避難所の方とボランティアの方を結ぶサービスを作りました.
安心・安全を表すSafeと物資を表すItemをかけた造語で,Safitemというサービスです.
物資支援サービスSafitem
なぜ作った?
僕はよくTwitterを見ているのですが,ある日, #被災地いらなかった物リスト とかいうハッシュタグを見つけてしまいました.
被災地へは 現金の寄付が一番役に立つと思う!
「千羽鶴・古着・生鮮食品は要りません」 被災地が困る「ありがた迷惑」な物とは https://t.co/uZ3Nk8c2SW #被災地いらなかった物リスト
— K (@k_y345) 2016年4月25日
まだ終らない!購入品と手持ち未使用品を、サイズ種目別に分けてラベル付けて、という作業がこんなに時間がかかるとは。3.11の時は子供が通っていた学校で集めてPTAが種目分けしてくれたので楽だった。 #熊本地震 #九州大震災 #支援物資 #地震 #被災地 #被災地いらなかった物リスト
— 世田谷区上用賀在住 佐藤なお (@setagaya1love) 2016年4月21日
こんなツイートたちがたくさん.
これって,人の厚意が無駄になっちゃっているわけなので,それってなんかとってももったいないし,いやだなって感じたわけです.
ってことで,避難所の人がどんなものを欲しがってるかがはっきりわかるようなWebサービスがあればいいんじゃないかなって思って今回作りました.
サービス内容.
ターゲットユーザ層は2種類です.避難所の人とボランティアの人です.
避難所の人に関しては,避難所の人から個々にいっぱい不足物資をリクエストしてこられても困るので,避難所の管理者の人に代表して登録してもらい,物資登録をしてもらいます.
そして,ボランティアの人は避難所が欲しがっている物資を見て,支援表明を行うことができるアプリになります.
実際に見てもらったほうが早いと思うので,デモ動画を用意しました.
何かこんなのあったらいいなとか,開発手伝ってくださることがあれば,お気軽にTwitter @yuki_99_sまでお願いします
今後
まだまだ実装すべきことは多かったりします.
期限の限られた中,わずか2週間で一人でアイデア出し,サイト設計,データベース設計,コーディング,デザイン,テストを行ったので,なかなか穴があります.
ぱっと思いついただけでもこんな感じの処理が必要に…
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ユーザ,避難所間でメッセージのやり取りができる機能を付けたい
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決算もこのアプリ内でできたらいいと思う
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「パスワードを忘れた」の処理も作る必要あり
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トップページの画像,ウインドウサイズ変えたら表示おかしくなるのを早急に直す.
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ヘッダのハンバーガーメニューをもうちょいいい感じに
ちゃっちゃと実装して公開したいところ.
しっかり完成したら,herokuとかじゃなくて自分のサーバで運用します.
開発者さん向け
以下開発者さん向けです.
プルリクエスト待ってます.
手伝ってくれる!っていう方はいつでもプルリクエスト送ってください.
ソースコードはGitHubで公開しています.
開発の手順はReadmeにまとめたので,そちらを参照していただければ特に迷うこともないかと思います.
使用技術
- HTML,CSS,JavaScript(jQuery)
フロントエンドはWebアプリなので必須技術.
- Ruby,Sinatra
サーバサイド処理にはRubyを用いています.Webアプリケーションフレームワークとして,Sinatraを使用しています.正直,ここまで大きめのアプリになるならおとなしくいつもどおりRailsを使っておけばよかったかなと思っています.
- Bootstrap
デザインにはCSSフレームワークのBootstrapを使用しています.
と,大まかに言ったらこんな感じです.ActiveRecord周りとかもっとがっつり勉強したい.
最後に
一緒に研修受けた方はお疲れ様でした.またそれについてはちゃんと書きます.
今回はアプリの紹介でした.
Sinatraに関しては触ったこともなかったし,2週間という短い期間でそれなりにいい感じにはなったかと思います.
たださっきもいいましたがまだまだやることは多いし,実際に使ってもらうとなると問題点が多数あります.
試験も始まるのでプログラミングばっかりやってられませんが,夏休みとか時間あるときにガッツリ開発していきたいと思います.