こんにちは,学生エンジニアの迫佑樹(@yuki_99_s)です.
TechAcademyのUnityコースの受講期間も無事終了し,基礎的なUnityのスキルを身につけることが出来ました.
で,ゲームをAppStoreにリリースするところまでできたわけですが,そんなところで満足する私ではありませんw
VRゲームを作ってみたいな〜となりました.
Unityを使うとびっくりするくらい簡単にVRアプリケーションを作ることが出来たので,メモがてら書き残しておきます.
VRエンジニア養成読本を購入
VRゲーム作ってみたい〜〜!!と思っていたら,技術評論社さんが「VRエンジニア養成読本」という書籍を出版したという話を聞きました.
以前にも,〇〇エンジニア養成読本のシリーズは読んだことがあります.
大学で所属しているサークルの先輩がJavaエンジニア養成読本の著者なこともあって,このシリーズは割りと毎回チェックしています.
雑誌みたいで読みやすく,図もいっぱい使われていて専門書にありがちなガチガチな感じがない点がお気に入り.
加えて,VR業界,今すごいスピードで進化しているので,新しい本を選ぶのは大事です
『読みやすそう』かつ『4/11に出ている最新のVR本』という2つの要素により,買うことを即決しました.
本を読んでみた
一般の技術書は,いきなりプログラムを書いて,ソースコードの解説をガンガンしていくタイプのものが多いのですが,この本はプログラミングをする前の前提知識から入ります.
例えば,VRをする時に付けるメガネみたいなやつをヘッドマウントディスプレイというんですが,それの原理解説みたいな基礎知識も書いてあります.
前提知識に軽く触った後,実際にGoogleが提供しているサンプルコードを動かします.
これが,びっくりするくらい簡単に動くんですよ.
Unityをちょっと触ったことがあれば,VRのサンプルコードを動かすのは5分で出来ます
Googleが出してるサンプルコードを触ったあとは実際に簡単なVRアプリを作っていきます.
ボールを打ち返すようなゲームですね.
見ての通り,普通にUnityでゲームを作るのとなんら変わりません.
TechAcademyのUnityコースでピンボールゲームを作成した時に使用した素材を使用して,VRアプリにオリジナリティを出してみました.
使った素材は,このメタル素材です.一気に見た目が良くなりますよね.
ただ,この時点ではゲームをプレイしてみてもVRになっていません.
ここから,VR対応のゲームにしていくんですが,その手順が超絶簡単.
なんと,ドラッグアンドドロップ一つでできてしまいました
細かいゲーム中での見え方とかを調整するのは難しいですが,「VRゲーム作ってみたい!!」と思い立ってわずか数時間後にここまで出来るとは僕も驚きました.
実際にVRに対応させた後はこんな感じになります.
こんな楽しくて,ワクワクするもの,趣味にしないのはもったいないですよ!! ほんとに!!!
VRゲーム作るのってUnityやC#のすごいスキルが必要なのかな?って1人で思ってましたが,Unity歴1ヶ月程度の僕でもこれだけ簡単にできたんで,ほんとうに簡単なはず.
その後
今回使ったVRエンジニア養成読本,めっちゃ楽しくて,1日で全部読み切ってしまいました.
ちなみに,先程の「ボールを打ち返すVRゲーム」以外にも何個かサンプルプログラムが載っています
首振り操作や,視線操作で動かすゲームの作り方の解説があり,その後ユニティちゃんをVR空間で動かしてみました.
最後の方には今流行のホロレンズにも触れられていました.
ホロレンズを知らない方はこちらの映像をどうぞ.間違いなく虜になります.
最後に
とりあえずVRやってみたいけどなにからはじめて良いかわからない,さらっといろんな知識をつけたい!!って人に向いてると思います
VRすっごく面白くて夢があるなって思ったし,比較的簡単に実装も出来たので,さらにこの本でもっとしっかり学んでみます.
オライリー本なので質も量も桁違いですがw
いろいろ興味がある分野を片っ端から手を出せるのも学生のうち,どんどん吸収していこうと思います!!