「なぜ不動産投資の迷惑電話がかかってくる?」
「どこから自分の個人情報を入手しているの?」
「適切な対処法を詳しく知りたい!」
と考えていませんか?
突然、不動産投資の勧誘電話がかかってくると、なぜ電話番号を知っているのか気になりますよね。
興味もないので頻繁にかかってくると、迷惑に感じるのは当然のこと。
そもそもなぜ迷惑電話がかかってくるのか、どのような対処をすればいいのかを知り、適切な対策を行う必要があります。
そこでこの記事では、
- なぜ迷惑電話がかかってくるのか
- 迷惑電話への対処法
- 悪質な会社を見極めるポイント
などを解説していきます。
不動産投資の迷惑電話について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ不動産投資の迷惑電話がかかってくる?原因を解説
なぜ不動産投資の迷惑電話がかかってくるのか、疑問に思う方も多いですよね。
どこから個人情報が漏れているのか、なぜ何度も電話をかけてくるのか、原因を知って対策を考えたいところ。
こちらでは、不動産投資の迷惑電話がかかってくる原因について紹介するので、参考にしてみてください。
原因はビジネスマンデータ
不動産投資の迷惑電話がかかってくる原因として、ビジネスマンデータがあげられます。
ビジネスマンデータとは社会人の名簿のようなもので、個人情報のことです。
- ネットの申込み
- 資料請求
- アンケート調査
- 同窓会名簿
- 配った名刺
不動産投資の勧誘を行う企業は、上記を利用して、ビジネスマンデータを集めます。
そのリストの上からひたすら電話をかけて営業を行うので、勧誘電話がかかってくるのです。
不動産についてアクションを起こしていないときに電話がかかってくるのも、ビジネスマンデータが原因。
不動産会社が個人情報を持っている理由
不動産会社が個人情報を持っていることに、疑問を感じる方も多いはずです。
そもそも、個人情報の流出は違法ではないかと考える方もいると思います。
実は、ビジネスマンデータの取引は違法ではありません。
もちろん個人情報の売買には本人の同意が必要です。
ところが名簿業者は、以下の項目をアンケートやホームページに記載することで、同意が無くても個人情報を提供して良いとされています。
- 第三者への提供を利用目的とすること
- 第三者への提供の手段または方法を明示すること
- 第三者に提供される個人データの項目を明示すること
- 本人の求めに応じて当該本人が識別される個人データの第三者提供を停止すること
そして不動産会社は、ビジネスマンデータの販売をしている業者から個人情報を購入し、電話でひたすら営業をかけていきます。
不動産投資の迷惑電話がかかってきたときの対処法6選
不動産投資の迷惑電話がかかってきたとき、どのように対処すればいいか悩む方も多いと思います。
こちらでは、効果的な対処法を5つ紹介します。
- はっきりと断る
- 無職または自営業と言い切る
- 着信拒否に設定する
- 相手の情報を聞く
- 電話の内容を記録し免許行政庁に連絡する
- 法律違反だと伝える
それぞれ詳しく解説していきます。
1.はっきりと断る
不動産投資の迷惑電話がかかってきたら、まずははっきりと断りましょう。必要ないのであれば、興味ないという旨をしっかり伝えるのが大切です。
電話の相手も営業で電話をかけているので、全くやる気のない人には余計な時間を使いません。
はっきりと断った上で何度も勧誘してくるときは、法律に反していることを伝えるといいでしょう。
曖昧な態度をとるとしつこく勧誘を続けてくるので、相手の口車に乗らず、きっぱりと断るのがおすすめです。
はっきりと断るコツについては以下の記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。
▼なかなか断れない人はこちら▼
【一発で撃退】不動産投資の断り方のコツを5つ紹介!もう迷惑電話は怖くなくない
>>【5分で解決】不動産投資の断り方のコツを5つ紹介!もう迷惑電話は怖くなくない
2.無職または自営業と言い切る
無職または自営業と言い切るのも対処法の1つです。
不動産投資は、すでにある程度の資金があり銀行から融資が受けられる人でなければ、基本的には行えません。
勧誘する企業はお金を支払える人を探しているので、無職や自営業の不動産投資が難しい人には勧誘はしないです。
そのため、電話で職業や年収を聞かれた場合は無職または自営業で低収入と答えると、スムーズに電話を切れます。
3.着信拒否に設定する
頻繁に不動産投資の迷惑電話がかかってくるようであれば、着信拒否に設定するのも対処法です。
不動産投資に全く興味がないのであれば、電話に出る必要はありません。
