こんにちは,ビットコインシステムトレーダーの迫佑樹(@yuki_99_s)です.
ビットコイン持ってる人あるあるだと思うんですが,価格や含み益めっちゃ気になりませんか?
僕も自動売買システムを作ってる関係もあって,システムがちゃんと動いてるかとかどれくらいの利益が出てるかが気になってチラチラとbitFlyerの画面を開いてしまいますw
ぶっちゃけ,利益とビットコインの現在価格だけ分かればいいので,いちいち取引所を開くのもめんどくさいなと思い,Macのタッチバーに現在価格と利益を表示してみることにしました.
BTC-FXの価格と日次損益をタッチバーに追加。
「トレードはプログラムに全任せ+日次損益は適宜タッチバーで確認」って感じにできたので、bitFlyerをブラウザから確認することはほぼ無くなるはず。 pic.twitter.com/XB9KeB7O1O— 迫 佑樹@確定申告片付け中 (@yuki_99_s) 2018年1月15日
目次
Better Touch Toolを導入
まずは,Better Touch Toolというソフトをダウンロードします.(有料ですが,1ヶ月くらい無料,超便利アプリなので300円払っても入れると良い)
このソフトを使えば,トラックパッドの動作やタッチバーなどを自分好みに色々とカスタマイズすることができるんです.
Better Touch Toolをhttps://www.boastr.net/よりダウンロード.
ダウンロードができたら,メニューバーからBetter Touch Toolの設定画面を開きましょう.
Better Touch Toolでカスタマイズ
では,実際にBetter Touch Toolでタッチバーをカスタマイズしていきます.
設定画面でTouchBar
を選択し,サイドバーからGlobal
を選び,+Widget
というボタンを押します.
次に,Select Widget
を選んでRun Apple Script and Show Return Value
を選択します.
Apple Script Widgetが出現したことを確認してください.それを選択した上で,Advanced Configuration
を選択.
Widgetに名前をつけることが可能なので,自由に名前をつけてその下にreturn do shell script "ruby ~/Desktop/bitcoin_price.rb"
と入力してください.
これで,事前準備は完了なので,あとはビットコインの価格を取得するプログラムをコピペするだけ!
ビットコインの価格を取得するプログラムを書く
1つ前の手順で,return do shell script "ruby ~/Desktop/bitcoin_price.rb"
と打ち込んでくださいと指示をしたのですが,このruby ~/Desktop/bitcoin_price.rb
の部分は「Rubyというプログラミング言語でDesktopフォルダにあるbitcoin_price.rbというプログラムを実行してください」というような命令となります.
なので,次はMacのデスクトップフォルダにbitcoin_price.rb
という名前ファイルを作る必要があります.
以下のプログラムをコピペしてbitcoin_price.rb
という名前で保存してみてください.
require 'net/http' require 'uri' require 'json' class Integer def jpy_comma self.to_s.gsub(/(\d)(?=(\d{3})+(?!\d))/, '\1,') end end uri = URI.parse("https://api.bitflyer.jp") uri.path = '/v1/getboard' uri.query = 'product_code=BTC_JPY' https = Net::HTTP.new(uri.host, uri.port) https.use_ssl = true response = https.get uri.request_uri response.body response_hash = JSON.parse(response.body) puts "価格:"+response_hash["mid_price"].to_i.jpy_comma + "円"
このファイルを保存すると,タッチバーにビットコインの現在の価格が表示されたかと思います.
まとめ&ちょっとした宣伝
今回は,ビットコインの価格をタッチバーに表示してみましたが,このようにタッチバーは結構簡単にカスタマイズができます.
プログラムを実行することもできるので,エンジニアの方だと改造の幅が広がりますね
僕は,ブログなどを書く際によく使う文章をタッチバーから呼び出すことができるようにしていたり,ビットコインFXの全ポジションを一気に損切りすることができる緊急ボタンなどをタッチバーにはつけています.
また,先ほどの例でプログラムを使ってビットコインの価格を取得してみました.
実は,プログラミングが分かればビットコインの価格を取得するだけではなくて,売りや買いの注文をプログラムで出すことで自動売買システムなども作れちゃうんです
ちょっとした宣伝にもなりますが,個人の趣味でビットコインの自動売買システムを作りながらプログラミングを学ぶ動画の教材なども出していて,今まで1700人以上に受講してもらいました.
もしよかったらみてみてくださいね!