼げるには、その人しか書けないようなオリジナリティのある企画や専門分野が必要になります。
リスク無く始めることができますが、その分ライバルも多い分野です。高単価の仕事を取るには、しっかりとライティング技術をつけていく必要があります。
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3.エンジニア
エンジニアは、Webサイトを作ったり、アプリを開発したりして稼ぐ職業です。専用の言語を使って、パソコンを動かします。
平均年収は、約600万〜720万円。スキルによって大きく変わりますが、1,000万も超える人も多く存在します。
かなり専門的な知識が必要ですが、案件自体は非常に多いです。技術さえ身につけてしまえば、仕事に困る可能性は低いでしょう。
Web制作であれば、初心者でも1件約20,000円の報酬をもらえます。現在は、アプリや動画でプログラミングを独学で学ぶことも可能です。
無料のコンテンツもありますが、技術をつけるのに時間がかかるのがデメリット。
1度サービスを作れば、継続的な収入を得ることもできます。しかし、安定するのは企業から仕事を貰う方法です。
当メディアが紹介するSkillHacksでは、動画形式でプログラミングを勉強することができます。不明なことがあれば、LINE@で何度でも質問が可能です。いち早くプログラミングで稼ぎたい人におすすめです。
4.イラストレーター
イラストレーターは、依頼を受けた媒体に趣旨に合ったイラストを描く仕事です。
平均年収は、約300万〜500万円。スキルや人気によっては、1,000万を超えるとも。
描くイラストは様々で、ゲームのキャラクターや本の挿絵、広告のポスターや雑誌などたくさんの分野でのイラストがあります。依頼者の趣旨に合ったものをデザインして描く力が必要です。
実績がないうちは、単価も低いかもしれませんが、人気が出るほど報酬も高くなります。
絵が上手い人にとっては自分の力を存分に発揮できる職業でしょう。
▼ フリーランスのイラストレーターの仕事を解説▼
【決定版】フリーランスのイラストレーターで成功する5つのポイント!仕事の取り方も徹底解説
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フリーランスの年収は会社員と比較してはいけない3つの理由
フリーランスの平均的な年収についてお伝えしましたが、この金額を単純に会社員と比較してはいけません。
というのも、フリーランスと会社員では保障されている範囲が違うから。具体的に3つの違いを説明します。
- 退職金がない
- 社会保険がない
- 控除額が少ない
- 経費の範囲が違う
【理由1】退職金がない
サラリーマンは退職時に退職金をもらえますが、フリーランスにはありません。フリーランスが仕事をやめても、収入がなくなるだけです。
同じ年収で同じ時間働いていたら、サラリーマンの方が退職金ももらえるので有利です。
フリーランスは、仕事を辞めた後のことも考えてお金を貯める必要がありますね。
【理由2】社会保険がない
フリーランスには社会保険がありません。
社会保険に加入していると、将来もらえる年金が増えます。しかし、フリーランスの場合基本的に社会保険がないため、年金額は少なめです。
また、会社員は会社が保険料の半分を負担してくれるというメリットもあります。これはサラリーマンならではのメリットです。
【理由3】控除額が少ない
控除とは、収入から差し引く一定の金額のことです。控除額が大きいほど、課税対象となる所得が少なくなり、節税できる仕組みです。
フリーランスは、サラリーマンと比べてもらえる控除額が少ないので、支払わないといけない税金が高くなります。
また、サラリーマンには課せられない個人事業税などもあり、年収が同じであれば、フリーランスの方が多くの税金を払わないといけません。
【理由4】経費の範囲が違う
フリーランスの場合、仕事で使っているものは経費計上できます。
たとえば、クライアントと連絡するための通信費や、仕事用のPC代などです。また、自宅で仕事をしている場合は、家賃の一部も経費にすることができます。すると、経費にした分だけ年収は落ちます。
生活をするのに必要なものを一部経費化出来るのは、フリーランスのメリットです。このような違いがあるため、一概に年収だけでどちらが経済的に豊かなのか比較できません。
フリーランスが年収を上げるには【5つの方法】
フリーランスとサラリーマンの違いなどもお伝えしました。自由なライフスタイルに憧れてフリーランスになった方は多いと思います。どうせなら会社員の人よりも稼ぎたいですよね。
次に、フリーランスが年収を上げるにはどうしたらいいのか、5つの方法をご紹介します。
- スキルを伸ばす
- 収入源を増やす
- クライアントの売り上げを意識する
- 専門的な技術を持っている
- 交渉力をつける
【方法1】スキルを伸ばす
1つ目の方法はスキルを伸ばすということです。フリーランスとして働く以上、常に新しいスキルをつけることがとても大切になります。
自分の仕事のレベルを上げて、作業効率が上がればさらに受注できる仕事が増えますね。また、できることが増えれば、それに応じて単価も上がっていくでしょう。
新しいスキルを身につけて自分の価値を高めれば、他の人にはできない仕事ももらえます。結果、年収にも直結します。
なお、新しいスキルを身につけて稼げるようになりたい方におすすめなのが当メディアで提供するHacksシリーズ。10以上の講座のなかから、興味のあるものを選べます。
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【方法2】収入源を増やす
収入源を増やすことで、年収を上げることもできます。
1つの職業だけだと収入に限界があることが多いでしょう。様々なジャンルで稼げるようにすることで、物理的に年収が上がりあますね。
複数の収入源を持つことで、1つの職業がうまくいかなくても収入がなくなることはなく、リスクヘッジにも繋がるのです。
【方法3】クライアント売り上げを意識する
クライアント売り上げを意識することで、年収を上げることができます。
というのも、ただ仕事をこなすだけでは他の人と差別化できません。しかし、クライアントの目線に立つことにより、自分の付加価値をつけられるのです。
クライアントとしては、同じクオリティで仕事をこなす人がいたら、さらに提案をしてくれる人材の方が嬉しいですよね。また、相手の修正や一手間を減らしてあげられると重宝されます。
先のことまで考えて仕事をすることで、市場価値も高められて、新たな仕事がもらえたり、報酬が増えたりします。
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【方法4】専門的な技術を持っている
エンジニア、ライターなど特定の分野に特化した経歴と実績があると、報酬の単価も上がります。単価が上がれば年収も増えますね。
1つの分野で特化した技術があると、替えのきかない人材になれて、企業からも重宝されるでしょう。
自分にしかできない仕事というのは、大きな魅力で市場価値を高めることができます。ですので、専門的な技術があると、年収も上がっていくのです。
【方法5】交渉力をつける
フリーランスで働く場合は、交渉力もつけましょう。もし、低い単価の案件を受けた場合、その後に報酬を上げる工夫をしないと報酬は少ないままです。
実績が少ない場合、いきなり高単価の仕事を取るのは難しいもの。そのため、最初は相場より安めの仕事からとって、徐々に単価交渉するのが良いでしょう。
依頼を継続して受ける中で出した実績をアピールしたり、仕事の範囲を拡大したりすることで、単価は上げられます。
しっかり相手も納得する提案ができるように、交渉力も必要です。