「Twitter運用において投稿時間って大切なの?いつツイートしても変わらないのでは?」
「ユーザーからのアクションが増える時間帯ってあるのかな?」
「仕事が忙しいから、予約投稿できるツールを知りたい!」
このようなお悩みをかかえていませんか?
Twitterは多くのユーザーが利用するSNSです。日本人の3人に1人は使っていると言われており、宣伝効果も期待できそうですよね。
しかし、時間帯によってアクセスする人が増減します。そのため、せっかくこだわったツイートをしても、投稿するタイミングによっては宣伝効果が期待できないことも。
Twitterを運用するなら、どの時間帯にアクセスが集中するのかを知っておく必要があります。
そこでこのコラムでは、以下の内容を紹介します。
- Twitterを投稿するのにおすすめの時間帯
- 投稿時間と曜日の関係性
- 予約投稿をおこなう際に便利なツール
Twitterでの宣伝効果を高めたい方やフォロワーを増やしたいと考えている方は必見です!ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください。
Twitter運用で投稿時間が大切な2つの理由
Twitterを運用していくうえで、ツイートをする時間帯が重要です。理由は以下の2点です。
- 時間帯によってアクティブ率が変わるから
- ツイートに対するアクション数に関係するから
ひとつずつ解説します。
1.時間帯によってアクティブ率が変わるから
時間帯によって、アクティブ率(Twitterを利用する人数)が増減します。
アクティブ率が高い時間に投稿すれば、多くのユーザーにツイートを見てもらえることになりますよね。
Twitter運用では、自分の投稿をさまざまな人に認識してもらうことが大切です。
ツイートするタイミングを意識して、戦略を練ってください。
2.ツイートに対するアクション数に関係するから
多くのユーザーに見てもらえると「いいね」や「リツイート」などが増えます。
ツイートが拡散されれば、さまざまなユーザーの目に触れる機会が増加。
アクションを増やすためには、どのタイミングで投稿をするかが大切です。
時間帯を意識することにより、フォロワーの増加にもつながります。
フォロワーを増やしたいと考えている方は、関連記事「【超簡単】今から実践できるTwitterのフォロワーの増やし方10選!注意ポイントや便利ツールを紹介」をご覧ください。
【超簡単】今から実践できるTwitterのフォロワーの増やし方10選!注意ポイントや便利ツールを紹介
Twitterのの投稿が拡散されやすい時間帯5選
Twitterを投稿するのにおすすめの時間は、以下の5つです。
- 5:00
- 7:00~8:00
- 12:00~13:00
- 15:00~17:00
- 20:00~22:00
各時間帯がなぜ良いのかを、詳しく解説します。
1.【5:00】ライバルが少ない時間帯
「5:00って早すぎるのでは?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。しかし、Twitterの投稿において狙い目の時間帯です。
朝からTwittterを見ている人は意外と多いです。たとえば、出勤のため早起きしている社会人などがあげられます。夜勤明けの方もそうですね。
また、早朝に投稿すると、起きてすぐにTwitterを開くユーザーの目に止まりやすくなります。
Twitterは、深夜から早朝に書けてアクティブユーザー数が少なくなります。つまり、タイムラインの動きが落ち着いているので、投稿がすぐに流れてしまうことがありません。
5:00の投稿はライバルが少ない、穴場の時間帯だと言えます。
2.【7:00~8:00】通勤・通学の時間
7:00~8:00は、ビジネス系など社会人をターゲットにした情報発信をしている方にうってつけの投稿時間です。
一般的に通勤・通学をする時間なので、電車やバスなどの公共交通機関を利用するときにTwitterをチェックする人が多くなります。学生はもちろんですが、特に社会人は朝のSNS利用率が高い傾向です。
なお、通勤・通学時間を過ぎると、午前中のアクティブユーザーは徐々に減っていきます。始業時間や授業が始まるのはだいたい9:00なので、それまでにはツイートしておいてください。
3.【12:00~13:00】ランチタイム
学生や社会人の昼休憩は、一般的に12:00~13:00に設定されている場合が多いです。そのため、ランチタイムは通勤・通学時間の次にピークタイムがきます。昼食を食べつつ、仕事中や授業中に見られなかったTwitterを確認するためです。
また、ランチタイムは主婦層のユーザーも増えやすい時間帯です。女性のアクティブユーザーが多いので、お昼のタイミングを狙ってプロモーションツイートをする化粧品メーカーなどもあります。
ただし、12:00~13:00はTwitter全体の投稿数が多くなるため、自分のツイートが他の投稿に埋もれてしまう危険性も高いので注意が必要です。
4.【15:00~17:00】放課後の時間帯
学生などの若年層をターゲットにしているなら、15:00~17:00は必須で狙うべき時間帯です。
ほとんどの社会人はまだ仕事中の時間ですが、アクティブユーザーが増えています。つまり、学生のTwitter利用者が多いと言えます。
