「プログラミング初心者でもアプリ開発はできる？」
「アプリ開発をするにはどうしたら良い？」
「必要なプログラミングスキルなどを知りたい」
などと考えていませんか？
アプリを開発したいと思っていても、どのようにプログラミングを始めればいいのかがわからないと、なかなか進められないですよね。
アプリ開発は未経験でも十分可能で、環境さえ整えば誰でも始められます！
この記事では、アプリ開発について以下の内容を解説します。
- アプリ開発するまでの5ステップ
- プログラミングを勉強する方法
- 開発を仕事にする方法
などについて解説するので、これからアプリを作りたい方や、プログラミングを仕事にしたいと考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
監修者：平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。
監修者：迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。
プログラミング未経験でもアプリ開発はできる
プログラミング未経験でも最低限のスキルを身につければ、簡単なアプリは作成可能です。
アプリにも様々な種類があり、作るものによって難易度は大きく変わります。
メモ機能や簡単なゲームであれば、未経験の初心者でも十分作成可能です。
またツールを利用することにより、最低限のプログラミングで本格的なゲームを作れます。
機能を複数つけたり実際に運用したりするには、ある程度の経験やスキルが必要ですが、まずは作りやすいものから開発を始めると良いでしょう。
プログラミング初心者がアプリ開発するまでの5ステップ
こちらでは、プログラミング初心者がアプリ開発するまでの5ステップを、それぞれ紹介します。
- 作りたいアプリを決める
- 基礎的なプログラミング言語を選ぶ
- フレームワークを学ぶ
- 仕様書を作成する
- 実際にアプリを開発してみる
- アプリをリリースする
これからアプリ開発を行いたい人は参考にしてみてください。
1.作りたいアプリを決める
まずは、どんなアプリを作りたいのか決めましょう。というのも、作りたいアプリによって、必要なプログラミング言語が変わるからです。
初心者からアプリ開発を行う場合は、必要なプログラミング言語だけを覚えるのが効率的。
あらかじめ作りたい種類を決めてから勉強を始めると、最短でアプリ開発が行えます。
アプリの種類は以下の通りです。
- Webアプリ（Webブラウザ上で利用するアプリ）
- ネイティブアプリ（スマホなどの端末で利用するアプリ）
- ハイブリッドアプリ（Webとネイティブをあわせたアプリ）
アプリと聞くと「スマホで使うもの」と思われがちですが、実際には様々な種類が存在します。
開発したいアプリを考えたら、次に開発用のパソコンの準備が必要です。
- iPhoneアプリ：Mac
- Androidアプリ：Windows
など、開発しやすいパソコンの種類は異なるので、持っていない方はアプリに合わせて使いやすいものを用意しましょう。
2.アプリ開発に必要なプログラミング言語を学ぶ
作りたいアプリの方向性を決めたら、開発に必要なプログラミング言語を学びます。
アプリの種類によって向いている言語は変わるので、自分がつくたいものから逆算して決めることが大切です。
「Webアプリ向きの言語」
- PHP
- Python
- Ruby
「Androidアプリ向きの言語」
- Java
- Kotlin
「MacOS・iOSアプリ向きの言語」
- Swift
- Objective-C
「Windowsアプリ向きの言語」
- C#
- VisualBasic
例えばSwiftを勉強しても、Androidアプリは作れません。よってiPhone・Android両方に対応するアプリを作りたいなら、追加でJavaを学ぶ必要があります。
また、JavaScriptベースのReactNativeやFlutterで開発すれば、iPhoneとAndroidの両方に対応するアプリも開発可能です。
とはいえ最初から難易度の高い言語を学ぶと混乱の要因になるので、まずは1番作りたいアプリに使う言語を勉強することをおすすめします。
3.フレームワークを学ぶ
アプリ開発に必要な言語を学んだら、フレームワークについて学習すると効率的です。
フレームワークとは、汎用的な機能が用意されている骨組みのこと。簡単にいうと、プログラミングの手間を省けるツールです。
例えば「シューティングゲーム」を作る場合、どんなシチュエーションでも「弾を撃つ」という処理が必要です。
毎回弾を撃つプログラミングを作成していると膨大な時間がかかるので、あらかじめフレームワークを用いて簡略化します。
フレームワークを使ったり、自分なりに作成したりすることで、より短い時間でアプリ制作が可能です。
1から全てを作るのではなく、フレームワークも使えるようにしておきましょう。
4.仕様書を作成する
ある程度プログラミングができるようになったら、アプリの仕様書を作成します。
仕様書は設計図みたいなもので、あらかじめ作っておかないと途中で内容がブレてしまい、いいものが作れません。
- どのようなジャンルにするのか
- 画面のどこに何を配置するのか
