「スモールビジネスで起業したい」
「おすすめのビジネスを教えて」
「成功するためのコツがあれば知りたい」
そんなお悩みにお答えしていきます。
近年は「ひとり起業」「マイクロアントレプレナー」と呼ばれるスモールビジネスを興す人が増えています。高速インターネットやスマートフォンの普及により、より一層その流れが加速していると考えられています。
そこで、この記事では、
- そもそもスモールビジネスとは?魅力を解説
- おすすめの起業ジャンル10選
- 成功するためのコツ
と、これからスモールビジネスを始めたい全ての方に向けて詳しく解説していきます。
ぜひ、この記事を参考に起業を検討してみてください!
スモールビジネスとは
2021年現在、日本国内にはスモールビジネスの波が徐々にやってきています。従来の起業とは少しイメージが異なるので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
こちらでは、そもそもスモールビジネスとは何なのかを以下3つのポイントで解説していきます。
- スモールビジネスの定義
- ベンチャー企業との違い
- スタートアップ企業との違い
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. スモールビジネスの定義
スモールビジネスとは、小規模&少資本で始める事業のことです。事業が失敗しても借金まみれになることは少なく、最小限のリスクで自由な働き方が見込めます。
最近新しいビジネスのあり方が注目されているのは、インターネット・SNSの普及により今までは一握りの人しか得られなかった情報が、個人にも届き始めているからです。
クラウドソーシング・クラウドファンディングの一般化も相まって、自分でお金を生む仕組みを構築しやすくなっているのも要因の1つでしょう。
実際、フリーランスやノマドワーカーの割合は国内でも増加傾向となっています。終身雇用制度の崩壊とともに、若年層を中心として注目を集めている働き方と言えます。
2. ベンチャー企業との違い
ベンチャー企業とは創業間もない中小企業という意味で使われています。スモールビジネスの規模が大きくなった形をイメージすると良いでしょう。
というのも、ベンチャー企業はある程度勝算のある事業を既存のビジネスモデルに則って展開するものだからです。従来の企業よりもスピーディな意思決定や同じ理念に共感した社員と働くことに重きを置き、小回りの利いた経営を実践しています。
スモールビジネスも従業員数が5名以上になると、ベンチャー企業と呼ばれるケースが増えてくるでしょう。
3. スタートアップ企業との違い
スタートアップ企業とは明確な違いがあります。それは、人々の社会や生活にイノベーションを起こすことを目的としているかどうかです。
たいていの場合、スタートアップスは起業家のビジネスアイデアに賛同する資本家やエンジェル投資家から出資を受けて、急激な発展を目指します。新しいビジネスモデルを構築したり、世界全体に変革をもたらしたりするような至上命題を抱えているケースが多いです。
アメリカのシリコンバレーがスタートアップスの本場です。現代を代表するGoogleやFacebookのような超巨大企業は、ここから生まれています。
同じ起業と言っても、スモールビジネスとは大きく意味が異なる点に注意しましょう。
スモールビジネスの魅力
スモールビジネスはなぜ多くの若者から支持を集めているのでしょうか。
こちらでは、多くの人が感じているスモールビジネスの魅力を4つ紹介します。
- あまり資金がかからない
- 決裁権を自分が持てる
- 収入に天井がない
- 自由な働き方ができる
それぞれ詳しくみていきます。
1. あまり資金がかからない
スモールビジネスは、開業にあたり大掛かりな準備が必要ありません。また、事業に失敗したとしても大きな借金を抱えるような業態ではないので、リスクが少ないです。
あまり財布が潤沢でない個人でも始めやすいのが魅力の1つでしょう。
2. 決裁権を自分が持てる
脱サラしてスモールビジネスを始める方は多いです。会社員時代と大きく変わるのは、自分で何もかも決められることです。
新事業を始めるのも業務を外注するのも個人の判断でできます。何をするにも上司の許可が必要で、意思決定の遅さにイライラしていた方にとっては理想的な環境と言えるでしょう。
3. 収入に天井がない
自分の頑張り次第で収入をどこまでも伸ばせるというのは魅力の1つでしょう。会社員のままだと時間拘束&固定給により、ある程度収入に限界が見えてしまいます。
ビジネスをうまく仕組み化できれば、自分が積極的に働かなくても稼げるようになりますよ。
4. 自由な働き方ができる
自由度の高さもスモールビジネスの魅力。いつ・どこで働くか、何日休むかは自分で決められます。
家族と過ごす時間を確保できたり、混雑しない平日に買い物・旅行にいけたりするのもマイクロアントレプレナーの特権かもしれません。
【動画系】スモールビジネス3選
高速インターネット&スマホ・タブレットなどの視聴デバイスの普及に伴い、近年は動画ジャンルの発展が著しいです。
こちらでは、動画系のスモールビジネスを3つ紹介していきます。
- YouTuber
- 動画編集
- アニメーション動画制作
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. YouTuber
YouTuberは、動画系SNS「YouTube」に出演するタレントです。動画の企画立案から台本制作、動画出演を通じて視聴者をファン化していきます。
「やってみた」「買ってみた」といったキャッチーな企画で話題を獲得することも多いです。
弊社でも現役YouTuberとして活躍しているやまもとりゅうけん・おのだまーしー両名が講師を務める未経験から学ぶYouTube収益化講座「YouTube Hacks」を提供しています。
今では全年齢から支持を集めるYouTuberという仕事。興味をお持ちの方はぜひ受講を検討してみてください!
