「YouTubeの編集が大変だから、だれかにお願いしたいなぁ」
「本数重視で動画を作りたいから編集を任せたい」
動画編集は時間がかかるので、外注できたら助かりますよね。
しかし、いい編集者に出会えるか不安だったり、具体的に外注するときの手順がわからなかったりして、一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか。また、外注したいけど相場がわからず困っているという声もよく聞きます。
そこで、この記事では動画編集の外注をしたい方の疑問を、ズバッと解決します。
- 外注先の探し方
- 価格相場
- 依頼から納品までの流れ
- いい外注相手の見分け方
外注依頼のテンプレートも用意しているので、この記事を読んだらすぐに外注先を探せますよ!
動画編集外注の費用はいくら?タイプ別相場一覧
動画編集の外注は、企業と個人で大きく異なります。
目安として、企業と個人それぞれの相場を一覧化しました。
企業相場 | 個人 | |
テロップ | 5,500〜1万6,500円 | 3,000円〜 |
構成 | 3〜20万円 | 5,000円〜 |
編集(カットや挿入) | 5〜50万円 | |
音響 | 3〜15万円 | |
動画編集トータル | 20〜100万円 | 1〜30万円 |
編集・分析・運用支援・コンサル | 30〜50万円 | ー |
企業は、安定したクオリティを提供するために設備や人材がそろっています。機材費や人件費がかかるため、個人よりも高価になることが多いです。
個人相手の場合、動画編集をまるごとお願いするならば相場は1万円から。実績豊富な人や、編集スキルの高い人に依頼したいならばもっと高くなります。
相場より低い値段で募集している人も見かけますが、それで集まるのは実績のない初心者ばかり。経験値を積むために低単価で受けている人が多いのでおすすめしません。
質が低くやり直しを何度も頼む手間と時間を考えたら、かえってコスパが悪いです。
なお、コストを抑えたい場合は、編集の一部だけお願いするのも一つの手。特に個人で動画編集をしている人は、空き時間でできるように一部の作業だけ請け負っているケースもあります。
たとえばテロップだけ入れてもらったり、カットだけお願いしたりすれば、自分の作業時間は減らせますよね。
一部の作業だけでも自分で出来るようになりたいという方は、Movie Hacksで勉強するのがおすすめです。動画編集者である生ハム帝国さんの知識を体系的にまとめた教材なので、最短で技術が身につきます。
動画編集の外注費用を安く抑える方法
動画編集を外注するとなると、ある程度費用がかかってしまいます。
外部に依頼する以上仕方ないですが、できる限り安く抑えたい方もいるのではないでしょうか?
動画編集の外注費用は、以下の手段で安く抑えられます。
- 同じ場所で撮影する
- 動画をテンプレート化する
- 個人に依頼する
順番に見ていきましょう。
【方法1】同じ場所で撮影する
動画を毎回同じ場所で撮影すれば、外注費用を抑えられます。
毎回違う所で撮影していると、場所を探すのに時間がかかりますし、移動費用も必要です。
しかし撮影場所を固定していれば探す手間がないですし、遠方を避ければ移動費用も少ないです。
最も費用と時間がかからないのは、自宅での撮影です。カメラといった機材があればできるので、動画のジャンルによっては自宅撮影を検討してみるのもいいでしょう。
また、室内でグリーンバックを使って撮影するのもおすすめ。移動しなくても好きな背景を作れるので、費用を大幅に抑えられます。
【方法2】動画をテンプレート化する
動画のテンプレートを作っておけば、それに沿って編集すればいいので量産しやすくなります。
編集者の作業の手間も減らせるので、依頼の費用も少なくできます。
テンプレートを作るのは少々手間かもしれませんが、1度作れば動画の作成がスムーズです。
トータルで考えると手間が少ないので、作成しておくのが有効です。
動画のテンプレートには、以下2つの手段があります。
- 動画の最初から終わりまでをまとめてテンプレート化
- モーションやテロップなど、シーンごとのテンプレート化
動画編集の工程の一部をテンプレート化するだけでも、作業の手間やコストは十分減らせます。
最初から最後までは難しいなら、シーンごとのテンプレート化を検討してみましょう。
【方法3】個人に依頼する
動画編集を企業ではなく、フリーランスといった個人に依頼するのも有効です。
