「資産運用はやめとけと言われた…」
「始めてみたいけれど不安が大きい」
「本当にやめておくべき?」
などと考えていませんか?
資産運用にはある程度のリスクが伴うため、人によっては「危険なもの」という認識があります。
しかし運用のコツを頭に入れて正しく運用すれば、リスクを最小限まで減らすことが可能です。
そこでこの記事では「資産運用はやめとけ」言われる理由を踏まえたうえで、以下の点について詳しく解説します。
- 資産運用を始めても問題ない理由
- 初心者が運用する際のコツ
この記事を最後までチェックすることで、資産運用について詳しく理解でき、より低いリスクで運用できるでしょう。
ぜひ参考にしてみてください。
「資産運用はやめとけ」と言われる5つの理由
「資産運用はやめとけ」と言われる5つの理由を紹介します。
- 稼げるようになるまで時間がかかるから
- かけた金額を取り戻せない可能性もあるから
- 高リスクのギャンブルと考えている人も多いから
- 個人投資家だと不利になるケースもあるから
- 詐欺などに騙される危険性があるから
資産運用に興味を持って、自分も始めてみようと思った矢先「やめとけ」と言われ不安に思っている人も多いかと思います。
しかし資産運用は、今の時代インフレへの備えとして欠かせない手段です。
まずはなぜ「やめとけ」と言われるのかを確認していきましょう。
1.稼げるようになるまで時間がかかるから
資産運用は、始めた瞬間に稼げるわけではありません。
気楽に始めると大損する可能性があるため、稼ぐためにはしっかり勉強する必要があります。
さらに勉強しても稼げるとは限らず、状況によっては資産がマイナスになるケースもあるため「やめとけ」と言われやすいです。
2.かけた金額を取り戻せない可能性もあるから
資産運用は、失敗すると運用金額を回収できないどころか、下回るケースもあります。
マイナスになるリスクもあるため、失敗した経験がある人からは特に「やめとけ」と言われやすいでしょう。
特に「資産運用=仮想通貨やFXなどで、短期間で利益を得ようとする方法」と考えている人は、リスクが大きいと考えています。
3.高リスクのギャンブルと考えている人も多いから
資産運用は、長期的な資産運用で稼ぐというイメージではなく、一発賭けの大きなギャンブルと考える人もいます。
「お金は仕事をしてコツコツと稼ぐ」という考えが根深いため、仕事以外で稼ぐイメージがつきにくい人も多いです。
お金を投入して資金を増やすという点では確かに似ていますが、投資とギャンブルは全くもって異なります。
ところが知識がない人からすると「資産運用=ギャンブル」と捉えて、やめとけと考えてしまいます。。
4.個人投資家だと不利になるケースもあるから
相場は機関投資家や大口投資家に左右されているため、個人投資家は不利になると考える人もいます。
確かに、資産運用のプロに比べると、小口の個人投資家が勝てる可能性は低いです。
プロは仕事として毎日向き合えますが、副業として行なっている人などは、相場を1日中見ることは難しいからです。
投資金額も大きく異なり、機関投資家は何百億と動かせます。そういった点から「個人では勝てないからやめとけ」という人も多いでしょう。
5.詐欺などに騙される危険性があるから
資産運用だけに限りませんが、情報弱者をターゲットにした詐欺が存在します。
騙されることを懸念して、危ないことは避けたほうが無難だと考える方は多いです。
気軽にネットで調べて勉強できる時代になったからこそ、詐欺に会う危険性も高まっています。
資産運用は始めた瞬間に大金を稼げるわけではありません。不確実な儲け話は基本詐欺だと考え、しっかり調べつつ進めていきましょう。
資産運用はいますぐ始めても大丈夫!5つの理由を紹介
この章では資産運用を始めても問題ない5つの理由を紹介します。
- 株式などの資産価値はここ10年上昇している
- 最近は個人投資家向けのサービスが充実している
- 空いた時間にコツコツ勉強できる
- インフレへの備えとして必要
- 資産運用はギャンブルとは異なる
「資産運用はやめとけ」と言われて不安になる人も多いかと思いますが、ネガティブな部分は、反論できるものがほとんどです。
資産運用を始めてみたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
1.株式などの資産価値はここ10年上昇している
Yahoo!Japanの「ファイナンス日経平均株価」によると、日経平均株価は以下の通り3倍以上に上がっています。
2011年 | 8,455円 |
2021年 | 27,821円 |
つまり10年前に1,000万円の株式を購入していた人は、今3,000万円以上になっているということです。
短期で見ると損をする可能性はありますが、長期的な目線で見ると資産価値の上昇やリスクの回避もできるのです。
2.最近は個人投資家向けのサービスが充実している
株や債券は多くの場合、大手証券会社を通じて購入します。
さらに個人投資家向けのサービスも充実してきているため、個人でもしっかり利益を出すことが可能です。
詐欺にあう可能性は低く、安心して始められると言えるでしょう。
