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フロントエンドエンジニアにはJavaScriptが必須!最低限必要な基礎知識を解説

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フロントエンドエンジニアを目指してJavaScriptを勉強し始めたけれど、難しくてめげそう……。

HTML・CSSを一通り学んだのに、JavaScriptをはじめたら一気につらくなるというのはプログラミングあるあるです。いっそ、JavaScriptなしで就職できないのかな、と弱気になっている方もいるでしょう。

しかし、残念ながら、フロントエンドエンジニアになるにはJavaScriptは必須です!就職を考えているなら、身に付けなければいけないスキルのひとつです。

そう言われてもまだ納得できない方に向け、このコラムでは、以下の内容を解説します!

  • JavaScriptを活用してできること
  • JavaScriptを習得する方法

フロントエンドエンジニアを目指す方のために、JavaScript以外に必要なスキルも紹介!本コラムを読んで、就職活動を有利に進めましょう!

監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。

監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。

JavaScriptとは?

JavaScriptとは、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどのブラウザ上で動くプログラミング言語です。スマホやパソコンで閲覧するサイトの多くには、JavaScriptが使われています。

例えば、以下のサービスでも使われています。

  • Twitter
  • Facebook
  • Hulu

ブラウザ上で動くプログラミング言語は多数ありますが、最近ではJavaScriptの使用が主流です。

JavaScriptでできること3選

JavaScriptは汎用性が高く、さまざまな場面で使われる言語です。本章では、JavaScriptができることを紹介します。

代表的なものは以下3点です。

  1. 画面に動きを与える
  2. アプリケーションを作る
  3. サーバーと通信して情報を送受信する

それぞれの項目について詳しく解説します。

【JavaScriptでできること1】画面に動きを与える

ブラウザ上で表示する画面に動きを与えられますWebサイトを構成するHTML・CSSをJavaScriptによって操作しているためです。

具体的には、以下のことができます。

  • スクロールに合わせて画面の背景を変える
  • 目立たせたいボタンにアニメーションをつける

このようにJavaScriptを活用することで、ユーザーが使いやすいWebサイトを作成できますWebサイトの利便性を向上させるためには、習得しておくべき言語と言えるでしょう。

【JavaScriptでできること2】アプリケーションを作る

JavaScriptを活用することで、アプリケーションを作成できます。

開発できるものは、

  • スマホアプリ
  • Webアプリ

など幅広いことが特徴。加えて、パズルやRPGなどのゲームアプリも作成もできます。

アプリの基礎知識や開発に必要な言語は「【保存版】アプリ開発に必要な言語12選!身に付けておきたい3つのスキルも紹介」で詳しく解説しています。気になる方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。

【JavaScriptでできること3】サーバーと通信して情報を送受信する

JavaScriptは、サーバーと通信をおこない情報の送受信ができます

具体的には、以下のことが可能。

  • 入力した郵便番号に対応した住所を表示する
  • 検索ボックスに入力すると単語の関連キーワードの候補を表示する

このような便利な機能が使えるのは、JavaScriptがフロントエンドとサーバーサイド間のやりとりをできるためです。

上記の機能は、利便性の高いWebサイトを作成するには必要不可欠フロントエンドエンジニアへの就職を目指すなら、JavaScriptは必須のスキルです。

初心者がJavaScriptの学習でつまずきやすい3のポイント

初めてプログラミングを学ぶ人にとっては、JavaScriptの学習は難しいと感じるでしょう。しかし、つまずきやすいポイントを押さえることで、効率良く勉強を進められます

