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【エンジニア監修】クラウドエンジニアになるためにおすすめスクール7選【選び方も解説】

この記事を読んでいるあなたはスクールに通えばクラウドエンジニアの道が開けると、わくわくしながら学校を探しているのではないでしょうか?

しかし、スクールに通っても途中で挫折する人が少なくないということも事実です。また、卒業後に転職サポートがなく、仕事をうまく見つけられないという声も聞かれます。

せっかく学校に通ったのに、仕事に結びつかなければお金を溝に捨てたようなもの。料金も内容も本当にピンキリなので、スクール選びは慎重に行うべきです。

とはいえ、クラウドエンジニア向けの学校は増えていて、どこがいいのか悩んでしまう気持ちはわかります。「おすすめ30選!」なんて言われても、自分に合うところを選びきれないというのが本音ではないでしょうか?

そこで本記事ではクラウドエンジニア向けのスクールを徹底的に比較して、選りすぐりの5つを紹介します。

その中でも後悔しない学校選びができるように以下のポイントについても解説します。

  • スクール選びのポイント
  • スクールを使うメリット
  • デメリット

この記事を読むと、自分に合うスクールの選び方がわかりますよ。入学してから後悔しないように、ぜひ参考にしてください!

監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。

監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。

クラウドエンジニアを目指す人向けおすすめスクール7選

クラウドエンジニアを目指す人におすすめのスクールは以下の7つです。

  1. AWS Hacks
  2. RaiseTech(レイズテック)
  3. AWschool
  4. GEEKJOB(ギークジョブ)
  5. DMMWEBCAMP
  6. リナックスアカデミー
  7. Winスクール

スクールごとに解説していきます。

1. AWS Hacks

学習形式 オンライン
受講期間 無制限
就職支援 なし
金額 ・59,800円(早割りあり、税込)
その他特徴 ・45本の動画で学べる

・無制限の質問サポートあり

・AWSの基礎から習得できる

AWS Hacksは買い切り型の動画講座で、計45本の動画で分かりやすく学べます。エンジニアリングスクールを運営し、1期目から年商2億を突破しているエナミコウジさんが講師を務めているので信頼性も高いのが嬉しいポイントです。

実際には以下のような内容を学べます。

  • Linuxの基礎
  • AWS上でのインフラ環境構築
  • Webアプリケーションの制作
  • AWSサービスの開発
  • インフラのコード化

基礎部分からしっかりと学べるので、初めてAWSに触れる方でも問題ありません。特におすすめなのは以下の人です。

  • AWSの基礎から応用まで分かりやすく学びたい人
  • 動画形式で隙間時間を活用したい人
  • すぐに質問できる環境が欲しい人
  • 講師の実績を重視する人

AWS Hacksであれば、未経験の状態からクラウドエンジニアを目指すことが可能です。

早割りも用意されているので、以下のリンクから詳細をチェックしてみてくださいね!

2. RaiseTech(レイズテック)

引用:RaiseTech

学習形式 オンライン
受講期間 ・初心者4ヶ月

・業界経験者2ヶ月

就職支援 ・転職サポート
金額 ・初心者…税込448,000円(税込)

・業界経験者…税込288,000円(税込)

その他特徴 ・レッスンは週1回120分

・オンライン質問は回数無制限

・最長2週間の無料トライアル

初心者からクラウドエンジニアを目指すなら、「RaiseTech(レイズテック)」がおすすめです。RaiseTechはAWS専門の初心者から学ぶには業界最高峰のスクールと言われています。

総合コースでは、「クラウドサービスでトップシェアを誇るAWSの技術」と「現場のエンジニアに必要な知識」を最速で学べると評判です。

急速なデータのクラウド化に伴い、インフラ構築やクラウド移行の案件が増加しているため、AWSでは採用実績が豊富。

以下のような現場の技術を学べるでしょう。

  • AWS上でのインフラ環境構築
  • インフラのコード化
  • 自動化
  • DevOps

特におすすめなのは以下の人です。

  • 業界未経験だけどエンジニアになりたい人
  • AWSの基礎から応用まで学びたい人
  • 現役エンジニアのメンターが欲しい人
  • 一緒に学ぶ仲間が欲しい人
  • 学習をサポートして欲しい人