2. 動画編集
YouTuberやインスタグラマーなど個人による動画制作ニーズの高まりを受け、発展したのが動画編集ジャンルです。
依頼主の意向を詳しく聞き、動画を切り貼りしたりテロップを挿入したりして、視聴者にわかりやすい動画を代行して制作します。Adobeのソフトウェアを使うことで未経験でも直感的に制作できます。
3. アニメーション動画制作
アニメーション付き動画はYouTubeでも人気が高まっています。顔出ししたくない人が動画の魅力を高めたいとき、アニメーション動画を選択するケースが多いです。
チャンネル登録者数が増えれば、パートナープログラムに加入して広告料収入を得られるだけでなく、企業案件や商品PR案件などで大きな報酬を受け取れることも。
弊社では、登録者数23万人超のアニメーション動画チャンネル「ハック大学」の運営者であるぺそ氏が講師を務める「Animation Hacks」を提供しています。受講すれば、全くの未経験からでもアニメーション動画を制作できるようになります。
また、弊社は専用ソフト「VYOND」の日本代理店として契約しているので、割安価格でソフトを購入できるメリットもあります。ぜひ、受講を検討してみてください!
【Web系】スモールビジネス4選
スモールビジネスの中でも、割と歴史が古いのがWeb系です。顔出し不要&大きく稼げるというメリットにより、多くのスモールビジネス実践者に好まれてきました。
こちらでは、以下4つのWeb系ビジネスについて紹介します。
- アフィリエイトブログ
- Webライティング
- Webデザイン
- プログラミング
それぞれ詳しくみていきます。
1. アフィリエイトブログ
アフィリエイトブログとは、自分が運営するブログの中で商材をPRし、紹介料・広告料を受け取るビジネスです。アクセス数を増やしたり、ファンのリピート率を上げたりすることで半自動的な収益化が見込めます。
とはいえ、Googleの検索上位表示のアルゴリズム変更などで従来のノウハウはなかなか機能しなくなっているのも事実です。そこで、弊社では最新のSEO知識やブログ運営ノウハウをまとめた動画講座「Blog Hacks」を提供しています。
どんなビジネスでも自社メディアにおける情報発信は欠かせない時代です。ぜひ、ブログハックスで土台を固めましょう!
