「WordPress関連の仕事で、フリーランスとして独立できる?」
「WordPressを活用した案件は、どんな仕事内容で相場はどのくらいなの?」
「未景観から案件を獲得するためには、どんなステップ踏めばいい?」
このようなお悩みをかかえていませんか?
WordPressは、企業のコーポレートサイトなどにも使われるツールです。
需要が高く、サイト制作の案件を受注したいなら、必須のスキルといえます。
しかし、WordPress制作の案件だけで、フリーランスになれるのか気になる方が多いのではないでしょうか。
また、独立したとしても、きちんと稼げるのか心配ですよね。
結論からお伝えすると、WordPress制作はフリーランスにおすすめできる案件です。
収入も比較的安定しやすいです。
この記事では、WordPress制作について
- 主な仕事内容や相場
- フリーランスにおすすめである理由
- スキルを身につけて方法
- 仕事の取り方
などを解説します。
本コラムを読むことで、WordPress制作で安定的に稼ぐ方法が明確になります。
フリーランスとして独立を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【相場も解説】WordPressを活用した仕事内容5選
WordPressを活用した案件は、主に以下5つです。
- Webサイト・ブログの制作
- テーマカスタマイズ
- テーマ作成
- ページ・コンテンツの追加
- Webサイトの保守・運営
それぞれの仕事の内容や相場など、順番に解説します。
1.Webサイト・ブログの制作
WordPressを活用した仕事では、Webサイト・ブログの制作が挙げられます。
会社や店舗、個人事業主のホームページ制作を請け負う仕事です。
相場は、業務内容によって異なります。
例えば、WordPressのインストールと初期設定のみの場合は、3万円前後が相場です。
また、既存のテーマを使ったものなら、5~10万円程度。
企業のサイト制作など、大掛かりな案件になると、数十万円する求人も出てきます。
2.テーマカスタマイズ
既存のテーマ(テンプレート)をカスタマイズするのも、WordPress制作によくある案件です。
例えば、デザインの変更や、クライアントが使いやすいように機能の追加・改善などの作業を行います。
カスタマイズにはPHPのスキルが必要で、サイト運営者にはできないことも多いため、需要のある仕事です。
料金は作業内容により、軽微なものなら1件あたり5,000円や1万円程度から発注されています。
3.テーマ作成
テンプレートのカスタマイズではなく、完全にオリジナルのテーマを作成する仕事もあります。
クライアントワークで作成するだけでなく、自作したテーマを有料販売するのもWordPressで稼ぐ方法のひとつです。
実際に、人気ブロガーやプログラマーが作ったテーマは、よく売れています。
たとえば、JINやSANGOなどが有名です。
テーマの販売価格は、1~3万円が相場です。
テンプレートそのものは、1度作ってしまえばデータを販売するだけなので、上手くいけば安定的に稼げます。
4.ページ・コンテンツの追加
既存のサイトに、ページやコンテンツを追加するのも、WordPress制作の1つです。
テキストのみの簡単なページなら、5000円程度から受注できます。
テキスト以外にデザインを行う場合は、1ページあたり2万円が相場です。
5.サイトの保守・運営
Webサイト制作後の保守や運営も、WordPressを活用した案件です。
例えば、エラーの対応やバックアップ、バージョンアップなどの日々のメンテナンスを行います。
保守費用は固定料金で支払われる場合が多く、月額1~3万円が相場です。
1度契約すると、安定して毎月収入が入ってくるのが魅力です。
WordPress制作がフリーランスにおすすめの4つの理由
WordPress制作がフリーランスにおすすめである理由は、4つあります。
- 案件数が豊富
- 高単価の案件が多い
- 継続案件にも繋げやすい
- 習熟難易度が低い
それぞれの項目について、詳しく説明していきます。
1.案件数が豊富
WordPress制作がおすすめである理由は、案件数が豊富にあることです。
多くのWebサイトがWordPressで作られているため、制作やカスタマイズなどの需要があります。
HTMLで作った静的なホームページよりも、WordPressの方が誰でも更新作業をしやすい点もポイントです。
2.高単価の案件が多い