初心者でも学べますが、RaiseTechは実践中心なので、MacかWindowsのPCを持っていることが条件となります。

3. AWschool

引用:AWschool

学習形式 オンライン
受講期間 ・入門講座、ハンズオン講座:2時間

・その他:オーダーメイドもあり

就職支援 なし
金額 ・入門講座:2時間5,000円

・ハンズオン講座:2時間20,000円

※いずれも税込

その他特徴 ・少人数制のオーダーメイドスクール

・個別レッスンあり

・資格支援あり

AWS専門で初心者から学べるスクールとして、AWschoolがあります。

AWschoolはAWSを基礎から応用まで最大限活用できるように、実践的に学べる少人数制のスクール。初心者だけでなく、すでにAWSを使ったことがある人のステップアップも徹底的にサポートします。

上級個別講座では、エンジニア一人ひとりの要望に合わせたオーダーメイド講座を実施。AWSに特化しているので初心者から玄人まで幅広く対応できます。

講師はIoTやブロックチェーンなどのシステムプロジェクトでAWSを導入・活用しているコンサルタント。現役のエンジニアによる指導で、教科書だけでは分からないAWS利用者による使用感や現場の生の声を聞けることもポイントです。

AWschoolは以下のような人に向いています。

  • 資格を取得してキャリアアップしたい
  • 大人数向けのセミナーでは習得しづらい
  • 仕事で使うので詳しく勉強したい
  • AWSをもっと使いこなしたい
  • AuroraやLambdaなどハイレベルサービスを使いこなしたい

1回ずつ受けられる講座もあるので、少し体験してみたい初心者から上級者まで幅広く活用できます。

4. GEEK JOB(ギークジョブ)

引用:GEEK JOB

学習形式 通学、オンライン
受講期間 最短3週間
就職支援 200社以上の優良企業への紹介
金額 無料(30歳未満限定、審査あり)
その他特徴 ・いつでも質問できてすぐに解決
・現役エンジニアによるフィードバック
・就職で必要なスキルを習得できる

GEEK JOBインフラ知識を網羅できる国内でもトップクラスのスクールです。

AWSやインフラについて学びたい場合は「インフラエンジニアコース」を選びましょう。

あくまで基本的なクラウド・サーバー知識の学習となるため、AWSをメインで学びたい場合は上の2つのスクールの方がおすすめです。

しかし、以下の知識が必要な場合はGEEK JOBで一気に学べます。

  • サーバー
  • ネットワーク
  • クラウド
  • インフラに必要な知識

またGEEK JOBの母体は転職エージェントなので就職に強いです。

受講生が卒業後も安心して働いていけるように、斡旋する企業もしっかり精査をしています。

GEEK JOBでは「半日のプログラミング無料体験会」や「無料説明会」を毎週開催しているので、気になる方はぜひ体験してみてください。

5. WEBCAMP

引用:WEBCAMP

学習形式 オンライン、通学
受講期間 最短3ヶ月
就職支援 ・限定求人含む300社

・転職保証

・無料のキャリアサポート

金額 910,800円(最大56万円の給付金によるキャッシュバックあり、税込)
その他特徴 ・無料カウンセリングあり

・フリースクーリング(メンターに質問し放題)

・転職できなかったら全額返金

クラウドエンジニア転職で満足度が高いのが、DMM WEBCAMP(ディーエムエムウェブキャンプ)です。

AWSは「専門技術コース」で学べます。

就職支援成功率は98%。さらに転職保証で「転職できなかった場合は全額返金」というところが大きな特徴。

DMM WEBCAMPは基本的に講座はオンラインですが、メンターが常駐している教室を解放しています。オフラインでも勉強や交流ができるハイブリッド型なところも人気。

