「Photoshopのショートカット一覧が知りたい」
「覚えておくべきショートカットってある?」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
Photoshopのショートカットを覚えておくことで、作業効率を大幅にアップ可能です。
この記事では以下の点について詳しく解説します。
- ジャンル別おすすめショートカット
- ショートカットをより速く使う方法
- Photoshopを使いこなすコツ
この記事を最後まで読むことで、Photoshopのショートカット以外にも、より速く使いこなすコツが理解できます。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
【ジャンル別】Photoshopのおすすめショートカット
Photoshopのおすすめショートカットをジャンル別で紹介します。
- 【ファイル】のショートカット
- 【編集】のショートカット
- 【イメージ】のショートカット
- 【レイヤー】のショートカット
- 【フィルター・表示】のショートカット
Photoshopの上部にあるメニューバーごとに解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.【ファイル】のショートカット
ファイルメニューの中にある機能のショートカットは以下の通りです。
特に使用頻度が高いものだけまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
Ctrl+N | 新規ドキュメント作成 |
Ctrl+O | ドキュメントを開く |
Ctrl+S | 保存 |
Shift+Ctrl+S | 別名で保存 |
Ctrl+W | 閉じる |
Ctrl+Alt+W | すべて閉じる |
Ctrl+Alt+P | その他を閉じる |
Shift+Ctrl+W | 閉じてBridgeを起動 |
Ctrl+Q | 終了 |
特に、急にエラー等でアプリが終了したとき用に「Ctrl+S」の保存は定期的に行なっておきましょう。
2.【編集】のショートカット
編集メニューの中にある機能のショートカットは以下の通りです。
Ctrl+Z | 直前の作業のやり直し |
Shift+Ctrl+Z | やり直しのやり直し |
Alt+Ctrl+Z | 最後の状態を切り替え |
Shift+Ctrl+F | フェード |
Ctrl+X | カット |
Ctrl+C | コピー |
Shift+Ctrl+C | 結合部分をコピー |
Ctrl+V | ペースト |
Ctrl+T | 自由変形 |
特に作業のやり直しや、コピー&ペーストはよく使うので覚えておきましょう。
3.【イメージ】のショートカット
イメージメニューの中にある機能のショートカットは以下の通りです。
Ctrl+U | 色相・彩度 |
Ctrl+B | カラーバランス |
Alt+Shift+Ctrl+B | 白黒 |
Alt+Ctrl+I | 画像解析度 |
Alt+Ctrl+C | カンバスサイズ |
カンバスサイズの変更は、微調整などでよく使用するため、覚えておきましょう。
4.【レイヤー】のショートカット
レイヤーメニューの中にある機能のショートカットは以下の通りです。
Shift+Ctrl+N | 新規レイヤー作成 |
Ctrl+J | 選択範囲をコピーしたレイヤー |
Shift+Ctrl+J | 選択範囲をカットしたレイヤー |
Ctrl+G | レイヤーをグループ化 |
Shift+Ctrl+] | 重ね順(最前面へ) |
Ctrl+] | 重ね順(前面へ) |
Ctrl+[ | 重ね順(背面へ) |
Shift+Ctrl+[ | 重ね順(最背面へ) |
Shift+Ctrl+E | 表示レイヤーを結合 |
特に文字やオブジェクトの重ね順を決めるショートカットは、覚えているとスピードもアップするため、おすすめです。
5.【フィルター・表示】のショートカット
フィルター・表示メニューの中にある機能のショートカットは以下の通りです。
Shift+Ctrl+I | 選択範囲を反転 |
Shift+Ctrl+R | レンズ補正 |
Shift+Ctrl+X | ゆがみ |
Alt+Ctrl+V | Vanishing Point |
Ctrl++ | ズームイン |
Ctrl+- | ズームアウト |
Ctrl+@ | グリッド |
Ctrl+: | ガイド |
細かな作業をするときや、全体図を見るときなどにズームインや、ズームアウトのショートカットは頭に入れておきましょう。
Photoshopのショートカットをより早く使う2つの方法
Photoshopのショートカットをより早く使う2つの方法を紹介します。
- ショートカットをカスタマイズする
- 左手デバイスを利用する
ショートカットを使うことでPhotoshopの作業効率をアップさせられますが、より自分が使いやすいようにカスタマイズすることで、さらに速く作業できます。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.ショートカットをカスタマイズする
Photoshopショートカットは先ほど紹介した一覧の通りですが、自分でカスタマイズもできます。
Photoshopのショートカットをカスタマイズする方法は以下の通りです。
- Photoshopのメニューから「編集」を選択
- キーボードショートカットとメニューを選択
- 変更したい動作を選択して設定する
設定画面では「ファイル」「編集」「イメージ」と、ざっくり分類化されています。それぞれ左の矢印をクリックすれば各動作が表示されるため、カスタマイズしましょう。
全てを変える必要はなく、頻繁に使うコマンドだけ、自分が使いやすいショートカットで追加しておくと良いでしょう。
2.左手デバイスを利用する
