「まだやったことないけどWebアプリ開発を仕事にしたい!」
「初心者が始めるにはハードルが高いのかな?」
「これからWebアプリ開発をしたいんだけど何から始めたらいいんだろう」
先の見えない世の中、将来にむけて稼げるスキルを身につけていきたいという人は多いはず。Webアプリ開発の需要は高く、これから挑戦してみたい方もいるでしょう。
エンジニアの仕事の中でもWebアプリ開発は需要が多く、副業にしている方もいます。また、アプリ開発全体に携われば、企画からマーケティングまで幅広いスキルがついてきます。しかし「なんとなくハードルが高そう」とも思ってしまいますよね。
そこでこの記事では、初心者向けにWebアプリ開発について解説します。
- Webアプリとは
- 初心者からWbeアプリ開発者になるステップ
- 初心者が学ぶべき言語
- 初心者向け勉強方法
など、基礎からしっかりお伝えします!これからWeb開発を始めてみた悩んでいる方、必見です!
Webアプリとは?30秒でサクッと解説
Webアプリとは、「Webアプリケーション」と呼ばれるインターネットやWebで利用できるアプリケーションソフトウェアのことです。
簡単に言えば、Webブラウザ上で使えるサービスのこと。
有名なところだと以下の5つの項目のアプリがあります。
- SNSアプリ(facebook、Instagram、Twitterなど)
- ECサイトアプリ(Amazon、楽天市場など)
- 仕事の連絡アプリ(Gmail、Slack、Chatworkなど)
- 音声・動画系アプリ(YouTube、Skype、Zoomなど)
- 情報アプリ(NewsPicks、食べログなど)
SafariやGoogle Chromeなどのブラウザ上で操作でき、特になにもインストールせずに使えるのが特徴です。
よく比較されるのがネイティブアプリ。ネイティブアプリはスマホに特化したもので、ダウンロードして使う、いわゆるスマホアプリを指します。
なかには、ブラウザとスマホアプリ両方で使えるように開発するものもあります。
初心者からWebアプリ開発を仕事にするステップ
Webアプリ開発を仕事にするには5つのステップがあります。
- Webの基礎知識を理解する
- データベースの知識を入れる
- プログラミング言語を学ぶ
- フレームワークを学ぶ
- 実際に手を動かして理解を深める
それぞれのステップを解説します。
【ステップ1】Webの基礎知識を理解する
基本知識を理解しないままWeb開発を学んでも、知識がうまく定着しなかったり、かえって時間がかかったりすることも。
まずは土台となる「Webの基本知識」を理解するところから始めましょう。
たとえば、URLにアクセスしたときにどんなやり取りがされ、ブラウザに表示されるかという流れなどです。WebアプリはもちろんWeb上で動作するので、仕組みを理解することは必須。
- ドメイン
- IPアドレス
- サーバー
などの用語と、それぞれがどんな役割をしているのか理解しましょう。
【ステップ2】データベースの知識を入れる
Webの知識を得たら続いて、Webアプリ開発の土台となる「データベース」の知識を学びましょう。
データベースとは、ユーザーの情報を保存・管理するシステムを指します。Webアプリケーションを利用したときに入力された情報の保存場所になるので、仕組みはもとよりセキュリティに関する知識も必要です。
- データベースの方式
- 設計手法
- データ操作方法
などを理解しましょう。
【ステップ3】プログラミング言語を学ぶ
Webアプリの開発をするには、プログラミング言語の習得が必須です。
プログラミング言語はいくつもあってややこしいと感じるかもしれません。しかし、作りたい内容によって言語はある程度決まってくるので、安心してください。
プログラミング言語は大きく分けて2種類あります。「フロントエンド言語」と「サーバーサイド言語」です。
フロントエンド言語は、ユーザーが実際に見れるWebページの見た目に関するところを作れます。クライアントから見えるところは主にフロントエンドです。
逆にサーバーサイド言語は、Webサーバーやデータベースの構築・データ処理など、外から見えない部分を組み立てるのに使います。
代表的な言語は以下の通り。
<フロントエンドに必要な言語>
- HTML
- CSS
- JavaScript