経済産業省認定のためカリキュラムは高水準で、卒業後の「離職率」は1%と発表されています。転職できなかったら授業料は全額返金する強気の保障が心強いスクールです。

受講料は一括で払うと高額ですが、分割払いの選択もできます。1ヶ月最低20,500円のお稽古価格で通えます。

講座を受ければ無料のメンターとキャリアサポートを利用でき、本格的な自己分析でぴったりの転職先を見つけられると話題です。

また、民間の転職型プログラミング教室でただひとつの経済産業省の認定講座なので、条件をクリアしたら社会人でも国から支援金を受けらることが大きなメリットとなっています。

支援金を使えば専門コースが「税込910,800円→350,800円」とトータルで56万円も安く受講できる人も。通うことを迷われている場合は、対象になるか調べましょう。

6. リナックスアカデミー

引用:リナックスアカデミー

学習形式 通学
受講期間 ・2ヶ月(昼間部)

・4ヶ月(夜間部)

就職支援 ・1,010社以上の転職先紹介

・就転職ノウハウ集

・カウンセリング無制限

金額 ・昼間部:要問い合わせ

・夜間部:380,000円〜

その他特徴 ・少人数クラス制

・機材不要

・3年間のフリートレーニング

リナックスアカデミーは昼間部と夜間・土日クラスがあります。

通いたい時間を選べるので、働きながらプロのエンジニアを目指せることもポイントです。

少人数クラス制なので、集中して毎週着実にスキルを身につけられます。機材が不要なのでPCを持っていなくても始められることも魅力のひとつ。実機操作をしながら学習できるので、現場での働き方と同じインフラ構築実務の体験が可能です。

初心者の場合は、以下のことが学べます。

  • コンピュータネットワークシステムの仕組み
  • 企業のWebサーバ
  • 企業のメールサーバ
  • 基幹システムでニーズが急拡大している「Linux」の基本操作
  • Linuxサーバの構築・運用管理

ニーズの高い資格であるLinux技術者認定資格の取得も目指すことができるので、就職や転職にも有利です。

7. Winスクール

引用:Winスクール

学習形式 オンライン
受講期間 最短で二週間
就職支援 ・転職サポート
金額 ・受講料:99,000円

・入学金:19,800円

・教材費:4,400円

※いずれも税込

その他特徴 ・基礎部分から細かく学べる

・オンラインかつ個人レッスンで学べる

・ブログシステムを構築する実習がある

Winスクールはオンラインかつ個人レッスンで学べるため、家でも本格的な知識を習得することが可能です。ブログシステムの構築もあるため、実践を意識した学習も行えます。

実際には以下のような内容を学べます。

  • AWSの基本
  • ネットワークの設計
  • AWSのセキュリティ
  • WordPressサイトの構築

基礎部分からしっかりと学べるので、初めてAWSに触れる方でも不安になることなく受講できます。無料体験から受講できるため、慎重に検討したいという方におすすめです。

まずはAWSの基礎を押さえたいという場合は、AWS基礎トレーニングコースから受講してみましょう。

クラウドエンジニアになるためにスクールを利用する4つのメリット

クラウドエンジニアになるためにプログラミングスクールを利用すると、4つのメリットがあります。

  1. 未経験の状態から安心して学べる
  2. 効率よく学習できる
  3. 学習のモチベーションが保ちやすい
  4. 就職や転職がスムーズにできる

それぞれ解説します。

1. 未経験の状態から安心して学べる

プログラミングスクールでは未経験者の受講を想定しているので、基礎から分かりやすく教えてくれます。

途中で置いてけぼりにならないように、初歩的な部分から学べるので挫折せずに学習を進められるでしょう。

質問サポートにも対応しているスクールが多いことから、ストレスなく学び続けることが可能です。

「プログミングなんて自分にはまだ早いのでは?」と考えている方にこそ、プログラミングスクールの受講をおすすめします。

2. 効率よく学習できる

スクールに通うと実績のあるプロによって綿密なカリキュラムが組まれているので、とにかく学習効率が良いです。

独学だと何から始めていいかわからないことがありますよね。「わからないことすらわからない」こともあるでしょう。

そうなると遠回りする時間や無駄なことに注ぐ労力が増えて、効率が悪いです。

最短距離でクラウドエンジニアになるのであれば、1から順番に教えてもらえるスクールに通うのがベストですよ。

3. 学習のモチベーションが保ちやすい

スクールに通うと講師や他の生徒の存在が刺激になります。学習のモチベーションが保ちやすいのもメリットのひとつです。他に頑張っている人がいると、自分も頑張ろうと思いますよね。

