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【保存版】不動産投資に役立つ資格11選!取得しない場合の3つの勉強法も紹介

「不動産投資に資格は必要?」
「おすすめの資格が知りたい」
「資格なし・知識なしでも不動産投資できる?」
このような悩みにお答えしていきます。

不動産投資は難しそうなイメージがあり、資格の取得が必要なのではと疑問に思う方もいるのではないでしょうか?

実は不動産投資を行う上で、特別な資格は必要ありません。
ただし、資格を持っていたほうが不動産投資の知識が深くなり、成功率がアップする可能性は高くなります。

では、実際にどの資格の取得を目指したらよいのか、こちらの記事では、

  • 資格がなくても不動産投資が可能な理由
  • 不動産投資の知識や税務処理に役立つ資格
  • 不動産投資の実務に役立つ資格
  • 資格を取得しない不動産投資の勉強方法

について解説していきます。

不動産投資の知識を深めるために、資格の取得を考える方は、参考にしてみてください。

資格がなくても不動産投資は可能!理由を解説

不動産投資を行うには、資格がなくても問題ありません。しかし、不動産投資に関する知識を身につけることは必要です。

知識がないと、業者の営業トークに乗せられてそれほど利益が得られない物件を購入してしまったり、悪質な詐欺に引っかったりする可能性があります。

資格を取得するよりも、不動産投資に関する正しい情報を自分で選択できるようにすることが大切です。

無理に取得しなくても良いですが、勉強をすることで不動産投資に役立つ知識を身につけられる資格がいくつかあります。こちらの記事ではおすすめの資格を11種類紹介しますので、参考にしてみてください。

不動産投資の知識や税務処理に役立つ資格5選

不動産投資には、不動産の売買や管理、確定申告などを行います。また、資産運用をしていくという視点も大切です。

こちらでは、不動産売買や税務処理に関する知識を身につけられる資格を5つ紹介します。

  1. 宅地建物取引士
  2. 賃貸不動産経営管理士
  3. マンション管理士
  4. ファイナンシャルプランナー
  5. 簿記

簿記以外は国家資格です。ぜひ参考にしてみてください。

1.宅地建物取引士

受験資格 誰でも可
受験料 7,000円
試験方法 四肢択一
合格率 約15~18%

宅地建物取引士は「宅建」とも呼ばれる資格で、宅建士になるために取得するものです。

身につけられる主な知識は、以下のとおりです。

  • 宅建業法
  • 民法
  • 不動産に関する税金の知識
  • 法令上の制限(都市計画法や建築基準法など)

そのため宅建を取得すると、投資物件を購入する際に必要となる「重要事項説明書」の内容について理解できます。内容も専門的で、他の資格ではカバーできない知識を身につけられます。

また、不動産業者がきちんとした知識を持っているのか見抜けるのもメリットです。
「宅地建物取引士を持っている」といえば、相手も適当な説明はしないでしょう。

ただし合格率が約20%以下と低く、相応の知識を求められる国家国家資格です。

2.賃貸不動産経営管理士

受験資格 誰でも可
受験料 13,200円
試験方法 四肢択一
合格率 29.8%(令和2年度)

不動産投資では、物件を購入したら管理運営で収益を得ます。賃貸不動産経営管理士は、この管理運営に関する知識を身につけるのに役立ちます。

資格の勉強をすることで身につく主な知識は、以下のとおりです。

  • 賃貸住宅管理業者の登録制度
  • 入居から退去までに関する規制
  • 建物や設備の知識
  • 賃貸住宅の管理に関わる税金

特に、物件の管理運営について深い知識を習得したい方におすすめです。

3.マンション管理士

受験資格 誰でも可
受験料 9,400円
試験方法 マークシート方式(4択)
合格率 約7~9%

マンション管理士は、マンションの維持管理に関する指導を行える資格です。宅建士試験でも出題される区分所有法について、より内容が深くなっています。

そのため、区分マンションの投資を検討している方や、購入後の管理組合のやり取りについて詳しくなりたい方におすすめです。似ている資格に「管理業務主任者」があります。出題内容が似ているので、同時に取得する人もいます。

4.ファイナンシャルプランナー

受験資格 3級:誰でも可
2級:3級の合格者など
受験料 3級:6,000円
2級:8,700円
※学科と実技あり
試験方法 3級:筆記
2級:筆記
合格率 3級:約70%
2級:約40%

ファイナンシャルプランナーは、お金に関する知識を深める資格です。そのため、不動産投資を資産運用の観点からとらえられます。

フィナンシャルプランナーで主に身につく知識は以下の通りです。

  • 不動産
  • 相続
  • 税金
  • 保険
  • ライフプランニング
  • 金融商品

1級~3級までありますが、3級でも十分不動産投資に役立つでしょう。

5.簿記

受験資格 誰でも可
受験料 3級:2,850円
2級:4,720円
1級:7,850円
試験方法 記述式
合格率 3級:28.9%(2021.6.13)
2級:24.0%(2021.6.13)
1級:9.8%(2021.6.13)

簿記は、お金の流れを把握できるようになる資格です。不動産投資では確定申告を提出しなければならないため、簿記の知識が役立ちます。

不動産投資では税理士に依頼して書類を作成する人も多いため、必ず要るというわけではありません。
しかし、大きなお金が動く不動産投資なので「税理士に任せっぱなしではなく自分でも理解したい」という方におすすめです。