<サーバーサイドで必要な言語>
- Ruby
- PHP
- Python
必要に応じて、言語を選択しましょう。
【ステップ4】フレームワークを学ぶ
Webアプリ開発をするにあたって、フレームワークを学ぶことも重要です。
「フレームワーク」とは、簡単にアプリケーションの処理を簡単に実装できる仕組みのこと。アプリの開発の効率を上げてくれる役割があります。
アプリは0から作るととても大変なので、手間を省くためのフォーマットをある程度用意してくれていたり、簡単に実装できるようにしてくれたりするのがフレームワークです。
フレームワークは頻繁に使う基本的な機能をまとめて提供してくれるので、プログラミングの時に使うとかなり効率がアップします。
プログラミング言語ごとに、使えるフレームワークが異なります。例えば、Rubyの場合では、Ruby on Railsというフレームワークが有名です。
▼Ruby on Railsの勉強法を解説▼
【挫折しない】Ruby on Railsを勉強する前に知っておきたい学習方法4STEP
>>【挫折しない】Ruby on Railsを勉強する前に知っておきたい学習方法4STEP
【ステップ5】実際に手を動かして理解を深める
基本的なことを学んだら、実際に手を動かすことでWebアプリ開発への理解が深まります。
Webアプリ開発は勉強しているだけでは上達しません。一通り学んだら実際にWebアプリを作ってみましょう。
次の項目から、Webアプリ開発に向けて初心者が学ぶべき言語や勉強の仕方も解説するので参考にして見てください。
Webアプリ開発に向けて初心者が学ぶべき言語
Webアプリ開発にはプログラム言語の習得が必須ということがわかりましたが、実際にどの言語を学べばいいか迷いますよね。
こちらでは、初心者が学ぶべき5つの言語を紹介します。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- Ruby
- PHP
全て一気に学ぶ必要はないので、必要なものから習得していきましょう。それぞれ解説します。
▼アプリ開発に必要な言語をまとめて解説▼
【保存版】アプリ開発に必要な言語12選!身に付けておきたい3つのスキルも紹介
>>【保存版】アプリ開発に必要な言語12選!身に付けておきたい3つのスキルも紹介
【学ぶべき言語1】HTML
Webアプリ開発のフロントエンドで学ぶべき言語はHTMLです。
HTMLはWebページの構造や装飾などを決めるために使われる言語です。以下のことができます。
- 文章を配置
- 太文字にする
- マーカーを引く
- 見出しの設置
- 画像を掲載
- リンクの配置
- ボタンの配置
Webアプリ開発の基本となる言語なので、習得して損はないでしょう。
【学ぶべき言語2】CSS
CSSは、WEBページのデザインを指示する言語です。よくHTMLと組み合わせて利用されます。
HTMLだけでもWEBページを構成できますが、CSSを使うことでより効率よくシンプルにHTMLを使いこなせるようになるとても頼りになる助っ人のような存在です。
CSSを使うメリットは
- CSSファイルを編集すればベースとなるデザインを一気に変更できる
- HTMLで複雑なデザインを構築しなくて良い
- HTMLの構造が分かりやすくなる
などです。
【学ぶべき言語3】JavaScript
JavaScriptは「Webページに動きをつける」ことができるプログラム言語。フロントエンドだけでなくバックエンドのプログラム言語としても利用できるのが特徴です。
Webページ上で「自動で動く画像のスライドショーを掲載」したり、「マウスポインタをあわせるとより詳細な情報が見れる」ようにしたりできます。
メリットは、フロントエンドとバックエンドを同じ言語で開発できることとリアルタイムに処理ができること。
デメリットは対応サーバーが少ないことですね。
フレームワークは「Spring Framework」(https://spring.io/)が有名です。
【学ぶべき言語4】Ruby
Rubyはバックエンド(サーバーサイド)のWebアプリ開発に必要なプログラム言語です。
Rubyの特徴は以下の3点です。
- 言語仕様や文法が比較的簡単
- Webサービスを作るための便利アイテムを使える
- 学習サイトで勉強できる
