さて,あなたがスマホでゲームをしているとします.
以下のような2つの課金アイテムがあったらどちらを買うでしょうか?
ボス戦直前とかそういう特殊な場合を除き,剣を購入するのではないでしょうか?
理由は簡単,継続して相手に与えるダメージを50追加することができるからですね.
さて,なぜ冒頭でこんな話をしたかは後ほどわかってくるはずです.
大学に通っていると,1日1回は必ずどこかで聞く「アルバイト」と言う単語.
また,アルバイトの話題になるとセットで話題になるのが「時給」ですね.
もちろん,生活のため,大学に通うため,遊ぶため…と必要なお金を稼ぐのは必要です.
僕の友達にも居るのですが,時給800円のアルバイトのために授業に来ない大学生って意外と多いんですね.
私の大学では,卒業までにかかるお金は約500万円.
単純に考えて卒業必要単位は124単位なので,1単位あたり約4万円払ってるわけですね.
もちろん他にもいろいろお金はかかっているんですが,授業1コマあたり約2500円はらっています.
その授業を休んでバイトに行く感覚がよくわかりません.
それも多くの大学生が遊ぶお金欲しさのためのバイトであるということに.
ちょっと考えてみましょう,その時間,別のことにつかってみるのはどうでしょうか?
単純作業バイトとクリエイティブな仕事の違い
飲食店接客,コンビニ店員等の単純作業と呼ばれる仕事をしている人と,例えば自分でWebサイトを作って運用している人.
両者の間には明確な違いが有ります.
前者は,決められた時給があり,それを超えることはできません.
時給1000円であれば,10時間働けば1万円もらえます.
しかし,Webサイトを運用している人は1ヶ月で作ったWebサイトがが3年間に渡って読まれ続け,毎月1万円ずつでも収益が発生する.
Webサイト運用を例に出しましたが,それだけではありません.
YouTubeで動画を投稿するもよし,ブログで情報発信もよし,プログラミングを学んでWebサービスを作ったり,iPhoneアプリ開発をするのも良いし,本を書いたり音楽を作ったり,イラストを売るのなど,選択肢はいくらでもある.
単純作業のアルバイトでは一発単発で稼いで終わりなのに対し,後者のクリエイティブ系と呼ばれる仕事では継続的な資産を作れるわけ.
頭ではわかっていても現実に行動ができない
この記事の冒頭の,「剣と爆弾」のたとえでは,多くの人が剣を買うと答えるのに対し,現実では爆弾の購入を行っているんですね.
単発的にダメージを与える爆弾のほうが,目の前の敵を着実に倒せてその時は安心です.
しかも,ゲームの課金アイテムって大体そうですが,爆弾のような消耗型アイテムよりも非消耗型の剣のほうが価格が高いです.
これも現実と同じで,継続的資産となるWebサービスを作るためには,ある程度のスキルが必要です.
例えば,僕もプログラミングを学んでiPhoneアプリを作ったりWebサービスを作っていますが,それなりの勉強はしました.
一見するとハードルは高めで難しいと思うかもしれませんが,大学生なんて時間だけはたくさんあります.
しかも,わずか1ヶ月の勉強で継続的な資産をつくれるんですからね.
継続的な資産は悪だという人が結構多い
ブログは書いてしまえば終わり,プログラミングなどはソフトを作れば終わり(保守は必要ですが…),本なども一回書いてしまえばあとは売るだけです.
なので,はじめは小さな資産ですが,やればやるだけ資産は雪だるま式に増えていきます.
つまり,一度資産を構築さえすればそれに関しては働かなくてもお金をもらえるということ.
すると,こんなことを言う人が出てきます.
お金は労働の対価として払われるものだ!!
働かないのにお金をもらうのはダメだ
もしそうだとしたら,塾の講義を映像で撮影して,受講生にはビデオを見てもらうタイプの塾は悪ってことになってしまいますね.
違います,労働に対してお金が払われるのではなく,価値に対してお金を払うんです
生徒にとって,塾の先生ががんばって同じ授業を10回することに価値があるのではなく,その授業を受けて知識をつけることに価値があります.
単純な労働に対する価値は,ロボットやAIの普及により下がっています.
自動化で,人間がやる仕事が減り,結果的に人々はエンターテイメントを求めた結果,YouTuberなど,一見仕事せずに稼いでいる人達がいますね.
しかし,彼らは人々を楽しませるという価値を提供しています.
100年前の人がもしYouTuberを見たら「ただの遊んでる人」として捉えるでしょう.
時代によって,人々の価値は違うんです.
今はまだないですが,今後,ドローンを操作するのに免許とか必要になったら,今まで趣味でドローンいじってた人がドローンを飛ばすだけで仕事になりそうですしね.
自分にしか与えられない価値を生み出す,それがクリエイティビティ
ちょっと脱線してしまった気もしますが,話を戻します.
長くいろいろ言いましたが,お金は価値に対して払われます.
たまに,PVを増やすために炎上させるブロガーがいたり,炎上をすすめるサロンなんかがあるようですが,それはおかしい.
読者になにも価値を提供していませんからね.
自分が持っている知識を発信し,誰かの役に立つことをする,それこそがクリエイティビティだと思います.
また,映像編集やデザイン,プログラミングなどの敷居はどんどん下がってきています.
これは,Adobeが出している未来のクリエイティブなアプリに関する動画です
このように,だれでも簡単にデジタルなモノづくりを出来る環境が整いつつあります.
僕のブログではプログラミングに関してたまに扱いますが,動画編集とかも面白そうだなって思っています.
Udemyなんかも利用したことがありますが,プログラミング,マーケティング,動画編集など,様々な動画があってオススメ.
単発バイトをするよりも,クリエイティビティを磨き,一生の資産を作ってみてはどうですか?
特に時間のある春休み中の大学生!!