高単価の案件が多いことも、WordPress制作がフリーランスにおすすめできる理由です。
WordPressは企業のコーポレートサイトでもよく使われています。
企業のサイトとなると、報酬は10万円以上、規模によっては、30万円~100万円の高額案件もあります。
1件獲得するだけでも大きな収入となるので、フリーランスにはおすすめです。
3.継続案件にも繋げやすい
WordPressに関する仕事では、継続的な案件にも繋げやすいです。
Webサイトを維持させることも、業務の一貫だからです。
安定したサイト運営のためには、定期的なバックアップやメンテナンスが欠かせません。
維持する必要性をクライアントに上手に伝えれば、継続的な契約を結べます。
長期的に安定した収入の獲得に繋がるでしょう。
4.習熟難易度が低い
WordPressの習熟は比較的簡単です。
プラグラミング言語に関する知識を網羅しなくても、基本的なことさえ理解できればWordPressは使えるからです。
自身でもWordPressでサイト制作をしている方ならもちろん経験を生かせます。
HTML・CSSやJavaScriptなどの言語を学び、基本的なデザインや運営のスキルを習得すれば、簡単な案件をこなせるレベルになります。
【4ステップで解説】WordPress制作の初案件を獲得するまでの流れ
WordPress制作の案件を獲得するには、主に以下4ステップを踏みましょう。
- Web制作の基礎知識を身に付ける
- WordPressのスキルを習得する
- ポートフォリオサイトを作る
- 案件に応募する
各項目について、順番に解説します。
1.Web制作の基礎知識を身に付ける
WordPressの案件を獲得するためには、まずWeb制作の基礎知識を身に付けましょう。
必要なスキルは、主に以下の通りです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
これらの言語を扱えるように、学習に取り組みます。
本やWebなどである程度知識を身に付けたら、他サイトの模写をしましょう。
実際に手を動かすことで、効率良くスキルを習得できます。
Web制作に必要な基礎知識を身に付けたい方は、当メディアが紹介するSkill Hacksがおすすめです。
分からないことがあれば、LINE@で講師に何度でも質問できます。
2.WordPressのスキルを習得する
Web制作の基礎知識が身に付いたら、WordPressのスキルを習得しましょう。
効率が良い方法は、実際にWordPressでサイトを作ってみることです。
実際に触りながら学習することで、実務のイメージも湧いてきます。
なおWordPress制作の案件では、テーマ作成についての知識が求められます。
テーマとは、Webサイトのデザインや機能を作るためのファイルです。
WordPressでサイトを構築する際に、実際のテーマをインストールしてみましょう。
どのようなデザイン、機能なのかを確かめます。
その後、自分オリジナルのテーマを作れるよう、学習を進めます。
3.ポートフォリオサイトを作る
ポートフォリオとは、自分のスキルをアピールするためのものです。
案件に応募する際には、必ずといっていいほど提出が求められます。
特に未経験者は実績がなく、ポートフォリオサイトが重要です。
クオリティによって、案件が獲得できるかどうかが決まります。
ポートフォリオサイトを作る際には、以下の項目に注意しましょう。
- 見やすいデザインか
- ユーザーが使いやすいか
- PCとスマホで見たとき、レイアウトが崩れないか
4.案件に応募する
ポートフォリオサイトが作れたら、いよいよ案件に応募します。
未経験者だと採用されにくいため、複数の募集に応募しましょう。
案件の探し方は、本記事中の「WordPress制作のフリーランスの仕事の取り方6選」にて解説しています。
WordPress制作のスキルをつける方法3選
WordPress制作に必要なスキルは、主に以下の方法で身に付けられます。
- スクール・講座を受講する
- Webサイトで学ぶ
- 本・書籍で勉強する
それぞれの方法について、詳しくみていきましょう。
1.スクール・講座を受講する
WordPress制作のスキルをつけるには、オンラインスクールや講座で勉強する方法があります。
他の学習方法で独学するより、最初に講座を受けるのが断然おすすめです。
未経験の場合、本やWebサイトで調べても、理解しにくいことがあると思います。
講師に教えてもらうと、不明な点はすぐに解決でき、効率的に勉強できます。
