「独立開業にあたり何が必要?」
「何から始めるべき?」
「失敗しないコツがあれば知りたい」
そんなお悩みにお答えしていきます。
フリーランスや独立・起業を目指す方は近年増加傾向にあります。
アメリカではその流れが顕著で、2027年には全労働者人口の半数がフリーランス業務に携わるとの推計も出ているほどです。
そこで、この記事では
- 独立開業は誰でもできるって本当?
- メリット・デメリット
- どんな仕事が独立に繋がりやすい?
- フリーランスとして失敗しないコツ
と、独立開業について詳しく解説していきます。
ぜひこの記事を参考に、開業への理解を深めてみてください!
独立開業は誰でもできるって本当?30秒でサクッと解説
独立開業は特別な才能や資格がないとできないと考えていませんか?結論から言うと、大きくお金を稼ぐことはすべてが才能という曖昧なもので説明されるわけではありません。
技術や知識といった確かな稼げるスキルを身につけることで、誰でも独立開業の可能性があります。
その流れが加速したのは、高速インターネットの普及とパソコン・スマホの一般化です。これにより、資本のない個人でも事業を拡大することが容易となりました。
今では、クラウドソーシングやSNSを使って仕事のマッチングを行うことも珍しくありません。
独立開業に興味のある会社員・学生・主婦の方々は、まずは副業で報酬を獲得するところから挑戦してみると良いでしょう。
独立開業のメリット
そもそも、独立開業するとどんな良いことがあるのでしょうか。
こちらでは以下4つのメリットを紹介します。
- 収入に天井がない
- 時間や場所に縛られず自由に働ける
- 人間関係に悩まない
- 自己実現に向かえる
それぞれ詳しくみていきます。
1. 収入に天井がない
独立開業すると、稼ぎが青天井になります。自分の頑張りが収入に直結するからです。
稼ぎが増える要因は、単純に労働時間が多く確保できるからだけに留まりません。高単価の業務に従事することで、少ない時間でも大きく稼げるようになります。
どの業務に力を入れるか自分で取捨選択できることは、会社勤めではなかなか経験できないことでしょう。
2. 時間や場所に縛られず自由に働ける
独立すると、時間や場所の取り決めがない自由度の高い働き方が実現できます。
たとえば、空いている平日の日中に買い物に行けたり、子供の学校行事に合わせて仕事を調整できたりします。
ワーケーションやノマドのような働き方も難しくないので、自分の理想とする働き方に近づけるでしょう。
3. 人間関係に悩まない
独立すると、会社員によくあるストレスから開放されて、人間関係で悩みにくくなります。
たとえば、理不尽な上司のもとでパワハラに耐えたり、頻繁に行われる飲み会でセクハラを受けたりといったつらい思いとは無縁の世界です。
『嫌われる勇気』などで有名なアドラー心理学によると、人の悩みの9割は人間関係にあると言われています。少しでも人生の障害となるものを取り除くことで、今後の生活における肩の荷がおりますよ。
4. 自己実現に向かえる
独立開業は、自分の好きなことに好きなだけ時間をかけられます。
会社員勤めだと、3年程度で職場が変わる総合職・ジョブローテーション制度を採用しているところもあり、気に入った職種にずっと付いていられるかはわかりません。
自分の核となる業務に専念できるので、なりたい自分に向けてモチベーションを高く保って労働できるでしょう。
独立開業のデメリット
独立開業にはメリットだけではありません。
以下の悪い点も把握して、今後の判断に役立てましょう。
- 自己責任
- 収入に不安がある
- 家族や仲間の生活に直結する
それぞれ詳しく見ていきます。
1. 自己責任
独立開業すると、全ての行動の責任は自分で取らなければいけません。事業に大失敗して借金したり、自分の不手際で案件を切られたりしても誰も尻拭いをしてくれないでしょう。
会社員ならば組織が守ってくれる部分が大いにあります。独立すると、ミスが自分の稼ぎに直結する点には十分気をつけましょう。
2. 収入に不安がある
会社勤めだと、毎月決まったタイミングで給料が振り込まれます。景気や業績に浮き沈みがあったとしても、ある一定の雇用が保証されているのが会社員の強みでしょう。
独立すると、近い将来の収入すらも明確ではなくなります。自分が労働しなければ、稼ぎはゼロに近くなることもあるので、不安定と考える人も多いです。
3. 家族や仲間の生活に直結する
自分の事業が失敗すれば、収入の不安が家計にも及ぶでしょう。雇っている社員には、金銭面で我慢を強いることになるかもしれません。
独立開業すると、他の方の人生まで背負う責任が発生します。精神的な強さや鈍感さが求められる事業形態だと言えます。
独立開業に向いている仕事5選
独立開業は高速インターネットの普及とスマートフォン・PCの一般化により、普通の会社員にとっても現実味を帯びてきました。
こちらでは、ノースキルの初心者からでも数年の下積みで稼げるようになる事業を5つ紹介します。
- プログラミング
- Webデザイン
- Webライティング
- 動画編集
- 実店舗経営
それぞれ詳しくみていきます。
1. プログラミング
独立開業の王道、プログラミングです。システムエンジニアに従事している方は、独立すれば今よりもっと稼げるようになる可能性があります。
特にRuby・PHP・Pythonなどのメジャーな言語は常に一定の需要があります。5年以上経験を積んだエンジニアは、年収が1,000万円を超えることも珍しくないでしょう。
また、初心者からプログラマーを目指すことも不可能ではありません。弊社では、未経験からRubyエンジニアを目指すオンライン講座「Skill Hacks」を提供しています。
ぜひ、興味のある方は以下のリンクから見れるサンプル動画で質を確かめてみてください!