不安な人は、大手証券会社などに相談しに行くのもおすすめです。
3.空いた時間にコツコツ勉強できる
今は書籍に加え、TwitterやYouTubeなどのSNSで気軽に勉強できる時代です。
- 通勤時間にスマホで書籍を読む
- ランチ時間に資産運用サイトをみる
- 寝る前に資産運用の解説YouTubeを見る
- 休日に書籍を読んでメモをする
このようにスキマ時間を活用することで、多くの知識を得られます。
以前は勉強する方法が限られていたため、投資は難しいと考えられていました。
いまは無料で良質な情報がたくさん存在するため、コツコツ勉強すれば負けるリスクをしっかり減らせます。
4.インフレへの備えとして必要
資産運用は、単純に資産を増やすだけでなく、インフレに備えて守るために必要なことです。
例えば、昔は100円だった自販機のジュースが130円になっていたり、銀行普通預金の利率が今は0.001%だったりと、身の回りでも物価が上がってきた事は多く感じられますよね。
ただ銀行に預けているだけではインフレに追いつかず、お金の価値を下げてしまうだけです。
他にも給与や年金支給額、退職金などは10年前に比べ、減少傾向にあります。
資産運用をする事は単純に稼ぐだけでなく、資産を守るために必要なことといえます。
5.資産運用はギャンブルとは異なる
資産運用をギャンブルと考える人も多いですが、資産運用とギャンブルは大きく異なります。
ギャンブルは、誰かが損をしたからこそ得をしますが、資産運用方法によっては全員がプラスになる可能性も十分ありえます。
さらに長期運用であればあるほど、低リスクの投資でも大きく稼ぐことが可能です。
例えば毎月1万円を30年間複利で運用した場合、低リスクだと言われる3%年利でも最終的に222万円ほど増える計算となります。
長期的な運用が可能なので、ギャンブルとは全く別物と考えておきましょう。
初心者が資産運用を始める際のコツ5選
初心者が資産運用を始める際のコツを5つ紹介します。
- 自分に合った方針を決める
- 失敗を防ぐには長期間になることを意識する
- 少ない金額から始める
- 投資額を増やしたい場合は固定費を見直す
- 実際に資産運用している人の話を参考にする
資産運用にリスクはつきものですが、コツを知っているだけでそのリスクを低く抑えられます。
ではそれぞれ確認していきましょう。
1.自分に合った方針を決める
自分に合った運用方針を持つためには、教育資金や老後資金を作る、などの目的を決めることが重要です。
何のために投資をするのかという目的が曖昧だと、必要以上にお金を投入してしまう危険性もあります。
短期間で大きい目標を達成したいのか、長期間ローリスクローリターンの運用をしたいのかなど状況に合わせて決めると良いでしょう。
方針を決めるといっても、なかなか思いつかないという人は、まとまったお金が必要な将来のイベントを書き出してみることをおすすめします。
- 結婚や出産
- マイホームや車の購入
- 医療や介護費
イベントを洗い出すことで、いつまでにいくら必要なのかが明確にわかります。
2.失敗を防ぐには長期間になることを意識する
資産運用は、短期間で大金が稼げるというわけではありません。
1・2年の運用では値動きがばらついたり、複利の効果が得られにくくなったりします。
すぐに稼げないと焦ると、損をしてしまう危険性もあるため、利益を得るためには長期的になることを理解しておきましょう。
5年や10年ごとのように保有期間を長くすることで、1年あたりの運用コストを下げられたり、短期売買の失敗を防げたりできるため、リターンは安定します。
3.少ない金額から始める
資産運用初心者が失敗しないためには、少額から始めることをおすすめします。
いきなり大金を投資してしまうと、その分失敗した時の損失も大きくなりやすいです。 よって初心者のうちは、生活費を超える量のお金を投資する事は避けましょう。
資産運用は余剰資金で行うものです。少なくとも、3ヶ月分の生活費は残しておくことをおすすめします。
少額で投資をしながら、特性をつかんでいき、慣れてきたら無理のない範囲で徐々に増やしていきましょう。
4.投資額を増やしたい場合は固定費を見直す
投資額を増やしたい場合は、生活費をしっかり見直してから投資に回しましょう。
先ほども述べたように、初心者がいきなり大金を注ぎ込んでしまうと、本来固定費として使う予定だったお金まで失ってしまう可能性があります。
- スマホ代などの通信費は減らせるか
- 光熱費は抑えられるか
- 家賃の低い物件に住むか
- 加入している保険は払い過ぎていないか
これらを一度見直すだけで、節約方法が見えてきます。
節約できた分を投資に回すことで、固定費として使う予定だったお金を温存しながら運用できます。
5.実際に資産運用している人の話を参考にする
初心者が資産運用で成功したいのであれば、実際に成功している人の話を聞いて学ぶことが大切です。
すでに実績がある人から学ぶことで、自分が次に何をしたら良いか見えてきます。
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