同じ編集作業でも企業に比べて低単価で依頼できるので、外注費用を抑えられます。
また、土日休みのある企業と違い、個人はスケジュールの融通が比較的聞きやすいのもポイントです。
「個人への依頼だと編集の質が心配…」という方もいるかもしれませんが、適した探し方をすれば優秀な編集者は見つけられます。
依頼する動画編集者の探し方についてはこの後解説するので、参考にしてみてください。
動画編集を外注する3つのメリット
なぜお金をかけてまで動画編集を外注するのか、そのメリットを説明します。
- 時短になる
- 編集の技術がなくても動画を作れる
- 品質が良い動画が作れる
それぞれサクッと確認しておきましょう。
【外注のメリット1】時短になる
外注を使うと確実に時短になります。
本来の仕事と並行して動画編集をするのは、とても大変なことです。
本格的な動画編集をするYouTuberの中には、編集に12時間もかけている方もいるほど。(参考:動画編集に12時間かかるYouTuberの1日ルーティン)
編集経験がなければ、もっと途方もない時間がかかることでしょう。
外注を使ってしまえば、編集に時間を取られることがなくなるので、効率的にチャンネル運営を進められますよ。
▼動画編集に時間がかかる理由を解説▼
【必見】動画編集が大変な原因5選!作業時間の目安や6つの時短テクニックを解説
>>【神】動画編集に時間がかかる3つの理由と対策【大変とは言わせない時短のコツ】
【外注のメリット2】編集の技術がなくても動画を作れる
外注を使えば、編集の技術がなくても動画作成ができます。
動画投稿のために編集の勉強から始めては、時間がかなりかかります。
仮に勉強を進めたとしても、独学では思い通りの動画が作れるとは限りません。
外注なら依頼者の編集スキルに関係なく、見応えのある動画を提供してくれるでしょう。
【外注のメリット3】品質が良い動画が作れる
編集を外注化することで、品質の良い動画が作れます。
なぜなら、外注先の編集者はたくさんの依頼をこなしてきたプロだからです。
今までの編集経験を濃縮し、他の投稿者に引けを取らない動画を確実に作ってくれますよ。
自分の編集がどこか物足りない、納得がいかないと感じたら、プロの手を借りるのも検討しましょう。
動画編集を外注するデメリット
動画編集の外注には、以下のようなデメリットもあります。
- 依頼相手を探さないといけない
- 費用がかかる
- 作りたい動画のすり合わせが必要
外注する際は、こういった点も考慮しておかないといけません。
デメリットについて、順番に見ていきましょう。
【外注のデメリット1】1. 依頼相手を探さないといけない
当然ですが、動画編集を外注する相手を探さないといけません。
ネットを使えば、フリーの動画編集者や企業は見つけられます。
しかし数が多いので、その中から選ぶのは大変です。
また、依頼したものの質が不十分で継続に至らなければ、また別の相手を探さないといけません。
できる限り優秀な編集者を見極めて、依頼することが求められます。
編集者を探す方法や選ぶ基準についてこの後解説するので、参考にしてみてください。
【外注のデメリット2】費用がかかる
動画編集の外注は個人だと少なめですが、それでもひとつ3,000〜5,000円程度は必要です。
企業に依頼した場合の費用は、最低でも3万円。外注の費用が負担になることもあるでしょう。
外注の費用は動画の本数が多くなるほど増加しますし、10分以上の動画編集となれば大きな負担になりかねません。
支払う余裕がないなら、外注せず自分で編集するのが有効です。
【外注のデメリット3】作りたい動画のすり合わせが必要
動画編集を外注する際は、自分の作りたい動画イメージのすり合わせが必要です。
すり合わせがしっかりできていないと、イメージと違う動画ができて修正を依頼し、余計な時間がかかってしまうかもしれません。
自分の中の動画イメージを、言葉だけで正確に伝えることは困難です。
そのため特に1本目の動画には、すり合わせの時間を想定する必要があります。
中には「これなら自分でやった方が楽…」と感じる方もいるかもしれませんが、作りたい動画のイメージを共有できればその後の作業が大幅に短縮できます。
ある程度時間がかかることも覚悟して、作りたい動画のすり合わせを行いましょう。
動画編集の外注 企業と個人どちらがおすすめ?
動画編集を外注するといっても、企業と個人のどちらに依頼すればいいのか分からない方もいらっしゃるはずです。
そこでここでは、それぞれのメリット・デメリットを比較していきます!
