ライトノベルを書いて稼いでみたいなと思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
小説を書くのが趣味の人は、好きなことで稼げるようになったら嬉しいですよね。たくさんの人が作品を見てくれて、さらにお金が貰えるなら執筆活動も捗ると思います。
この記事では、ライトノベルの副業で気になる以下のポイントを徹底解説。
- ライトノベルの副業とは何か
- どれくらい稼げるか
- 稼ぐ方法
- メリット・デメリット
- おすすめの小説投稿サイト
- 稼ぐ上でやるべきこと
詳しく解説しているので、ラノベ作家を副業として稼いでみたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
ラノベ作家の副業で稼ぐってどういうこと?
ラノベ作家の副業は、ライトノベルを小説サイトに投稿したり、小説を書籍化して販売したりすることで、収益をあげる稼ぎ方です。
最近では、小説投稿サイトを使うと報酬がもらえるものもあり、1回みられるごとに0.1円くらいの収入が入ってきます。なかには、読者が作者に現金に換金ができるアイテムを直接送ることができる「投げ銭」を導入しているサイトもあります。
また、書籍化して本を販売するとなると、販売本数に合わせて印税がもらえます。本は一生残り続けるので、売れ続ける本を作ることができれば、資産的な価値が生まれてきます。
ラノベ作家の副業はどれくらい稼げるの?
ラノベ作家の副業は、正直稼げる見込みは少ないです。
まず、月額固定で稼げる仕組みがほとんどありません。小説投稿サイトは基本的に、読者に見てもらった分だけ収益があがる仕組みなので、安定して利益を出すのは難しいです。
運営側からお金をもらって掲載する、いわゆる「連載」の小説もありますが、数ある作者の中から選ばれる実力が必要になります。
また、書籍化して稼げるようになるのも一握りの作家だけです。
本は、売り上げに応じて基本的に10%印税が入ります。600円の本を10,000部売ったら600,000円の売り上げが入ることになります。
ただ、10,000部も売れたら売れっ子作家と言われるほど、ラノベ作家はライバルが多いです。
コンテストなどで1位を取り、出版社の方の目に止まって初めて、出版への道が開かれます。本業のラノベ作家も日々執筆をしているので、簡単に本が出版できるような世界ではありません。
ラノベ作家の副業で稼ぐには、相当な実力が必要ですね。
ラノベ作家の年収
ラノベ作家の具体的な年収をシミュレーションしていきましょう。
もちろんヒット作を生み出したラノベ作家は、天井を知らずに稼ぎ続けています。
ここでは副業で書籍化に成功した新人作家を例に、以下の条件で年収を算出しします。
- 印税8%
- 600円の本を年間1冊出版
- 年間売上部数3,000冊
繰り返しになりますが、ラノベ作家の基本的な印税は10%。しかし新人のうちは8%程度の印税になるでしょう。
また、副業では執筆のための時間が取れず、年に1冊の出版がやっとの状態……。
せっかく書き上げても、売上部数は3,000部にすら届かない可能性もあります。
これが副業で書籍化した新人作家の極めてリアルな条件です。
結果、1年間に稼げる印税年収はおよそ15万円。
しかも、このように書籍化に成功しているのは、一部の成功者の話です。
ほとんどのラノベ作家は、印税のスタートラインである書籍化すら敵わないのが現実なのです。
ラノベ作家のエッセイでは、次のように語られています。
- 仕事を退職し専業のラノベ作家に転身
- 2年半で計7冊出版
- 印税の合計は2年半で約200万
(参考:https://bizspa.jp/post-363762/2/)
専業で作品数を重ねても、年収は伸び悩んでいたようです。出版だけを収入の柱にするのは考えものかもしれないですね。
出版社に頼らず、サイトやブログで稼げる仕組み作りが必要になりそうです。
ラノベ作家の副業で稼ぐ6つの方法
次に、ラノベ作家の副業で稼ぐ方法を紹介します。
方法は以下の6つ。
- 本を出版して印税ともらう
- 自費出版して販売
- 収益が貰える小説投稿サイトに載せる
- 小説ブログを開設して収益をあげる
- 小説のライブ配信をする
- 同人誌即売会で出店する
詳しく解説します。
【稼ぐ方法1】本を出版して印税をもらう
出版者を通して本を出版し、印税で収益をあげる方法です。印税は売れた本数に応じてもらえるので、たくさん本が売れるほど稼げます。
人気があれば続編などの執筆依頼も増えていきます。売れ続ける限り印税が入ってくるので、資産としての価値も高いです。
ただ、書籍化までたどり着けるのは、実力を持った一握りの作家だけ。なかなか厳しい世界となっています。
【稼ぐ方法2】自費出版して販売
本を自費出版し、同人誌即売会などに出店して販売することで、収益をあげる方法です。
