「インフラエンジニアはAWSをマスターするべき?」
「そもそもAWSはどんなことができるの?」
「インフラエンジニアがAWSを学ぶならどんな方法がおすすめ?」
などの疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
近年では多くの企業がAWSを導入しているため、そもそも需要が高いインフラエンジニアがAWSを学ぶと、さらにエンジニアとしての価値を高められます。
ところがAWSを学ぶにはいくつかのポイントがあり、適切な方法で学習を進めることが大切です。
そこでこの記事では、インフラエンジニアがAWSの学習をスムーズに進めやすくするために、以下の内容を紹介します!
- 学ぶべき理由
- 学ぶ方法
- 学習のポイント
などを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
監修者:平井 隆嗣
システム開発に加えてマーケティングまで対応し、集客や売上に貢献するエンジニア。
開発会社にて4年間の勤務をし、リーダーとして活躍したあとフリーランスとして独立。WordPress導入、デザイン、開発、アプリケーション開発などを幅広く手掛ける。
監修者:迫 佑樹
株式会社SkillHacks代表取締役。大学在学中からプログラミングスキルを身につけ、フリーランスエンジニアとして独立。
自身の経験を活かしプログラミングを教え、その知見からオンラインスクール事業Skill Hacksを運営。そのほか、実店舗ビジネスや知識プラットフォームBrainなどさまざまなビジネス経営中。
インフラエンジニアがマスターするべきAWSとは
インフラエンジニアがマスターすると多くのメリットが得られる「AWS」ですが、そもそもどんなものなのかわからない方もいるでしょう。
AWSというのは、「Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)」の略称で、Amazonが提供しているクラウドコンピューティングサービスです。AWSを利用すると、クラウド上でインフラ整備を行えるようなります。
AWSは、実機を使わずにインフラ整備やサーバー管理を行えるので、ソフトウェアなどの管理が楽になるのが大きなメリットです。
現在は多くの企業がAWSを導入していて、クラウド分野では世界で33%のシェアを誇ります。実機を扱う作業や収容スペースなどを軽減できるため、今後も導入する企業は増えていくでしょう。
インフラエンジニアとして活躍し続けたい方は、AWSについて学ぶ必要があるといえます。
インフラエンジニアがAWSを学ぶべき3つの理由
AWSの概要をお伝えしましたが、こちらではさらに踏み込んで学ぶべき理由を紹介します。
- 仕事の幅が広がる
- さらに需要が高まる
- 単価が上がる
それぞれ詳しく確認していきましょう。
1.仕事の幅が広がる
インフラエンジニアがAWSを学ぶと、活躍の場を増やせるのがメリットです。
通常のインフラエンジニアは実機を使用してサーバーやネットワークの管理を行いますが、AWSを扱えるとクラウド上のインフラ整備が行えるようになります。
通常のインフラエンジニアの案件だけでなく、クラウド上のインフラ構築案件を獲得できるようになるので、活躍の場を増やせて収入アップを期待できるでしょう。
フリーランスの場合はAWSによって受けられる案件が増えるので、より安定性を高められます。
また、社員の場合は企業が新たにAWSの導入を検討していたら、インフラ担当者として重要なポジションにつくことも可能です。
AWSの知識や技術はインフラエンジニアのスキルと別物なので、習得すると活躍の場を増やせますよ。
2.さらに需要が高まる
インフラエンジニアがAWSを使えるようになると、さらに需要が高まります。
そもそも、多くの企業から求められていて慢性的に人手不足なインフラエンジニアは、需要が高い職業です。
ITは現代社会に不可欠な存在で、ネットワークやサーバーの土台を作るインフラエンジニアは、多くの企業から求められます。
そんなインフラエンジニアが、手軽にインフラ整備を行えるクラウドインフラのスキルを身につけると、さらに需要が高まるのは当然です。
インフラ整備はどの企業においても重要な作業で、クラウド上で活躍できるようになると、さらに求められる人材になれるでしょう。
今後もインフラエンジニアとしての価値を高めて、活躍し続けたい方はAWSを学ぶことが大切です。
3.単価が上がる
インフラエンジニアがAWSを学ぶと、エンジニアとしての価値が高まり、単価が上がるのも習得するべき理由です。
エンジニアは案件が大きくなればなるほど、関わる仕事や求められるスキルが多くなります。インフラエンジニアとして活躍している方がAWS学ぶと、関われる仕事が増えて価値が高まるでしょう。
多くの作業を行えるエンジニアは企業にとっても需要が高いので、単価が高い案件を受けられるようになります。
フリーランスの案件だと、月単価が100万円を超える仕事も珍しくありません。会社員の場合でも社内での評価や価値が高まるので、結果的に給料アップが期待できるでしょう。
収入や単価を上げたいインフラエンジニアの方は、AWSを学ぶのがおすすめです。
インフラエンジニアがAWSを学ぶ3つの方法
クラウドインフラのスキルをつけると価値が高まり、収入アップが期待できます。しかし、どのようにAWSを学べば良いのか疑問を持つ方も多いでしょう。
そこでこちらでは、エンジニアがAWSを効率よく学ぶための3つの勉強方法を紹介します!
