「Photoshopのクリエイター能力認定試験を受けてみたい」
「覚えておくべきポイントってある?」
「おすすめの勉強法が知りたい」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
Photoshopクリエイター能力認定試験とは、Photoshopソフトの画像編集・加工の能力を認定するための試験のことです。
デザイナーやクリエイターとして活躍していきたいと思っている人にとっては、重要なスキルだといえます。
この記事では、初めてPhotoshopクリエイター能力認定試験を受ける人や、検討中という人に向けて以下の点を解説します。
- クリエイター能力認定試験の詳細
- 試験を受けるメリットデメリット
- おすすめのPhotoshop勉強法
この記事を最後まで読むことで、Photoshopクリエイター能力認定試験の詳細以外にも、メリットデメリットなどが理解できます。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
Photoshopクリエイター能力認定試験とは?
Photoshopクリエイター能力認定試験とは、Photoshopの画像編集や加工の能力を認定する試験です。
必須ではありませんが、資格を持っていることで、さまざまな面で優位になるでしょう。
この章ではPhotoshopクリエイター能力認定試験の詳細について簡単に解説します。
- 試験内容と受験料
- 試験時間
- 合格基準と合格率
ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.試験内容と受験料
Photoshopクリエイター能力認定試験にはスタンダードとエキスパートの2種類あります。
種類 | 受験料 | 内容 |
スタンダード | 7,400円 | 基本操作が正確にできるか |
エキスパート | 8,400円 | 適切な機能を選んでコンテンツが制作できるか |
スタンダードでは、指示通りの基本操作ができるかという部分を中心に見られます。よって基礎的なことを理解していれば、難易度もそこまで高くはありません。
出題形式は全てPCによる実践形式となっています。以下のように基礎的な問題をいくつか練習していれば、合格できる試験です。
- 選択範囲の作成
- 画像の変形と移動
- カラーモードと色調補正
- レイヤー操作
- テキストの入力と編集
一方エキスパートでは、クライアントのニーズを満たすデザインコンテンツが制作できるか、という点が問われます。
基礎的な知識はもちろん、技術力も必要になるため、スタンダードに比べれば、難易度はもちろん高いです。
しっかり対策をすれば合格はできるため、後ほど紹介するおすすめ勉強法を参考にしてみてください。
また、すでにPhotoshopを触ってきて慣れているという人は、最初からエキスパートを受けてもいいでしょう。
スタンダードと内容が重複している部分もあるため、とにかく資格が欲しいという人におすすめです。
2.試験時間
Photoshopクリエイター能力認定試験はスタンダード、エキスパートともに1部と2部に分かれています。試験時間は以下の通りです。
種類 | 第1部 | 第2部 |
スタンダード | 50分 | 90分 |
エキスパート | 40分 | 90分 |
エキスパートの第1部はスタンダードと比べて10分短いため、効率よく解いていきましょう。
3.合格基準と合格率
スタンダードの合格基準は、実技問題の得点率65%以上、実践問題が70%以上の得点率です。
基礎をしっかり勉強していればそれほど難易度は高くないです。
エキスパートでは、知識問題・実技問題共に70%前後の得点率が必要です。
実技以外に知識問題も増えるため、対策しておきましょう。
また、試験自体は毎週行われているため、落ちたからといって焦る必要はありません。
Photoshopクリエイター能力認定試験の3つのメリット
Photoshopクリエイター能力認定試験の3つのメリットを紹介します。
- クリエイターとして就職できる確率が上がる
- 活動の場が広がる
- デザインと関係ない分野でも活かせる
Photoshopクリエイター能力認定試験に合格すると、WEB業界へ就職や転職する際に有利になったり、活動の場が広がったりとメリットも多いです。
クリエイター能力認定試験を受けてみたいけれど、メリットがよくわからないという人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.クリエイターとして就職できる確率が上がる
Photoshopクリエイター能力認定試験のエキスパートに合格すると、履歴書に記載できます。
クリエイターとしての技能を持っていることを表明できるため、クリエイターやデザイナーとして就職できる確率が上がります。
スタンダードはPhotoshopの基礎になるため、エキスパートの方が就職等で有利になりやすいです。
他にもエキスパートの場合は、合格すると認定書に加えてハイライセンスシールも発行されます。
このシールは、名刺や身分証明書などに貼り付けて使用できるシールです。
履歴書以外でもPhotoshopクリエイターの資格取得をアピールできるため、余裕がある人はエキスパートまで受けましょう。
2.活動の場が広がる
Photoshopクリエイター能力認定試験に合格すると活動の場が広がります。
例えばフリーランスとして活動している際に、資格を持っていれば、クライアントからの信憑度もアップします。
信憑性があると、様々な企業から依頼を受けやすくなるでしょう。
すでにデザイナーやクリエイターとして働いている人であれば、資格を取得することで、キャリアアップや昇給も期待できます。
エキスパートでは、基礎が頭に入っている前提での応用問題が出題されるため、よりクライアントのニーズに応える作品が制作できるでしょう。
3.デザインと関係ない分野でも活かせる
資格を持っていると、デザインとは関係のない分野でも活かせます。