総務省が発表した「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、Twitterは10代〜20代の69%が利用しており、若者の利用率が高いことがわかっています。
若年層に向けた情報発信は、放課後にあたる15:00~17:00がうってつけの時間帯です。
5.【20:00~22:00】ゴールデンタイム
20:00~22:00は、最もアクティブユーザーが多くなる時間帯です。いわゆるゴールデンタイムと呼ばれます。
仕事や夕食が終わり、家でリラックスしながらTwitterを見るユーザーが増えます。そのため、必然的にTwitterのアクティブ率が高まります。
しかし、全体的なツイートも増えるので、投稿が埋もれる危険性も高いです。多くのユーザーの目を引くには、ツイートの内容を工夫する必要があります。
Twitterの投稿時間と曜日の関係性を解説
Twitterを効果的に運用していくうえでは、時間を意識することが大切です。加えて、曜日も考えると効果がさらに期待できます。
そこでこちらでは、投稿時間と曜日の関係性を平日・休日に分けて解説してきます。
平日は曜日による違いはない
平日(月曜~金曜)の場合、曜日によって多少の差はあったとしてもユーザーの行動に特別な違いはありません。
多くの人が、平日は生活がルーティン化しているためだと考えられます。たとえば起床時間は7時、昼食は12時で帰宅は20時などです。
そのため、平日にツイートする場合は曜日にそこまでこだわる必要はないと言えます。曜日よりも、アクティブユーザーが多い時間帯を狙う工夫によって、投稿が見てもらえる可能性が高められます。
土日は全体的にアクティブ率が増える
休日は自由にスマホを触れるので、平日に比べてアクティブユーザーが増えます。
総務省の「令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によれば、休日のSNS利用は全世代で増加傾向です。特に10代は、平日よりも利用時間が約20分長くなっています。
休日は通勤や通学がないので、朝の時間帯にはピークが見られません。しかし、午後から夜にかけて高いアクティブ率が続きます。
どのタイミングで投稿しても高い拡散効果やエンゲージメント率が見込めるので、休日に投稿を集中させる企業も多いです。
Twitterでユーザーからのアクションを増やす7つの方法
Twitterでユーザーからのアクションを増やすには、投稿時間以外にも意識するポイントがあります。具体的には以下7点です。
- ターゲットを明確にする
- セルフツイートをおこなう
- ゴールデンタイムだけに限定しない
- ユーザーの目を引く工夫をこらす
- ハッシュタグを使う
- トップツイートを狙う
- ツールを活用して分析する
どの項目も、Twitter運用において重要なポイントです。ぜひ参考にしてみてください。
1.ターゲットを明確にする
どのような人に向けたツイートなのかを明確にしてください。
例えば「副業をしている社会人」をターゲット設定します。すると投稿内容は、副業のノウハウや仕事の取り方などがメインになりますよね。
加えて、社会人のアクティブユーザーが増える5:00、7:00~8:00、20:00~22:00にツイートすると効果が出やすいでしょう。
このようにターゲットを明確すると、投稿内容や時間帯が明確になります。
2.セルフリツイートをおこなう
セルフリツイートとは、自分の過去ツイートをリツイートすることです。この結果、タイムラインから消えた投稿をユーザー目に触れさせられます。
例えば過去に投稿した内容で、ツイート時間を間違えたり、ユーザーからアクションがなかったりしたものをリツイートすると良いでしょう。
ただし、頻度が多いと煙たがられます。フォロワーがしつこいと思わないように、セルフリツイートは2~3回程度に抑えておくことをおすすめします。
3.ゴールデンタイムだけに限定しない
投稿はゴールデンタイム(20:00~22:00)だけに限定しないようにしましょう。自分の投稿が埋もれる可能性があるためです。
ゴールデンタイムは、他ユーザーのツイートが増え、タイムラインの流れが早くなります。そのため、せっかくの投稿もあまり閲覧されずにおわる場合も。
ただ単にゴールデンタイムだけにツイートするのではなく、さまざまな時間に投稿するよう意識してください。
4.ユーザーの目を引く工夫をこらす
ツイートするときは、ユーザーの目を引く工夫を凝らしましょう。投稿時間によっては、タイムラインの流れが早くなるためです。
例えば、画像をつけたり動画をつけたりするとユーザーの目を引きやすくなります。
以下のツイートは画像を添付したものです。
文字に加えて図解があることで、目を引きますよね。ツイートの内容も理解しやすいです。
このように少しの工夫で、ユーザーからのアクションは変わります。
なおテキストだけの投稿なら、絵文字を利用すると良いでしょう。絵文字の色があることで、ユーザーの目を引きやすくなります。
5.ハッシュタグを使う
ハッシュタグ(#)を使うことで、ユーザーの目に触れる可能性が高くなります。
ハッシュタグだけでの検索ができるためです。