結論からお伝えすると費用の安さと柔軟さの観点から、個人に編集を頼むのがおすすめです。
どちらもメリットとデメリットを知った上で、外注を決める際の判断材料にしましょう。
- 個人のメリット・デメリット
- 企業のメリット・デメリット
の順で解説します。
1.個人に外注を依頼するメリット・デメリット
個人に編集を依頼するメリットとデメリットは以下の通りです。
〈メリット〉
- 費用が安い
- 柔軟に対応してくれる
企業に編集を依頼すると、営業やディレクターなど様々な担当者が外注に関わります。
対して個人の編集者は、基本1人で全ての業務をこなしているのです。
そのため、人件費の都合で料金が安くなります。
また、個人の方が細かな依頼にも対応してくれます。
個人作業なので、編集内容やスケジュールに急な変更があっても、比較的変更が効きやすいのです。
〈デメリット〉
- 大量発注に対応出来ない
- 相手によってクオリティにムラがある
繰り返しになりますが、個人の編集者は業務の全てを1人で管理しています。
そのため、あまりに大量すぎる発注には急ぎでの対応が難しいでしょう。
どの編集者に依頼するかで編集の腕は異なります。
中には金額に見合っていない品質の編集者も紛れ込んでいるので、依頼前に必ずサンプル動画のレベルをチェックしましょう。
2.企業に外注を依頼するメリット・デメリット
個人に対して、企業に外注を依頼するメリット・デメリットは次の通りです。
〈メリット〉
- 一定の品質を提供してくれる
- 大量発注にも対応
- 様々なプランがある
企業のメリットはなんといっても組織力。
一定の水準を満たしたスタッフのみが編集しているので、ムラのない仕上げが可能です。
また携わる人数の多さにより大量発注や、応用的なプランも充実しています。
〈デメリット〉
- 費用が高い
- 内容によっては追加料金がかかる
- 担当者の休日には連絡が取れない
個人と比べると、どうしても費用が上がりがち。
内容によっては、追加料金を払わなければ進められないオプションもあります。
そのため、安く動画編集を外注したいのなら個人への依頼がおすすめです。
また、担当者は基本的に会社員なので、相手の休日や時間外には密な連絡が取れません。
動画編集の個人の外注を探す3つの方法
動画編集ができる知り合いが周りにいない場合は、外注先はWeb上で探すのがよいでしょう。
あなたも編集者もどこかに足を運ぶ必要がないので、手間がかからないからです。また、Web上には動画編集の仕事を探している人が多くいるので、外注先に困ることはまずありません。
Web上で外注先をみつける手段として、おすすめなのは以下の3つ。
- スキルハックス
- SNS
- クラウドソーシング
それぞれ特徴を解説します。
1.スキルハックス
品質は重視したいけど、外注管理はめんどくさいという方におすすめなのがスキルハックス。
じつは、このメディアを運営しているスキルハックスでは、動画編集の受注も承っています。
編集にあたるのは、MovieHacksを受講して卒業課題をクリアした人だけ。外注先が初心者だったという心配がありません。
また、細かい指示を出す手間を省いていただけるように、やり取りはすべてディレクターが担当しています。そのため、各編集担当と個別にやり取りすることなく、質を担保した動画を納品できるのが強みです。
- 信用できるところに依頼したい
- クオリティにこだわりたい
- 外注管理の手間を減らしたい
このような希望を持っている方は、ぜひスキルハックスへの依頼をご検討ください。
2.SNS
すでにフォロワーの多いSNSアカウントを持っている人は、うまく活用してみましょう。下記のようなSNSを使って動画編集の外注先を探している人もいます。
- YouTube
SNSのメリットは、自分のことをよく知った人が応募してくる可能性が高いことです。
たとえば、Twitterだと自分のファンであるフォロワーが募集をみるため、発信したい分野の知識を持っている人が集まりやすくなります。YouTubeアカウントで募集すると、視聴者が応募してくれるので細かい編集のテイストを伝える必要がありません。
このため、やり取りがスムーズに進む可能性が高いです。関係性を築くのに時間がかからないぶん、仕事が円滑に進むでしょう。
ただし、普段からSNSを積極的にやっていない人は使えません。ほとんど募集をみられず、人が集まらない可能性が高いので、ほかの方法を使ったほうがよいですね。
3.クラウドソーシング
クラウドソーシングは、依頼者と受注者がWebで簡単につながれる新しい仕事のかたち。