2. Webデザイン
企業や個人のWebサイト制作・バナー制作を行う仕事をWebデザインと呼びます。カラーにこだわって見栄えを良くするのはもちろん、どこにメニューを配置すると操作性が向上するか、どんなロゴが社風に合うかなどを考えるのもデザイナーの役割です。
特にWebデザイナーはPhotoshopやIllustratorといった専用のソフトウエアを使った編集作業が求められます。独学で習得しようとすると慣れるまで時間がかかる点には注意しましょう。
3. Webライティング
文章を書くことは全ての仕事の基本です。魅力的なセールスライティングでWebサイトから商品を販売したり、読者を惹き付けるキャッチコピーで集客を行ったりすることがWebライターの役割です。
オンライン化が進む現代において、質の高いWeb記事を求めるクライアントは増加傾向にあります。SEO(検索エンジンで上位表示させるための技術)やアフィリエイトの知識を身につけておくことで、さらに市場価値の高いWebライターになれるでしょう。
4. 動画編集
スマートフォンの高速通信により、ここ数年でYouTubeやInstagramなど動画投稿系のSNSが大きく発展しました。これにより需要が拡大したのが、動画編集者です。
Adobe Premiere Proに代表される動画編集の専用ソフトを使って、高性能なパソコンで作業するのが一般的です。初期費用はかさむものの、企業の広告費がテレビからSNSに流れてきたり稼いでいる個人の発信者が増えたりといった風潮から、単価が上がりやすい特徴があります。
最近はTokTokやInstagramのリールなどショートムービーの人気が高まっていますし、今後も形を変えながら編集技術を応用できるでしょう。
5. 実店舗経営
開業と聞くとまっさきに思いつくのは、飲食店やカフェのような実店舗でしょう。しかし、全くのビジネス未経験者が実店舗経営から入るのは危険かもしれません。
というのも、全般的なマーケティングの知識が不可欠だからです。また物件を借りたり仕入れをしたりという準備にも初期費用・ランニングコストが大きいので、事業資金を潤沢に確保できる方でないと難しいでしょう。
そこで、おすすめは上記で紹介したWeb系の事業で元手を作り、実店舗経営にも展開していく方法です。将来的に自分の店を持ってみたいと考えていた方にもおすすめです。
独立開業がうまくいく3つのコツ
どの事業で稼ぐとしても、共通する考え方があります。ここでは独立開業にあたり、重要なコツを3つ紹介します。
- 小さく始める
- 貯金より投資に回す
- 稼げたら別の事業に展開する
それぞれ詳しくみていきます。
1. 小さく始める
「そんなにメリットが大きいなら、今すぐにでも独立開業しよう!」と考えるのは時期尚早です。会社を辞めてからスキルを身につけようと思っても、収入を得られない空白の期間が生じてしまいます。
そこで、意識すべきは「小さく始める」ことです。Web系の稼げるビジネスは複数あるので、自分に合ったものを探すうえでも重要な考え方の1つでしょう。
会社員・学生、主婦なら副業として始めてみましょう。事業が拡大してきたら独立を視野に入れていくのが無理のない方法です。
2. 貯金より投資に回す
たしかに貯金は心の安定を生み出すかも知れません。しかし、バブル期とは違い低金利が続いており元手が増える見込みもないので、預金口座に眠らせておくのはもったいないです。
おすすめは稼げるスキルに投資することです。これにより、会社以外からも収入が得られるようになるので、将来的な金銭不安は解消されるでしょう。
目の前のお金にとらわれず、何年後、何十年後にもっと大きく収入を得るにはどうすれば良いか長期的なスパンで行動を選択してみましょう。
3. 稼げたら別の事業に展開する
ある1つの事業で成功し収入が増えたら、それを元手に別の事業に展開することも考えてみましょう。
というのも、現代は移り変わりが激しく、1つの場所に留まるのは危険だからです。現状維持に満足せず、貪欲に別のスキル習得に務めましょう。
1つの事業が軌道に乗っていると新しい挑戦もしやすくなります。また、既存事業での経験を応用できる部分も大いにあるでしょう。
ぜひ、この記事を参考に独立開業を目指してみてください!