この章では、初心者がJavaScriptの学習でつまずきやすい項目を紹介します。具体的には、以下3点です。

  1. オブジェクト指向
  2. DOMへの理解
  3. コールバック関数

それぞれポイントを深掘りしましょう。

【JavaScriptのつまずきポイント1】オブジェクト指向

オブジェクト指向とは、簡単に説明すると「モノ」に注目した考え方のことです。概念なので、理解しにくいとされています。

オブジェクト指向では「モノ」を用意するところから始めます。

「車」を例にすると、

  • タイヤ
  • ガラス
  • ボンネット

などといったモノに分類します。

そのあと「ガラス」は「紫外線をカットする」「透明度が高い」といった特徴を定義。

このように定義を決めることで、プログラミングの全体構造を把握しやすくなります加えて、分業や修正がしやすいなどのメリットもあるため、JavaScriptを学習する際にはオブジェクト指向を理解しておきましょう。

【JavaScriptのつまずきポイント2】DOMへの理解

DOMとは、プログラミング言語とWebサイトをつなぐ仕組みのことです。Webサイトの情報や機能をJavaScriptで操作する際に使用します。

ツリー構造という階層構造を取り、Webサイトの文書を「ノード」というオブジェクトで表します。このノードを指定することで、Webサイトに変更を加えます。

DOMの構造は複雑なため、初心者がつまずきやすいと言われています。しかし、Webサイトの情報や機能をJavaScriptで操作するには必要な知識なので、疑問点をなくすよう学習を進めましょう。

【JavaScriptのつまずきポイント3】コールバック関数

コールバック関数とは、引数として渡される関数のことです

この説明だけだと理解しにくいため、Twitterを例に挙げて解説します。

Twitterのアカウントをフォローする際には、自分のIDとフォローしたいユーザーのID情報をバックエンドに投げます。フォローが成功すれば、ボタンを「フォロー中」に書き換えます。しかし、電波が悪くうまく行かなかったら「失敗しました」と表示されます。

このようにフォローが成功・失敗したタイミングで、次の表示をする関数を実行しますこのときに利用するのがコールバック関数です。

コールバック関数を理解しなければ、非同期処理やPromise(複雑な非同期処理の流れを書きやすくしたもの)の学習でもつまずいてしまいます。疑問を先送りにせず、わからないことをつぶしていくことが重要です。

JavaScriptの学習方法3選

この章では、JavaScriptの効率の良い学習方法を紹介します。

具体的には下記3点です。

  1. 本や参考書を購入する
  2. プログラミングスクールへ通う
  3. オンライン学習サイトを活用する

深掘りして解説していきましょう。

【JavaScriptの学習方法1】本や参考書を購入する

JavaScriptの学習するなら、本や参考書の購入がおすすめです。

本を活用するメリットは、必要なスキルを体系的に学べること数千円で購入できるため、学習コストを抑えられます。

JavaScriptの関連の書籍はいくつか種類があるため、勉強したい内容や目的をはっきりさせると良いでしょう。試し読みしたりレビューを確認したりするのもおすすめです。

【JavaScriptの学習方法2】プログラミングスクールへ通う

プログラミングスクールに通うメリットは、未経験者でも学習しやすいこと。講師に疑問点を質問できるのでスキルも向上しやすいでしょう

ただし、プログラミングスクールは受講料が高額です。スクールにもよりますが、相場は20~30万円となっています。分割払いに対応しているところもありますが、人によってはネックと感じてしまうでしょう。

【JavaScriptの学習方法3】オンライン学習サイトを利用する

JavaScriptを身に付けたいなら、オンライン学習サイトがおすすめです。プログラミングスクールとは異なり、どこかの教室に通う必要がありません。仕事が忙しい方や近くにスクールがない方におすすめです

なおオンライン講座では質問できる回数や期限が決まっているものがあります。そのため、受講する前に確認しておくと安心できるでしょう。

プログラミングの基礎知識を身につけたい方は、当メディアが紹介するFront Hacksがおすすめです。最大の特徴は、現役エンジニアが質問を回数・期間無制限で受け付けていること。LINE @で質問できるので、疑問点をサクッと解決できるでしょう。

