>>「真面目」でも「頭がいい人」でもお金持ちになれないたった1つの理由とは

Webエンジニアの仕事がきつい7つの理由!就職前にチェックすべき5つのポイントも紹介

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「Webエンジニアの仕事ってきつい?」
「Webエンジニアを始めてみたけど思ったよりしんどい…私だけかな?」

Webエンジニアの仕事は比較的高収入かつリモートで働けることも多いのが魅力。

とはいえ、きついという噂を聞いて、このまま目指してもいいのかなと疑問に思う方もいるでしょう。また、実際に始めてみたら、思ったより稼げなかったり納期がきつかったりして、イメージと違ったという方もいるかもしれません。

初心者の場合、このきつさが続くのか、今我慢すれば将来は解消されるのかというところも気になりますよね…。

そこでこの記事では、

  • Webエンジニアの仕事がきつい7つの理由
  • Webエンジニアが向いている人
  • Webエンジニアが向いていない人
  • エンジニアの就職前にチェックしたいこと
  • Webエンジニアの仕事がきついときの対処法

などをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください!

監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。

監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。

Webエンジニアの仕事がきつい7つの理由

Webエンジニアは「高収入で定時に帰れる」という噂もあるけれど、実際にきついことはないのか気になりますよね。

こちらでは、Webエンジニアの仕事がきつい7つの理由をお伝えします

  1. 常に新しい知識を習得し続けなければいけない
  2. 給料も実力主義
  3. 納期や緊急事態で時間に追われがち
  4. 人手不足で仕事が集中しやすい
  5. 向いている、向いていないがダイレクトに影響する
  6. 幅広い分野を対応しなければならない
  7. アジャイル開発が主流になっている

それぞれ解説します。

【きつい理由1】
常に新しい知識を習得し続けなければいけない

Webエンジニアは、どこよりも移り変わりが激しい業界です。

常にリリースされる新しい知識や技術を永遠に習得し続ければなりません。自発的に勉強し続ける意欲がないと続かないのが現実です。

勉強することが苦ではない人でないと、なかなかきついと感じるかもしれません。

【きつい理由2】
給料も実力主義

実力のあるWebエンジニアは高給ですが、全員の給料が高いとは言えません。

給料はできる仕事の範囲と実力がダイレクトに反映されるので、実力がないエンジニアは給料が上がりにくいでしょう。

逆に実力次第では高給取りになれる仕事なので夢があります。

【きつい理由3】
納期や緊急対応で時間に追われがち

Webエンジニアのきつい理由は、納期や緊急事態が起きた時に時間に追われることです。

クライアントからの急な仕様変更があったり、トラブルがあっても納期が延びなかったり、残業や徹夜になることも。Webエンジニアは常に、スピード感を意識した開発を進めなければなりません。

そのため気力と体力と、時間に追われてもパニックにならない冷静さが必要です。

【きつい理由4】
人手不足で仕事が集中しやすい

Webエンジニア業界は人手不足です。

また、Webエンジニアといっても仕事の範囲が広いため、できることが多い人や仕事が早い人に仕事が集中傾向に。

仕事が多いのはうれしい悲鳴ですが、物理的にきつい状況に陥ることがあります。

【きつい理由5】
向いている、向いていないがダイレクトに影響する

Webエンジニアは適正がダイレクトに反映する仕事の一つです。

向いていないと本当にきつい仕事となるでしょう。

例えば、「仕事じゃなくてもコードを書くのが好きでたまらない」人は確実に向いています。無料でできる簡易適正検査もあるので、Webエンジニアを目指す前には受けた方がいいでしょう。

たとえ適正テストの結果が良くなくても、努力をして稼いでいるWebエンジニアの先輩もいます。プログラミングを好きかどうかが判断の指標になるので、楽しめることが一番です。

【きつい理由6】
幅広い分野を対応しなければならない

Webエンジニアの数が少ないベンチャー企業などに就職した場合には、幅広い分野を1人で対応しなければならないことも。エンジニアの数が少ないと、得意でない分野の仕事を振られる可能性もあることを念頭に入れましょう。