- オンライン講座を受講する
- 本や動画で独学する
- 未経験OKの仕事を受ける
それぞれ詳しく解説します。
1.オンライン講座を受講する
AWSを学ぶには、オンライン講座を受講する方法があります。
オンライン講座は動画でAWSについて学べるので、理解しやすいのがメリットです。また、プログラミングスクールなどと違い費用を抑えられるのも嬉しいポイント。
基本的には買い切り型の講座が多く、自分のペースで勉強を進められます。
中でもおすすめのオンライン講座は、「AWS Hacks」です。
AWS Hacksでは、現役のエンジニアが講師を務めていて、未経験でもAWSをわかりやすく学べる内容になっています。
インフラエンジニアの方はスムーズにAWSについて学べるでしょう。
また、買い切り型で無期限の質問サポートがついているので、疑問をすぐに解決できます。
本気でAWSの知識を身につけたい方におすすめの講座です。
2.本や動画で独学する
本や動画で独学するのも、AWSを学ぶ方法の1つです。本や動画で独学するメリットは、安い料金で自由に勉強できることでしょう。
本は1冊あたり数千円で購入できますし、ネットで配信されている無料の動画を視聴すれば費用を抑えてAWSをマスターできます。本の場合は、繰り返し勉強しやすいので空いた時間に手軽に勉強できるのも魅力です。
しかし、本や動画で独学すると知識が定着しにくいというデメリットがあります。
というのも、本を読むのが苦手な人は買っても読まずに終わってしまう可能性が高いです。また、無料で配信されている動画は、情報の信頼性が低いため、正しくない知識を覚えてしまう恐れもあります。
それに加えて、独学でのプログラミング学習は挫折しやすいです。
本を読みなれていて、計画的に勉強できる方におすすめの方法になります。
3.未経験OKの仕事を受ける
未経験OKの仕事を受けるのも、AWSを学ぶ方法の1つです。
というのも、AWSを扱えるインフラエンジニアの需要は高いため、育成に力を入れている企業は多くあります。案件によってはAWS未経験でも応募できるクラウドインフラ案件があるほどです。
未経験OKの案件を受けると、お金を稼ぎながらAWSについて実戦形式で学べます。
とはいえ、未経験だと経歴やコミュニケーション能力が問われるため、簡単に仕事をもらえないのがデメリットです。
インフラエンジニアとしてのスキルに自信があり、お金を稼ぎながらAWSを学びたい方におすすめします。
インフラエンジニアがAWSを学ぶときの5つのポイント
こちらでは、実際にAWSを学ぶときに抑えておきたい5つのポイントを紹介します。
これから勉強する方は参考にしてください!
- 必要な機能から覚える
- 常に最新情報をキャッチする
- ITスキルを身につけておく
- 実際に使用してみる
- 何度も繰り返す
1.必要な機能から覚える
AWSを学ぶときは、需要の高いものや自分に必要な機能から覚えましょう。
というのも、AWSには全部で100種類以上のサービスがあるので、全ての機能を覚えるのは至難の技です。
1から完璧に理解しようとするのはとても難しいですし、時間がいくらあっても足りません。
まずは需要の高い機能や自分が必要と感じるものを優先的に選んで、勉強していきましょう。
実際に募集されている案件を調べてみて、需要が高い案件を見つけると効率的に学習できますよ。
2.常に最新情報をキャッチする
常に最新情報をキャッチするのも、AWSを学ぶときに大切なポイントです。
AWSはサービスの数が多いだけでなく、新サービスのリリースやアップデートが非常に多いのが特徴です。よって常に最新情報をチェックしておかないと、新しい機能が出てきて知識が間に合いません。
そもそも全ての機能を覚えるのも難しいため、学習のハードルも高くなります。
市場で求められている機能を見極めながら、需要の高いサービスから理解すると効率的に学べますよ。
3.ITスキルを身につけておく
AWSを理解するにはITスキルが必要です。
インフラエンジニアとしてすでに活躍している方は問題ないですが、インフラ整備には基礎的なITスキルが求められます。
基礎的なITスキルというのは以下の通りです。
- サーバー
- ネットワーク
- セキュリティ
- システム開発
サーバーやネットワークの構築について基本的な知識がないと、AWSを理解するのに苦労します。
これからインフラエンジニアを目指してAWSをマスターしたい方は、ITスキルを身につけてから学習を始めましょう。
現在インフラエンジニアの方も改めて知識を見直すと、エンジニアとしての価値を高められますよ。
4.実際に使用してみる
AWSの学習を行うときは、実際に手を動かしてサービスを使用してみるのも大切なことです。
プログラミング学習において、知識だけを理解しても実際に手を動かしてサービスを作成しないと、本当の意味でスキルをマスターできません。
インフラエンジニアとしてインフラ構築やITスキルがあったとしても、クラウドインフラに慣れていないと座学のみでは習得が難しいです。
実際に手を動かして、それぞれのサービスでどんな機能を使えるのか、どんなことができるのか確認しながら学習しましょう。
手を動かして学習すると覚えるまでの時間を短縮できますし、知識の定着に差が出てきます。
5.何度も繰り返す
AWSを学ぶときは、何度も繰り返してコツコツ勉強しましょう。
というのも、AWSはサービスの数が非常に多く変化が激しいため、少し覚えただけではなかなか理解できません。
種類が多いと「ぱっと見似たようなサービスだけどできることは全然違う」なんでものも多くあります。
新たなスキルを習得するには、何度も繰り返し学習することで知識を定着させられますよね。
サービス数が多いAWSを学びときは、尚更繰り返し学習するのが習得するためのポイントです。
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