「Webライターって初心者でも稼げるの?」と考えたことがある人も、多いのではないでしょうか。
WebライターはPCがあれば誰でも仕事をスタートできます。参入障壁も低く、案件を獲得できれば初心者でも稼ぐことが可能です。
ただ、簡単にはじめられる分、他の人と差別化を測る必要があります。専門性やスキルを高めて、初心者のうちからしっかり収益を上げていきたいです。
この記事では、初心者Webライターが気になる以下のポイントを解説しています。
- 初心者Webライターの相場
- 稼げるまでの流れ
- 案件獲得方法
- 最低限身につけるスキル
- 収入を上げるためにやりたいと
私自身が未経験からWebライター活動をスタートさせ、半年で30万円以上稼ぐことができました。実体験も踏まえながら解説していきます。
Webライターって初心者でもなれるの?
PCがあれば誰でもWebライターになることができます。
Webライターのメリットは、場所や時間を選ばず仕事ができること。ある程度自由に働くことができます。
デメリットは、単価を上げるためにスキルや専門性が必要なこと。高い収益を上げるには相当な努力が必要です。
Webライティングの仕事は増えており、基本的なスキルがあれば受注できる案件も多くなっています。初心者のうちは低い単価からスタートし、実績を増やして高単価の案件を獲得していくという流れが多いです。
実績とスキルを身につけていく必要があります。
初心者Webライターの相場ってどれくらい?
Webライティングの仕事は文字単価や記事単価になっている場合が多く、報酬の幅は非常に広いです。
中には、文字単価0.1円と非常に安い仕事もあります。
「Webライターは1円未満の仕事をあまり受けるな」と良く言われています。文字単価1円の仕事であれば、時給換算すると1,000〜1,500くらいになることが多いのです。ただ、1円未満の仕事を受けてしまうと時給500円ほどになってしまうことも。
非常に消耗してしまうので注意が必要です。
始めて3ヶ月くらいであれば、実績作りのために安めの案件を受けても構いません。しかし、実績が増えてきたら1円以上の案件に挑戦してみましょう。
初心者Webライターが稼げるようになる流れ
初心者Webライターが稼げるようになる流れは以下の通り。
- 基本的なライティングスキルを身につける
- 案件を受注して納品する
- 単価交渉or高い単価の案件を獲得する
僕自身の経験も踏まえて解説します。
【流れ1】基本的なライティングスキルを身につける
基本的なライティングスキルを身につけましょう。
- PREP法に基づいた文章
- リード文・まとめ文の書き方
- 執筆時のルール
など、案件を受注する上で最低限身につけておくべきスキルを習得していく必要があります。本や通信講座を使って学ぶ人が多いですね。
僕は、3ヶ月間Webライター・ディレクターの元でみっちり研修しました。実際に文章を書いて納品し隅から隅までチェックしてもらってフィードバックをもらうことで、すごいスピードでライティングスキルを上達させることができました。おかげで最初のうちから1.5円ほどの単価で案件を受注できました。
実際に書いてフィードバックをもらうのが1番上達するのが早いです。
ライティングスキルを身につけたいなら、当メディアで提供するWriting Hacksがおすすめ。全員月収100万円を超えている現役の講師陣から3回の記事添削を受けられるので、文章の修正点を理解しながら上達できます。
疑問点は質問無制限なので、効率的に学びたい方におすすめです。
【流れ2】案件を受注して納品する
スキルが付いてきたら、案件を受注して納品しましょう。クラウドソーシングやSNSなどで案件を探すことができます。
仕事の受け方は主に以下の2つ。
- KWだけもらって構成から作る
- 構成書をもらって執筆する
KWをもらって構成から作成する仕事のほうが単価は高め。
ただし、執筆する内容を一から組み立てるので、より高いスキルが必要です。
【流れ3】単価交渉or高い単価の案件を獲得する
実績が増えてきたら、単価を上げていきましょう。単価を上げる方法は主に以下の2つ。
- 単価交渉をする
- 高い単価の案件を獲得する
既に仕事をもらっているクライアントに交渉して、単価アップを図ることができます。
また、専門性が高くなったり、実績が増えてきたりしたら、元々の単価が高い案件に応募してみても良いですね。
どんどん仕事を受注できるようになると、自分が受注した案件を他のライターに振ることもできるようになります。
企業から直接案件を受託できるようになると、単価も高く記事数も確保できるので、営業力を高めていきたいですね。
僕は、同じクライアントから複数の案件を受注することで30万円以上の収益を上げることができました。