例えば「#プログラミング」と検索すると、以下画像のようにツイートを検索できます。
ハッシュタグを使えば、選んだワードに興味のあるユーザーがアクションをおこす可能性も。
ただし、使用する際にはハッシュタグと関連性のツイートをしましょう。
まったく関係のない投稿をして、閲覧数を増やすためだけに使うのは、ユーザーからの印象が悪くなります。
効果的なハッシュタグの使い方や注意点は、関連記事「Twitterハッシュタグの付け方を徹底解説!注意点や活用している企業例も紹介」にで詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
Twitterハッシュタグの付け方を徹底解説!注意点や活用している企業例も紹介
6.トップツイートを狙う
トップツイートとして表示されれば通常よりも多くのユーザーにツイートが届くので、インプレッション数・エンゲージメント数の増加が期待できます。
Twitterのタイムラインの表示形式は「最新ツイート」と「ホーム表示」の2通りがあります。最新ツイートの場合は時系列順に、ホーム表示であればトップツイートが優先的に表示される仕組みです。
Twitterのヘルプページでは、トップツイートについて以下のように記しています。
ホームのトップツイートはユーザーが強い関心を持つであろうと考えられるツイートであり、ユーザーが普段からたくさんのやり取りをするアカウントや反応したツイートなど、多くの要素に基づき選択されます。
確実にトップツイートに選ばれる方法はありませんが、投稿時間の工夫によって可能性を高めることはできます。ポイントは、アクティブユーザーが増える時間帯の1~2時間前の投稿です。
ライバルが少ない時間帯で「いいね」や「リツイート」を獲得しておけば、トップツイートに選ばれる材料を集めやすくなるためです。
Twitterのタイムラインを見ている人が多い時間帯にトップツイートとして表示されれば、非常に大きな拡散効果が見込めます。
7.ツールを活用して分析する
Twitterでユーザーからのアクションを増やすには、分析ツールの活用も効果的です。
Twitterで拡散を狙うためには、トレンドをチェックしてユーザーの関心や動向を把握することも欠かせません。しかし、豊富な情報が飛び交い続けるTwitterで、トレンドを手作業で把握するのは難易度が高いです。
ところが、ツールを利用すれば、トレンドや関連語などの分析を短時間かつタイムリーにできます。
ツールによっては利用に費用がかかる場合もありますが、ユーザーからのアクションを増やすための必要経費と考えてください。
おすすめの分析ツールについては、関連記事「【活用術】Twitterのアクセス解析ツール5選+α!現状把握・検証を通じて適切な施策を考えよう」にて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
【活用術】Twitterのアクセス解析ツール5選+α!現状把握・検証を通じて適切な施策を考えよう
【便利】Twitterの投稿時間を予約できるツール2選
Twitterの運用では、ツイートする時間が大切です。しかし、ときには投稿が難しいこともあると思います。
仕事で遅くなったり、交代制で休憩があったりすると、なかなか決まった時間にツイートするのは困難ですよね。
そんなときは、Twitterの投稿時間を予約できるツールを利用しましょう。おすすめのツールは以下2点です。
- SocialDog
- Buffer
それぞれの特徴をわかりやすく解説します。
1.SocialDog
引用:SocialDog
「予約ツイートと言えばSocialDog(ソーシャルドッグ)」というほどメジャーなツールです。個人だけでなく、KOKUYOやRakuten TVを始めたとした法人も導入しています。
4つのプランがあり、基本的には無料で使用可能です。
▼SocialDogのプラン一覧引用:SocialDog
無料の「Lite」プランでは、10件のツイートを予約できます。
なおSocialDogでは、以下のような機能を用意しています。
- フォロワーの分析
- フォローバック率の解析
- ツイート効果の高い時間帯・曜日の分析
日本語のツールでユーザーも多いため、使い方をインターネットで調べやすくなっていることもポイントです。基本的な操作は問題なくおこなえます。
予約投稿以外にも便利な機能があるため、Twitter運用をする際にはまずSocialDogへ登録することをおすすめします。
2.Buffer
引用:Buffer
Buffer(バッファ)とは、Twitterに加えて複数のSNSの予約ツイートをおこなえるツールです。
海外のサイトであるため、英語で表記されています。日本語には対応しておらず、自分で訳して使用しなければなりません。
Bufferは、Twitterだけでなく以下のSNSで利用できます。
- Google+
Bufferには4パターンのプランが用意されてあります。無料プランでは連携できるサイトは3つまで、予約投稿数は最大10件までです。
▼Bufferのプラン一覧
引用:Buffer
Twitterに加えて、InstagramやFacebookといった複数のSNSを運用する際利用すると良いでしょう。