「Twitterにマナーはあるのだろうか」
「もしかしたら暗黙のルールがある?」
「守るべきTwitterのマナーが知りたい」
Twitterは誰でも気軽にアカウントを作って利用できるSNSです。自由に投稿したり、誰かのツイートにいいねしたりできますが、Twitter特有のマナーがあるのではないかと気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで、こちらの記事では
- Twitterのフォローに関するマナー
- Twitterのツイートに関するマナー
- 最低限守りたマナー
- よく聞く用語の解説
このような内容で解説していきます。Twitterのマナーについて知り、楽しく使っていきましょう。
Twitterのマナーを守って楽しく利用しよう
Twitterには独自のルールのようなマナーが存在しています。多くの人が利用しているからこそ、マナーを守って楽しく使いたいですよね。
Twitterは本来、自由に使って良いものです。しかし多くの人と交流するSNSであるからこそ、暗黙のルールを理解して人に不快な思いをさせないことも大切です。
Twitterで発信する内容は、基本的に世界中で公開されます。知らない人と交流できる便利なツールなので、最低限のマナーを押さえて楽しく利用していきましょう。
Twitterフォローに関するマナー
Twitterをフォローするときやされたときのマナーが気になる方も多いでしょう。こちらでは、Twitterフォローに関するマナーについて以下の内容で解説していきます。
- 承認をもらわなくても自由にフォローして良い
- フォローされてもフォロー返しは必須ではない
- 勝手にリストに入れても問題ない
- フォロー返しされなかったら外してもよいが印象は良くない
フォローに関して疑問に思うことがある方は参考にしてみてください。
1.承認をもらわなくても自由にフォローして良い
Twitterでは、特に相手の承認がなくても自由にフォローして問題ありません。Facebookのように友達申請をして、承認をもらわなければならないシステムではないからです。
むしろTwitterでは、気になる人がいれば積極的にフォローするのがおすすめです。特に、インフルエンサーや著名人のアカウントをフォローしておけば、新しい情報を受け取ったり、同じ人をフォローしている人と交流したりできます。
ただし、非公開にしているアカウントはフォローできないため、相手の承認が必要です。名前の横に鍵マークがあれば非公開のアカウントです。
2.フォローされてもフォロー返しは必須ではない
誰かにフォローされたからといって、フォローを返さなければならないルールはありません。しかし、中にはフォロー返しを目的としてフォローしてくる人もいます。
返してもらえなかったからといって、フォローを解除する人も一定数います。された方は嫌な思いをするので、自分ではやらないように気をつけましょう。
3.勝手にリストに入れても問題ない
Twitterのリストとは、さまざまなアカウントを特定のグループに入れて管理できる機能です。リストは公開・非公開を選択できます。さらに。他のユーザーが作ったリストをフォローすることも可能です。
他のアカウントを自由にリストに入れて問題ありません。しかし、公開リストにしていると相手に「○○さんがあなたをリスト『▲▲』に追加しました」と通知されます。
相手に通知がいかないようにしたい場合は、非公開リストにしておくのがおすすめです。
4.フォロー返しされなかったら外してもよいが印象は良くない
フォロー返しを目的にフォローする場合、もし返してくれなかったら外す場合、どちらも規約違反ではありません。しかし、フォローを外された相手は嫌な気持ちになるでしょう。
フォロー返し目的で手当り次第フォローをするのではなく、仲良くしたい人や共感できるツイートをしている人などをフォローしていくようにしましょう。
Twitterツイートに関するマナー
自分がツイートするときも、マナーを守って投稿していきましょう。こちらでは、ツイートに関するマナーを4つ解説していきます。
- 自由にリツイートして良い
- フォローしてなくてもリプライして良い
- DMを送ってもよい
- 知り合いでなければタグ付はしないほうが無難
ツイートに関するマナーが気になる方は参考にしてみてください。
1.自由にリツイートして良い
リツイートは、誰かのツイートをリツイート(再ツイート)して他のフォロワーと共有することです。リツイートに相手の許可は必要ありません。
また、自分でコメントを付け足せる引用リツイートもあります。こちらも自由に行って問題ありません。
ただし、非公開アカウントはリツイートできません。
2.フォローしてなくてもリプライして良い
リプライは「返信」のことです。フォローしていない人のツイートをリプライしても問題ありません。リプライの返信がもらえれば、フォローしていなくても仲良くなれることもあります。
仲良くなってからフォローするのも良いでしょう。
3.DMを送ってもよい
Twitterでやり取りをする方法は、リプライとDM(ダイレクトメッセージ)の2通りあります。リプライはTwitter上でやり取りするため、他の人にも見られてしまいます。
あまり見られたくない内容であれば、DMを送っても良いでしょう。しかし、中にはフォローしている人のDMしか受け取られない設定にしている場合があります。
また、DMを送ったからといっても必ず返信がもらえるとは限りません。それほど重要な内容でなければリプライで確認したほうが良いでしょう。
4.知り合いでなければタグ付はしないほうが無難
