「副業に投資は向いているだろうか」
「副業におすすめの投資が知りたい」
「投資の副業は会社にバレる?」
このような悩みにお答えしていきます。
副業を始めたいと思っていても、本業が忙しくてなかなか時間が確保できない方もいるでしょう。副業するなら、時間の拘束が少ない「投資」で収入を得たいと考える人も多いはず。
しかし、副業で投資するにはどんな種類を選べばよいのか迷ってしまいますよね。
また、本業で副業を禁止されている場合、投資はバレないのかも気になるところです。
そこで、こちらの記事では以下の内容について解説していきます。
- 投資は副業に当てはまるのか
- 副業に投資を選ぶメリット
- 副業におすすめの投資
- 副業に投資を選ぶときの注意点
- 会社にバレずに投資を副業にする方法
ぜひこの記事を参考に、副業で投資を始めてみてください。
投資は「副業」の定義に当てはまらない事が多い
「副業」についての明確な定義があるわけではありません。しかし、投資は副業にあてはまらない可能性があります。
会社によって何を副業と定めるのかは異なりますが、投資は雇用主と雇用関係がなく、毎月決まった収入もありません。一般的に副業が禁止されている国家公務員でも、投資は副業にあてはまらないとされています。
副業禁止の企業に勤めている人も、投資なら収入を得られる可能性が高いでしょう。
副業に投資を選ぶメリット2つ
副業に投資を選ぶメリットを2つ紹介します。
- 本業に集中できる
- お金を大きく増やすことが期待できる
ひとつずつ見ていきましょう。
1.本業に集中できる
投資は、うまくいけば不労所得が得られます。副業の時間を捻出しなくてもよいので、本業に集中できるのがメリットです。
収入を得ながらプライベートな時間も作れるので、趣味を楽しんだり、これまでやってみたかったことに挑戦したりできるでしょう。スキルアップの時間に充てて、本業収入のアップを目指すのもおすすめです。
2.お金を大きく増やすことが期待できる
投資はリスクが高い分、ハイリターンが期待できます。一般的に副業を行う場合、使える時間が限られています。収入にも限度があり、大きく稼ぐのは難しいでしょう。
しかし、投資ならやり方次第で本業収入を上回ることも可能です。
収入が増えれば金銭面に余裕ができます。転職したいなら、時間をかけてより条件のよい企業を探せます。マイホーム購入の資金にしたり、老後に備えて貯蓄したりするのも良いでしょう。
副業におすすめの投資7選
投資にはさまざまなやり方があります。その中で、副業におすすめの投資を7つ紹介します。
- 株式投資
- FX
- 仮想通貨
- 不動産投資
- ロボアドバイザー
- ETF
- クラウドファンディング
副業にどんな投資を選んだらよいのか、考える際の参考にしてみてください。
1.株式投資
株式投資は、企業が発行する株式を売買して、差額で利益を得る方法です。基本的に、自分が投資した金額以上の損をしないのがメリットです。株式投資は、少額で行ったり資金に余裕のある分だけで投資したりできます。
また、株式を売却せずに保持しておけば、配当や株式優待などが期待できます。しかし株式投資は、投資した企業が倒産すれば株価がゼロになるリスクも。大きな損失を生む可能性もあるので、収入を増やしたいからといって無理は禁物です。
2.FX
FX(Foreign Exchange)は海外の通貨を売買することで、利益を得る投資方法です。為替レートの動きを予想して、利益が得られるタイミングを狙います。
1ドル120円の為替レートだとして、日本円と米ドルでのFX取引の場合、
- 1ドル=120円の為替レートのときに購入する
- 為替レートが変動して1ドル121円になったら1ドル売却
- 売却価格と購入価格の差額=1円の利益が発生する
という方法で利益を得ます。
FXは、手持ちの資金の何倍もの金額が投資できる「レバレッジ」が利用できるのも特徴です。投資額が大きくなればなるほどリスクも大きいので、ハイリスク・ハイリターンを狙いたい方に向いています。
3.仮想通貨
仮想通貨は、インターネット上で利用できるデジタル通貨で取引を行います。「ビットコイン(BTC)」や「イーサリアム(ETH)」が代表的です。円やドルではなく、ユーザー同士がプラットフォーム上でやり取りします。
国家が発行する通貨よりも相場の変動が大きく、短期間で大きな利益を得ることも可能ですが、大損することもあります自己資金よりも多くの金額を投資する「レバレッジ」も利用できるので、ハイリスク・ハイリターンを狙いたい人向きです。
4.不動産投資
不動産投資は、マンションやアパート、土地などへ投資する方法です。建物を所有して居住者から家賃収入を得たり、売却により利益を得たりできます。かかる費用が高額なので、ローンを利用する人が多いでしょう。
初期投資額は高額になりますが、所有する不動産に入居者がいれば安定した家賃収入が得られるのがメリットです。しかし、投資先の不動産の選定が難しいので、物件選びは慎重に行う必要があります。
投資額は大きいですが、リスクと利益のバランスを取りやすいため、ミドルリスク・ミドルリターンの投資方法と言われています。
不動産投資におすすめの会社については、関連記事「【失敗しない】不動産投資におすすめの会社7選!地域や物件の選び方も解説」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
5.ロボアドバイザー
ロボアドバイザーとは、あなたに代わってAIが資産運用を行うシステムです。AIにすべておまかせできるので、時間や手間がかからないのがメリットです。
