「貯蓄がたまってきたので投資を始めたい」
「10万円でも資産運用って可能なの?」
「資産運用ってどうやって学べばいいの?」
などと考えていませんか?
まずは10万円あたりの元手で、どのような資産運用ができるのか気になりますよね。
本記事では10万円で始められる資産運用を7つに厳選して、分かりやすく解説を行います。
資産運用のメリット、コツ・注意点や勉強法を解説しているので、資産運用を考えている方はぜひ、ご参考にしてください。
資産運用は10万円でも可能!【小額投資で始められる】
近年では、インターネットの普及で業務効率化が進んでいるため、少額投資できる投資方法が増えています。
資産運用を行う際、小額投資で始められるものが多いので、元手が10万円の場合でも安心して始めることが可能です。
10万円の元手で始められる投資方法としては、下記の代表例が挙げられます。
投資方法 | 最低投資金額 |
投資信託 | 100円、1,000円~ |
株式投資 | 数万円~ |
仮想通貨投資 | 1万円~ |
ロボアドバイザー投資 | 100円~ |
個人向け国債 | 1万円~ |
月10万円の小額でも資産運用を行うメリット3選
資産運用を行うメリットとしては、下記の3つが挙げられるでしょう。
- 不労所得でお金を増やせる
- 老後に必要なお金を確保できる
- 複利効果が得られる
ここからは、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
1. 不労所得でお金を増やせる
資産運用を行うメリットとして最も大きいのが、不労所得です。
不労所得は、働かなくても得られる所得を指します。
実際に手を動かさなくても資産が増えていくので、負担なしで所得を増やすことが可能です。
普段の仕事で得られる給料をベースとして、資産運用で不労所得が入ってくれば、より生活を安定させられますよね。
2. 老後に必要なお金を確保できる
最近ではニュースで「老後2,000万円問題」が話題に挙がることも多く、将来的にむけて貯金を行うことが推奨されています。
少子高齢化の影響もあって、年金給付の増加も期待しにくいので、自分で資産を増やすことが大切です。
資産運用を行う場合、小額から投資できる投資方法も多く、分散投資もしやすいことからリスクを抑えられます。
「老後の生活が不安」と感じている方は小額からでも問題ないので、自分に合った方法で資産運用をスタートしましょう。
3. 複利効果が得られる
資産運用を行うと、複利効果によって資産が大きく増える可能性があります。
複利とは運用で獲得した利益を投資して、元本 + 運用益に対する利息で利益を得ることを指します。
投資期間が長くなるほど複利効果は大きくなるので、より多くの利益が期待できるでしょう。
ただ、すべての投資商品が複利に対応しているわけではないので、事前に確認して検討することが大切です。
【初心者OK】10万円の資産運用におすすめの投資方法7選
10万円の資産運用におすすめの投資方法としては、下記の7つがおすすめです。
- 投資信託
- 仮想通貨投資
- 個人向け国債
- 株式投資
- ETF(上場投資信託)
- 外貨預金
- ロボアドバイザー
ここからは、それぞれの投資方法の特徴、リスクも踏まえながら解説します。
1. 投資信託
投資信託は、運用のプロが投資家からお金を集めてひとつの資金にして、株式や債券などに分散投資をして運用する方法を指します。
投資対象や売買タイミングはプロが判断を行うため、初心者でも安心して利用できるでしょう。
また、100円単位で買える商品もあるので、元手が10万円の場合でも運用可能です。
しかし、運用時には購入手数料・信託報酬・売却手数料などのコストが発生します。
投資信託を行う場合はリスク回避のためにも、注文前にそれぞれのコストについて確認しておきましょう。
2. 仮想通貨投資
近年、多くのユーザーから注目を集めているのが、仮想通貨投資です。
小額から始められる上に値動きが大きいため、短期で大きな利益を狙えるのがメリットと言えるでしょう。
また、仮想通貨は人気が高いので、将来的には決済通貨として使える可能性もあります。
ただ、値動きが激しい性質があり、元本割れする可能性があるので注意が必要です。
また、利益が確定すると雑所得扱いになり、税金が最大で55%になることもあらかじめ覚えておきましょう。
3. 個人向け国債
個人向け国債では、国や地方公共団体、企業などが発行する債券を購入します。
償還日および利払日があり、償還日前までは利息、償還日には債券の額面金額を得ることが可能です。
債券価格が常に変動していることから、売却益を期待できるのもメリットと言えるでしょう。
ただ、債券の発行元が満期前に破たんすると、償還されない可能性もあります。
リスクを抑えるためにも、債権を発行している企業や団体の経営状態、格付けは必ず確認しておきましょう。
4. 株式投資
株式投資は、売却益や配当金、株主優待を狙って上場している企業の発行する株式を取得して投資する運用法です。
証券会社にもよりますが、100株未満でも購入できるので少額投資からでも始められます。
株主優待制度を用意している企業も多いので、一定の条件を満たすことで自社商品や金券をもらえる場合があるのもメリットです。
ただ、投資している企業が倒産すると、一気に資産価値がなくなります。
また、株価の動きを予測しにくい性質があるので、自分で常にチェックしながら運用することが大切です。
5. ETF(上場投資信託)