1つ1つの記事をしっかり納品し、信頼してもらえるようになると単価が上がったり、別案件を紹介してもらったりしやすいですね。
初心者がwebライターの仕事を取る方法3選
初心者がwebライターの仕事を取る方法は主に以下の3つです。
- クラウドソーシング
- SNS
- オンラインサロンなどのコミュニティ
それぞれ解説します。
【仕事を取る方法1】クラウドソーシング
クラウドソーシングで仕事を受注できます。クラウドソーシングとはネット上で、仕事を探している人とお願いしたい人をマッチングするサービスのこと。
主に以下の2つが使われることが多いです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
案件内容や単価で検索して自ら応募して案件を獲得します。
応募する際はタスク案件ではなく、プロジェクト案件に応募するようにしましょう。
タスク案件とは誰でも取り組める作業の案件のこと。レビュー入力などの作業が多く、単価も非常に低い上にライティングスキルがほとんど活かせません。
プロジェクト案件は継続して同じ案件を行っていく仕事のこと。応募して選ばれる必要がありますが、難易度が高い分、報酬も高いものが多いです。
Webライターとして稼ぎたいのであれば、プロジェクト案件に応募していきましょう。クラウドソーシングのランサーズで稼ぐコツについては、別記事で紹介しています。
▼ランサーズの副業で稼ぐコツを認定ランサーが紹介▼
【認定ランサー直伝】ランサーズでできる副業8選!会社にバレない方法や仕事の取り方を解説
>>【決定版】ランサーズの副業で稼ぐコツ!会社にバレない方法も紹介【認定ランサー直伝】
▼2大クラウドソーシングサービスを比較▼
>>【診断】クラウドワークスとランサーズはどちらを使えばいい?特徴やおすすめの人を徹底比較
【仕事を取る方法2】SNS
SNSでも初心者向けの案件を獲得することができます。
Webライターやディレクターの方が、Twitterなどで仕事の募集をしている場合があります。ツイート内の執筆ジャンルや単価などの記載欄に「初心者歓迎」と書かれている場合も多いです。
Twitterで「ライター募集」と検索して案件を探してみましょう。
【仕事を取る方法3】オンラインサロンなどのコミュニティ
オンラインサロンを始めとしたコミュニティでも仕事を受注するとことができます。
ある程度繋がりがあると、自分のライティングレベルを把握してもらっている場合が多く、自分に合った案件を受けやすいです。
もし、案件を受注できるコミュニティを探しているのであれば、当サイトが提供しているWriting Hacksがおすすめです。
現役でWebライター・ディレクター活動をしている沖ケイタ氏による、分かりやすい動画教材に加え、以下のメリットがあります。
- SEO記事の書き方を学べる
- 3回の添削サービス有り
- LINE@で質問し放題
- 優秀なライターは沖プロに招待
沖プロとは、沖ケイタ氏が運営している編集プロダクションのことです。単価が高めの案件を斡旋してもらえます。
スキルを身につけながら、仕事を獲得できるようになるので、気になる方は参考にしてください。
初心者Webライターが最低限身につけるべきスキル
初心者Webライターが最低限身につけるべきスキルは以下の3つ。
- 文章執筆力
- 分析力
- 営業力
それぞれ解説します。
【スキル1】文章執筆力
文章執筆力が必要不可欠です。
- PREP法に基づいた文章
- リード文・まとめ文の書き方
- 執筆時のルール
以上の3つはWebライターの仕事をする上で最低限必要です。
さらに、単価を上げていくためには、以下の力が求められます。
- 専門性の高い内容を分かりやすく書く力
- 一次情報の含まれた文章を書く力
一次情報とは、自分自身が体験して入手した情報のこと。文章内に取り入れることで、読者に伝わりやすいクオリティの高い文章になります。
僕自身サラリーマンの経験があったので、退職代行やブラック企業に関する記事を書く際に、リアリティのある内容を盛り込むことができました。
文章執筆力を高めるために、どんどんライティングの経験を積んでいきましょう。
【スキル2】分析力
Webライターには分析力も必要です。
- 競合記事の内容を把握
- ペルソナが求めていることを盛り込む
など、読者のニーズに応えたり、SEOで上位を取ったりするために、分析をして記事を作成する必要があります。
特に構成を作る際に必要な力ですね。別記事で構成を作る際のポイントを解説していますので参考にしてください。
▼記事の構成をつくるメリットや組み方を解説▼
【完全版】記事構成の具体的な作り方を6ステップで解説【作成例あり】
>>【完全版】記事構成の具体的な作り方を6ステップで解説【作成例あり】