ロボアドバイザーには2通りのタイプがあります。
- アドバイス型・・・実際の運用は自分で行うが、投資先の銘柄選定などについてアドバイスをもらえる
- 投資一任型・・・投資先の銘柄選定から運用まですべて任せられる
ロボアドバイザーなら、投資に関する知識がない人でも始められます。スマートフォンだけでも取引できるので、気軽に投資を行いたい人にもおすすめです。
6.ETF
ETFとは、上場投資信託(Exchange Traded Fund)のことをいいます。投資信託の一種ですが、証券会社に口座を開けば株式のように売買できます。
ETFを1つ購入すると複数の投資先に分散されるので、1つの株式に投資するよりもリスクを抑えられます。また、個別で購入すると高額になる銘柄も、ETFを利用すれば少額から購入できるのがメリットです。
リアルタイムで価格が変動するので、売買のタイミングの見極めが重要です。
よく似ているインデックス型投資信託は、上場されていない商品であるのが大きな違いです。
7.クラウドファンディング
クラウドファンディングは、お金を必要としている企業にWebサイト上で出資する方法です。投資タイプのクラウドファンディングは、参加することによりお金のリターンがあります。
投資タイプには、さらに3つの分類に分けられます。
- 株式型・・・株式を購入して資金調達に貢献する
- 貸付型・・・資金を貸し付けて、返済元利金の一部が分配される
- ファンド型・・・投資家特典として商品の提供や、成功した際に売上金の一部が分配される
クラウドファンディングは元本が保証されるわけではありません。利益を得るには、将来性のある事業に投資することが大切です。
副業で投資を行う際の注意点
副業で投資を行う際の注意点について、解説していきます。
- リスクがあることを理解する
- 無理のない範囲で始める
- 成果が出るまでに時間がかかる
- まとまった収入を得たら確定申告を行う
投資を行う前に、チェックしてみてください。
1.リスクがあることを理解する
投資にはリスクもあることに注意が必要です。元本を保証されているものではないので、ときには損をすることもあります。
特に、ハイリターンが期待できる投資は、その分リスクも高いので慎重に行うことが大切です。投資の知識がまったくない状態で手を出すのは危険なので、しっかり勉強しておきましょう。
2.無理のない範囲で始める
投資する金額は自分で決められますが、無理のない範囲で始めるようにしましょう。お金を借りてまで投資をしても、投資金額が回収できず返済や金利の支払いに苦しめられる可能性もあるからです。
副業に投資をするなら、少しでも収入を増やせるように小さく始めるのがよいでしょう。投資で大きく稼ぐには知識や経験も必要なので、自ら学ぶ姿勢も大切です。
3.成果が出るまでに時間がかかる
投資してもすぐに成果がでるとは限りません。お金が増えるまでには時間がかかることを覚悟しておきましょう。
投資で安定した利益を得るなら、長期的に行うのがおすすめです。短期間で多くを稼ごうとすると、リスクも大きいからです。
まずは独学で投資について学びながら、不労所得を得られるよう土台を作っていきましょう。
4.まとまった収入を得たら確定申告を行う
投資で一定の稼ぎを得たら、確定申告を行う必要があります。源泉徴収ありの特定口座を使う場合は必要ありませんが、一般口座で20万円を超える利益を受け取るなら確定申告を行わなければなりません。
確定申告を行わないと、ペナルティとして加算税が発生するので注意が必要です。
投資の副業が会社にバレるのを避けたい!行うべきこと3つ
「投資の副業が会社にバレないようにしたい」と考える方もいるでしょう。会社にバレるのを避けるために行うべきことについて、3つの項目に分けて解説していきます。
- 住民税の納付方法に気をつける
- 源泉徴収ありの「特定口座」を活用する
- 会社で投資の話をしない
ひとつずつ見ていきましょう。
1.住民税の納付方法に気をつける
会社に副業がバレる原因で一番多いのが、住民税の増加です。会社員の場合、住民税が給与天引のケースがほとんどでしょう。会社が把握している住民税よりも高額になっていると、他に収入があることを疑われます。
会社にバレないようにするなら、住民税の納付方法を「自分で納付(普通徴収)」にしましょう。普通徴収なら、自宅に送付される納付書を利用して、個人的に納付できます。
2.源泉徴収ありの「特定口座」を活用する
投資を受け取る際は、源泉徴収ありの特別口座にするのがおすすめです。自動的に源泉徴収を行ってくれるので、確定申告の手間が省けます。
確定申告を行わなければ、会社に副業が知られるリスクも軽減できます。投資を行う際は、特定口座を開設するのがよいでしょう。
3.会社で投資の話をしない
会社に副業を知られたくないなら、たとえ親しい同僚であっても投資を行っている話をしないほうがよいでしょう。収入が増えるとつい嬉しくなって誰かに話したくなるものです。しかし、誰かに話せば「ついうっかり」という形で上司の耳に届く危険性があります。
また、FXなどで株式市場が気になって、何度もチェックしてしまうことでバレる危険もあります。本業中は業務に集中するようにしましょう。
副業が会社にバレない方法については、関連記事「【保存版】副業が会社にバレない方法はある?確定申告など4つの疑問や対策を解説」でも紹介しているので、参考にしてみてください。
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