Web上に募集条件を載せると、その仕事やりたい人が応募してくれます。その中から良さそうな人を選んで、実際に仕事を頼むことができるので、つてがない人にも便利です。
登録は無料ですが、外注を依頼するとクラウドソーシングサイトに手数料を払わなければいけないのがデメリット。また、誰でも応募できてしまうので、初心者や実力のない人も混ざってしまいます。
いい外注相手の選び方は、この記事の「動画編集の外注先を選ぶときに確認するべき3つのポイント」の章で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
動画編集を外注するなら?おすすめクラウドソーシング3つ
くり返しますが、クラウドソーシングは不特定多数に外注できます。
SNSのように多くの人と繋がりがなくても良いので、誰でもサクッと使えるので大変便利です。
利用層やサポートがそれぞれ異なるため、自分のニーズに合ったところを選びましょう。
ここでは、動画編集を外注するのに向いているクラウドソーシングを3つご紹介します。
- Lancers(ランサーズ)
- CrowdWorks(クラウドワークス)
- ココナラ
1.Lancers(ランサーズ)
Lancers(ランサーズ) | |
案件数 | 約210万件 |
手数料 | 20万越 :報酬額の5% 10万~20万未満 :報酬額の10% 10万以下 :報酬額の20% |
特徴 | 日本最大級 仕事ランクを独自AIが判定 |
ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシングとして有名です。大企業から一般人まで幅広い層が利用しています。
利用者が多いだけあって、募集をかけたときの反応が早いです。
また、募集者がランク付けされているのもわかりやすいポイント。報酬額やレスポンスの速さなどで細かくランク分けされているので、高ランクの人に頼めば安心感もあります。
ランサーズは量を重視して、たくさん外注したい人におすすめ。
大手のため、一度にたくさんの人へ外注できます。よほど変な募集でない限り、応募はくるので安心です。
2.CrowdWorks(クラウドワークス)
CrowdWorks(クラウドワークス) | |
案件数 | 約210万件 |
手数料 | 20万越 :報酬額の5% 10万~20万未満 :報酬額の10% 10万以下 :報酬額の20% (タスク形式は一律、報酬額の20%) |
特徴 | 日本最大級 スカウト機能 |
クラウドワークスは、ランサーズと同様に利用者の多いサービスです。利用者が多いため、需要があれば外注した時にたくさんの人から反応をもらえます。
クラウドワークスも登録者が多いので、量を重視して外注したい方におすすめ。
ランサーズと異なるメリットは、スカウト機能があることです。
スカウト機能を使うと、仕事を任せたいと思った受注者に対してのみ依頼をかけることができます。
「たくさん外注したいけれど、クオリティが気になるし…ちょっと外注先を絞りたいな」という人にはぴったりの機能です。
しかし、クラウドワークスでは、ランサーズのような細かい仕事ランク判定がありません。そのため、初めて外注するときは依頼先選びに困ってしまうこともあるでしょう。
なお、こちらのサイトでは、クラウドワークスで仕事を外注してみた体験談を紹介しています。
利用前に、実際の感想を知りたい方はぜひチェックしてみてください!
>>【相場費用も記載】YouTubeの動画編集はクラウドワークスで外注!
3.ココナラ
ココナラ | |
利用者数 | 100万人 |
手数料 | 10万越~50万以下 :報酬額の15% 5万越~10万以下 :報酬額の20% 5万以下 :報酬額の25% |
特徴 | 匿名登録 |
ココナラは、基本的に全てのサービスが匿名で使えます。
ココナラは、他のクラウドソーシングとはサービスの流れが逆。
「外注したい人が、受注者に依頼する」ではなく「受注者のスキルを、外注したい人が買い取る」というシステムになっています。
例えば、動画編集を得意とする人から編集スキルを買い取って、依頼します。いわゆる、前払い制度というものです。
ココナラは、じっくり自分で外注先を選びたい人向けです。
- クオリティは求めたい
- 匿名で登録したい
個人のスキルに注目して依頼できるため、クオリティの高さを求める人は満足な仕上がりになることが多いようです。
報酬あたりの手数料は、5万以下で25%とかなり高めの設定なので金額設定は慎重に。
まず1人だけ外注先を探したいという場合には、ココナラを利用してみても良いでしょう。