大企業の場合は、分担制がほとんどなので就職する時には必ず仕事内容を確認しましょう。

【きつい理由7】
アジャイル開発が主流になっている

従来はスケジュール通りに進めやすかったエンジニアの仕事が、アジャイル開発が主流になってコントロールが難しくなりました。

アジャイル(Agile)とは「素早い」という意味で、アジャイル開発は「素早い開発」です。

具体的には全体を機能ごとに分けて、それぞれ

  1. 企画
  2. 実装
  3. テスト

を繰り返す開発方法です。

フェーズを切っていくことで柔軟に対応ができるのがメリット。途中からの仕様変更や追加にも対応できるので、クライアントニーズに応えやすいのも大きなポイントです。

一方で、全体スケジュールを読みにくいのがデメリット。仕様変更の依頼があっても完成納期を変えられないクライアントの場合、その分のしわ寄せが来るのできついこともあるでしょう。

Webエンジニアに向いている人5選

Webエンジニアがきついことがわかりましたが、どんな人が向いているのでしょうか。

以下の5つの特徴にあてはまる項目があればエンジニアに向いていると言えるでしょう。

  1. とにかくプログラミングが好き
  2. 技術のキャッチアップが早い
  3. 本質を追求できる
  4. 英語が得意
  5. 論理的な思考ができる

それぞれ解説します。

【向いている人1】
とにかくプログラミングが好き

Webエンジニアに向いている人は「とにかくプログラミングが好き」です。

「休みの日も趣味でコードを書いてしまう」くらいにプログラミングが好きであれば、勉強も全く苦になりません。そんな人はWebエンジニアの適性が大いにあると言えるでしょう。

【向いている人2】
技術のキャッチアップが早い

最新の情報や技術の習得が早い人もWebエンジニア向きです。

常に最先端の技術が躍進されるWeb業界では、キャッチアップは不可欠。

最新の知識がないと会話についていけないことも。

【向いている人3】
本質を追求できる

Webエンジニアに向いている人は本質を追求できる人です。

自分で課題の発見をしたり、コードで何が間違っているのか本質を突いたりする思考力が必要になります。

Webエンジニアは、スピード感を持って仕事に的確に取り組めることが重要です。

【向いている人4】
英語が得意

コードは英語が得意な人の方が習得しやすいです。コード自体が英語をベースにしたものが多いためです。最新の技術は海外発のものも多いので、日本語の翻訳を待っていたら出遅れてしまいます。

英語が得意であれば、技術の習得にアドバンテージを持てること間違いなしです。

【向いている人5】
論理的な思考ができる

Webエンジニアには論理的な思考が必要です。

論理的思考とは

  1. 結論は〇〇です。
  2. なぜなら〇〇という理由だからです。
  3. というのは、〇〇…

というように最初に結論を出し、理由を説明できる能力にもつながります。

論理的思考は訓練を積めばできるようになるので、もし今は苦手でも考える癖を気をつけてみましょう。

Webエンジニアが向いていない人

逆にWebエンジニアに向いていない人とはどういう人でしょうか?