また、わからないところを誰かと相談できたり、講師に質問できたりすることはスクールの最大の強みといえるでしょう。

学習のモチベーションを保つことは、実はとても大切なことの一つです。せっかく始めた勉強も挫折してしまったら元も子もないので、モチベーションをキープする努力をしましょう。

4. 就職や転職がスムーズにできる

スクールに通う最大のメリットは、就職支援サービスを使って就職や転職をスムーズにできることです。

実績のあるスクールは就職先と提携していたり、転職の斡旋をしてくれたりするサービスがあります。

就職や転職ができなかった場合は授業料の返金保障があるスクールも。本気で就職や転職をしたい場合は、手厚いサービスがあるスクールを選びましょう。

クラウドエンジニアになるためにスクールを利用する3つのデメリット

スクールにはメリットだけでなく、もちろんデメリットもあります

  1. 費用がかかる
  2. カリキュラムの進度に合わせる必要がある
  3. 継続が大変

それぞれ解説します。

1. 費用がかかる

スクールの最大のデメリットはある程度まとまった費用がかかることです。

スクールは手厚いサービスがある反面、費用が高額になることも。

クラウドエンジニアはスキルが上がれば比較的高収入が期待できます。

就職や転職をすれば費用分はすぐに取り返せますが、最初の出費は覚悟しましょう。

2. カリキュラムの進度に合わせる必要がある

スクールに通うと、自分のペースで学べないこともデメリットです。

決められたカリキュラムに合わせて勉強を進めなければならないので、学校や仕事が忙しい時期は地獄を見ることかもしれません。

ある程度、基本的なことは本などで独学を進めた方が理解が早まるでしょう。

3. 継続が大変

継続が大変なこともスクールのデメリットです。

プログラミング系のスクールの継続率は、7割と言われています。

実際に「挫折した3割の人のほとんどの人が入校した1ヵ月以内にやめる」と言われているくらい最初が大変です。

例えば、初心者が最初の方の授業で1度休むと、授業について行くのが困難になる可能性があります。「他の人より遅れている」と感じて劣等感に苛まれることも。

万一休んでしまった場合もフォローをしっかりしてくれるところを選びましょう。

また、スクールは高額なので、入学する前に最初は入門編の本などを読んで適正を確認することが大切です。

クラウドエンジニア向けスクールを選ぶポイント9選

クラウドエンジニアになるためのAWSスクールは高額なので、間違いのないように選びたいですよね。

そこで、こちらではスクールを選ぶポイントを9つご紹介します。

  1. オンラインか通学かを決める
  2. カリキュラム
  3. 教師の質
  4. 就職支援の手厚さ
  5. 金額
  6. 学習環境
  7. 教材のわかりやすさ
  8. サポートの質
  9. 無料体験やサンプルがある

それぞれ詳しく解説します。

1. 通学かオンラインかを決める

スクールを選ぶときは、内容だけでなく受講方法が大切です。自分に合わない講座形式だと継続しづらい傾向があります

受講方法には、大きく分けると通学とオンラインの2つの形式があります。

オフラインの教室形式だと、講師と対面で直接質問できるのが良いところです。しかし、予定が合わず通学できなかったり、地方だと通学が難しかったりというデメリットも。通学する場合は通いやすさもしっかりと確認しましょう。