Twitterのタグ付は、画像つきツイートをしたときに、画像に写っているアカウント名をツイート内に表示できる機能です。
知り合いでない人と写真を撮ることはあまりないかもしれませんが、例えばイベントなどで相手が知らないうちに撮った写真を上げてタグ付けするのはあまりよく思わない人が多いでしょう。
お互いフォローし合っていたり、事前にタグ付けすることに許可をもらっていたりするのであれば問題ありません。
5.人が不快になるネガティブなツイートは避ける
Twitterは自由に投稿してよいものです。しかし人が不快になるネガティブなツイートは避けましょう。特定の人に向けた攻撃的な行為や罵倒などは、Twitterの規約違反にもあります。
しかし、それ以外にも新作映画のネタバレや試合結果などを載せることも控えたほうが良いでしょう。不特定多数の人が見られるTwitterなので、不快に思う人もいます。Twitter上でやりあってアカウントが炎上したり閉鎖に追い込まれたりする可能性もあります。
たとえ一部の人だけでも不快に思う内容は投稿しないように気を付けましょう。
最低限守りたいTwitter上のマナー
最低限守りたいTwitter上のマナーもチェックしておきましょう。当たり前の事かもしれませんが、一度しっかり確認しておくと安心です。
- 個人情報を載せない
- 誹謗中傷や攻撃的なツイートをしない
- 著作権を侵害しない
- スパム行為をしない
ぜひチェックしてみてください。
1.個人情報を載せない
Twitterに個人情報を載せないように気をつけましょう。写真にうっかり写り込んでしまうこともあるため、細心の注意を払う必要があります。
- 名前
- 電話番号
- 住所
- クレジットカード情報
自宅が特定できるような写真も注意が必要です。住所を特定され、ネットで晒される危険性があります。
また、誰かと写っている写真を投稿するときは相手の許可を取りましょう。不特定多数の人が見るTwitterに顔を晒したくないと考える人もいるからです。Twitterは拡散力があるため、個人情報はしっかり守りましょう。
Twitterの「個人情報に関するポリシー」もチェックしておくと安心です。
2.誹謗中傷や攻撃的なツイートをしない
誹謗中傷や攻撃なツイートはしないように心がけましょう。
Twitterは匿名でも利用できるため、攻撃的な発言をする人もいます。実際に誹謗中傷をして刑事処分を受けた例があります。ツイートだけでなく、相手に直接誹謗中傷のDMを送るのも同様です。
顔が見えない相手同士だからこそ、普段以上に気を遣って丁寧な対応をするようにしましょう。
Twitterの「攻撃的な行為」も確認しておくと安心です。
3.著作権を侵害しない
Twitterは写真や動画を簡単に掲載できます。しかし、気づかないうちに著作権侵害に引っかかる恐れがあるため注意が必要です。特に、無断転載には気をつけましょう。
タイムラインに流れてきた画像をスクショしたり保存したりして、自分のツイートとして新たに投稿することは無断転載に該当します。
また、他人のツイートと全く同じ内容でツイートすることも無断転載に該当します。
バレるわけないから大丈夫と考えるかもしれませんが、多くのユーザーが利用するTwitterなので、誰かに見つかる可能性が高いでしょう。
もし知らなかったとしても、無断転載した行為は消えません。Twitterを健全に使うためにも、著作権には気をつけましょう。
Twitterの「著作権に関するポリシー」に一度目を通してくのがおすすめです。
4.スパム行為をしない
Twitterのスパム行為とみなされる行為はいくつからあります。
- 不特定多数の人に同じ内容のツイートやダイレクトメッセージを大量に送る
- 複数アカウントから同じ内容を投稿する
- 大量のアカウントを一度にフォローする
- 大量のアカウントを作成する
- ハッシュタグを乱用する
普通に利用していれば問題ありませんが、度を超えた利用はスパム行為と認定されてしまう危険性があります。
アカウント停止にもなりかねませんので、節度を保って利用していきましょう。
Twitterでよく聞くマナーに関する用語
Twitterでよく聞く用語について確認していきましょう。マナーに関する用語を3つ解説します。
- 「FF外から失礼します」
- 「パクツイ」
- 「無言フォロー」
意味がよくわからないという方は参考にしてみてください。
1.「FF外から失礼します」
「FF」は「フォロー・フォロワーの関係」のことです。「FF外」はお互いフォローし合っていないけどという意味になり、初めてリプライをするときなどに使う表現です。
使わなかったとしても、特に失礼に当たることはありません。
2.「パクツイ」
パクツイは「パクリツイート」のことです。誰かが投稿した内容をコピーして自分のアカウントで同じ内容を投稿することを指します。
バズった投稿をパクツイする人もいますが、禁止事項です。共感したのなら、リツイートを利用するようにしましょう。
3.「無言フォロー」
無言フォローは、相手に挨拶をせずにフォローすることで、一般的なフォローと同じです。
Twitterでフォローするときに挨拶はいりません。しかし、一部「無言フォローは失礼だ」と考えてブロックするユーザーがいます。
Twitterが公式に挨拶するよう推奨しているわけではなく、自然発生的に生まれたルールです。
必ず挨拶が必要ということはありませんが、もしプロフィールに「無言フォローNG」などと書かれている場合は、一言挨拶してからフォローしたほうが無難です。
Twitterには多くの利用者がいるため、マナー違反に感じる行為も人それぞれです。しかし、最低限のルールを守って相手が嫌な思いをしないように使っていくようにしていきましょう。