スキルを習得すれば、受講費を回収することも可能です。
講座を受けるなら、当メディアが紹介する「Skill Hacks」がおすすめです。
動画形式の講座を採用しており、コードの書き方を視覚的に理解できます。
2.Webサイトで学ぶ
WordPress制作のスキルをつけるには、Webサイトで勉強する方法もあります。
無料で閲覧できるホームページも多く、ネット回線さえあれば、費用がかからない点がメリットです。
ただし、Webサイトを使った学習派は基本的に独学。
そのため、自力で解決できないことがあれば、挫折してしまう可能性もあります。
プログラミングを学べるサイトは、主に以下2つです。
- Progate(プロゲート)
- ドットインストール
どちらも一部無料で使えるので、活用してみると良いでしょう。
3.本・書籍で勉強する
WordPress制作のスキルを習得するには、本で独学する方法もあります。
書籍は数千円で購入できるため、学習コストを抑えられます。
それらを踏まえた上で、本で学ぶ場合には、以下のような書籍がおすすめです。
- 基礎:いちばんやさしいWordPressの教本
- 基礎:WordPress標準デザイン講座 20LESSONS
- PHP:WordPressユーザーのためのPHP入門
本で勉強するときの注意点は、1冊ではすべての情報をカバーできないことです。
フリーランスとして受注できるレベルになるには、何冊か読む必要があるかもしれません。
また、WordPressはバージョンアップが頻繁にあるため、書籍では最新の情報を得られない可能性もあります。
WordPress制作のフリーランスの仕事の取り方6選
フリーランスがWordPress制作の案件を受注するには、6つの方法があります。
- 知人から依頼を受ける
- Webで問い合わせを受ける
- 企業に直接営業する
- クラウドソーシングを利用する
- エージェントを活用する
- スクール・講座の仕事紹介を活用する
それぞれの方法について、以下で紹介していきますね。
1.知り合いからの依頼
WordPress制作の仕事を取るには、まずは知人から依頼を受けるのがおすすめです。
知り合いから受注するためには、WordPressを活用した仕事を行っていることを普段から公言することが大切です。
オンライン・オフライン問わず、普段から繋がりを作っておきましょう。
また、ポートフォリオを公開しておくと、完成後をイメージしてもらいやすく、依頼後のギャップを減らせます。
2.Web(サイト・ブログ・SNS)で問い合わせを受ける
Webで問い合わせを受けることも、案件を獲得する方法のひとつです。
過去の実績を見て興味を持った人から、仕事の依頼が来ることもあります。
自分のWebサイトやブログ、SNSなどに、以下のものを載せておきましょう。
- 実績・ポートフォリオ
- 問い合わせフォーム
- プロフィール
3.企業に直接営業
企業に直接営業をかけるのも、仕事の獲得する方法のひとつです。
「募集をかけていないときでも、仕事ができる人を探している」場合もあります。
企業が求めているスキルなどが見合えば、案件を受注できるケースも。
営業をかけるには、気になる企業へ直接連絡してみましょう。
公式サイトの問い合わせフォームや、SNSから連絡できることが多いです。
その際、ポートフォリオやプロフィールも送ります。
自分から営業をするときにも必要なので、しっかり作っておきましょう。
営業の手段としてはWantedly(ウォンテッドリー)を使うのがおすすめ。
Wantedlyは会社と求人者をマッチングさせるためのSNSです。
普通の求人サイトと大きく違う点は、応募のハードルが低いこと。
会社のビジョンに共感して「話を聞いてみたい!」と感じたら、面談を通して案件との相性を確認します。
フリーランスに向けた業務委託契約も多く見つかるので、ぜひ活用してください。
4.クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、インターネットを介して仕事を受発注できる仕組みのことです。
募集内容や単価で検索して、好きな案件に自ら応募できます。
主に以下の3つが、代表的なクラウドソーシングサービスです。
<クラウドソーシングの代表的なサイト>
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
1.クラウドワークス
引用:クラウドワークス
クラウドワークスの特徴は、求人数が多いことです。