販売額がそのまま売り上げになるので、ファンが多く、売れる見込みがあるのであれば、大きな額の収益をあげることができます。
ただ、出版には相当なコストがかかるのと在庫を抱えるリスクがあります。ネットでも販売できますが、売れる見込みがないと収益をあげることは難しいです。
【稼ぐ方法3】収益がもらえるラノベサイトに投稿
収益システムがある小説投稿サイトに投稿することで、稼ぐ方法です。
収益システムは以下の3つ。
- みられた回数に応じて支払う
- 小説ページ内の広告クリックに応じて支払う
- 投げ銭
ラノベがみられた回数に応じて収益が支払われる場合が多いです。たとえば、「カクヨム」というサイトでは1回みられたときの基本単価は0.12円となっています。
投稿した小説のページのなかに広告を貼ることができ、クリックされると収益が上がる、というシステムを取っているところもあります。
また、投げ銭の仕組みを取っているサイトも。投げ銭とは、視聴者が感謝や応援の気持ちで配信者に送るお金です。
アイテムやポイントを読者が作者に送ることで、作者は換金できる仕組みになっています。
小説サイトは無料で登録できるので、気軽に始めることができます。
【稼ぐ方法4】小説ブログを開設して収益をあげる
小説ブログを開設して稼ぐ方法です。ブログに広告を貼っておけば、みられた回数に応じた収益がもらえます。
小説を書いても良いし、流入を増やすための記事を書いても良いので、割と自由に執筆活動を行うことができます。SNSで積極的に宣伝すれば流入を増やすこともできます。
ただ、小説だけではブログに集客するのは難しいです。
たとえば、同じくラノベ作家を目指している人に役立つ記事などを用意した方が、読まれる可能性は高まるでしょう。
初めてブログを作るという人は当メディアで提供するBlog Hacksを使って勉強するのがおすすめ。
基本的なブログ設計の方法を動画教材でわかりやすく学べるだけでなく、
- 講師への質問が可能
- 定期的な記事の添削指導
などのメリットがあり、初心者でも勉強しやすくなっているので、ぜひ参考にしてみてください。
【稼ぐ方法5】小説のライブ配信をする
小説のライブ配信で稼ぐ方法です。
小説でいうライブ配信とは小説を執筆する様子を公開する配信スタイルのこと。
小説のライブ配信サイトにはライブノベルやテキストライブなどがあります。
ライブ配信の収益モデルは次の2つです。
- 配信でファンを増やし、書籍を買ってもらう
- 投げ銭で稼ぐ
小説特化ではありませんが、17LIVEやYouTubeのライブ機能で使えます。
最近ではスマートフォンさえあれば気軽に配信ができるので、ぜひ活用してみましょう。
【稼ぐ方法6】同人誌即売会で出店する
最後に、同人即売会で出店して小説を販売する方法です。
同人即売会とは、自費出版の創作物を持ち寄って、フリーマーケットをするイメージのイベントです。
コミックマーケット(コミケ)やおでかけライブが有名どころ。
ファンとオフラインで交流できる場ですし、会場で名刺を配って知名度を高めることもできます。
さらに、会場には小説の編集部も出張している場合も。
この出張編集部で作品に持ち込んで評価を受けられれば、出版社からメジャーデビューするチャンスになりますよ。
同人即売会は毎週末のように様々な地域で開催されています。
ぜひ活用し、自分の手でラノベを売る喜びを味わいましょう。
ラノベ作家の副業の3つのメリット
ラノベ作家の副業のメリットを紹介します。
注目すべきは以下の3つ。
- 好きなことを仕事にできる
- パソコンやスマホがあれば簡単に始められる
- 本が出版されれば資産になる
詳しく紹介します。
【メリット1】好きなことを仕事にできる
ライトノベルを書くのが好きなのであれば、趣味を仕事にすることができます。趣味でお金を稼げるとなると、モチベーションも高まりやすいですよね。
副業をする上で、大切な「継続する」ということにも繋がりやすいです。
【メリット2】パソコンやスマホがあれば簡単に始められる
パソコンやスマホがあれば簡単に始めることができます。メモなどに記載しておけば、そのまま小説サイトに投稿することもできます。
また、Wi-Fi環境がなくても執筆可能なので、場所を選ばずに活動することができますね。
【メリット3】本が出版されれば資産になる
自分の本が出版されれば、売れる度に印税が入ってくるので、資産になります。
人気が出て、本をいくつか出版できるようになれば、どんどん資産が増えていき、不労所得とすることも可能ですね。
大学生でもライトノベル作家になれる2つの理由
ライトノベル作家デビューに年齢制限はないので、高校生でも大学生でもラノベ作家になれます。ラノベサイトに投稿するだけなら保護者の承諾も不要です。
ライトノベル作家デビューする人の年齢は、一般小説家と比較して若い傾向にあります。以下でその理由を見ていきましょう。
【理由1】ライトノベル読者は若者が多い