JavaScriptが学べるオンライン学習サイトは「【2021年版】JavaScriptが身に付くオンライン学習サイト23選!失敗しないための選び方まで解説」で紹介。興味のある方はぜひこちらもチェックしましょう。

フロントエンドエンジニアがJavaScriptとあわせて身に付けたい6つのスキル

フロントエンドエンジニアになるためには、JavaScript以外にもスキルが必要です。具体例には、下記6点です。

  1. ライブラリ
  2. フレームワーク
  3. HTML・CSS
  4. UI/UX設計
  5. CMS構築
  6. サーバーサイドの言語と知識

フロントエンドエンジニアを目指す人は、ぜひ参考にしてみてください。

【フロントエンドエンジニアに必要なスキル1】ライブラリ

ライブラリとは、他人が書いたソースコードを活用できる仕組みのこと。JavaScriptのライブラリを使用することで、複数の処理を一括で行うことが可能です。

実際の業務では、効率的なプログラミングスキルが求められるため習得しておきましょう。

JavaScriptの具体的なライブラリは、

  • jQuery
  • React.js

が挙げられます。

特にjQueryはJavaScriptとセットで使用することが多いです。フロントエンドエンジニアを目指すなら、学習は必須です。

もしjQueryの学習が難しいと感じる方は「【初心者向け】jQueryが難しいと感じたときの対処法8選!【基礎的なスキルも解説】」をチェックしてみてください。

【フロントエンドエンジニアに必要なスキル2】フレームワーク

フレームワークとは、アプリケーションの汎用的な機能が用意された骨組みのことです。ライブラリはソースコードを呼び出すものでしたが、フレームワークは良く利用されるライブラリまでまとめてテンプレート化したもの。

JavaScriptで使用されるフレームワークは下記の通りです。

  • Bootstrap
  • Vue.js

コードを書く工数が減るため、効率良くプログラミングをおこなえるでしょう。

【フロントエンドエンジニアに必要なスキル3】HTML・CSS

HTML・CSSとは、マークアップ言語です。主に、Webサイトを構築したり装飾したりする際に使用されます。

JavaScriptはWebサイトに動きを付けられるため、HTML・CSSとあわせて身に付けておくと案件の幅が広がるでしょう。例えば、1からホームページの作成を代行することも可能です。加えてユーザーが使いやすいデザイン・機能などを学ぶと良いでしょう。

当メディアが紹介するFront Hacksでは、JavaScriptだけでなくHTML・CSSの学習も可能!加えてオブジェクト指向やDOM操作など、フロントエンドエンジニアに必要な知識を効率良く学べます。サンプル動画も用意しているため、ぜひチェックしてみてください。

【フロントエンドエンジニアに必要なスキル4】UI/UX設計

UI/UX設計とは、ユーザーが使いやすいWebサイトを作るための設計です。

いくらデザイン性が高いWebサイトでも、ユーザーにとって必要な情報が見つけにくければ利用頻度は減ります。そのためフロントエンドエンジニアは、常に利便性を意識することが重要です。

UI/UX設計のスキルを身に付ければ、ユーザーにとって有益なWebサイトを作成できます。その結果、フロントエンドエンジニアとしての評価も高まるでしょう。

【フロントエンドエンジニアに必要なスキル5】CMS構築

CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは、専門的な知識がなくてもWebサイトを簡単に作成できるシステムです。

有名なサービスだと、

  • WordPress
  • Movable Type

が挙げられます。

近年ではCMSを使ったWebサイトが増えています。そのためフロントエンドエンジニアには、CMSを構築する知識が必要です。

【フロントエンドエンジニアに必要なスキル6】サーバーサイドの言語と知識

フロントエンドエンジニアは、サーバー周りの知識を身に付けましょう。CMSにはサーバーサイドの言語が使われるためです。

具体例なものだと、

  • Java
  • PHP
  • Perl

があります。

加えて、サーバーサイドの技術で用いられるJavaScriptのフレームワークNode.jsの知識があると良いでしょう。

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