左手デバイスとは、キーボードやマウスを使う際に、利き手ではない方で扱うデバイスの事をいます。
つまり右手でマウスを使っている人であれば、左手で扱うデバイスです。
ショートカットは非常に便利ですが、中には片手では押しづらいショートカットもあります。
作業を中断してメニューを呼び出し、手動でパラメータを調整しなければならない場合は、効率も下がります。
そんなときに、左手デバイスがあると、そういった作業をカバーできるため、作業効率をアップさせられるでしょう。
左手デバイスは安いものだと2,000円ほどであるため、気になる人はぜひチェックしてみてください。
ショートカット以外に効率よくPhotoshopを使いこなすコツ5選
ショートカットを使うことで、Photoshopの作業スピードは上がりますが、他にも効率よく使いこなすコツはいくつか存在します。
こちらでは、ショートカット以外に効率よくPhotoshopを使いこなすコツ5選を紹介します。
- 基本操作をしっかり覚える
- 気に入ったデザインを真似する
- プロやPhotoshop歴が長い人に教えてもらう
- 無料素材を活用する
- オンラインスクールや講座に参加する
この章でお伝えするコツを意識することで、よりPhotoshopを使いこなせるようになるため、ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.基本操作をしっかり覚える
Photoshopを素早く使うのであれば、まずは基礎をしっかり理解しておくことです。
ショートカットだけ覚えていても、その動作の内容を詳しく理解していなければ、ネットで調べたり、やり直したりとさらに時間がかかってしまう可能性もあります。
まずはショートカットを使わずに機能を試してみてから「この機能はこのショートカットコードである」と、頭の中で整理しましょう。
例えば、レイヤーの透明部分を使用して、その上のレイヤーにマスクを適用する、クリッピングマスクをしたい場合は、以下の工程が必要です。
- 切り取りたい画像を用意
- レイヤー/新規/背景から「レイヤーへ」を選択
- 文字ツールでテキストを挿入
- 文字レイヤーを下にする
- クリッピングマスクを作成
ショートカットでうまくいかなかった時に、このような基礎を知っていなければ、原因がわからず、時間もかかってしまいます。
より早くPhotoshopを使いたい場合は、基礎もある程度頭に入れておきましょう。
2.気に入ったデザインを真似する
憧れの人の作品や、自分が気に入ったデザインを真似するのも、Photoshopのスピードを上げる効果的な方法です。
まずは見よう見まねで、自分ならどう作るか考えましょう。
いろんな作品を真似することで、Photoshopの機能も徐々に体が覚えていきます。
また、真似することで操作のスピードが上がるだけでなく、デザインの観察力も養えます。
デザインの細かい部分やプロっぽいデザインにするためにどうすればいいかを判断しやすくなるでしょう。
デザインを考える速さが上がると、自然に作業効率も良くなります。
作品を真似することで得た知識は、ダイレクトに自分のデザインに影響を及ぼすため、まずは少しでもお手本に近づくように、制作しましょう。
好きな人の作品だと、自分もこうなりたいとモチベーションにもつながります。
3.プロやPhotoshop歴が長い人に教えてもらう
一人で調べるよりも、プロやPhotoshop歴が長い先輩に話を聞いた方が、問題もより早く解決します。
アドバイスなどは以下の場所でもらえます。
- TwitterやInstagramなどのSNS
- オンラインサロン
- オープンチャット
- ネットのオフ会
- Photoshopのスクール
独学で勉強している場合、どう乗り越えたら良いかわからない壁にぶつかることも多いです。
そう言った時に、実力の高い人に聞くことで、モチベーションも保ちやすくなります。
また、先輩たちもそう言った壁を乗り越えてきたはずなので、仲良くもなりやすいでしょう。
ひとりで調べるとなると時間がかかりますが、プロに聞くことで、効率の良い勉強法が分かるため、上達スピードもアップします。
4.無料素材を活用する
無料素材を活用することも、非常におすすめです。
例えばキラキラしたオブジェクトを加えたい場合、初めから作るとなると時間もかかります。
無料でダウンロードできる素材を使った方が時間短縮にもなるため、おすすめです。
初心者の人は特に、商用フリーの素材サイトを活用して、作業しましょう。
商用フリーのおすすめ素材サイトは以下の通りです。
オブジェクトの素材だけでなく、フォントなどの素材を使うのもおすすめです。
おしゃれな文字を作るときに、アウトライン化してデザイン変更しなくとも、初めからデザイン性の高いフォントを利用した方が、時短になります。
5.オンラインスクールや講座に参加する
オンラインスクールや講座に参加することで、Photoshopを効率よく使いこなせます。
先ほども述べたように一人で勉強していると、壁にぶつかったときのモチベーションが保ちにくいです。
そんなときに教えてくれる友人や、アドバイスしてもらえる講師がいれば、スムーズに問題解決できるでしょう。
オンラインスクールや講座に参加する主なメリットは以下の通りです。
- 自分の目的が明確になる
- 必要なスキルを効率良く学べる
- 上達までの近道を教えてもらえる
- Photoshop以外のスキルも学べる
- ポートフォリオを制作できる
- 一緒に頑張る仲間が増える
ポートフォリオとは簡単にいうと、自分が編集した作品集のことを言います。
副業やフリーランスとして案件を獲得する際には、スキルを表すポートフォリオが必須です。
独学で勉強しているとなかなかポートフォリオは増やしにくいですが、スクールに入ると、授業の一環として作品が制作できるため、手元に成果が残ります。
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