オンラインのメリットは、通学の移動時間がなく、自分のペースで勉強できることでしょう。

オンラインの場合は、受講形式がたくさんあるので、自分にあったものを選ぶことも大切です。

  • ライブ配信(生中継)
  • 動画配信(録画)
  • ビデオ通話(1対1)
  • ビデオ通話(グループ学習)
  • チャット
  • Webサイト

スクールの話を受けたり、トライアルを受けてみたりしながら、合うものを探してみてください。

2. カリキュラム

クラウドエンジニアのスクール選びに欠かせないのは、カリキュラムを知ることです。自分の学びたい内容が学べるか、期間は長過ぎないかもチェックしたいポイント。

ひと言でスクールと言っても、次のように様々なスタイルがあります。

  • 資格を取るスクール
  • 知識をつけるスクール
  • 実践で学ぶスクール
  • 講師に質問・相談をできるスクール

自分が何を学びたいのか、スクールに何を求めているかを明確にし、目的に合う講座を選ぶと良いでしょう。

3. 教師の質

スクールを選ぶには「どんな人が講師なのか」講師の質を見るのもポイントの1つ。同じ内容でも講師によってわかりやすさが断然違います

特に、添削や質問・相談ができる場合は、以下の3点が大事です。

  • 講師との相性
  • 距離感
  • 返信の早さにストレスがないか

高い授業料を払うからにはミスマッチのないように、事前に体験授業を受けたり評判などを調べたりしましょう具体的には以下のような項目をチェックしてみてください。

  • 講師の経歴
  • 実際の受講者による評判
  • 受講者の卒業後の実績
  • SNSやブログがある場合は発信内容

もちろんネットでの評判がすべてではありませんが、最新の口コミはスクール選びの参考になること間違いありません。

4. 就職支援の手厚さ

スクールでチェックしたいポイントは、就職支援の手厚さでしょう。

どんな業界も就職活動や転職活動は大変なもの。

せっかく無事にスクールを卒業できても、就職できなければ学費が無駄になってしまいます。しかし、全くツテのない未経験のクラウドエンジニアを雇ってくれる会社は多くはありません。仮に雇ってもらえても給料が希望よりも低いスタートになることも。