【スキル3】営業力
営業力も必要不可欠です。
- 案件を受注する力
- 人脈を広げる力
- 単価交渉力
案件を獲得することができないと、Webライターとして働くことができません。
実力や経験をアピールしたり、信頼を得たりして、クライアントに選んでもらう必要があります。
人脈が広ければ、仕事を獲得できる可能性も高まりますね。
単価交渉も収入を上げるために重要な要素です。何度か仕事をしたクライアントに、「月にもう10記事書けるので単価を上げて頂けませんか」などと交渉していってもよいです。
しかし、信頼されていないと単価は上がりません。高いクオリティで記事を納品し、信頼されるようになればクライアントの方から単価アップの提案がある場合も。
クライアントにとって、いなくなったら困るWebライターを目指していきましょう。
初心者Webライターが収入をアップするためにやりたいこと9選
初心者Webライターが収入をアップするためにやりたいことは以下の9つ。
- 本を読む
- 執筆の効率を上げる
- 専門性を高める
- ジャンルを広げる
- SEOの知識をつける
- WordPressの知識をつける
- ブログを作る
- 営業力を高める
- 取材力を高める
それぞれ解説します。
【やりたいこと1】本を読む
本を読んでライティングスキルを高めましょう。本を使えば以下のようなジャンル毎に専門的に学ぶことができます。
- SEO
- 文章力
- コピーライティング
自分が伸ばしたい分野の本を選びましょう。
おすすめの本に関しては別記事で紹介しているので、参考にしてください。
▼Webライターがスキルを身につけるのにおすすめの本▼
【2024年版】Webライターにおすすめの本11選!必要なスキル別に解説【現役ライターが厳選】
>>【2024年版】Webライターにおすすめの本11選!必要なスキル別に解説【現役ライターが厳選】
【やりたいこと2】執筆の効率を上げる
執筆の効率を上げるために以下の取り組みをしましょう。
- ショートカットキーを使う
- タイピング力を上げる
ショートカットキーとは、キーボードを使って特定の動作を行うこと。マウスを使って行っていた作業の時間を短縮することができます。
WindowsとMacBookでショートカットキーが違うので、自分のPCのキーを調べてみましょう。
また、タイピング力を高めるために、指の正しい配置を覚えたり、タイピングソフトを使って練習したりしてみましょう。
「寿司打」などの無料タイピングサイトもあるので、ぜひ試してみてください。
▼ライターの効率アップにも使えるツールを紹介▼
【厳選】Webライターにおすすめなツール15選!特徴や使い方を解説【目指せ高品質】
>>【厳選】Webライターにおすすめなツール15選!特徴や使い方を解説【目指せ高品質】
【やりたいこと3】専門性を高める
専門性を高めましょう。
専門性が高い分野であれば、一次情報などが多く入ったクオリティの高い記事を書くことができるようになります。クライアントも記事にしたい分野で経験がある人を求めていることが多く、案件も獲得しやすいです。
募集要項に、「〇〇での経験・知識がある方」と書かれている場合も多いです。自分の得意分野に当てはまるようでしたら応募してみましょう。
【やりたいこと4】対応ジャンルを広げる
対応ジャンルを広げましょう。
初心者のうちは、とりあえず書けそうかなという分野で案件を選びがちです。自分が書けそうなジャンルの仕事を取りたくなる気持ちはよく分かりますが、仕事の幅が広がりにくいので注意。
最初の方は様々なジャンルに実際に挑戦して、そこまで苦痛じゃないものを続けるようなイメージで、仕事を進めてみることをおすすめします。
ジャンルによっては報酬が高単価・低単価とはっきり分かれていることも多いです。初心者のうちは選り好みせず、仕事の幅を広げるために様々なジャンルで書いてみましょう。
僕も初心者のうちは、以下のような様々なジャンルを受けました。
- ギャンブル系
- 医療系
- 交通系
- 定額サービス系
たくさんのジャンルの案件を受けたことで、リサーチ力や執筆ルールについての理解が深まりました。
また、未経験のジャンルでもしっかりリサーチすれば執筆できるという体験ができたので、今はどの分野の仕事が来ても対応できるという自信に繋がっています。
【やりたいこと5】SEOの知識をつける
SEOの知識をつけましょう。SEOとはGoogleなどの検索エンジンに最適化されること。最適化がされていると検索された際に上位に表示されます。
納品先のクライアントは、記事のGoogle検索での順位を上げたいと考えている場合が多く、SEO対策に適した記事を求めています。
- ペルソナ設定を意識した内容
- 競合を意識した構成