毎回かかってきて対応するのは時間の無駄なので、余計な労力を省くためにも着信拒否に設定しましょう。
とはいえ、別の企業からの電話はかかってくる可能性があるので、その度に設定しなければいけないのがデメリットです。
4.相手の情報を聞く
相手の情報を聞くのも、不動産投資の勧誘電話に対処する方法です。
不動産投資の勧誘電話がどこからかかっているのかなど、頻繁に電話をしてくる相手の譲歩を聞き出します。
会社名や電話相手の名前などが聞けたら、免許行政庁や警察に相談すると伝えると、電話がなくなるかもしれません。
情報を聞く際は、はっきり会社名や名前を名乗らない業者からは話を聞けないと伝えましょう。そもそも勧誘において情報を明かさないのは違法です。
5.電話の内容を記録し免許行政庁に通報する
相手の情報などを聞き出せたら、電話の内容を記録し免許行政庁に通報しましょう。
不動産投資の迷惑電話などについて、国土交通省では内容を記録して免許行政庁に知らせてくださいと、注意喚起をしています。
そのため、相手の情報を聞いて記録しておくと、迷惑行為を止められるかもしれません。
また、国民生活センターや警察に相談するのも1つの手です。明らかな違法行為や迷惑行為であれば、早めに相談して適切な対処法を教えてもらいましょう。
6.法律違反だと伝える
個人情報の売買は法律の範囲内であれば合法です。しかし、電話勧誘については法律で禁止されていることもあります。
不動産投資の電話勧誘が迷惑なときは、以下について知っておくと対処しやすいでしょう。
- 勧誘に先だって宅地建物取引業者の商号又は名称、勧誘を行う者の氏名、勧誘をする目的である旨を告げずに、勧誘を行うことを禁止
- 相手方が契約を締結しない旨の意思(勧誘を引き続き受けることを希望しない旨の意思を含む)を表示したにもかかわらず、勧誘を継続することを禁止
- 迷惑を覚えさせるような時間の電話又は訪問による勧誘を禁止
上記の内容は、宅地建物取引業法にて定められている禁止行為です。
該当するような勧誘を受けたときは、法律について指摘すると効果がある可能性もあります。
迷惑な勧誘を断るポイントは以下の記事でも解説していますので、ぜひ一緒にチェックしてみてください。
▼勧誘を断るポイントはこちら▼
【必見】不動産投資のしつこい勧誘を断る5つのポイント!なくならない原因や手口を徹底解説
>>【必見】不動産投資のしつこい勧誘を断る5つのポイント!なくならない原因や手口を徹底解説
不動産投資の迷惑電話に出た時の3つの注意点
不動産投資の迷惑電話に出てしまった場合の注意点を解説します。
- 相手を刺激しないように電話を切る
- 個人情報を話さないようにする
- 早く終わらしたいからといって約束事はしない
不動産投資の迷惑電話は初めてかかってくる番号であるため、出るまで気づかないケースが多いです。
仕事の電話だと勘違いして出てしまった場合は、この章で紹介する注意点をぜひ意識してみてください。
ではそれぞれ確認していきましょう。
1.相手を刺激しないように電話を切る
不動産投資の迷惑電話に出てしまった場合、相手を刺激しないようにスムーズに電話を切ると良いでしょう。
相手を刺激してしまうとさらに迷惑電話がかかってくる可能性も高まります。
また会社にかかってきた場合、会社の評価を下げてしまう危険性もあるため、穏便に済ませましょう。
断り方としては「申し訳ございませんが、今は時間が取れないため切らせていただきます。」と言って電話を切ると丁寧です。
2.個人情報を話さないようにする
迷惑電話に出てしまった場合は、絶対に個人情報を話さないようにしましょう。
個人情報を伝えてしまうとさらに被害に遭ってしまう可能性が高まります。
電話に出て不審に感じた場合は、簡単に自分や会社の情報を相手に伝えないようにしましょう。
先ほど述べたように相手を刺激しないよう、早めに電話を切ることがおすすめです。
3.早く終わらしたいからといって約束事はしない
電話に出てから迷惑電話だと感じ、早く切りたいからといって適当に約束事はしないようにしましょう。
相手は契約を結ばせたり、実際に会いたいと言ってきたりします。
その場しのぎで承諾してしまうとさらに電話がかかってきたり「せっかく時間を割いたのに断るのは非常識」などと言い、より勧誘を断りにくくさせてきたりします。
一度約束をしてしまうと少しでも興味があると思われてしまうため、早く切りたいからといって約束事はしないようにしましょう。
また強引に勧誘してくる業者の中には詐欺の人もいます。必ず穏便に済ませて、電話を切りましょう。
悪質な不動産投資会社を見極める7つのポイント
不動産投資の迷惑電話がかかってくると、詐欺なのではないかと疑ってしまいますよね。
