最近では、自由に働くことを大切にしたいと思う人が増えています。そのため、フリーランスという生き方に注目している方も多いです。
しかし、会社員から独立することは甘えなのかと悩んでいる人もいるでしょう。たしかに「フリーランス=社会不適合者」のイメージを持っている人も少なくありません。
結論からお伝えすると、フリーランスはデメリットも多い働き方です。
そこでこの記事では、フリーランスについて
- メリット・デメリット
- 生き方を活かす方法
などを解説していきます。
会社員からの独立を検討している人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
【増えている生き方】フリーランスとは?
まずはフリーランスについてサクッと解説していきます。
フリーランスとは、仕事に応じて自由に契約する人のことです。会社や団体などには所属しないことが特徴ですね。
所説ありますが、言葉の由来は中世ヨーロッパからきていると言われています。契約によって仕えた騎士を「フリーランス」(槍=lance)と呼んだことが起源です。
なお、自由な働き方を重要視している人は増えています。そのため、フリーランスは増加傾向です。ランサーズ調べでは、フリーランス人口が1,034万人(2020年)と発表しています。
▼フリーランスが増加している理由と生き残る方法を解説▼
【厳しい現実も】フリーランスは年々増加中!生き残るために重要なポイントを徹底解説
>>【厳しい現実も】フリーランスは年々増加中!生き残るために重要なポイントを徹底解説
フリーランスという生き方のメリット4選
フリーランスという生き方のメリットを紹介していきます。
- 自分の裁量で仕事ができる
- 好きな場所で働ける
- 人間関係で悩まない
- 報酬がアップしやすい
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきましょう。
【フリーランスの生き方のメリット1】自分の裁量で仕事ができる
フリーランスのメリットは、自分の裁量で仕事ができることです。会社員とは違い、就業時間がないことが要因。
例えば、
- 朝遅く起きて昼から仕事をすることもできる
- 休日を決められる
など自分の好きなように働くことができます。
なお、どんな案件をするかも選択することが可能です。嫌な仕事を断わることができるのは、フリーランスのメリットでしょう。
【フリーランスの生き方のメリット2】好きな場所で働ける
2つのメリットは、好きな場所で働くことができることです。フリーランスは、会社など決まった場所に行かないでも良いからですね。
在宅やカフェなど勤務場所は自由に選択することができます。小さいお子さんがいらっしゃる方や家族への支援が必要な人もフリーランスの働き方はぴったりですよ。
なお、海外で生活することもできます。いわゆるノマドワーカーになることも可能です。
▼現役ノマドワーカーのリアルな声!生活や仕事を知りたい人はチェック!▼
【体験談】ノマドワーカーの現実を1年以上旅して稼ぐフリーランスが徹底解剖
>>【体験談】ノマドワーカーの現実やスケジュール・仕事場所を徹底解剖
【フリーランスの生き方のメリット3】人間関係で悩まない
人間関係で悩むことがありません。フリーランスは、個人で仕事をしていくからです。
無駄な会議もないですし、嫌な上司と付き合っていく必要はもありません。実際フリーランスになり、人間関係のストレスから解放された人は多いです。
フリーランスとして自宅で働くようになって、やっぱり楽なのは人間関係のあれこれがないのがほんといいw もちろんオンラインで色々やり取りはあるけど、仕事の話しかしないし、仕事中に仕事の話しかないってのはほんとに快適
— 蓮翔@M.T/ㄘん国王🍥 (@kissjapan) July 21, 2020
仕事のストレスの50%近くは人間関係が原因、実際その通りだと思う。
自分がフリーランスを選んだのは、人との距離感があった方が、人間関係の問題が起きにくいから。
フルリモートではなおのことで、リモートが普及することで世の中のストレスが減っていくのでは。
— TK@岐阜の田舎からフリーランス (@bouzjp) July 22, 2020
このようにTwitterからでもリアルな声を聞くことができます。フリーランスになることで、人間関係の悩みは少なくなるでしょう。
【フリーランスの生き方のメリット4】報酬がアップしやすい
フリーランスになると収入が増えやすいです。自分が働いた分だけ報酬に繋がることが理由ですね。
企業にもよりますが、会社員は昇給しにくいと言われています。お給料が増えたとしても、月1,000円いかないことも。
フリーランスは会社員と比べると報酬が増加しやすいです。そのため、会社から適切な評価がされず収入が伸び悩んでいる人には向いているかもしれません。
フリーランスという生き方のデメリット3選
メリットばかりに見えるフリーランスですが、デメリットもあります。
- 収入が不安定
- 社会的信用が低い
- 福利厚生がない
上記3点はフリーランスを目指すなら知っておくべきです。必ずチェックしておきましょう!