ライトノベルは小説投稿サイトや電子書籍として読まれるため、デジタル世代の10代、20代の読者が多くなっています。また、ライトノベルのアニメ化によっても若年層の読者が増加傾向です。
ライトノベルを読んで楽しんでいるうちに「自分でも書いてみたい」と思う人も出てきます。読者から作家になるのです。
先程紹介したラノベサイトやブログに投稿すれば、自分の作品を多くの人に読んでもらえます。ラノベサイトでは作品が読まれると報酬がもらえるので、モチベーションアップに繋がるでしょう。
学生であれば執筆する時間も長く取れるため、コンテストに応募して作家デビューすることも可能です。
【理由2】若者は流行に敏感
ライトノベルは時代によってブームが変わるため、流行に敏感である必要があります。
当初のライトノベルは、中高校生向けに書かれた小説で同世代のキャラクターが主人公でした。そのため今でも10代から20代が読者層の中心なのです。
ライトノベルの中でも魔法や冒険ものに代表されるファンタジー作品が多かったのですが、近年は異世界転生やラブコメを扱ったものに変わってきています。
売れる作品を書くためには、流行や読者が求めているものの分析が必要です。若い人たちは、日頃の生活で流行を敏感に感じ取っています。また、自分がライトノベルを多く読んでいるので同世代の読者ニーズも分かっているのです。
流行に敏感で日頃からライトノベルに親しんでいる若者が、時代に求められるラノベ作家になっていくのは自然なことでしょう。
ラノベ作家の副業のデメリットは稼ぐのが非常に難しいこと
ラノベ作家の副業は稼ぐのが非常に難しいです。
具体的な理由は2つ。
- 専業作家と戦わなければならない
- デビューできても作品を書き続けられない
詳しく解説します。
【デメリット1】専業作家と戦わなければならない
本の出版が実現するのは、コンテストで1位になるようなトップの人ばかりです。
また、みられた数に応じて稼げるサイトでも、閲覧1回あたり約0.1円。50,000円稼ぐのには約500,000回読まれなければいけません。
これほど読まれるなら、書籍化の話が出てもおかしくないくらいの人気が出ていることになります。
ラノベ作家には、ある程度の執筆スピードが必要です。1日に原稿用紙10枚程度が目安と言われていますが、1日に20枚~30枚書ける人も存在します。
専業作家は、終日執筆することが可能です。しかし、副業の場合は執筆時間が限られています。限られた執筆時間で、トップクラスの専業作家と戦わなければならないのです。
【デメリット2】デビューできても作品を書き続けられる保証がない
ラノベ作家がデビューすること自体が難しいことは、前述したとおりです。もしデビューできたとしても2冊目、3冊目と作品を書き続けられる保証はありません。
1冊目が書籍化され、デビューしたラノベ作家について調査した結果、3年後には50.6%しか残っていないことが分かりました。5年で41%、10年経つと4人に1人しか残りません。デビュー作1冊だけで終わってしまう人も22.7%。厳しい世界です。
1年後 64%
3年後 50.6%
5年後 41%
10年後 26.2%
好きなことを仕事にできて、初期費用もかからないラノベ作家の副業は魅力的ですが、稼ぐことを目的にしている人にはおすすめできません。
あくまで、趣味で稼げたらいいなと考えている人向けの副業となっています。
ラノベ作家の副業で稼ぐためにおすすめの収益化できる小説投稿サイト6選
ラノベ作家の副業で稼ぐためにおすすめの小説サイトを紹介します。
おすすめは以下の6つ。
- カクヨム
- アルファポリス
- ノベルバ
- マグネットマクロリンク
- ノベルアップ+
- note
詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
【おすすめのサイト1】カクヨム
サイトURL | https://kakuyomu.jp/ |
収益化方法 | PVに応じた収益 |
特徴 | ・角川文庫キャラクター大賞などに応募可能 ・カクヨム独自のコンテスト有り ・ランキング・コンテストの作品を検索可能 |
小説投稿サイトのカクヨム。
PVに応じた収益を得ることができる「カクヨムロイヤルティプログラム」が導入され、閲覧1回あたり0.12円の売り上げがもらえます。
投げ銭システムも現在準備中とのことなので、今後ますます収益化が期待できます。
独自のコンテストも開催しているので、出版を目指している人にもおすすめのサイトです。
【おすすめのサイト2】アルファポリス
サイトURL | https://www.alphapolis.co.jp/ |
収益化方法 | 人気度に応じてポイントがもらえ換金できる |
特徴 | ・様々なコンテストがある ・1,500ポイントで出版申請ができる |
小説や漫画などの総合エンターテイメントサイトであるアルファポリス。
作品の人気に応じたスコアがつくのが特徴。貯まってくればアマゾンギフト券や現金と交換できる投稿インセンティブ機能があります。