2. Webライティング
Webライティングとアフィリエイトブログとの違いは、クライアントワークか否かです。Webライターは、他の方が運営するメディアに記事を納品したり、ブログ運営を代行したりします。
ブログよりも収益見込みを立てやすく、翌月の仕事の見通しが立ちやすいのが特徴です。どちらもコンテンツ管理システム「WordPress」を使うケースが多いので、必ず使い方をマスターしておきましょう。
3. Webデザイン
Webサイトやホームページを制作する仕事をWebデザイナーと言います。カラーリングやボタンの配置などを考え、操作性が高く見栄えの良いWebページを作っていきます。
はじめはクラウドソーシングを使って、バナーやアイキャッチ画像制作をピンポイントで受注するケースが多いでしょう。
4. プログラミング
プログラミングもパソコンとWi-Fi環境さえあれば始められるので、かなり自由度の高い働き方が見込めるでしょう。苦手意識を持っている方が多い印象ですが、今では小学生のカリキュラムに組み込まれているので、あまり臆する必要はありません。
プログラミングと一言でいっても、言語やサービスの違いにより、実は多様な専門分野があります。需要をしっかりリサーチし、どのジャンルに取り組むか決定しましょう。
【物販系】スモールビジネス3選
物販系ビジネスはシンプル構造で、誰にでもわかりやすい点が人気です。他のビジネスに通ずるところが多く、組み合わせて事業拡大できるので一度経験しておくと良いでしょう。
こちらでは、以下の3つのスモールビジネスを紹介します。
- せどり・転売
- オリジナル商品販売
- デジタルコンテンツ販売
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. せどり・転売
せどりは「安く仕入れて高く売る」ビジネスの基本です。メルカリやヤフオクの台頭により、仕入先・販売先に困らなくなりました。
外注で事業規模を拡大できるケースも多く、細かい出品作業などは自動化していくことで自分の時間を作れます。まずはオフライン or オンライン、新品 or 中古品など軸を絞って、自分の得意ジャンルを作っていくことが大切でしょう。
2. オリジナル商品販売
ハンドメイドでアクセサリーやグッズを制作するのもおすすめです。
販売先は以下のようなものがあります。
- ハンドメイドマーケットプレイス:minne、Creema、ココナラハンドメイドなど
- フリマアプリ:メルカリ、ラクマなど
- オリジナルECサイト:BASE、STORESなど
インフルエンサーなど影響力を持っている方は、監修した商品の販売を展開していくのもおすすめです。人気YouTuberだと、リュックやパーカーなどのファッショングッズや、キャンプ用品やアウトドアグッズなど発信ジャンルと親和性が高いものを取り扱っているケースが増えていますよ。
3. デジタルコンテンツ販売
現在は動画やテキストのデジタルコンテンツ制作も流行しています。
たとえば、以下のようなサービスを使えば、手軽に有料コンテンツを制作できます。
- Brain
- note
- kindle
- YouTube メンバーシップ
- DMMオンラインサロン など
自社商品をもち、YouTubeの再生数やブログのアクセス数に一喜一憂しないビジネスを展開しましょう。
スモールビジネスで成功するためのコツ
スモールビジネスのアイデアはインターネット上にあふれています。
こちらでは、あなたが選んだビジネスを成功に導くためのコツを3つに絞って紹介します。
- 副業から小さく始める
- 先人のアドバイスに耳を傾ける
- さまざまなスモールビジネスを組み合わせる
それぞれ詳しくみていきましょう。
1. 副業から小さく始める
言葉の通り、小さく始めてリスクを最小限に留めるのがスモールビジネスの真髄です。そのため、いま会社員の方が「独立するぞ!」といきなり仕事をやめることはおすすめしません。
まずは副業からコツコツと始めていくようにしましょう。十分に貯金ができ、本業収入を超える見込みが立ったとき、改めて独立を視野にいれると良いでしょう。
2. 先人のアドバイスに耳を傾ける
ゼロから事業を組み立てていくことは時間の無駄になることが多く、スモールビジネスとは言えません。最短最速で稼げるようになるには、先人たちのノウハウを乾いたスポンジのように吸収していくことが大切です。
講師からのアドバイスは稼ぎに直結する場合が多いです。下手にアレンジせず、まずは言われたポイントに気をつけて取り組むことから始めましょう。
3. さまざまなスモールビジネスを組み合わせる
企業が攻められないニッチなジャンルにも展開できるのが個人の強みです。ある程度売り上げが作れるようになってきたらより利益率の高いビジネスにシフトしていくのが、長く生き残っていくための秘訣です。
たとえば、さまざまなビジネスを組み合わせて、以下のようにマネタイズを設計すると良いでしょう。
- YouTuberのオリジナル商品制作
- せどりノウハウを活かしたコンサルティング業
- Webデザインの経験を活かした講師業 など
スモールビジネスを組み合わせて、収益の柱を増やすようにしてみてください。
なお、ビジネスを始めるにあたって重要なのは、お金を増やすための考え方や情報収集力です。
これからビジネスで稼いでいきたい!と考えている方は、別記事の「真面目」でも「頭がいい人」でもお金持ちになれないたった1つの理由」をお読みください。