「JavaScriptを習得するのにおすすめのオンライン学習サイトはあるのかな?」
「失敗しないための教材選びの方法はあるの?」
「オンライン学習サイトごとの特徴を知りたい!」
JavaScriptをオンラインで学ぼうと思っている方は、このような悩みを抱えていないでしょうか。オンライン学習は、プログラミングスクールに通うよりも費用を抑えられます。加えて通学する必要もないため、仕事・学校で忙しい方や地方在住の方にもおすすめです。
しかし、オンライン学習サイトはたくさんありどれを選んで良いのか分からないですよね。JavaScriptをきちんと習得したいなら、教材選びは重要視したいところ。
実際にプログラミング学習者の9割が挫折するとも言われているので、しっかりわかりやすい物を選ぶのが大切です。
そこで本記事では、JavaScriptが身に付くおすすめのオンライン学習サイトを23点紹介します。さらに失敗しないための教材選びのポイントも解説していきます。
JavaScriptのオンライン学習を始めようとしている方は、ぜひこのコラムの内容を参考にしてみてください。
監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。
監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。
【初心者向け】JavaScriptのおすすめオンライン学習サイト11選
初心者向けのおすすめオンライン学習サイトは、下記11点です。
目次(クリックで該当箇所まで飛べます)
各教材の特徴を詳しく解説していきます。
1.Front Hacks
いきなり自社のサービスで恐縮ですが、Front Hacksは当メディアが紹介する動画形式のオンライン学習サイトです。JavaScript以外にもHTML・CSSやjQuery、などのスキルを身に付けられます。
最大の特徴は、現役エンジニアである講師にLINE@質問できること。期限や回数は無制限のため、つまずきやすいと言われているプログラミング学習もスムーズに進められますよ。
講師は過去にMENTAのランキングで1位を取ったこともあり、技術とともに教える力も折り紙つきです。
受講期限も設けていないので、ご自身のペースで受講を進められます。今は転職支援付きのコースも用意しているのも大きなポイント。
公式ページにはサンプル動画があるので、ぜひ見てみてください!
2.Progate
Progateはほぼ無料で学べるオンライン学習。実際にコードを書きながら学習できるため、実践的なスキルが身に付きやすいでしょう。
JavaScript以外にも、下記を始めとしたプログラミング言語を学べます。
- Ruby
- PHP
- Python
3.ドットインストール
動画形式でJavaScriptを学べるサイトがドットインストールです。基本的には無料で学習できますが、ソースコードの閲覧や素材ファイルのダウンロードなどはプレミアム会員(有料)でしか行えません。
ドットインストールでは、JavaScript以外にもPHPやRubyなどの幅広いプログラミングを勉強できます。
4.Udemy
Udemyは、130,000件以上の講座がアップされているオンライン学習サイト。JavaScript以外にも、動画編集やデザインなど幅広いジャンルを取り扱っています。
講座によっても価格は異なるため、予算にあったものを選択できるでしょう。
▼Udemyを詳しく解説▼
Udemyについて評判をもとに徹底解説!講座選びに失敗しない3つのコツも紹介
>>Udemyについて評判をもとに徹底解説!講座選びに失敗しない3つのコツも紹介
5.Schoo
Schooは動画形式のオンライン学習サイトです。生放送の講座に参加すれば、講師にその場で質問ができます。
基本的には無料で利用できますが、一部の録画授業を閲覧したり、ダウンロードしたりするには月額980円(税込み)が必要です。
6.マンガで分かるJavaScriptプログラミング講座
タイトル通り、マンガでJavaScriptを学習できる講座です。「そもそもプログラムとはなにか」といった基本的なところから解説しているため、プログラミングを未経験者にもおすすめ。
JavaScriptの基礎を固めたい人にも向いている学習サイトでしょう。
>>マンガで分かるJavaScriptプログラミング講座公式サイト
7.Let’s プログラミング
Let’s プログラミングは、初心者を対象にしたオンライン学習サイトです。JavaScriptやPython、PHPなどの言語に関する記事を閲覧できます。
写真や図解を豊富なので、視覚的に分かりやすく作られていることが特徴です。