こちらでは、悪質な不動産投資会社を見極めるポイントを紹介します。
- 何度も電話をかけてくる
- 自分の情報を話そうとしない
- 会社名を偽っている
- 直接会おうとしてくる
- メリットばかり話す
- なかなか電話を切らせてくれない
- 関係会社のフリをする
上記に当てはまる電話勧誘を行っていたら、悪質な業者である可能性が高いので話を聞かないようにしましょう。
1.何度も電話をかけてくる
何度も電話をかけてくる業者は、悪質な不動産投資会社である可能性が高いです。
断っているのにも関わらず、勧誘を続けてくるのは違法行為にあたります。
無理やりお金を払わせようとする意思があり、詐欺の可能性も否定できません。
断っているのに繰り返し電話がある=違法性が高いと考えて、きっぱりと断るようにしましょう。
2.自分の情報を話そうとしない
自分の情報を話そうとしない業者は、高確率で悪質な会社なので注意が必要です。
不動産投資の勧誘をされて、相手の情報を聞いてもきちんと答えない、曖昧なことしか言わない業者もいます。
自分の情報を話そうとしない業者は悪質な行為をしている自覚があり、犯罪をしている恐れも。
迷惑電話がかかってきたらまずは相手の情報を聞いてみて、その対応で話を聞くかの判断をしてもいいかもしれません。
3.会社名を偽っている
会社名を偽っている会社も、悪質な業者である可能性が高いです。
会社名を聞いたときに存在しない会社や、同じ電話番号でも別の名前を伝えてきたら、詐欺の恐れもあるでしょう。
そもそも、偽りの会社名を伝えるのは違法行為にあたるので、迷惑電話の対処法を実践してみてください。
4.直接会おうとしてくる
悪質な不動産投資会社の特徴として、直接会おうとしてくることも挙げられます。
電話で少し会話したら、すぐに会おうとしてくる業者は危険です。何らかの理由をつけて直接話したいと言われたら、従わないようにしましょう。
実際に会うと複数人で圧力的な説明をされたり、簡単に断れなくなったりする恐れがあります。
基本的に、すぐに会いたいと伝えてくる業者とは、取引を行わないようにしましょう。
もしセミナーに勧誘された場合は、以下の対処法も実践してみてください。
▼怪しいセミナーに勧誘された場合の対処法▼
【要注意】怪しい不動産投資セミナー9つの特徴とは?騙されないためのポイント5選を徹底解説
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5.メリットばかり話す
不動産投資のメリットばかり話す会社は、悪質な業者といえます。
というのも、不動産投資は確かに稼げる可能性がありますが、リスクも大きいです。誰でも簡単にできるわけではなく、正しい手順や知識が求められます。
そのようなリスクやデメリットについては一切話さずに、メリットばかり伝えてくる場合は、悪質な不動産投資会社かもしれません。
自社の利益だけを考えている会社で、適切なサポートもなくお金だけを取られる恐れがあるので、注意してください。
6.なかなか電話を切らせてくれない
不動産投資には興味がないと伝えているのにもかかわらず、いろんな理由をつけてなかなか電話を切らせてくれない業者は悪質だと言えるでしょう。
勧誘を受ける意思がないのにもかかわらず、無視して勧誘を続ける事は法律でも禁止とされています。
国土交通省では「長時間にわたって電話を切らせてくれない」と言うケースは宅地建物引業法で禁止される行為とし、免許省庁まで報告してほしい件の1つに挙げています。
何かあった時のために、しつこい場合は録音しておくと効果的です。
一方的に自分の話ばかり行い、利益しか考えていない不動産投資の会社は悪質と捉えて良いでしょう。
7.関係会社のフリをする
悪質な不動産投資会社の中には、詳しい内容を先に言わず自分も会社の人間であると伝えてくる人もいます。
大きな会社になると人数も増えるため、 社員全員の名前を把握していない人も多いでしょう。
同じ会社内の人間だと伝えることで、あなたの警戒心を下げようとしています。
先ほど述べたように不動産投資会社はビジネスマンデータをもとに電話をかけている可能性が高いため、上司の名前等も知られている場合があります。
同じ会社内の人間だと伝えられ「上司の〇〇さんに代わってほしい」と言われるとより信憑性も高まってしまうでしょう。
電話に出た時に不動産投資の提案をせず、必要以上に関係者であることを伝えてきた場合は悪質な不動産投資会社の可能性があります。
見極める方法としては社内の人間にしかわからないことを聞き出したり、社員番号を聞いたりしましょう。
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