「フリーランスで、Web制作の仕事はできる?」
「Web制作の仕事には、どんな種類があるの?」
こんな疑問はありませんか?
IT・Web関係に強い場合、それを仕事にしたい方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、フリーランスのWeb制作の仕事について、以下の点をご紹介します。
- Web制作の仕事内容・収入
- Web制作に必要なスキル
- Web制作のメリット・デメリット
- Web制作の仕事の取り方
これを読むと、Web制作で稼ぐ方法がわかりますよ。フリーランスとして仕事を取れるように、ぜひ参考にしてくださいね。
Web制作のフリーランスの4つの仕事内容・収入
フリーランスのWeb制作の仕事には、主に以下の4つがあります。
- Webサイトの制作
- ランディングページ(LP)の制作
- WordPressの導入・カスタマイズ
- Webサイトの不具合修正
それぞれの仕事について、以下で見ていきましょう。
【Web制作の仕事内容1】Webサイトの制作
Web制作の仕事として、まず挙げられるのはサイトの制作です。 会社やお店、個人事業主のホームページを作る仕事ですね。
単価は、既存のテンプレートを使った簡単なものなら、5~10万円程度。企業の大掛かりなホームページになると、数十万円の案件もあります。
【Web制作の仕事内容2】ランディングページ(LP)の制作
Web制作の仕事には、ランディングページ(LP)の制作もあります。ランディングページ(LP)とは、商品・サービスの紹介や注文のためのページです。
よく見かけるのは、健康食品などのLPですね。通常の記事コンテンツとは異なり、販売に特化したカラフルな配色や申し込みボタンが特徴的です。
複雑なサイト制作と違い、1ページのみのシンプルなLP制作だと、3~5万円程度が目安となります。
【Web制作の仕事内容3】WordPressの導入・カスタマイズ
WordPressの導入やカスタマイズも、Web制作の仕事の1つです。
料金は、WordPressのインストールのみだと1万円程度。初期設定も含むと、3~5万円前後が相場となっています。
また、デザインの変更や、クライアントが使いやすいようにカスタマイズを行うことも。カスタマイズにはPHPのスキルが必要で、初心者には難しいため、需要の多い仕事です。
料金は作業内容により、軽微なものなら1件あたり5,000円や10,000円程度から発注されています。
【Web制作の仕事内容4】Webサイトの不具合修正
サイトの不具合修正も、Web制作の仕事です。クラウドソーシングなどで、よく募集されています。
報酬は依頼内容により様々で、簡単な不具合修正なら1件5,000円程度からが目安です。
Web制作のフリーランスに必要なスキル3選
フリーランスでWeb制作を行うには、3つのスキルが必要です。
- プログラミングスキル
- コミュニケーション能力
- 営業力・交渉力
それぞれのスキルについて、以下で説明していきます。
【Web制作に必要なスキル1】プログラミングスキル
Web制作には、プログラミングスキルが欠かせません。
主に利用する言語は、HTML・CSS・JavaScript・jQuery・PHP。さらに、WordPressの知識もあると、仕事の幅が広がりますね。
業務内容によっては、他にも多数の言語を用いることもあります。自分のスキルに合わせて案件を選びましょう。
未経験からWeb制作を始めたい場合には、当メディアで提供している「Skill Hacks」の講座がおすすめ。講師に質問し放題でわかりやすいので、基本となるHTMLやCSSを簡単にマスターできますよ。
【Web制作に必要なスキル2】コミュニケーション能力
Web制作を行うにはコミュニケーション能力も必要です。Webの仕事は誰ともかかわらないと思いがちですが、実はそうではありません。
クライアントワークが多いため、コミュニケーション能力が低いと、以下のようなデメリットがあります。
- 意思疎通ができない
- クライアントからの要望を理解できない
- やり取りする回数・時間が増える
お客さんの話の意図を汲み取れないと、せっかく作った納品物がやり直しになってしまうこともあります。
【Web制作に必要なスキル3】営業力・交渉力
Web制作の仕事をするなら、営業力や交渉力も必要です。特に以下のような場面で、それらが役に立ちますね。
- 仕事を受注するための営業
- 単価や条件面などの交渉
フリーランスで活動する場合、仕事が取れなければ収入がゼロになってしまいます。また、トラブルが生じたときも、自分で対処しなければなりません。
なので、プログラミングスキルだけではなく、営業力・交渉力もつけていきましょう。
具体的な営業方法については、本記事内の「仕事の取り方」で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
Web制作のフリーランスのメリット2選
フリーランスでWeb制作を行うことには、2つのメリットがあります。
- 時間や場所にとらわれない仕事が多い
- 案件の選択肢が豊富
順番に見ていきましょう。
【Web制作のメリット1】時間や場所にとらわれない仕事が多い
Web制作の仕事には、時間や場所に縛られないものが多いというメリットがあります。
