>>「真面目」でも「頭がいい人」でもお金持ちになれないたった1つの理由とは

わかりやすい図を作るために実践しているシンプルな3つのテク

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私が,ブログを書く時に最も気をつけていること,それは『わかりやすい図を作ること』です.

私の図解系記事は多くの人からわかりやすいという声を頂いており,毎回大好評となっています.

前なんて,週間はてなブログランキング2位と5位にダブルランクインしたこともあります.

LINE@で,『図を作る時に心がけていることを知りたい!!」という要望があったので,今回,私がわかりやすい図を作るために気をつけている3つのことをご紹介します

図解の技術はブロガーさんのみならずどこでも使える技術なので,読んで損はないはず.

なぜ図解が大事なのか

まず始めに,図解が大切な理由を軽く説明します.

ブログを読む時,視覚的イメージが第一印象を決め,第一印象によってその記事が有用かどうかを判断するんですね.記事の有用性を判断するのは平均2.6秒と言われています

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「なんか文字いっぱいな記事だな…」「なんか読みにくいな…」そんな記事が読まれるはずがないんです.

文章と図,『伝える』という観点からすればどちらも同じくらい大切です,こだわりましょう.

馴染みある要素を使用

図が1個あるだけで読者の印象が大きく変わり,記事を最後まで読んでもらえる可能性が高まります.

まずとっても簡単な図解テクとして,『馴染みのある要素を使用する』というテクニックを紹介します

例えば,『才能より努力が大事だ』という文章を書く場合のことを考えてみましょう.

左はちょっと図形で囲ったり色を変えたりしただけのもの,右は日常生活でもよく見る天秤を使ったものです.

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このように,図を使うことで全く文章がなくても伝わるようになるので,結果的に読み手の負担を減らすことができるんです.

乱用するのは考えものですが,ピクトグラムを添えるだけで全く違った印象を与えることも可能です.

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いかに説明不要で直観的に理解できる部分を増やすかがキーとなります.

記号や矢印を使う

二つ目のテクニックは『記号を使う』ということです.

こちらも,誰もが知っている馴染み深い記号を使うのは忘れないでください

例えば,「ITスキルと発信力があれば就活で無双できる」ということを言いたい場合のことを考えてみましょう.

「ITスキルと発信力の組み合わせ」を誰もが知っているような記号で表すと,「かけ算」の記号あたりを使って表すことが出来ます.

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他に,矢印を使って読み手に流れを伝えるのも効果的です.

私も,複雑な数学の解説をするときなどは矢印を多用しています.

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いかに読み手に余計なことを考えさせず,本題に集中してもらうかを常に意識するんです

情報を極限まで削ぎ落とす

たまに勘違いしてる人がいるんですが,出来る限りシンプルに,直観的にわかりやすい図を心がけることがめちゃめちゃ大切です

例えば,私もブログのバナーを自作していますが,あのバナーは『図解のためのデザイン』ではなく,『目を引くためのデザイン』です.

物を伝えたい場合,情報を削ぎ落とし,瞬時に理解してもらえるようなデザインにする必要があります.

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瞬時に伝わるデザインはシンプルさが命,ゆえにそこまで難しいテクニックは必要としていないんです.

最後に

今回,図解の3つの簡単なテクニックをお伝えしました.

  • 馴染みある要素を使用することで誰でも瞬時に直感的に理解させることを優先する
  • 記号や矢印を使うことで読者に理解の流れを伝え,不要な迷いを与えない
  • 極力情報量を削り,伝えたいことを明確にしたデザインを心がける

この簡単な3つのことを意識するだけでかなり変わってくるので図を作る時は少し意識してみてください.

ちなみに,今までバズった記事を見ると,全ての記事にしっかりした図解が入っていることがわかります

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自分の伝えたいこと,考えていることを読者に負担をかけないようにしつつ100%伝えきることが出来れば,多くの方の共感を呼ぶことが可能です

ちょっとした理論を学ぶと見違えるようにきれいな図が作ることが出来るので,興味がある方は勉強してみることを強くおすすめします.

おすすめ書籍

図解やデザインについて勉強するなら,この2冊がめちゃめちゃ良かったので最後に紹介しておきます.

1冊目が今回紹介したテクニックに加えて様々な図解テクが紹介されている『説明がなくても伝わる 図解の教科書』という本で,私が普段意識しているテクニック,そしてさらに良い図を作るための工夫解説されており,本屋で見つけて即買いしました.

良い図と悪い図の対比がたくさんかかれているのですごく勉強になります.

2冊目の,『なるほどデザイン 目で見て楽しむ新しいデザインの本』は,「誰に・何を・なぜ・どうやってを意識したデザイン」の解説が個人的にすごく分かりやすかったです

良いデザイン例も豊富に紹介されていて,パラパラめくるだけで力が付きそうな内容になっています.

2冊とも,デザイン本ということでイラストやデザイン例がとっても豊富なので,1,2時間ほどで軽く読めます.なのに学べることが驚くほど多い.

きれいな図を作るテクを磨いて,文章だけで勝負するプロブロガーたちを出し抜いていきましょう!