Webエンジニアに向いていない人は以下の3種類の人です。

  1. そもそもプログラミングが好きではない
  2. 接客など人と積極的に関わる仕事がしたい人
  3. 勉強が嫌いな人

それぞれ解説します。

【向いていない人1】
そもそもプログラミングが好きではない

Webエンジニアの基本的な仕事はプログラミングです。

プログラミングはコードを書くことがメインとなるので、

  • コードを書くのが嫌い
  • コードを書いていると眠くなってしまう
  • プログラミングが好きじゃない

という人には少しハードルが高い仕事になります。

運よくWebエンジニアになれたとしても後々きつくなってしまうので、給与目当てに就職すると挫折しやすいです。

【向いていない人2】
接客など人と積極的に関わる仕事がしたい人

Webエンジニアは基本的にパソコンに向かって黙々とコードを書く仕事です。

もちろん会社の同僚や上司、クライアントなどと打ち合わせをする場合もありますが、そんなに頻繁に話をする仕事ではありません。

接客など人と関わることが好きな人にはあまり向いていないと言えるでしょう。

【向いていない人3】
勉強が嫌いな人

繰り返しになりますが、Webエンジニアは常に最新の技術を学ぶ必要があります。

勉強が嫌いな人だと、次々に新しい技術が発表されても読むことにすら拒否反応を起こしかねません。

新しいことを学ぶことが好きな人、プログラミングが好きな人にはおすすめですが、常に最新技術を学ぶことが苦手な場合は考え直した方がいいかもしれません。

エンジニアの就職前にチェックしたいこと

エンジニアに適正があった場合も、就職前には就職先を必ずチェックしましょう。

正直会社によって全然環境が違います。

チェックしたい項目は以下の5点です。

  1. 仕事内容
  2. 給料(昇給やボーナス)
  3. 平均残業時間
  4. 有給取得率
  5. 会社の雰囲気

それぞれ解説します。

【チェックしたいこと1】
仕事内容

まず初めにチェックしたいことは仕事内容です。

「どこからどこまでやらなければいけないのか」は必ずチェックしましょう。

特に小さい会社ではエンジニアの数が少なく、取り組んだことがない仕事まで取り組まなければならないなんてことも。

そうなると、仕事をしながら新しい知識を一気に入れなければならないので、かなりハードになるでしょう。ひとえにエンジニアといっても幅広い仕事があるので、不得意な仕事も任される場合もあります。

自分が働きやすいようにするには「得意なことに集中できる環境なのか」確認することがかなり重要です。

【チェックしたいこと2】
給料(昇給やボーナス)

Webエンジニアでなくても確認しなければならないのは給料です。

以下の項目は必ず確認しましょう。

  • 給与形態(時給制なのか月給制なのか)
  • 残業手当がでるのか
  • 昇給はどれくらいの頻度であるのか
  • ボーナスはあるのか(頻度、金額)

特に残業代は「見なし残業◯◯時間」と給料に含まれていることもあるので注意が必要です。

【チェックしたいこと3】
平均残業時間

Webエンジニアとして働く際に確認したいことは、平均残業時間です。

会社の同じ職種の人の平均残業時間を聞けば、自分の残業時間もだいたい想像できるでしょう。

平均残業時間が多いところは、

  • 人手不足
  • 無理な仕事を受けやすい
  • クライアントに振り回される
  • 人使いが荒い
  • マネジメントがあまり上手にできていない

会社の場合もあるので注意しましょう。

【チェックしたいこと4】
有給取得率

有給取得率も会社を判断するのに大事なポイントです。有給はあっても使えずに消えていくのでは全く意味がありません。

会社によっては「有給の買取」制度もあるので、休みよりもお金が欲しい人にはおすすめです。

しっかりと休みを取りたい場合は有給取得率を確認しましょう。

たくさん有給が取れる会社の方が「ホワイト企業」の可能性が高いです。

【チェックしたいこと5】
会社の雰囲気

最後にチェックしたいのは会社の雰囲気です。

どんなに雇用条件が良くても、会社の雰囲気が合わないと正直きついです。働く環境がピリピリしていたり、自分と合わなそうと思うところは避けた方が無難。

会社に入る前に、

  • 社内見学をさせてもらう
  • ネットで口コミを検索
  • 面接担当者の雰囲気から判断する

ようにしましょう。

Webエンジニアの仕事がきついときの対処法 

では、すでにWebエンジニアの仕事についていて「つらい」と感じたらどうしたら良いでしょうか?

対処法は3つあります。

  1. 転職する
  2. 長期的に使える技術を学ぶ
  3. 一時期休む

それぞれ解説します。

【対処法1】
転職する

Webエンジニアがきついといっても、きつい理由によっては転職すれば解決することもあります。

会社によって仕事の範囲や回し方に差がある場合も。

最近では完全リモートOKで自分のペースで働けるところもあるので、きつい理由に合わせて転職を考えても良いでしょう。

具体的には以下のような考え方がおすすめです。

  • 通勤がきつい→完全リモートの会社を選ぶ
  • 仕事内容がきつい→得意な仕事だけできる会社を選ぶ
  • 人手不足でつらい→潤沢に人がいる会社を選ぶ

まずはなにがきついか原因を探りましょう。

【対処法2】
長期的に使える技術を学ぶ

Webエンジニアの仕事がきついときは、長期的に使える技術を学びましょう。

Webエンジニアは常に最新技術を勉強し続ける必要があるとお伝えしましたが、基本的な部分は変わらず、新しい機能が増えていくだけのものも。差分を学ぶだけでもキャッチアップできる技術もあります。

もちろん常に最新技術に触れる必要はありますが、言語や分野によっても技術の移り変わりの速さが変わるため、長期的に使える分野を勉強するのがよいでしょう。

【対処法3】
一時期休む

あまりにきつい場合は、思い切って一時的に休んでしまいましょう。

「休んだら復帰できないんじゃないか」と心配して休めないかもしれませんが、嬉しいことにエンジニアの場合は需要が高く人が足りていないので、スキルがあれば再就職しやすいです。
疲れてしまったらリフレッシュするためにも一時期休むという選択肢もありです。

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