【フリーランスの生き方のデメリット1】収入が不安定
フリーランスは毎月の収入が不安定です。会社員とは違い固定した報酬がありません。
例えば、先月と今月で収入が違うのは良くある話です。最悪の場合、無収入という事態もあり得ます。
そのため、毎月決まったお給料が欲しい方にはフリーランスには向いていないでしょう。
【フリーランスの生き方のデメリット2】社会的信用が低い
2つ目のデメリットは、社会的な信用度が低いことです。
例えば、
- 賃貸を借りられない
- クレジットカードが作れない
- 住宅ローンが組めない
などが挙げられます。
いくら会社員より収入が多くても、フリーランスという肩書だけで審査に落ちることも。やはり「収入が不安定」ということが大きな理由でしょう。
会社員の時点で、クレジットカードを作るなどしておくことをおすすめします。
【フリーランスの生き方のデメリット3】福利厚生がない
フリーランスには、福利厚生がありません。
例えば、会社員では当たり前の有給休暇はないです。そのため、フリーランスは仕事を休んだらその分収入が減ることになります。
会社員から独立するなら、健康管理も大切です。収入が不安定なフリーランスだからこそ、誰よりもを意識しましょう。
【成功するために】フリーランスの生き方を活かす2つの方法
ここまでフリーランスのメリット・デメリットを紹介しました。
悪い点もありますが、自由度の高い生き方だと分かっていただけたでしょう。しかし、注意しなければフリーランスのメリットを活かすことはできません。
ここでは、フリーランスの生き方を最大限に活用する方法を紹介していきます。
- スキルを身に付ける
- 人脈を広げる
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきましょう。フリーランスとして成功したいなら必見ですよ。
【フリーランスの生き方を活かす方法1】スキルを身に付ける
フリーランスとしてスキルは必須です。
技術が足りていないと仕事がもらえなかったり、単価の低い案件ばかり受けてしまったりするでしょう。つまり、フリーランスとして生計を立てていくのが難しくなるということです。
せっかく独立したのに、会社員に戻ってしまうこともあります。
なおスキルとひとことでまとめていますが、フリーランスとして必要なのは下記2点です。
ソフトスキル:クライアントとのコミュニケーションを円滑にするスキル
どちらも大切ですが、これから重要になってくるのはソフトスキルです。具体的には、レスを早くする、納期を守るなど心掛けるといいですね。
▼フリーランスとして成功するために必要なソフトスキルを現役社長「迫佑樹」が解説▼
コロナはフリーランスを二極化させる。迫佑樹が教える「コロナ禍でも仕事を頼みたい人材」
>>コロナはフリーランスを二極化させる。迫佑樹が教える「コロナ禍でも仕事を頼みたい人材」
【フリーランスの生き方を活かす方法2】人脈を広げる
フリーランスとして生活するのは、人脈を広げることが大切です。人と繋がることによって、仕事がもらえることもあります。
具体的には、コミュニティに入ったり、SNSで発信したりするといいでしょう。フリーランス仲間が見つかることで、孤独感から解放されることもありますよ。
▼フリーランス仲間を作るコツを紹介▼
【体験談あり】フリーランスの孤独感を解消する方法12選!仲間の作る4つの方法とは?
>>フリーランスが感じる孤独感を解消する方法10選と仲間を作る方法3選