例えば、飲食店等で働いているのであれば、広告やPOPの制作を任される可能性も上がります。
お店で実際に働いている人がデザインすれば、より魅力が伝わるでしょう。広告製作費などの、思わぬ収入に繋がるケースもあるため、メリットも多いです。
資格をとってから、使う場所がないという場合でも、基礎を学ぶことは無駄ではありません。
Photoshopクリエイター能力認定試験の2つのデメリット
Photoshopクリエイター能力認定試験の2つのデメリットを紹介します。
- 環境を整えるために出費する
- 資格だけでは就職できない
メリットの多いPhotoshopクリエイター能力認定試験ですが、デメリットも多少存在します。
デメリットも知っておくことで、しっかり検討できるため、ぜひ参考にしてみてください。
1.環境を整えるために出費する
Photoshopクリエイター能力認定試験を受けるためには、最低限、以下の費用がかかります。
- 受験費用
- Photoshop費用
- ネット費用
- パソコン代
パソコンやPhotoshopなど、持っていれば問題ないですが、初めから揃えるとなるとある程度出費します。
Photoshop自体は単体で、一括28,776円ですが、学生割引やフォトプラン等を利用すると、より安く購入できます。
Photoshopの値段や安く購入する方法については以下を参考にしてみてください
【全パターン解説】Photoshopの値段や安く購入する5つの方法を解説【代わりになるソフトも】
2.資格だけでは就職できない
資格を持っていると就職や転職などで有利にはなりますが、資格だけでは就職できません。
実務経験がないと難しいため、ポートフォリオをしっかりと制作しておきましょう。
ポートフォリオとは簡単にいうと、自分が制作した作品集のことを言います。
副業やフリーランスとして案件を獲得する際には、スキルを表すポートフォリオが必須になるため、定期的に制作しておきましょう。
Photoshopのおすすめ勉強法5選
Photoshopのおすすめ勉強法5選を紹介します。
- 公式サイトの問題集を参考にする
- サイトやYouTubeから学ぶ
- 気に入ったデザインを真似してみる
- プロやPhotoshop経験者から教えてもらう
- オンラインスクールや講座に参加する
Photoshopクリエイター能力認定試験の勉強法は様々です。
この章でお伝えする方法を実践することで、よりPhotoshopクリエイター能力認定試験に合格しやすくなるため、ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.公式サイトの問題集を参考にする
Photoshopクリエイター能力認定試験の公式サイトにはサンプル問題もあります。
テキストを一通り読み、答えを見ながらでもいいので、実際にPhotoshopに触れていきましょう。
1つの操作をゆっくり覚えていくことで、最終的にテキストを見なくても制作できるようになります。
過去の公式テキストがAmazonで販売されていることもあるため、気になる人は見てみてください。
2.サイトやYouTubeから学ぶ
今はサイトやYouTubeなどで検索すると、過去問や勉強法がたくさん出てきます。
スクールや教材などにお金をかけたくないという人は、まずYouTube等から調べてみましょう。
例えばmikimiki web スクールでは、初心者に向けたPhotoshopの使い方を解説しています。
他にもクリエイター能力認定試験の過去問を実際に解いている人もいるため、ぜひ参考にしてみてください。
3.気に入ったデザインを真似してみる
憧れの人の作品や、自分が気に入ったデザインを真似するのも、Photoshopの効果的な勉強方法です。
まずはPhotoshopを触って実際に、操作感覚に慣れましょう。
いろんな作品を真似することで、Photoshopの機能も徐々に体が覚えていきます。
初めは全くできなくても、似たようなものを作ることで、徐々に上達していきます。
作品を真似して得た知識は、ダイレクトに自分のデザインに影響を及ぼすため、まずは少しでもお手本に近づくように、制作しましょう。
好きな人の作品だと「自分もこうなりたい」とモチベーションにもつながるため、おすすめです。
4.プロやPhotoshop経験者から教えてもらう
ひとりで調べるとなると時間がかかりますが、プロに聞くことで、効率の良い勉強法が分かるため、上達スピードもアップします。
アドバイスなどは以下の場所でもらえます。
- TwitterやInstagramなどのSNS
- オンラインサロン
- オープンチャット
- ネットのオフ会
- Photoshopのスクール
独学で勉強している場合、どう乗り越えたら良いかわからない壁にぶつかることも多いです。
そう言った時に、実力の高い人や、実際に試験を受けた人に聞くことで、モチベーションも保ちやすくなります。
5.オンラインスクールや講座に参加する
オンラインスクールや講座に参加することで、Photoshopを効率よく使いこなせます。
また、スクールによってはPhotoshopクリエイター能力認定試験対策を行なっているケースもあります。
オンラインスクールや講座に参加する主なメリットは以下の通りです。
- クリエイター能力認定試験対策が行える
- 練習問題がたくさんできる
- 必要なスキルを効率良く学べる
- 上達までの近道を教えてもらえる
- 一緒に頑張る仲間が増える
特に練習問題が実際にできる点は魅力的です。
一人で試験対策を行なっていると、わからない部分が出てきたときに調べる必要がありますが、スクールに通っていると、すぐに講師や仲間から教えてもらえます。
他にも一緒に頑張る仲間が増えることで、やる気もアップします。お互いに刺激しあい、スキルアップが目指せる点もメリットです。
スクールによっては、無料体験や資料請求等もあるため、まずは確認してみましょう。
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