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少額不動産投資がおすすめの3つの理由!投資方法4種類のメリット・デメリットを解説

「不動産投資は資金がないと無理?」
「少額から始められる不動産投資はない?」
「物件を所有しなくても投資できる方法があれば知りたい」
このような悩みにお答えしていきます。

不動産投資には、少額不動産投資という方法があります。
少額から投資できるので、資金があまり用意できない方や、いきなり高い不動産投資は不安という方にも始めやすい方法です。

ところが少額不動産投資はどのような仕組みになっているのか、どうやって利益を得るのかわからないという方もいるでしょう。

そこで、こちらの記事では、以下の内容で解説していきます。

  • 少額不動産投資がおすすめの理由
  • おすすめの少額投資の方法4パターン

少額不動産投資を始めてみたいと考える方は、参考にしてみてください。

少額から始める不動産投資がおすすめの理由3つ

少額から始める不動産投資をおすすめする理由を、以下の3つに分けて紹介します。

  1. 手軽に始められる
  2. 投資の規模を徐々に大きくできる
  3. 節税できる

少額不動産投資のメリットを知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

1.手軽に始められる

少額不動産投資は「1口○円」という投資ができるので、初心者でも少額で投資しながら不動産運用のノウハウを学べます。
1万円程度から始められるので、ローンを組まなくても自己資金で投資できるのがメリットです。

通常の不動産投資の場合、数百~数千万円の資金が必要です。ローンを組む人が多いですが、業種や年収により審査に通らないケースもあります。
しかし、自己資金で投資できればローン審査の心配は不要です。

少額不動産投資は小遣い程度のお金から運用でき、万が一失敗しても大きな損失にはならないのが始めやすいポイントです。

2.投資の規模を徐々に大きくできる

少額不動産投資は、小さく始められます。一般的な不動産投資は物件を購入するため高額な資金が必要になり、なかなか気軽に始められるものではありません。
また、物件を所有することによるオーナーの責任も重くのしかかります。

しかし、少額不動産投資はオーナーにならない選択肢もあります。そのため、物件管理の手間がかからず投資に専念できます。

投資先を徐々に増やしても手間が増えることはないので、投資を徐々に大きくしていくことが可能です。

3.節税できる

不動産投資には、複数の投資家が物件を所有する任意組合型と、組合に金銭で出資する匿名組合型があります。

任意組合型の収支は「不動産所得」、匿名組合型の収支は「雑所得」になります。

副業で不動産投資をする場合、本業の給与は「給与所得」ですが、所得税は給与所得・不動産所得・雑所得を合わせて計算します。

不動産運用の所得が赤字になる場合、その分は総所得金額から控除されるので、節税効果が期待できます。

【全4パターン】少額不動産投資の概要をサクッと30秒で解説

少額不動産投資には、さまざまな投資方法があります。

  • REIT(不動産投資信託):金融機関で販売される投資信託の一種。少額不動産投資の中では最もメジャー
  • 不動産小口化商品:不動産を一口100万円程度で販売し、利益を投資額に応じて分配する
  • クラウドファンディング:業者が見つけた物件に複数の投資家が投資して元本と分配金を受け取る
  • 格安物件購入:格安物件を見つけて実物投資する

どの投資方法も、1万円程度から100万円ほどの金額で投資できます。

それぞれメリット・デメリットがあるので、投資資金や投資方法を比較して検討してみてください。

少額不動産投資|REIT(不動産投資信託)

少額不動産投資方法の一つ、REIT(不動産投資信託)について、以下の内容で詳しく解説していきます。

  1. REITの概要
  2. メリット
  3. デメリット

どんな投資方法か、チェックしてみてください。

1.REITの概要

REIT(リート)は「「Real Estate Investment Trust」」の頭文字を取ったもので、少額不動産投資では、メジャーな方法です。不動産投資会社が運用し、証券会社などが販売する商品で、利益に応じた配当金が分配されます。

投資額の目安は1口あたり5万円程度からです。

不動産投資会社が、家賃収入や物件売却で利益を得たら、出資者に配当される仕組みです。

日本国内での商品は、J-REITと呼びます。

2.REITのメリット

REITのメリットは、以下のとおりです。

  • 安定的に収入が得られる
  • 5万円程度から投資できる
  • 上場市場で取引されていて、証券会社を通じて購入・売却が簡単にできる
  • 運用を専門家に任せられる

REITで不動産投資会社が運用する物件は、マンションやアパートだけでなく、商業施設やホテルリゾートなどもあります。

少額で利回りのよい商品を選べば、安定した収入を得られます。

3.REITのデメリット

REITのデメリットは、以下のとおりです。

  • 株式市場の影響を受けやすく、相場の変動が激しい
  • 物件選びや運用管理は専門家に任せるため、自分でコントロールできない
  • 市場環境や経営破綻、自然災害などにより利回りの低下や元本割れのリスクがある

プロに運用を任せられるのでリスクは低いですが、自然災害など突発的なアクシデントを回避することはできません。

また、自分で運用したい人には、やや物足りなさを感じることもあるでしょう。

少額不動産投資|不動産小口化商品

少額不動産投資方法の一つ、不動産小口化商品の概要について、以下の内容で詳しく解説していきます。

  1. 不動産小口化商品の概要
  2. メリット
  3. デメリット

どんな投資方法か、チェックしてみてください。

1.不動産小口化商品の概要

不動産小口化商品は、1つのマンションやビルを複数の出資者が運用する方法です。物件は、出資者が共同で所有します。

物件を所有しますが、管理は自分で行う必要はありません。

不動産小口化商品は、REITとの違いをよく比較されます。
RETは投資信託のため証券扱いですが、不動産小口化商品は建物を所有するため、不動産取得税や固定資産税がかかります。

