「不動産投資って実際どうなの?」
「やめとけって知人に言われたけど本当?」
「不動産投資の実情を知りたい」
そんなお悩みにお答えしていきます。
ミドルリスク・ミドルリターンの投資手法として知られる不動産投資。
まとまった資金が必要になる一方で、きちんと物件を見極める目利きがあれば、売却益や家賃収入で比較的投資額を回収しやすいと言われています。
その一方で、あまりいい噂を聞かないのも事実。「不動産会社に騙された!」「投資はやめとけ!」と声を荒げる人も一定数存在します。
この認識の差はどこにあるのでしょうか。
そこで、この記事では
- 不動産投資はやめとけと言われる5つの理由
- 投資を見送ったほうがいい人の特徴6選
- 不動産投資をおすすめの人の特徴4選
について詳しく解説していきます。
ぜひこの記事を参考に、不動産投資のリスクを正しく認識し、過度に恐れないようにしましょう!
不動産投資はやめとけ!と言われる5つの理由
そもそも、不動産投資はどうして「やめとけ」と言われるのでしょうか。
こちらでは、投資反対派の意見を5つ見ていきます。
- 最初の投資金額が大きいから
- ローンへの抵抗があるから
- 未来を予測できない不安があるから
- 思ったより利益が出ないから
- 営業マンへの不信感があるから
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.最初の投資金額が大きいから
不動産投資は100万円〜1億円以上のまとまった初期費用がかかります。そのため、副業の王道とも言える「小さく始める」というスタンスが取れません。
扱う金額が高額なので、尻込みしてしまう方が多いでしょう。
経験が浅ければ、利益が取れるかにも自信が持てないはず。結果として「やめとけ」という結論になってしまいます。
2.ローンへの抵抗があるから
投資物件の購入をすべて自己資金でまかなえる方は、ほとんどいません。そのため、銀行から融資を引っ張ってくるのが、不動産投資のスタンダードとされています。
しかし、起業家でもなければ、そこまで多額の借金をすることに慣れていない方がほとんどでしょう。
もし失敗してしまったら…?という考えが少しでも頭をよぎれば、やっぱりやめておこうという判断になっても仕方のないことです。
とはいえ、住宅ローンにはそこまで抵抗を感じていない方も多いはず。
金融機関や専門家と協力して、綿密な返済計画を立てれば、そこまで恐れることはありません。
3.未来を予測できない不安があるから
不動産投資は家賃収入のメリットを考慮すると、5年以上の長期保有が前提の投資手法です。
景気変動や環境変化が激しい現代においては、数年先だとしても将来のことを予測するのは非常に難しいでしょう。
また、日本は少子高齢化が進み、人口が減少していくリスクがあります。
借り手が少なくなることが予想されるため、やめとけと言う人が増えるのも無理はないでしょう。
とはいえ、地域を絞ればまだまだ収益化の芽があるのも事実。過疎の進む地方物件では空き家が増えても、都市近郊には需要が高まっている地域も多いです。
4.思ったより利益が出ないから
不動産投資では、タイミングが重なり一時的に退去者が続出したり、突発的な修繕がかさんだりして、短期的に見れば赤字になることもあるでしょう。
一瞬でも赤字になるタイミングがあれば、誰しも不安になるもの。これらの情報から「やめとけ」という判断になってしまうかも知れません。
しかし、不動産投資はデイトレードのように、即座に利益が確定するものではありません。
ある時点まで苦しくても、リフォーム・リノベーション・仲介業者の変更などの施策を打つことで、状況が好転する可能性も。
目先の収支だけに注目するのではなく、何年も先を見据えた長期的な運用を前提としていることを頭に入れておくようにしましょう。
5.営業マンへの不信感があるから
不動産業は歴史ある業態の1つ。
そのためか、厳しいノルマが課されたりひどい営業実態があったりと、旧態依然の労働環境が強いられていることも珍しくありません。
時には強引な営業マンに当たってしまうことも。
「高利回りですよ!」「放っておいても稼げますよ!」などといった甘い売り文句に惹かれて投資を決めてしまった人は、騙されたと感じるでしょう。
不動産を売りたい営業マンと、投資を成功させたい投資家の間で利害関係が一致しないことは、あらかじめ頭に入れておきましょう。
騙されないためには、きちんと自分で学ぶ姿勢が重要です。
不動産投資はやめとけ!本当にやめておいたほうがいい人の6つの特徴
実際のところ、不動産投資はやめとけ!と言っている人は間違っても投資に手を出さないほうが良いです。その情報を鵜呑みにする方もまた然りです。
なぜなら、不動産投資をやめておいたほうがいい人の特徴に当てはまってしまっているから。
こちらでは、投資をおすすめできない人の特徴を6つ紹介していきます。
- 不動産投資の仕組みが理解できてない
- 自分から調べようとしない
- すぐに儲けたいと思っている
- 直近で転職した実績がある
- 収入が低い
- 自己資金に余裕がない
自分が当てはまっていないか、よく確認してみてください。
1.不動産投資の仕組みが理解できてない
「インフルエンサーがやっていて、なんとなく儲かりそうだから」「周囲で流行っているから」などの理由で安易に始めようとする方は、途中で挫折する可能性が高いです。
なぜなら、不動産投資の基本的な仕組みを理解できていないから。
専門家からアドバイスを受けることはあっても、最終的な投資判断を下すのはあなたです。
ほかの投資手法と比べて、投資家が介入する余地が大きいので、基本的な知識も身についていない人にとってはハードルが高すぎるでしょう。