- 音楽や画像などの素材はいくつ必要か
などを先に考えることで、効率よくアプリ制作が可能です。
ただしいきなり大作を作ろうとすると、挫折してしまう可能性が高まります。
まずは自分ができそうな手軽なアプリから、制作を進めていきましょう。
5.必要な素材を用意する
仕様書が作成できたら、アプリに必要な素材を用意します。
- 画像
- 音楽
- フレームワーク
など、必要に応じて集めるようにしてください。
画像や音楽素材は、開発前の段階では完成できていないかもしれません。その場合は仮として、似たような素材を用意しておきましょう。
- 画像：サイズや拡張子・ファイル名が同じもの
- 音楽：ファイル名や拡張子が同じもの
これらを用意しておけば、正規の画像や音楽がなくてもプログラミング制作を進められます。
スムーズに開発を進めるためにも、最初に素材を用意しておきましょう。
6.実際にアプリを開発してみる
ここまで学習を進めたら、実際にアプリ開発を行います。
実際に覚えた言語やフレームワークを利用し、仕様書に基づいてアプリを開発を進めてみてください。
最初はエラーが多く出る可能性が高いため、インターネットで調べたり、質問できる人を見つけたりすることが、挫折しないポイントです。
まずは作ってみて、他に必要な言語やスキルが出てきたらその都度学びましょう。
7.アプリをリリースする
アプリの作成→改善のフローを繰り返して完成したらアプリをリリースしましょう。
多くの人に遊んでもらうためにも、公開の手続きを行ってみてください。
- Android：Google Play
- iPhone：App Store
などを使えば、アプリを誰でもダウンロードできるようになります。
リリースが終わったら、また1からアプリの作成を進めましょう。
ひとつアプリを作るとできることが増えるため、徐々に多機能なアプリを作れるようになります。
プログラミングは難しいと感じる面が多く、挫折してしまう方も多いです。なるべく挫折しないためにも、簡単なアプリから開発を始めてみてください。
アプリ開発に必要なプログラミングスキルを学ぶ4つの方法
アプリ開発にはプログラミングスキルの学習は必要不可欠です。
こちらでは、アプリ開発に必要なプログラミングスキルを学ぶ方法を4つ紹介します。
- オンライン講座を受講する
- 本や動画で独学する
- プログラミングスクールに通う
- 未経験OKの案件を受けてみる
ひとつひとつ解説します。
1.オンライン講座を受講する
プログラミングスキルを身につけるのにおすすめの方法は、オンライン講座の受講です。
オンライン講座を受講すると、専門的な技術やスキルをわかりやすく自分のペースで学べます。
オンライン講座の多くは講師が動画でスキルを解説してくれているので、スキルを理解しやすいのがメリット。また、オンラインコンテンツなので、いつどこにいても学習を進められます。
忙しい方や隙間時間に学習を進めたい方におすすめです。
買い切り型のオンライン講座を選ぶと、繰り返し学習ができるのでコスパが高いのも特徴でしょう。
プログラミングスキルを身につけるなら、当メディアが運営する「Skill Hacks」がおすすめです。
3,000人以上にプログラミングを教えてきた講師から、プログラミングの基本から学べます。
また、
- LINE＠で無制限に質問できる
- いつでもどこでも動画を見れる
- 94本のわかりやすい教材で学べる
など、挫折せずにスキルを身につけられます。
これからプログラミングを勉強したい方は、ぜひ試してみてください。
2.本や動画で独学する
アプリ開発に必要なプログラミングスキルを、本や動画で独学するのも1つの方法です。
本や動画だと、学習にかかる費用を抑えてスキルを身につけられます。
本は1冊数千円で購入できますし、何度も繰り返して読めるのでコスパが高いです。持ち運んでいつでも学習を進められるので、効率的な学習方法でしょう。
ネットにアップされている動画などは無料で視聴できるものもあります。コストを抑えて学習したい方にはおすすめの方法です。
ただし本や動画だと質問できる環境がないため、疑問点をすぐに解消できないのが難点です。
プログラミングにはエラーがつきものなので、自分で解決できる人には独学が向いています。
3.プログラミングスクールに通う
プログラミングスクールに通うのも1つの方法です。
プログラミングスクールでは、すでに設計されたカリキュラムに沿って講師から直接学べます。疑問などをすぐに解決できて効率的な学習方法です。
ただしスクールは場所によって数十万円近い受講料がかかり、さらに通う場合は時間的な拘束も存在します。
金銭や時間に余裕がある方には、おすすめの手法です。
4.未経験OKの案件を受けてみる
未経験OKのアプリ開発案件を受けてみるのも、スキルを身につける方法です。
アプリ開発の中には、未経験OKの案件がたまに募集されています。
スキルを身につけるには、実際に現場でアプリを作成するのが効率的です。仕事の初めの頃は大変ですが、お金をもらいながらスキルを習得できるので、チャレンジしてみても良いでしょう。
とにかく実践したい方におすすめの学習方法です。
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