- 見出し
- リード文
- 一次情報
など、SEOの知見を活かした記事を書けるようになると、自分のWebライターとしての価値が高まります。
SEOを意識した記事を書けるスキルが欲しいなら、当サイトが提供しているWriting Hacksで学ぶのがおすすめです。
現役でWebライター・ディレクター活動をしている沖ケイタ氏による、分かりやすい動画教材に加え、以下のメリットがあります。
- SEO記事の書き方を学べる
- 3回の添削サービス有り
- LINE@で質問し放題
実際に講師の方が、SEO記事の構成を作る様子も見られるので、気になる方は参考にしてください。
【やりたいこと6】ブログを作る
自分のブログを作るのも1つの手です。Webライターがブログを作ると以下のメリットがあります。
- ライティングの練習ができる
- ポートフォリオにできる
- アフィリエイト収益を狙える
ブログではライティングの練習をすることができます。自分の好きなジャンルで執筆ができるので、専門分野にも特化しやすいですね。
また、ブログはWebライター活動のポートフォリオとして使うこともできます。他者の編集が入ってないので、自分の実力を伝えやすく、クライアントからの信頼を得やすいです。
SEOの知識がついてくれば、自分のブログで記事を書いてアフィリエイト収益を狙うこともできます。専門分野に特化したブログを作ることも可能です。
▼ライターがブログを始めるメリットを取材▼
Webライターはブログもやると有利?4つのメリットと活用方法を取材
>>Webライターはブログもやると有利?4つのメリットと活用方法を取材
【やりたいこと7】 WordPressの知識をつける
WordPressの知識をつけましょう。というのも、WordPressで装飾を施して記事を公開することが多いからです。
クライアントもWordPressを使っていることが多く、入稿まで巻きとれると仕事の幅が広がります。
もしブログを作るのであれば、WordPressで作っておくと良いですね。
【やりたいこと8】営業力を高める
営業力を高めることで、案件を受注しやすくなります。初心者のうちは自分を売り込む力をつけたいですね。
クラウドソーシングで案件を獲得したいのであれば、メッセージを工夫して合格率を高めましょう。
テンプレをそのまま使うのではなく、プロフィールやポートフォリオを盛り込んだ内容に変更して送りたいですね。
有料noteなどでクラウドソーシングのメッセージ案などを見ることができるので、参考にしてみてください。
また、クライアントとのやりとりを丁寧に行うことでも評価は上がりやすいです。Webだけでやりとりが解決することが多いので、即レスを心がけましょう。
最終的には、企業から直接案件を受注できる程の営業力をつけていきたいです。
▼Webライターのポートフォリオの作り方を解説▼
【必須】Webライターのポートフォリオの役割と作り方をまるっと解説【仕事が取れる】
>>【必須】Webライターのポートフォリオの役割と作り方をまるっと解説【仕事が取れる】
【やりたいこと9】取材力を高める
取材ができるようになると、Webライターとしての価値が高まります。
実は取材ができるWebライターは非常に少ないです。取材には以下のような能力が求められます。
- 取材対象者と打ち解ける力
- ヒアリング力
- ポイントを抑えて執筆する力
少しハードルが高そうですが、取材をして書いた記事は一次情報が入りやすいです。クライアントにとって価値が高い記事が書いやすいので、取材ができると重宝されるWebライターになれますね。
専門性を高めるために取材力を高めることをおすすめします。
初心者Webライターは経験を積んでスキルを高めよう
この記事では、初心者Webライターが気になる以下のポイントを解説しました。
- 初心者Webライターの相場
- 稼げるまでの流れ
- 案件獲得方法
- 最低限身につけるスキル
- 収入を上げるためにやりたいこと
初心者Webライターのうちは、ライティングスキルを高めて基礎を作りましょう。
本や当サイトが提供しているWritingHacksでしっかりとスキルをつけていくのがおすすめ。
また、どんどん案件を受注して様々なジャンルの文章を書きましょう。1番成長できるのは実際に執筆して納品し、クライアントからフィードバックをもらうことです。
経験を積んで稼げるWebライターを目指しましょう。
当サイトが提供しているWriting Hacksでは、現役Webライターによる添削指導も行なっています。3回まで添削してもらえるので、自分のライティングスキルを高めるために有効的に活用してみましょう。
LINE@で質問し放題なので、執筆に関して分からないことがあれば何でも聞くことが可能ですよ。