動画編集外注時に伝えておくべきポイント
動画編集を外注する際は、以下のポイントを伝えておきましょう。
- 作りたい動画のイメージ
- 公開までのスケジュール
これらを伝えておくことで、依頼後のトラブルを防げてスムーズです。
順番に見ていきましょう。
作りたい動画のイメージ
自分の作りたい動画イメージをしっかり伝えておけば、希望と違う編集が行われるのを防げます。
編集者の立場でも、どんな動画を作ればいいのかがはっきりしていれば、作業がスムーズ。
こちらの想定より早く動画を作ってもらえて、予定より早く作業を進められるかもしれません。
過去に作成した動画か、他の人が作ったイメージに近い動画をサンプルとして提示するといいでしょう。
公開までのスケジュール
自分の公開までのスケジュールに沿って、余裕のある納期設定で依頼しましょう。
ギリギリで動画が提出されると、公開スケジュールが押してしまうかもしれません。
修正が必要であればさらに時間がかかりますし、編集者が納期に間に合わない可能性も。
多少の遅れや修正があっても遅れないよう、余裕を持ったスケジュールを伝えるようにしましょう。
依頼から振込まで、外注の流れ
ここでは、動画編集の外注の流れを5つのステップに分けて紹介します。各ステップで知っておくべきこともまとめたので、ぜひ参考にしてください。
STEP1.依頼
まずは仕事の依頼相手を探します。
自分の希望に合った仕事をしてもらうため、依頼は丁寧に記載することが大切です。
具体的には、下記の内容を入れましょう。
- 求める本数、動画の長さ
- 報酬
- 納期
- 作業範囲
- 応募・優遇条件
業務内容は、主にどの範囲まで依頼するのか明記。カットや挿入のほか、サムネイル作成やBGM装飾な作業範囲を入れましょう。できるだけわかりやすいように、具体的な数字で示すのもポイントです。
クラウドソーシングで依頼する場合は、タイトルにもこだわりましょう。「動画編集の依頼」といったシンプルな記載ではあまり内容を見たいと思ってもらえません。
「【継続あり】YouTube動画編集 ペット系の編集経験ある人優遇」など、仕事内容がざっくりわかるようにするのがおすすめです。
すぐに要点をおさえて外注できるように、テンプレートを作成しました。コピペ自由です。
アレンジして、外注のときにぜひお役立てください。
【内容】 今回、編集をお願いしたいのは、短期留学の案内動画です。 約5分間の動画を月10本、納品していただきます。
短期留学経験の有無は問いません。興味があると思っていただけたら、どなたでも歓迎いたします! 動画はこちらで用意します。カットや挿入、文字入れなど基本的な編集作業を行なっていただきたいです。 1本の動画を完成品として納品して下さい。 【報酬】 サムネイル作成可能な場合、別途追加料金をお支払いいたします。 【納期】 なお、最初の1本はトライアルとして、求めるレベルに達していた場合は継続で発注します。 【納品方法】 【求める条件】 動画編集経験のある人 |
STEP2.契約
募集で受注者が決まったら、次は契約。通常、契約をするときは業務委託契約書が必要です。
個人で外注する場合、業務委託契約書を用意しなくても契約はできます。しかし、トラブル防止のために作成しておいたほうがよいでしょう。
契約書を締結する場合は、作業を開始する前に交付して下さい。
業務委託契約書を交付する方法は、2つあります。
- 用紙
- クラウドサイン(メール)
おすすめは、電子契約が出来るサービスのクラウドサイン。メールでやりとりでき、配送料がかかりません。月5件までは無料で使えるところもメリットです。
ただし、月の送信制限を無制限にすると月額10,000円かかるので注意してください。
STEP3.打ち合わせ
契約後、コンセプトや方向性について今後の打ち合わせを行います。認識のズレがあるとトラブルに発展しやすいため、ここでしっかりと確認することが大切です。
- 仕事の内容
- 納期(スケジュール)
- 単価(報酬額)
打ち合わせはチャットツールを使うのが便利です。必要に応じて、電話ツールを組み合わせても良いでしょう。
なお、受注者は限られた時間を動画編集にあてています。お金を払っているとはいえ、ポイントは先にまとめておいた方がよいですね。参考にする動画があればあらかじめ共有するのも有効です。
相手のことを配慮する気持ちが、のちの良好な関係に繋がります。
STEP4.動画チェック
動画が納品されたら、内容をチェックします。