1995年に日本人のまつもとゆきひろ氏が発表したプログラム言語なので、日本語の解説が多いのがメリット。
また、RubyにはRuby on Railsという無料のフレームワークがあります。Ruby on Railsでは、Webアプリケーションの基本的な開発方法から、実際にブラウザ上に公開するところまで学べます。
内容はPDF換算で811ページの大ボリュームで、初心者には内容が少し難しいところもあります。
心配な時は有料の動画やオンライン講座などで補いましょう。
【学ぶべき言語5】PHP
PHPはWebサイトに特化したバックサイドのプログラム言語です。
多くのWebアプリで利用されており、開発者も多いので、ネット上や書籍などで情報を探せます。日本で一番使われているCMSのWordPressでも用いられているので需要が高いのも特徴です。
メリットはプログラミング初心者でも比較的簡単に学べることですが、デメリットはスマホ用のネイティブアプリには対応していないことです。大規模や複雑なアプリケーションの開発には適していないこともデメリットになります。
フレームワークは「Laravel」(https://laravel.com)が有名です。
▼アプリ開発に必要な言語をまとめて紹介▼
【保存版】アプリ開発に必要な言語12選!身に付けておきたい3つのスキルも紹介
>>【保存版】アプリ開発に必要な言語12選!身に付けておきたい3つのスキルも紹介
初心者向けWebアプリ開発の勉強方法
Webアプリ開発の勉強方法は主に5つあります。
- 書籍
- Webサービス
- オンライン講座
- プログラミングスクール
- ココナラなどで個別依頼
勉強方法をそれぞれ解説します。
【勉強方法1】書籍
書籍ならば比較的安価で勉強できます。Webアプリ開発の書籍はたくさん出ています。
注意点は、最新の本を購入することです。Web業界は特に最新の情報の移り変わりが激しいので、昔の内容を勉強してしまうと二度手間になります。
書籍は気軽に好きな時に読んで勉強できることがメリット。一方で、つまづいた時に質問ができないデメリットもあります。
独学でコツコツ勉強して、わからないことはネットで調べることが苦ではない人におすすめと言えるでしょう。
【勉強方法2】Webサービス
Webサービスを使って勉強もできます。
手を動かしながら勉強したい場合は、「Progate」などのWebサービスがおすすめです。
progateは月額およそ1,000円で、最低限の内容であれば約2週間ほどで習得できます。「初心者でもすごく勉強しやすい」と話題のサービスなので、勉強方法に困ったらまずは使ってみましょう。
【勉強方法3】オンライン講座
オンライン講座は、Webアプリ開発の勉強にはかなり効果的です。
オンライン講座のメリットは、家から出ないでも学べることです。教材が充実していて実際に画面を見ながら学べるものも多いので、理解しやすいのがメリットでしょう。
講座により、質問は出来ないものもあるので、内容はしっかり吟味しましょう。
当メディアが提供するSkill Hacksはプログラミングの基礎を学べる講座です。受講期限がなく、自分のペースで学習がすすめられます。また、質問が無制限にできるため、ちょっとしたエラーなどでつまづいても安心です。
サンプル動画も用意しているので、ぜひご覧ください!
【勉強方法4】プログラミングスクール
プログラミングスクールを活用するのも一つの手。
基礎からしっかり教えてもらえて、学習のペースをつくってもらえることがメリットです。
ただし、決まった時間に通学しなければならないなどの縛りもあります。個別指導ではない場合、仕事などで欠席するとその分の授業が受けられずに知識にムラができてしまうことも。
短期集中でしっかり通えるタイミングを選びましょう。
【勉強方法5】ココナラなどで個別依頼
ココナラなどのサイトからWebアプリ開発を教えてくれる人を探して個別に依頼することもできます。
ただし、ココナラで教えてくれる人の全員が「教育を受けた教師」というわけではありません。しっかりと実績をみないと「気になることができるたびに課金しないといけない」「お金を払ったけれど満足できなかった」なんてことも。
個別依頼は慎重に選びましょう。
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