8.初心者のためのJavaScript入門
初心者のためのJavaScript入門は、プログラミング初心者向けの学習サイトです。サンプルコードが豊富に用意されているため、実践的なスキルが身に付きやすくなっています。
無料で利用できるため、学習コストを抑えたい人におすすめです。
9.CodeCombat
CodeCombatはゲーム形式でJavaScriptを学べる教材です。楽しみながら勉強を進めたい人にぴったりでしょう。
ただし、一部英語表記になっているため、読解しながらプログラミング学習を行う必要があります。
10.paizaラーニング
paizaラーニングは、動画と練習問題で効率的に学習を行えるサイトです。基本的には無料で利用できますが、有料プランでしか閲覧できない講座もあります。
ゲーム形式でJavaScriptを学べる講座もあるため、楽しみながら勉強を進められるでしょう。
11.codecademy
codecademyは海外のオンライン学習サイトです。開発環境の準備が不要のため、ブラウザのみでJavaScriptの勉強を行えます。
ただし、日本語には対応していないため、学習には英語の読解が必要です。
【中~上級者向け】JavaScriptのおすすめオンライン学習サイト7選
JavaScripのスキルを高めたい中~上級者向けのオンライン学習サイトは以下7点です。
目次(クリックで該当箇所まで飛べます)
各教材の特徴を詳しく解説していきます。
1.code.9leap
code.9leapは、JavaScriptのフレームワークである「enchant.js」とHTML5を使用して学習するオンライン講座です。
このサイトを勉強することでゲーム開発ができます。ポートフォリオを作成したい人におすすめです。
2.JavaScript リファレンス
JavaScript リファレンスは、記事がメインのオンライン学習サイトです。中級編・上級編と分かれているため、さらに知識を深めたい方におすすめでしょう。
3.とほほのJavaScriptリファレンス
とほほのJavaScriptリファレンスは、テキスト形式の学習サイトです。サンプルコードが豊富なので、JavaScriptのスキルを高めたい方に向いています。
4.CODEPREP
CODEPREPは、プログラミングを書きながら学習できるオンライン講座です。JavaScriptでは基礎編・実践編と分かれているため、ある程度スキルを身に付けた人にもおすすめの教材。
無料で利用できるため、学習の初期費用を抑えたい人に向いているでしょう。
5.MOONBlock
MOONBlockは、ゲーム形式でプログラミングを学べるオンライン学習サイトです。ソフトをインストール必要はなく、ブラウザ上で利用可能。
ただし、サイト自体には使い方が載っていないため、自分で利用方法を調べる必要があります。
6.Web Programming Portal
Web Programming Portalは、プログラマー・クリエイター向けの情報サイトです。JavaScript以外にも、HTML・CSSやPHP、Photoshopなどを学習できます。
7.UX MILK
UX MILKとは、より良いサービスやプロダクトを作りたい人のためのメディアです。JavaScriptの知識を広げたい方におすすめのサイトとなっています。
JavaScriptの練習ができるおすすめのオンライン学習サイト5選
JavaScriptの練習ができるオンライン学習サイトは、以下5点です。
目次(クリックで該当箇所まで飛べます)
実際にコードを書いて勉強すると、実践的なスキルが身に付きやすいですよ。
1.paizaのプログラミングスキルチェック
paizaのプログラミングスキルチェックは、プログラミングスキルを6段階で評価するサイトです。自分にどれだけの技術が身に付いているか分かるため、実力を図りたい方にもおすすめ。
加えて「自分のスキルが他社で通用するのか」を判定できます。エンジニア就職・転職を考えている方にも向いているでしょう。
2.Elevator Saga
Elevator Sagaは、ゲーム感覚でJavaScriptの練習ができるオンライン学習サイトです。開発環境の用意や会員登録などの必要はありません。
ただし、日本語には非対応なので全文英語になっています。
3.w3schoolsのJavaScript Examples
w3schoolsのJavaScript Examplesは、コードを修正して実際の動きを確認できるサイトです。サンプルコードが豊富なので、基本的なスキルを身に付けられるでしょう。
>>w3schoolsのJavaScript Examples公式サイト