その点も考慮して、スクールは卒業生の就職支援を売りにしているところも少なくありません。

卒業生が実績を作っていれば就職斡旋先も幅広い選択肢が用意されているはずです。

就職の斡旋できる企業数はある意味卒業生の実績、ひいてはスクールの実績の証明になるので必ずチェックしましょう。

5. 金額

スクールを選ぶ際に一番ネックになるのが受講料ですね。せっかく評判のいいスクールに行きたいと思ったところで、予算に見合わなければ通えません。

一方でスクールは、金額が安ければ安いほど良いわけではありません。コストに見合った価値を得られるかどうか、いわゆるコスパがポイントです。

スキルをつけて本格的にクラウドエンジニアとして稼ぎたいのであれば、先行投資が必須になります。

特に時間がない社会人は「時間や手間、効率をお金で買う」という意識でスクールを決めましょう。スキルを早く身につけられば、初期投資も早く回収できます。

6. 学習環境

スクール選びで見逃しやすいのが学習環境です。

集中しやすい環境は、人によって変わります。

例えば「家などでは勉強に集中できない」という理由で作業スペースが欲しい人には、自習室があることは大切なポイントになります。

  • たくさんの人がいたほうが集中できる
  • 少人数の方が集中できる
  • チューターがいる

これらのポイントを確認して何が自分の好みに合うか、リストアップしてみましょう。

実際に体験授業を受けたり見学をさせてもらったりすると、イメージしやすいですよ。

7. 教材のわかりやすさ

大事なポイントは、使う教材のわかりやすさです。

いくら講師が良くても、教材がわかりづらいと自習の妨げになります。

あまり厚すぎる教材では、モチベーションをキープしづらいでしょう。

教材にも相性があります。可能であれば実際の教材を見せてもらって継続できそうなレイアウト、内容かを確認しましょう。

8. サポートの質

スクールを選ぶ場合は、カリキュラムはもちろんどんなサポートを行ってくれるのか確認することが大切です。

例えば、質問サポートまで行ってくれるスクールであれば疑問点をすぐに解消できるので、つまづくことなく学習を進められるでしょう。

当メディアが運営する「AWS Hacks」では、LINEによる質問サポートを行っています。

実際にスクールを運営しているプロが回答してくれるので、安心して学習に励むことが可能です。

9. 無料体験やサンプルがある

スクールを比較検討する場合は、無料体験やサンプル動画を確認することがおすすめです。

無料体験を受けることで講師の態度や実際の雰囲気を掴みやすくなるため、より検討しやすくなるでしょう。

また、オンライン形式で学ぶスクールであればサンプル動画を見ることで、講座のクオリティを確認しやすいです。

検討材料にできるものは全て確認して、自分に合ったスクールを選びましょう。

【体験談あり】クラウドエンジニアのスクール選びでやりがちな失敗6選

スクール選びでやりがちな6つの失敗を体験談とともにお伝えします。

  1. 目標設定が曖昧
  2. カリキュラムを受講さえすれば身につくと思っている
  3. 学習速度についていけない
  4. スクールにいけば転職できると思っている
  5. 卒業して違うスクールに通った
  6. サポートの質が低いスクールに当たった

それぞれ解説します。

1. 目標設定が曖昧

失敗した例の一つとして、「目標設定が曖昧だった」ということがあります。

なんとなく「エンジニアって稼げそう」と思ってスクールに通ったものの「実際にやってみたら自分には全然向いてなかった」なんて声も。

エンジニアが請け負うのはとても地道な作業です。そのため、やりたいことや目標が明確でないと挫折します。

目標は曖昧なものよりも「◯◯みたいなクラウドが作りたい」「◯◯な仕事をして困っている人を助けたい」など明確にするといいでしょう。

スクール選びに失敗しないためにも、普段から理想とするクラウドやサービスをチェックしておくこともおすすめです。

2. カリキュラムを受講さえすれば身につくと思っている

よく聞く体験談としては「スクールに通えばクラウドエンジニアになれる」という勘違いです。

いくら学校に通ったところで、自分で勉強しないとスキルは身につきません。

わかったつもりの机上の空論では、仕事はできませんよね。

実際に手を動かさないと成長は見られないので、時間がある限り実践しましょう。

3. 学習速度についていけない

「スクールの学習速度についていけなくて挫折した」という体験談も耳にします。

特に通学式のスクールは決まった日程で通い続けなければならず、もしもあなたが休んでしまっても毎回授業は進みます。

わからないことを放置せずに、質問をして、毎回の授業を確実にものにしましょう。

また休んでも動画などでフォローアップしてくれるスクールを選びましょう。

4. スクールにいけば転職できると思っている

「スクールに行きさえすれば転職できる!」と思うのも危険です。

繰り返しになりますが、スクールは学習や就職のサポートはしてくれますが、スキルがないと転職はできません。

反対にしっかりと勉強してスキルを身につけられれば、優先的に就職先の斡旋をしてもらえることも。

焦らずに地道に勉強しましょう。

5. 卒業して違うスクールに通った

「スクールを卒業したけれども、結局就職できなくて違うスクールに通った」なんて体験談も。

スクールは高校や大学などと違って単位制などではないので、通い続ければ基本的に卒業はできます。

しかし、すぐに就職できるかのスキルは就職先からシビアに判断されるでしょう。

なんとか卒業できたものの、就職できるスキルや自信がなくてあちこちのスクールに通うスクールホッパーになってしまう人も。

スクールに通ったからといって他人任せになるのではなく、自発的にスキルを身につける意気込みが必要です。

6. サポートの質が低いスクールに当たった

いくらカリキュラムの内容が良くても、サポートが全くないスクールだと学習を進めにくくなります。

質問サポートやメンターサポートがあるスクールの方が、手厚く指導してくれることも多いです。

挫折するかどうか不安な場合は、サポートが十分に用意されているスクールを選ぶといいでしょう。

AWS Hacksなら最速でプログラミング初心者を脱出できる

  • 初心者からAWSの基礎を学べる
  • 無期限の質問サポート付き
  • 買い切り型で受講期限も無制限