ETFとは「Expert Traded Funds」の略称を表し、証券取引所に上場している投資信託のことを指します。
株式市場に上場しているので、株式投資と同じくリアルタイムでの購入が可能です。
投資信託と同じように分散投資もできるので、リスク分散しやすいのもメリットと言えるでしょう。
ただ、分配金が自動で再投資されないので、複利の効果が期待できません。
また、自動で積立投資ができない点についても、あらかじめ覚えておきましょう。
6. 外貨預金
外貨預金とは日本円を外国のお金に換金して、預金を行う投資方法です。
日本では低金利が続いていますが、外国の通貨は金利が高いので金利収入が見込めます。
株式や投資信託の配当金と異なり、外貨定期預金は満期時には確実に金利収入が得られるのもメリットです。
ただ、為替レートによって、資産価値が変動する点については注意しましょう。
円に換金するタイミングで、為替によっては損失を出ることもあります。
7. ロボアドバイザー
ロボアドバイザーは自分の状況、リスクに応じて、AIが投資先や金融商品を自動で選ぶ投資方法です。
AIが自動で選んでくれるので、投資知識が少ない初心者の場合でも始めやすく、負担が少ないのがメリット。
仲介者がいないので運用コストが低く、元手が少ない場合でも始めやすいです。
ただ、利益が出るのに時間がかかるので、長期的な目線で運用を続ける必要があります。
また、元本保証がなく、元本割れして損をする場合がある点についても、あらかじめ理解しておきましょう。
資産運用を行う際に失敗しないためのコツ・注意点6選
資産運用を行う場合、ただ闇雲に行ってしまうと失敗するリスクが高いです。
そこで、下記の6つのコツ・注意点を確認しておく必要があります。
- 分散投資を意識してリスクを抑える
- 投資する時期も分散する
- メリットだけではなくリスクも知る
- リスク回避のために少額投資から始める
- 生活費を節約する
- 短期的な利益を負わずに長期目線で考える
ここからはそれぞれのコツ・注意点について解説するので、1つずつチェックしていきましょう。
1. 分散投資を意識してリスクを抑える
資産運用を行う場合、必ず意識しておきたいのがリスク分散です。
例えば、株式投資を行う場合、下記の2パターンがあるとします。
- A社に10万円投資する
- A社とB社の2つに5万円ずつ投資する
この場合、後者の方がリスクは少ないと言えます。
前者の場合だと、A社が倒産すると10万円損しますが、後者の場合は5万円の損失で済むからです。
闇雲に資産運用を行うのではなく、分散投資まで意識してリスクを抑えましょう。
2. 投資する時期も分散する
資産運用においては分散投資が重要ですが、投資する時期も分散できると理想的です。
1日で10万円投資するよりも、1年でタイミングを分けて10万円投資するほうがリスクを抑えられます。
投資するタイミングを1回に絞ると、相場の高いところで買ってしまい、その後、値下がりする可能性があるので注意が必要です。
投資するタイミングも分散させて、上手な資産運用を意識しましょう。
3. メリットだけではなくリスクも知る
どの投資方法にもデメリットがあるので、運用する際は理解しておく必要があります。
リスクがない投資方法や金融商品は存在しないので、投資を始める前に特徴を把握しておきましょう。
例えば、株式投資では企業側が倒産してしまうと、資産価値が一気になくなるというデメリットがあります。
また、株価の動きを予測しにくいという性質があるのも注意が必要です。
資産運用を行う場合はメリットだけを見るのではなく、デメリットも把握して慎重に検討しましょう。
4. リスク回避のために少額投資から始める
仮に元手を十分に用意できている場合でも、一度に投資してしまうのは危険です。
一度に投資をして、後に大きく価格が下落してしまうと、取り戻すのに長い時間がかかります。
さらに、時間をかけた場合でも元本が元通りになる保証はないので注意が必要です。
「結果的に貯蓄が半分以下になってしまった」というケースも珍しくありません。
また、生活費まで投資に回してしまうと、自分の生活が苦しくなることもあります。
資産運用を行う場合は、あくまでも余剰資金を投資するように心がけましょう。
5. 生活費を節約する
もし、少しでも資産運用に回すお金を増やしたいのであれば、生活費を見直しましょう。
生活費を見直すと、無駄な部分が見えてくるので節約に繋げやすいです。
そこで、下記の項目を一度見直してみるといいでしょう。
- スマートフォン代
- 光熱費
- 加入しているサブスク
- 保険
- 交際費
細かく管理する場合は家計簿もつけて、不要な部分を削っていきましょう。
6. 短期的な利益を負わずに長期目線で考える
資産運用では数年~数十年という長い期間で、資産を増やしていきます。
目の前の短期的な利益を追い求めるものではなありません。
目の前の利益で一喜一憂していると、資産運用を続けるモチベーションが保てなくなるはずです。
モチベーションを上手く保つためにも、投資した資産を常に確認しないことが大切です。
感情に流されて運用の判断してしまうと、失敗するリスクも高まるので、焦らずに運用を継続しましょう。
資産運用について学ぶなら、実績を出している人の思考を学ぼう!
もし、資産運用について本格的に学ぶのであれば、実績を出している人の思考を知りましょう。
すでに実績を出しているパターンが学べるので、知識0の状態から資産運用を行うよりもスピーディに結果を出せます。
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