4.AtCoder
AtCoderはプログラミングコンテストのサイトです。過去問題も公表されているため、JavaScriptの練習をしたい人にぴったりでしょう。
5.CodinGame
CodinGameは、ゲームを行いながらプログラミング学習ができるサイトです。すべて英語ですが、楽しみながら勉強を進められるでしょう。
【失敗しない】JavaScriptのオンライン学習サイトの8つの選び方
JavaScriptのオンライン学習を成功させるためには、教材選びが重要。サイトによって特徴や難易度などが異なるためです。
この章では、オンライン学習サイトの選ぶときのポイントを解説します。主に下記8点です。
- 教材の難易度
- 学習形式
- 使いやすさ
- サポート体制
- JavaScript以外も学べるか
- 環境構築の有無
- 評価・レビュー
- 価格
それぞれのポイントごとに解説していきます。
1.教材の難易度
オンライン学習サイトを選定するときは、難易度を確認しましょう。自分と教材のレベルが合わなければ、JavaScriptの習得は難しいためです。
例えば、プログラミング未経験者がいきなりコードを書き始めるのは危険。コードを書ける状態にはなるものの、使える状態にはならないためです。実務で使うレベルまでスキルを高めたいなら、コードや文法の役割を理解する必要があります。
教材によってレベルは異なるので、自分にあったものを選びましょう。お試し講座があるなら実際に受講するのがおすすめです。
▼JavaScriptの学習ロードマップはこちら▼
【解説】JavaScriptエンジニア向けロードマップ!未経験から報酬アップまで
>>【解説】JavaScriptエンジニア向けロードマップ!未経験から報酬アップまで
2.学習形式
サイトによって、学習形式はさまざまです。
代表的な形式は以下の通りです。
- 動画
- スライド
- テキスト
動画であれば、音声も付いているためインプットしやすいというメリットがあります。スライドやテキストは、知りたい内容を振り返りやすいことが利点でしょう。
各形式によって特徴があるため、自分に合っているものを選ぶことをおすすめします。
3.使いやすさ
オンライン学習サイトは、使いやすいものを選びましょう。JavaScriptの勉強は多岐にわたり、何度もサイトを利用することになるためです。
使いやすさのポイントとしては、下記項目で判断しましょう。
- 画像や図解がある
- 学習がどこまで終わったのか分かる
- PCだけでなくスマホでも利用できる
4.サポート体制
オンライン学習サイトを選ぶときには、サポート体制を確認しましょう。プログラミングは学習者の9割が挫折すると言われています。
例えば疑問点やエラーが出たときに、講師に質問できる環境があると安心できるでしょう。オンライン学習サイトを選ぶときには、挫折しにくさを重要視することをおすすめします。
当メディアが紹介するFront Hacksは、LINE@で気軽に質問可能!講師は現役エンジニアのため、実践に近いスキルを身に付けられます。お試し用の講座動画を用意しているので、ぜひチェックしてみてください。
5.JavaScript以外も学べるか
JavaScript以外も学べる講座であれば、できることの幅が広がるでしょう。JavaScriptと併せてHTML・CSSを習得すれば、動きのあるサイトがつけられます。
できることが広がれば、案件獲得や就職にも有利になることも。JavaScriptを学習するなら、関連した言語を学べるかも確認してみましょう。
6.環境構築の有無
環境構築の有無によって、学習がスムーズに始められるかが変わります。
スキル習得には学習した内容の実践が大事ですが、JavaScriptのコードを書くにはパソコンの環境構築が必要です。環境構築自体はそれほど難しくないものの、初心者では動作確認やエラー確認など、使い方のコツを掴むまでに時間がかかるケースもあります。
そこでおすすめなのが、Progateやcodecademyなど環境構築が不要の学習サイトです。解説を見てすぐにコーディングの練習に移れるので、手間をかけずにどんどん実践していけます。
オンライン学習サイトを選ぶ際は、環境構築の有無も大切なチェックポイントです。
7.評価・レビュー
評価やレビューも、オンライン学習サイトを選ぶ判断基準の1つです。実際に利用した人のリアルな意見なので信憑性が高く、参考になります。
たとえばTwitterでFront Hacksを検索すると、以下のような投稿が多く見られます。
#FrontHacks で「JavaScriptでif-elseを使った条件分岐」を完了しました!