不動産投資の実務に役立つ資格6選

不動産投資には「利回りの考え方」や「事業収支計画」「融資の種類」などの実務的な知識も必要です。
こちらでは、不動産投資の実務に役立つ民間の資格を6つ紹介します。

  1. 不動産実務検定
  2. 投資不動産取引士
  3. サブリース建物取扱主任者
  4. 住宅ローンアドバイザー
  5. ホームインスペクター
  6. 土地活用プランナー

ぜひ参考にしてみてください。

1.不動産実務検定

受験資格 誰でも可
受験料 2級:7,700円
1級:8,800円
試験方法 4問択一(CBT方式)
合格率 2級:約80%
1級:約50%

不動産実務検定は、旧称が「大家検定」であり、不動産投資の売買や管理に関する知識を学べます。2級で賃貸管理実務の知識、1級では不動産投資に関する実務的な知識が身につきます。

12時間の認定講座を履修し、出席率や宿題の提出率7割をクリアしていれば、修了試験の5問が免除されるのが特徴です。

12時間ならそれほど勉強の負担もかからないので、知識がない人は、認定講座を受けてから受講するのがおすすめです。

2.投資不動産取引士

受験資格 誰でも可
受験料 受験料・公式テキスト代:24,200円
試験方法 四者択一形式
合格率 約15~17%

投資不動産取引士は、投資用不動産の売買に関する知識が身につく資格です。

  • 民法関連
  • 区分所有法
  • 宅地建物取引業法
  • 投資不動産に関する実務や利回りに関する基礎知識

など、宅建と被るところもありますが、実務や利回りに関する知識は「投資不動産取引士」ならではです。

3.サブリース建物取扱主任者

受験資格 認定講座を受講することで資格認定される
受験料 認定講習 31,370円
試験方法 認定講座(4時間)を受講
合格率

サブリース建物取扱主任者は、サブリース賃貸住宅に関する知識やスキルを身につけられます。「サブリース」とは、空室リスクを回避する手段のひとつで、多くの不動産オーナーが活用しています。

この資格は、試験を受けるのではなく認定講座を受講することで、資格認定されるものです。トラブルの実例も学べるのは、他の資格にはないポイントです。

4.住宅ローンアドバイザー

受験資格 誰でも可
受験料 6,170円
試験方法 5答択一式
合格率 約80%

住宅ローンアドバイザーは、住宅ローンの知識が身につく資格です。不動産投資のローンと住宅ローンは同じではありませんが、融資に関する知識を深めるのに役立ちます。

不動産投資に直結するわけではありませんが、キャッシュフローについてよくわからないという方は取得してみるのも良いでしょう。

合格率も高いため、何かしら資格を持っておきたい方も検討してみてください。

5.ホームインスペクター

受験資格 誰でも可
受験料 15,000円
試験方法 四肢択一式
合格率 約30%

ホームインスペクターは、住宅診断士のことです。建物の劣化状態や欠陥の有無をチェックし、メンテナンスについてアドバイスできるようになります。

取得しておくと、購入を検討する物件に問題がないかどうか、修繕リスクはあるかどうかを見ただけで確認できます。

「投資用住宅を購入したばかりなのに、大幅な修繕費用が必要になった」というリスクが避けられるでしょう。

6.土地活用プランナー

受験資格 誰でも可
受験料 7,700円
試験方法 マークシート方式(4択)
合格率 約70~75%

土地活用プランナーは、土地活用に関する実務や知識が身につく資格です。土地を購入し、そこにアパートを建てて経営したいという方に役立つ資格です。

必要な人は限られていますが、土地活用を考える方は取得を検討してみるとよいでしょう。

資格を取得しない不動産投資の勉強方法

不動産投資は資格が無くても可能ですが、知識を深めるための勉強は必要です。

そこで、こちらでは資格の取得を目的としない不動産投資の勉強方法について、3つ紹介します。

  1. 書籍で学ぶ
  2. セミナーに参加する
  3. 不動産投資の営業を受けてみる

ぜひ参考にしてみてください。

1.書籍で学ぶ

不動産投資に関する書籍はたくさん出版されています。書籍の良いところは、自分のレベルや求める情報に合うものを探せることです。

不動産投資の手法はさまざまあるので、1冊のみ読んで習得するのではなく、いくつか違う種類を読んでみるのがおすすめです。自分に合う投資方法は、多くの手法を見てみなければわかりません。

また、不動産投資に関するおいしい話ばかりではなく、デメリットについて書かれた本も読んでおくとよいでしょう。

2.セミナーに参加する

不動産関連のセミナーは、多くの団体が全国で開催しています。不動産投資については、書籍のみではわからないこともあるでしょう。
なかなか理解できないことは、セミナーに参加して質問するのがおすすめです。

また、セミナーに参加することにより、人脈が作れるのもメリットです。不動産投資仲間ができれば、穴場の地域や不動産会社の良し悪しなど、貴重な情報を得られる可能性も高まります。

3.不動産投資の営業を受けてみる

実際に不動産投資の営業を受けてみるのもおすすめです。1対1で、わからないことはとことん質問できます。相手も営業なので、しっかり答えてくれるでしょう。

ただし、何も知識がないと営業トークに乗せられて購入させられてしまうこともあるため、事前に不動産投資に関する基本的なことは勉強しておきましょう。

ただし、営業を受けることによりしつこい勧誘をされる可能性もあるため注意が必要です。

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