クライアントワークの場合は、納品できれば問題ないため、いつどこで仕事をしても構いません。朝型・夜型の人も、時間を気にせず作業できます。
また、PC1つでできるので、在宅でも可能。働く場所を選べると、家事・育児と両立できたり、家族・友人との時間が増えたりします。
自分のライフスタイルに合わせて働けるのが良いですね。
【Web制作のメリット2】案件の選択肢が豊富
Web制作の良さは、簡単なものから複雑なものまで、案件の選択肢が豊富なこと。それにより、自分のレベルに合わせて選べるのがメリットです。
フリーランスになりたてでも、WordPressのインストール・初期設定など手軽なものを請け負うことが可能。
スキルがあれば、複雑なサイト制作などの高額案件を受けることも可能になります。
Web制作のフリーランスのデメリット
Web制作のデメリットは、クライアントワークなのでストック性(資産性)がないことです。ストック性とは、作った作品などが残り続けて、資産になるということ。
Web関係では、自作のWordPressテーマやアプリの販売などが、ストック性のある仕事の代表例です。1度作ったものから何度も報酬が発生するので、かける時間に対して得られる金額が大きいのが、資産性のある仕事の特徴。
本記事で紹介したサイト制作や不具合修正、WordPressのカスタマイズなどは、労働に対して報酬をもらうので、資産にはなりません。
その分、自作商品の販売戦略などを考える必要がなく、働いた分だけ確実に稼げるのがクライアントワークの魅力でもあります。
Web制作のフリーランスの仕事の取り方5選
フリーランスがWeb制作の案件を受注するには、5つの方法があります。
- 知人から紹介を受ける
- Webで問い合わせを受ける
- クラウドソーシングやエージェントを利用する
- 起業家・経営者と交流する
- スクール・講座の仕事紹介を活用する
それぞれの方法について、以下で紹介していきますね。
【Web制作の仕事の取り方1】知人からの紹介
フリーランスでWeb制作の仕事を取るには、まずは知人から依頼を受けるのがおすすめ。友人だけでなく、以下のように会社員時代の取引先から受注できる場合もあります。
<知人からの受注パターン>
- 友人・知人から直接依頼
- 親族からの依頼
- 前職の関係者・取引先から受注
知り合いから受注するためには、Web制作の仕事をしていることを発信するのが大切です。
オンライン・オフライン問わず、普段からつながりをつくっておきましょう。
また、ポートフォリオを公開しておくと、作風を知ってもらい、依頼後のギャップを減らせます。
【Web制作の仕事の取り方2】Web(サイト・ブログ・SNS)からの問い合わせ
ブログなどで問い合わせを受けることも、Web制作の仕事を取る方法の1つ。過去の実績を見て興味を持った人から、仕事の依頼が来ることもあるのです。
なので、自分のサイト・ブログ・SNSなどに、以下のものを載せておきましょう。
- 実績・ポートフォリオ
- 問い合わせフォーム
- プロフィール
SNSで問い合わせを受ける場合は、DMを受信できるように設定しておくこともポイントです。
【Web制作の仕事の取り方3】クラウドソーシングやエージェントを利用する
クラウドソーシングやエージェントを利用するのも、Web制作の案件を取る方法の1つ。
クラウドソーシングとは、インターネットを介して仕事を受発注できる仕組みのことです。募集内容や単価で検索して、好きな案件に自ら応募できます。
たとえば、以下の3つがクラウドソーシングの代表的なものです。
<クラウドソーシングの代表的なサイト>
- クラウドワークス(CrowdWorks)
- ランサーズ(Lancers)
- ココナラ(coconala)
また、エージェントは仕事の受注を支援してくれるサービスです。クラウドソーシングが自分で案件を検索するのに対し、エージェントでは担当者が情報提供してくれるのが特徴。
代表的なエージェントサービスには、以下の3つがあります。
<エージェントサービスの一例>
- レバテックフリーランス
- Workship
- Midworks
積極的に案件を獲得したい場合は、複数のサービスを併用して探すのがおすすめです。
【Web制作の仕事の取り方4】起業家・経営者との交流
起業家・経営者と交流するのも、フリーランスの仕事の取り方の1つです。たとえば地域の経営者の集まりに参加したりなど。
実は商工会議所や商店街には、ホームページで宣伝したいという要望が結構多いのです。しかし、自分でサイト制作などを行うのは難しいという声も。
そういう場で、Web制作の仕事を引き受けることができます。
【Web制作の仕事の取り方5】スクール・講座の仕事紹介を活用
Web制作の案件を取るには、スクール・講座の仕事紹介を活用するのも、方法の1つです。スクールによっては、受講生へ積極的に案件をまわしています。
たとえば当メディアで提供している「Skill Hacksシリーズ」では、運営者自らが卒業生に仕事を発注することも珍しくありません。
もし未経験からフリーランスを目指すなら、Hacksシリーズで勉強するのがおすすめです。動画で好きな時間に学べる上に、講師にはLINEで質問し放題。卒業する頃には、フリーランスとして案件を取れるレベルになるので、これから独立する人にピッタリです。
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