1,500ポイントを消費して本の出版申請ができるので、自信がある人は挑戦してみてください。
【おすすめのサイト3】ノベルバ
サイトURL | https://novelba.com/ |
収益化方法 | PVに応じて収益がもらえる |
特徴 | ・PC・スマホアプリで連動 ・1PVあたり0.1円の収益 ・「新着」のカテゴリーがあり、初心者の作品も目に留まりやすい |
PC・スマホアプリで連動している小説投稿サイトのノベルバ。
こちらも閲覧1回あたり0.1円の報酬を獲得することできます。公式アプリからノベルバ報酬プログラムの参加申請をするだけで簡単に参加可能です。
カテゴリーに「新着」があり、初心者やファンが少ない状態でも読者の目に留まりやすいです。まだファンがいないラノベ作家の方におすすめします。
【おすすめのサイト4】マグネットマクロリンク
サイトURL | https://www.magnet-novels.com/ |
収益化方法 | 投げ銭 |
特徴 | ・ポイントやアイテムを読者から作者げプレゼントでき、作者は換金できる |
小説投稿サイトのマグネットマクロリンク。公式による連載もあります。
「マグネット」という有料アイテムを読者は作者に送ることができ、作者はそれを換金することができます。
また、作者は「磁界」を取得することで、ランキングをあげることができます。作品を投稿するだけで簡単に貯まるので、初心者のうちはどんどん作品を投稿しましょう。
ランキングが上がると読者の目に止まりやすくなりますよ!
量を投稿できる人にはおすすめのサイトです。
【おすすめのサイト5】ノベルアップ+
サイトURL | https://novelup.plus/ |
収益化方法 | 投げ銭 |
特徴 | ・読者は無料・有料ポイントを投げ銭でき、作者は換金できる ・無料ポイントはログインでもらえる ・独自のコンテスト有り |
小説投稿サイトであるノベルアップ+。
読者は無料・有料ポイントを投げ銭でき、作者はそれを換金することができます。無料ポイントはログインするだけでもらえるので、有効期限があるので、読者気軽にポイントを投げてくれます。
独自のコンテストである「ノベルアップ+小説大賞」などもあるので、ポイントを稼ぎながら、コンテスト入賞を目指すことができます。
【おすすめのサイト6】note
サイトURL | https://note.com/ |
収益化方法 | 販売形式 |
特徴 | ・作品を無料・有料で出品できる ・価格を自由に設定できる |
あらゆる創作物を載せられるSNSであるnote。作品を掲載する際に有料で掲載することができます。
販売価格を自由に選べるので、人気の作品であれば高額で販売することも可能です。
1話だけ無料にして興味を持ってもらい、2話目から有料にして購入してもらうなんてことも可能です。
ラノベ作家の副業で稼ぐためにやるべき4つのこと
ラノベ作家の副業で稼ぐためにやるべきことを紹介します。
紹介するのは以下の4つ。
- どんどん作品を作りアップする
- SNSを活用する
- コンテストに応募する
- 出版社に持ち込む
詳しく解説します。
【やるべきこと1】どんどん作品を作りアップする
どんどん作品を作って、小説投稿サイトにアップしていきましょう。
初心者のうちは、質も大事ですが量も大事です。とにかく書くという経験を積むようにしましょう。
また、たくさんの人に見てもらうことで、感想をもらうことができます。感想は読者からのフィードバックになるので、しっかり受け止め読者のニーズにあった作品を作っていきましょう。
【やるべきこと2】SNSの活用
SNSを活用しましょう。自分のことを多くの人にアピールできるので、ファンを増やすことができます。小説サイトのリンクを貼ることで、SNSからの流入も見込めます。
ツイッターなどの文字がメインのSNSでは、短編小説を書いたりしても良いですね。
ツイッターのフォロワーを増やすためには、ある程度コツが必要です。ツイッターでフォロワー0人から10,000人を目指す為のインフルエンサーの教科書を参考にしてください。
【やるべきこと3】コンテストに応募
ライトノベルのコンテストに応募して入賞を目指しましょう。出版社が主催する新人賞などでグランプリを取ることができれば、出版の夢に一歩近づくことができます。
入賞を目指すことで、モチベーションを上げて執筆することもできますね。
出版社の人からフィードバックをもらえることもあるので、ぜひ積極的に応募してみてください。
【やるべきこと4】出版社に持ち込む
持ち込みを募集している出版社があれば、持ち込みをしてみましょう。
直接フィードバックをもらえるので、自分の執筆レベルの向上に繋がります。時には辛辣な意見をもらうこともあるかと思いますが、自分の成長のためだと思って受け止めましょう。
ラノベ作家で稼げない時はどうする?