2.自分から調べようとしない
不動産投資は知識量や経験がモノを言う世界です。
そのため、自分で主体的に学ぼうという意欲がない方は、投資を見送ったほうが賢明です。
たとえば、業者の言いなりになってしまう人。うまく言いくるめられて不良物件を掴まされても、だれにも文句を言えないでしょう。
稼げる物件を見つけるには、インターネットで調べるのはもちろん、現地に行って近隣の状況をリサーチするなどの面倒な作業が伴うことを頭に入れておきましょう。
3.すぐに儲けたいと思っている
不動産投資は短期的な利益を求める投資手法ではありません。そのため、いますぐにお金がほしいという方には向かないことを覚えておきましょう。
現代は超低金利時代と言われています。昔は銀行にお金を預けておくだけで5%もの利子がつくケースがありましたが、今はほぼ0%で運用されてしまいます。
余剰資金がある方にとっては、お金を銀行に預けておくメリットがほとんどありません。したがって、不動産投資をしてみようという選択肢が現れるのです。
つまり、万人におすすめの投資手法ではないということ。本当に自分が目指していることと一致するのかは、いま一度確認したほうが良いでしょう。
4.直近で転職した実績がある
不動産投資は銀行からのローンを前提としています。
そのため、融資付けにあたり以下の情報が充実していない方は、金利が高くなったり完済期間が短くなったりと悪条件での借り入れになってしまう可能性が高いです。
- 年収
- 勤務先
- 勤続年数
- 自己資金
- 過去・現在の借入状況
特に、直近で転職をした実績がある方は要注意!勤続年数が浅いので、融資審査で不利な状況になってしまう可能性があります。
たった数%の金利上昇でも、借入額が大きければ月々の返済額に重くのしかかってきます。
不動産投資の成功にも大きく関わるので、転職したばかりの方は1年〜2年のブランクをあけるなど、属性情報を整えることも大切です。
5.収入が低い
銀行から融資を引けるかどうかの審査基準の1つには、安定収入が見込めることがあります。
そのため、会社員・公務員といった毎月決まった給料をもらって生活している人は優遇されやすいです。
また、一般的な不動産投資ローンでは、高めの基準を設けていることでも有名です。たとえば、年収500万円以上あることが条件に含まれているケースも。
あくまで目安ですが、これらの条件を満たせない方は、一度投資を考え直したほうがいいかも知れません。
6.自己資金に余裕がない
頭金を支払ったり、突発的な修繕費を負担したりするためにも、購入物件価額の20%〜30%程度の自己資金を用意できるといいでしょう。
実際、銀行の審査基準には、自己資金量も含まれます。
あまりお金を持っていない方だと、高金利&短期の悪条件の借り入れになってしまうことも。
自由に使えるお金が少ないという方は、まずは本業・副業である程度の元手を確保するところから始めるべきでしょう。
不動産投資はやめとけ!を鵜呑みにしないほうがいい人の4つの特徴
不動産投資がやめとけと言われるのは、情報を1つの側面からしか見れていないケースが多いです。
多角的な情報から判断できれば、頭ごなしに「やめとけ」という判断にはならないはず。
こちらでは、不動産投資をおすすめできる人の特徴を4つ紹介していきます。
- 地道な努力ができる
- 物事を長期的に考えられる
- 有利な条件でローンを利用できる
- 主体的に情報収集できる
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.地道な努力ができる
不動産投資は、重要な決断の連続です。
物件を選ぶときだけでなく、運用中にもお金の使い所を見定める必要があるでしょう。
その時々でより良い判断を下すためにも、常に勉強を続けなければいけません。
初心者なら現地に出向いたり、有力者に会いに行ったりと、情報を足で稼ぐことも重要ですよ。
2.物事を長期的に考えられる
不動産投資は先にたくさんキャッシュが出ていくので、いろいろ不安に思うところもあるでしょう。
購入してすぐに大掛かりな修繕が必要になったり、退去者が続出して空室が目立つようになったりしたら、当面は赤字で運用することを強いられてしまいます。
そんななかでもプレッシャーを過度に感じず、着実に施策を打てる人に成功は訪れるもの。実際、ほかの投資手法と比べて不動産投資はオーナーが介入できる部分も数多くあります。
短期的な収支に一喜一憂せず、長期的な目線を持って堅実に運用できる人におすすめですよ。
3.有利な条件でローンを利用できる
属性情報が優良な方は、不動産投資を始めるのがおすすめです。なぜなら、低金利&長期間など有利な条件で融資付けしやすいから。
たとえば、以下のような方があてはまります。
- 上場企業に長く勤めている
- 年収が高くて安定している
- 担保にできる資産を持っている
金利が低ければ、その分キャッシュフローが確保できるので、投資の難易度が下がりますよ。
4.主体的に情報収集できる
不動産投資の知識やノウハウはありすぎて困ることはありません。
うまくいかないとき、どんな施策を打つべきかは「引き出しの多さ」「過去に実施したときの経験」がモノを言うでしょう。
そのためには、最新の情報を取りに行く姿勢が重要です。
初心者の方はノウハウを買って自己投資したり、経験者なら投資家どうしのコミュニティで情報共有したりと、環境を変えることも検討してみてください。
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