2021年8月時点では、約1万件以上のWordPressに関する案件が募集されています。
サイト制作未経験者でも申し込める条件もあるため、いろいろな案件を比較してみましょう。
なお、報酬を受け取るのに手数料が2割かかります。
2.ランサーズ
引用:ランサーズ
ランサーズは、クライドワークスと並ぶ国内最大規模のクラウドソーシングサイトです。
クラウドワークスと比べると案件の報酬が高いのがメリット。
クラウドワークスと同じく、手数料は2割です。
▼クラウドワークスとランサーズの詳しい比較はこちら▼
>>【診断】クラウドワークスとランサーズはどちらを使えばいい?特徴やおすすめの人を徹底比較
3.ココナラ
引用:ココナラ
ココナラは、自分が提供できるスキルを出品できる、フリーマーケットのようなサイトです。
他のサイトと違い、価格を自由に決め、出品者が主体となって取引をできます。
手数料は販売金額によって、10〜25%の間で決まります。
5.エージェントを活用する
エージェントは仕事の受注を支援してくれるサービスです。
エージェントでは担当者が情報提供してくれるのが特徴。
代表的なエージェントサービスには、以下の3つがあります。
<エージェントサービスの一例>
- レバテックフリーランス
- Workship
- Midworks
積極的に案件を獲得したい場合は、複数のサービスを併用して探すのがおすすめです。
1.レバテックフリーランス
引用:レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、IT系フリーランスを専門にサポートする、特化型のエージェントサービスです。
登録者には千人のサポーターが付き、案件が途切れないよう支援をしてくれます。
さらに、レバテックフリーランスでは、税務の手助けや健康診断の割引など様々な支援を用意しています。
単に仕事をもらうだけでなく、親身なサポートを受けたい方には特におすすめなエージェントです。
2.Workship
引用:Workship
Workshipは、専業・副業関係なく、フリーランス(個人事業主)なら誰でも使えるサービスです。
Workship上で契約書締結の機能を提供しているため、フリーランスならではのトラブルを防止できます。
また、万が一業務中に損害が起きても安心です。
賠償責任保険が無料でついているので、最大500万円の補償を自己負担なしで受け取れるのです。
- 情報漏洩
- 著作権侵害
- サイバー攻撃
WordPressで起きる可能性のある、このようなIT関連のリスクに備えられます。
3.Midworks
引用:MidWorks
MidWorksではキャリアコンサルタントによるサポートが受けられるエージェントサービスです。
個人の適性に合わせた提案や今後のキャリアプランの相談にも乗ってくれます。
Midworksの大きな特徴は、正社員と同じくらい手厚い補償を受けられることです。
正社員の福利厚生にあたる、次のようなサポートが受けられます。
- 賠償責任補償
- 健康診断優待
- freeeの無料利用(会計サービス)
- 弁護士の無料紹介
- 経費補助
- リロクラブへの加入(福利厚生)
フリーランスの自由な働き方と、正社員のような安心感を得たい方にはMidworksがぴったりでしょう。
6.スクール・講座の仕事紹介を活用
WordPress制作の案件を取るには、スクール・講座の仕事紹介を活用するのも、方法のひとつです。
スクールによっては、受講生へ積極的に案件を紹介しています。
当メディアで紹介している「Skill Hacksシリーズ」では、講師が卒業生に仕事を発注することもあります。
もし未経験からプログラミングを始めるなら、Skill Hacksで学習するのがおすすめです。
動画で好きな時間に学べる上に、講師にはLINE@で何度でも質問できます。
WordPress制作のスキルをつけるならSkill Hacks
WordPress制作をするには、プログラミングスキルが欠かせません。
未経験者や初心者の場合は、基礎からしっかり学ぶことが失敗しないコツ。
そのためには、初心者にもわかりやすいプログラミング講座「Skill Hacks」がおすすめです。
Skill Hacksは買い切り型の動画なので、理解できるまで何度でも見返せるのが良いところ。
その上、講師に質問し放題なので、未経験者でも挫折しにくい講座となっています。
WordPress制作の基本となるHTMLやCSSをマスターするなら、Skill Hacksがイチオシです。