ライトノベルを作りコンテストに応募したり、小説投稿サイトにアップしたり、出版社に持ち込みしたりと努力を重ねても稼げないこともあるでしょう。
文章を書くことが好きで仕事にしたいなら、ラノベ作家以外にも副業の選択肢はあります。
たとえば、以下の2つがおすすめです。
- Webライターで稼ぐ
- ブログで稼ぐ
詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
【おすすめ1】Webライターで稼ぐ
Webライターは、企業や個人が運営するサイトに記事やコラムなどを書く仕事です。クラウドソーシングで探せば、ライティングの仕事がたくさん登録されています。
ライティングの仕事は、ある程度の分量を書き続ける力やそもそもの文章力が求められます。必要な能力をすでに持っている人にとって、ライティングの仕事はおすすめの副業です。
小説の書き方とWebライティングの書き方には違いがあるので、最初は戸惑うかも知れません。Webライティングは実用性重視で、事実や証拠に基づいた文章が求められます。書籍やWeb上で資料を探して正確な情報を読者にわかりやすい文章を書く能力が必要です。
Webライターには、リサーチ力と要約力が求められます。シナリオライティングとは、全く異なるアプローチなので、慣れるまでは苦労するかもしれません。案件をこなしてリサーチや要約が素早くできるようになれば、文章力のあるラノベ作家はWebライターとして魅力的な存在になります。
Webライターの報酬は、1文字単価や記事単価での契約です。初心者向け案件では1文字1円未満の単価もありますが、専門性の高い案件の場合は1文字3円、5円といった案件もあります。実績を積み専門性の高い案件を獲得すれば、Webライターとして稼げるようになるでしょう。
Webライターの仕事もラノベ作家同様、初期費用がかからず文章を書くことで収入を得られます。執筆時間も自由なので、副業として稼げるようになりたいのであればWebライターも選択肢に入れてみてはいかかでしょうか。
【おすすめ2】ブログで稼ぐ
ブログを開設し企業などの商品やサービスを宣伝するアフィリエイトという仕事があります。アフィリエイトとは、広告主のバナーをブログに貼ったり、記事を紹介したりした商品を読者が購入した際に報酬が発生する仕組みです。
アフィリエイトを始めるには、まずブログを作る必要があります。無料で手軽に始められるブログもありますが、サービスの終了リスクを考えればWordPressがおすすめです。レンタルサーバーを借りる必要がありますが、月額1000円程度からで利用できます。
ブログを立ち上げてアフィリエイトで稼げるようになるまでには、早くても半年から1年はかかるため即金性はありません。しかし、読者の悩みを解決できる記事を書き、多くの読者に読まれるようになれば収益の上がるブログになります。
ブログでアフィリエイト報酬が発生するまでには時間がかかりますが、読者に役立つ情報を発信することでブログのファンが増え、過去記事からも報酬が発生するのです。
ラノベ作家の副業で稼ぐなら小説投稿サイトを上手く使おう
この記事ではラノベ作家として稼ぐために気になる以下のポイントを紹介しました。
- ライトノベルの副業とは何か
- どれくらい稼げるか
- 稼ぐ方法
- メリット・デメリット
- おすすめの小説投稿サイト
- 稼ぐ上でやるべきこと
ラノベ作家の副業では安定して稼ぐことが難しいです。ベストセラー作家になれるのもほんの一握りとなっています。
ただ、好きなことを仕事にすることができます。自分の趣味であるライトノベルを書いて、お金が稼げるのは嬉しいですよね。
稼ぎたいというよりは、趣味のレベルともっと上げたいというモチベーションで始めると、継続しやすくて、副業として上手くいくと思います。
もし、がっつり稼ぎたいと考えるなら、ブログで収益をあげることもおすすめです。小説を載せても良いですし、収益に繋がる記事を書くこともできます。
「執筆」を仕事にできるので、ブログで稼ぐということが気になっているからはぜひ、Blog Hacksを参考にしてみてください。