以前独学でやろうとして頭から煙出そうになったjsが、驚愕の分かりやすさでガシガシ進めました!
令和2年入って一番仰天して、椅子ごとひっくり返りました。@yuki_99_s @tsuyopon_xyz— こりさん🌳@web制作勉強中🌳 (@korisan31) January 17, 2020
「思っていたのと違った」などと後悔しないためにも、SNSなどを活用して自分と似たレベルの人が書いた評価やレビューを確認してみてください。
8.価格
学習にかかるコストは安価であるほど魅力的ですが、モチベーションに大きな影響を与えます。
無料講座は途中で学習をやめても金銭的なダメージを負わないため、一度つまづくと挫折しやすい傾向です。一方の有料講座は、お金を払ったからには結果を出したいという気持ちが働くので、モチベーションを維持しやすくなります。
プログラミング未経験者や、JavaScriptの雰囲気を掴みたいという方は、まずは無料講座から手軽に始めてみるのがおすすめです。講師からの手厚いサポートを受けながら本格的に学びたいと思ったら、有料講座も検討してみましょう。
学習サイト選びでは価格とあわせて、しっかりとスキルが身につくのか費用対効果を見極めることが重要です。
JavaScriptのオンライン学習をする際の注意点3つ
こちらでは、JavaScriptのオンライン学習で気をつけるべき点を3つ解説します。
- HTMLやCSSの基礎学習が抜けやすい
- 調べものをする際に日本語の情報が少ない
- モチベーションが下がりやすい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.HTMLやCSSの基礎学習が抜けやすい
Webサイトにアニメーションなどの動きを与えられるJavaScriptですが、単体で使われることはほぼありません。Webサイトには必ずHTMLやCSSが使用されています。
「人気があるらしいから、JavaScriptから勉強してみよう」と考えている方は要注意です。
JavaScriptのオンライン学習をする際は、HTMLやCSSの基礎学習が抜けないように気をつけてください。
▼HTMLの基本を解説▼
【これでマスター】HTMLの基本を身につけよう!よく使うHTMLタグ9選を紹介
>>【これでマスター】HTMLの基本を身につけよう!よく使うHTMLタグ9選を紹介
2.調べものをする際に日本語の情報が少ない
JavaScriptのオンライン学習では、調べものをする際に日本語の情報が少ない点にも注意してください。
Webサイトの開発ではエラーがつきものです。しかし、コードをGoogleやQ&Aサイトで検索すると、出てくる情報のほとんどは英語で書かれています。つまり、英語ができなければ欲しい答えにたどり着けない可能性があります。
講師に質問ができるなどのサポート体制がないサイトで学習する場合、疑問点が解消できず挫折する原因になってしまいます。
3.モチベーションが下がりやすい
JavaScriptのオンライン学習では、モチベーションの管理が難しいと言われています。
オンライン学習は、自分のペースで学習できるという自由度の高さがメリットです。その反面、一度つまづいてしまうと、結局学習をやめてしまう人も少なくありません。
モチベーション維持に自信がない場合は、以下のような対策が効果的です。
- 講師と双方向のやり取りができる学習サイトを選ぶ
- ゲーム形式で楽しく学べる教材を選ぶ
- SNSを利用して他の受講生と交流する
先送りする傾向の強い人は特に、モチベーション管理に注意しながら学習に取り組んでください。
▼JavaScriptの挫折ポイントと対策はこちら▼
【取材】JavaScriptが難しい理由は3つだけ?エンジニアが教える挫折しない学習のポイント
>>【取材】JavaScriptが難しい理由は3つだけ?エンジニアが教える挫折しない学習のポイント
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