全体的なイメージのほか、誤字や効果音・テロップのタイミングなども細かく確認しましょう。修正点があれば、出来る限り具体的に伝えます。「なんとなく違う」といったあいまいな指示だと、修正を重ねてもうまくいかないことが多いです。
納得の行く仕上がりの物が上がってきたら、契約は満了します。
なお、動画を納品してもらうときは、下記のサービスがおすすめ。
- グーグルドライブ
- ギガファイル便
どちらも無料なので、活用しましょう。
STEP5.振り込み
編集された動画が送られて、チェックが完了したら依頼者に報酬を支払います。個人外注の場合でも、請求書のやりとりが必要です。
請求書は、請求書作成サービスを使うと簡単に作れます。無料サービスをいくつか紹介しますね。
- MISOCA(ミソカ)
- RaQool(ラクール)
- freee(フリー)
請求書は必ず受注者に作成してもらってください。
報酬は、月末締め翌月末払いの方法をとっている人が多いですが、その都度支払いを希望する受注者もいます。
支払いはトラブルの原因になりがちなので、必ず契約のときに説明し、合意をもらった上で仕事を依頼してください。
ここまで説明した外注の流れは、生ハム帝国さんの動画で詳しく解説されています。
おさらいがてら目を通してみて下さい。
動画編集の外注先を選ぶときに確認するべき3つのポイント
個人に動画編集を依頼する場合、相手選びがかなり重要です。
実力がない人と契約して、質の低い動画を納品されたら、外注した意味がありません。もっとひどいと、途中で音信不通になる人も。
ここでは、限られた情報で、適任かどうか見分けるための注目ポイントを3つ紹介します。
- 募集者の実績(過去の作品)
- 仕事の対応範囲
- 問い合わせした時の反応
すべて確認してから、仕事を依頼するようにしてください。
ポイント1:募集者の実績(過去の作品)
過去の作品をみると、編集者としての実績がわかります。ぜひ提出してもらって確認しましょう。
求めるジャンルの編集経験があると、ノウハウを持っているため相互理解しやすくて安心ですよね。
実際に動画のテイストをみて、自分の好みに合っているか確認することも大切。編集は、結果として作品にそのひとのクセや個性がでるからです。
イメージ通りの動画を作って欲しいなら、ぜひ過去作品を提出してもらいましょう。
ポイント2:仕事の対応範囲
仕事の対応範囲は、あらかじめ確認すべきポイント。自分が期待している内容を「対応していません」とあとで言われたら困ってしまいますよね。
自分の希望に合わせて、下記のような点を確認しておくと良いでしょう。
- 構成から編集全般、全てを任せられるか
- サムネイルは依頼できるか
- 週の稼働時間(仕事が増えても対応できるか)
- 修正は、何回までできるか
思い違いでのちに揉めないために、しっかりと確認しておきましょう。
ポイント3:募集時の対応
募集時の対応が悪い人は選ばないほうが無難。その後のコミュニケーションでもトラブルになる可能性が高いです。
- 反応が遅すぎる
- 聞いた内容と違う答えが返ってきた
- 最初からタメ口を使われた
反応が遅いタイプは、契約後もなかなか連絡が取れない可能性が高いです。やり取りが上手く行かないと、指示が出せないので進捗が滞ったりストレスが溜まったりするので要注意。
質問に答えてくれないタイプも微妙です。一緒に仕事をするうえで、こちらの要望をくみ取れなければ、修正がかなり増えます。
ただし、こちらの聞き方に問題がある場合もあるので、一度で見切りをつけず何度かやり取りしてみても良いでしょう。
また、個人間のやり取りとはいえ、報酬が発生している時点でビジネスです。初対面でタメ口など、ビジネスという意識の低い人は、トラブル要因となりやすいため注意しましょう。
動画編集を外注してみよう!
編集を外注することで、早く効率的に動画を作成できます。今は依頼する手段も多くあり、外注先も見つけやすくなってきました。気になっている方は、一度チャレンジしてみてください!
ただし、外注先選びを間違えると返って手間がかかることも。依頼者選びは慎重におこなうことをおすすめします。
外注先選びに失敗したくない方は、ぜひスキルハックスへの依頼もご検討ください。よりすぐった編集者が業務を担当し、ディレクターが管理をおこなうため、安定した品質の動画を納品できるのが特徴です。
気になる方はお問い合わせから受け付けていますので、ぜひご相談ください。
Movie Hacksなら動画編集を0から学べて仕事にできる
- 超初心者でも仕事を取れるレベルで動画編集のスキルが学べる
- 無期限の質問サポート付き
- 卒業することで「お仕事案内所」へ参加できる!お仕事を優先的に回してもらえる