2.不動産小口化商品のメリット

不動産小口化商品のメリットは以下のとおりです。

  • 個人では所有できない高額な優良物件を運用できる
  • 100万円程度の出資で物件を所有できる
  • 運用や物件管理はプロに任せられる
  • 相続税対策に使える
  • 物件が売却できるので、キャイたるゲイン(売却益)が見込める

一般的な不動産投資は、ひとりで物件を所有するため資金に限りがあり、高額なものは手を出しにくいものです。

しかし、小口化商品なら複数の出資者でお金を出し合うため、個人で所有するのが難しい都内の高級マンションやオフィスビルも選択肢に入れられます。

3.不動産小口化商品のデメリット

不動産小口化商品のデメリットは以下のとおりです。

  • 物件の管理や運用を委託するため、現物不動産投資よりも利回りが低くなる
  • 元本保証や賃料収入保証はないので、元本割れのリスクがある
  • 単独の所有権はないため、自由に運用できない

元本割れのリスクはありますが、小口化して分散している分、一般的な不動産投資に比べるとダメージは少ないでしょう。

不動産小口化商品は、自分だけが建物を所有するわけではありません。自由に運用をコントロールできず、他の所有者の同意を得る必要があります。

少額不動産投資|クラウドファンディング

少額不動産投資方法の一つ、クラウドファンディングの概要について、以下の内容で詳しく解説していきます。

  1. クラウドファンディングの概要
  2. メリット
  3. デメリット

どんな投資方法か、チェックしてみてください。

1.不動産クラウドファンディングの概要

クラウドファンディングは、出資者から資金を集めて代わりに不動産を運用する方法です。
REITと似ていますが、クラウドファンディングは、ネット上で出資者を募るのが特徴です。

目標金額が設定されていて、達成したらプロジェクトが始まります。そのため、期間内に目標に達しないときは、その投資自体が白紙になります。

出資額に応じて、待遇に差が生じます。

2.不動産クラウドファンディングのメリット

不動産クラウドファンディングのメリットは、以下のとおりです。

  • 物件を自分で選べる
  • 元本1万円から始められる
  • 運用期間は1~5年程度と短く、数年ごとに出資する物件を変えられる
  • 高額物件にも出資できる
  • Web上で簡単に不動産投資できるので始めやすい

不動産のオーナーになれるわけではありませんが、億単位の物件にも投資可能です。投資額が大きければ分配も多くなります。

3.不動産クラウドファンディングのデメリット

不動産クラウドファンディングのメリットは、以下のとおりです。

  • 運用期間中に途中解約できず換金ができない
  • 運用や管理は任せるしかない
  • 1口購入するごとに申し込みや審査が必要で手間がかかる
  • 元本割れのリスクがある
  • 人気の高いプロジェクトはすぐに満額になってしまう

1口1万円から購入できるので気軽に投資できますが、購入に手間がかかる割にリターンが多くない点に注意が必要です。

少額不動産投資|格安物件購入

少額不動産投資方法の一つ、格安物件購入の概要について、以下の内容で詳しく解説していきます。

  1. 格安物件購入の概要
  2. 格安物件購入のメリット
  3. 格安物件購入のデメリット

どんな投資方法か、チェックしてみてください。

1.格安物件購入の概要

少額不動産投資でも、自分で物件を所有して運用したい方には、格安物件を購入する方法があります。

他の少額不動産投資は、不動産小口化商品を除き、自分で物件を所有できません。

格安物件は利益があまり期待できないのでは、と考える方もいるでしょう。
しかし、立地条件や将来性などを考慮して優良物件を見つけられれば、今後値上がりして多くの利益を得ることも可能です。

2.格安物件購入のメリット

格安物件を購入する少額不動産投資のメリットは、以下のとおりです。

  • 少ない資金で運用できるので、すべて自己資金でまかなえる可能性がある
  • 収益が上がれば、早期に購入資金が回収できる
  • 実物投資のノウハウを学べる

掘り出し物の物件が見つかれば、今後の値上がりにより購入資金が回収できることも期待できます。再開発が進んでいる地域や、古くても空室率が低い建物を狙うとよいでしょう。

3.格安物件購入のデメリット

格安物件を購入する少額不動産投資のデメリットは、以下のとおりです。

  • 物件数が少ない
  • 中には訳あり物件もあるので注意が必要
  • 築古すぎると安く購入できても、入居者が見つからない可能性がある
  • 物件本体は安くても諸費用がかかるので、思ったよりも高額になる可能性がある
  • 修繕が必要になり、リフォーム費用が高くつく

格安物件は、それほど多くありません。選択肢が少ない中、不動産投資する物件を見つけるのは労力がいるでしょう。

また、格安物件が見つかったとしても、いわくつき物件の可能性もあります。入居者が見つからず、資金回収できないこともあるため注意が必要です。

築古でも立地条件が良ければ、リフォームするだけで空室を回避できることもあります。格安物件を購入するときは、建物を見るだけでなく周りの環境をしっかり確認することが大切です。

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