あけましておめでとうございます.
新年ということで,目標を立ててやる気がみなぎっている方も多いのではないでしょうか?
keitaさんのこんな記事が注目を浴びていますね.
この記事で言っていることは,8つに目標を細分化し,さらに8つに細分化することでやるべきことを明確にすると達成しやすくなるということです.
この考えはとても良いと思います.
しかし,実際にこれをやってみると,どうしてもシートが全部埋まらないんですね.
そこで,私がいつも行っている,マインドマップを使用した目標の立て方を紹介したいと思います.
目次
15分で出来る!!目標マインドマップの作り方
それでは,実際にマインドマップを作りながら見ていきましょう.
マインドマップはなにで作っても大丈夫.
スマホアプリでもWebサービスでも,もちろん手書きでもOK.
私は,MindMupというChromeアプリを使用しました.
MindMupは,使い方も簡単で,WindowsでもMacでも使えます.
Step1 目標の大枠を作る
マインドマップの良いところは,目標を漠然→具体と落とし込んでいけるというところです.
まずは,柱となる目標を立てましょう.
冒頭で紹介した記事では,ここでいきなり8個も挙げなければなりませんが,それはなかなかきついものがあります.
このマインドマップでは思い立ったものを3,4個かけばOKです.
大体2,3分なれば終わると思います.
Step2 それぞれの目標を少し細分化してみる
それでは,細分化の作業に入っていきます.
Step1で作成した目標に関してそれに関して大まかに分類をします.
例えば,「発信力の向上」であれば,「ブログを形にする」や「SNSをもっと活用する」といったように,大きな柱を分解します.
この時点ではまだ漠然とした物でOKです.
これもStep1と同じく2,3分で出来ます.
Step3 目標の具体化
この後は最後の細分化です.
ここでは,具体的な数字や具体的にやることを入れていきます.
例えば,Step1で,「技術力の向上」と書いていたものを,Step2で「プログラミング学習」と「動画編集技術向上」に分けたとします.
それを,Step3では「プログラミング学習」を具体的に「React.jsに手を付ける」とか「Railsでサービスを作ってみる」,「3つ以上の開発業務を受託してみる」といったように細分化するのです.
さらに深く細分化していっても良いですし,Step2以上の細分化が不要なところはStep3をしなくても良いです.
すると,このようなマインドマップが完成します.
Step3は8〜10分もあれば完了します.
これでかなりやることが明確化された目標マップが出来ました.
あとは,これを忘れないように目につくところに貼っておくだけです.
マインドマップのメリット
このマインドマップ,メリットがとても大きいんです.
1.わずか15分で1枚完成する
「目標を書いてシートのこの枠埋めなきゃ!!」とか思うことがないので,スイスイ進みます.
2.目標の抽象と具体の関係がしっかり可視化されている
普通に何も考えずに目標を立てると,「今年はプログラミング勉強したいな〜」で終わるところを具体化のプロセスまで行っているため,着手が容易.
3.目標の大きさによらず同じマップを使える
大きな目標と小さな目標,細分化するときの量も違いますよね.
それに柔軟に対応できるものマインドマップの強みです.
マインドマップの他の使い方
このマインドマップは他にも様々なところで威力を発揮します.
マインドマップは主にアイデア出しに使われています.
今年の夏,ライフイズテック株式会社のCTOの橋本善久さんから,マインドマップがタスクの細分化にも使えることを教えてもらいました.
例えば,私が期末テストに向けてのタスクを書き出したのが以下のマインドマップです.
大まかなくくりからタスクを細分化し,必要時間を見積もるということで,具体的にどこにどれだけの時間がかかるかがひと目でわかります.
「この科目はこのくらい勉強にかかるかな〜?」という見積もりではなく,「この科目のここにこれだけの時間がかかる」と見積もることで,誤差も減ります.
タスクのマインドマップも,目標設定のマインドマップ同様,抽象→具体の仮定を可視化することが出来ています.
他にも様々な使い方がありますので探してみてはどうでしょうか.
最後に
このマインドマップを使って,去年は学科で成績一番をずっとキープすることが出来ました.
また,2016年の目標はWebアプリをリリースすることやiPhoneアプリをリリースすることなど,少し難易度高め設定していましたが,全て達成できました.
たった15分で思考の整理ができてやるべきことが見えてくるこのマインドマップで2017年,良いスタートを切りましょう!!