「これから副業を始めようと考えている」
「副業をしたら社会保険ってどうなるんだろう」
「なるべく保険料は抑えたい！」
このように悩んでいませんか。
未経験で副業を始める場合、社会保険がどうなるのか不安になりますよね。
社会保険料が増えてしまうのは、なんとしてでも避けたいはずです。
そこで、今回の記事では、会社員が副業した時の社会保険について徹底解説します。
社会保険の種類や、社会保険料が増える副業についても記載しているので、あわせてご参考にしてください。
会社員と個人事業主は社会保険の種類が異なる
会社員と個人事業主は社会保険の種類が異なるので、副業を始める前に把握しておく必要があります。
ここからは、会社員と個人事業主は社会保険について解説するので、1つずつ確認していきましょう。
1. 会社員の場合
会社員が加入する社会保険としては、以下の5つが挙げられます。
| 種類 | 詳細 |
| 健康保険 | ・医療費の自己負担額が30%になる |
| 介護保険 | ・介護状態になった時に一定の給付が受けられる ・原則40歳になると支払う義務が発生 |
| 厚生年金保険 | ・退職時や身体に障害が起きた場合のための制度 ・国民年金に上乗せする形で加入 |
| 雇用保険 | ・失業時、再就職時などに給付される ・雇用主が多く負担 |
| 労災保険 | ・通勤中の事故や災害に遭った場合に支払われる ・会社が全額負担 |
フリーランスと比べると保険の数が多く、手厚いサポートを受けられるのが特徴です。
2. 個人事業主の場合
フリーランスが加入する保険は会社員よりも少ない上に、全額自費で支払うことになります。
フリーランスの保険の項目は以下の通りです。
| 種類 | 詳細 |
| 国民健康保険 | ・居住する市区町村の健康保険に加入する ・保険料は世帯収入より決定する |
| 介護保険 | ・原則40歳以上の人が支払う義務がある ・国民健康保険に上乗せして支払う |
| 年金保険 | ・国民年金へ加入する ・国民年金基金の加入で給付の上乗せができる |
また、会社員と異なり、フリーランスは雇用する側なので、雇用保険や労災保険には原則として加入できません。
社会保険料が増える副業とは？
社会保険料が増える副業としては、アルバイトやパートが挙げられます。
月に1~2回の勤務であれば被保険者になる可能性は低いですが、以下の場合に当てはまる場合は注意しましょう。
- 週の所定労働時間が20時間以上あること
- 雇用期間が1年以上見込まれること
- 賃金の月額が8.8万円以上であること
- 学生でないこと
- 特定適用事業所または任意特定適用事業所に勤めていること
出典：日本年金機構
これらの条件を満たすと、本業と副業の2つで社会保険を収める必要が出てきます。
社会保険の加入手続きも発生するため、アルバイトやパートを副業で行う場合は、働く条件を十分にチェックしましょう。
会社員として稼ぐなら社会保険料が増えない副業がおすすめ
会社員として稼ぎたいのであれば、社会保険料が増えない以下の副業がおすすめです。
- ブログ
- ライティング
- 投資
- 動画編集
- 写真販売
いずれも在宅でできる仕事なので、負担が少ないのもメリットです。
会社員に向いている副業ばかりなので、1つずつ確認して、自分に合ったものを見つけていきましょう。
1. ブログ
オワコンと言われることが多いブログですが、まだまだ稼げる副業の1つとして挙げられます。
Google検索はもちろん、SNSと組み合わせて流入を狙うことが可能です。
軌道に乗ってきたら、自分で執筆せずにライターに外注するという方法を取ってみるのもいいでしょう。
当メディアでは「Blog Hacks」の運営を行っており、これからブロガーとして稼いでいきたい方のサポートを行っています。
Blog Hacksは動画で基礎を学べる上に、9回の添削を受けることが可能です。ブロガーとしての実力を身に付けたい方はぜひチェックしてみてください。
2. ライティング
ライティングは特別なスキルがなくても、最低限の国語力があれば始められる副業です。
スキルが身に付けば、高単価の案件も受注できるため、収入アップが見込めます。
我流で始めるのもよいですが、当メディアが運営する「Writing Hacks」であればさらなる近道が可能です。
- 動画形式での学習
- プロによる3回までの記事添削
- 無期限の質問サポート付き
- スキルが高い方は卒業後にお仕事を紹介
遠回りせずに、なるべく早い段階からライティングで稼ぎたい方は、詳細をチェックしてみましょう。
3. 投資
資産運用なので、厳密に言うと副業ではないのですが投資もおすすめです。
他の副業と違って、手を動かして作業する必要がないので、会社員の方に向いています。
まずはローリスクローリターンで投資を始めたい場合は、以下の4つのどれかでスタートしましょう。
- 投資信託
- ロボアドバイザー
- ポイント投資
- 定期預金・定期貯金
最初からハイリスクハイリターンの投資にチャレンジすると失敗することが多いので、まずはこれらの4つのどれかで始めてみてください。
4. 動画編集
YouTube、TikTokなど動画系のSNSは、現在でも高い需要があるのが特徴。
そのため、動画編集の仕事は市場に多く存在しており、副業として稼ぎやすいです。
最近ではLightworks Free、AviUtlなど、無料の動画編集ソフトもあるため、気軽に始められるでしょう。
当メディアでは、動画編集者のための講座である「Movie Hacks」を運営しています。
動画形式で基礎を学べる上に、サムネやデザインに学べるのが強みです。
また、卒業生はお仕事紹介をしてもらえるチャンスがあるので、案件も獲得したいという方はぜひ、詳細をチェックしてみましょう。
5. 写真販売
最近ではスマートフォンの性能も上がってきており、副業で写真販売を行う方も増えてきました。
一度人気が出て軌道に乗れば、写真が売れ続けるので、不労所得を得られます。
以下のように販売プラットフォームも多く存在するので、手軽に始められるのもメリットです。
写真を撮るのが好きな方は、副業として始めてみるといいでしょう。
会社員が副業を行う際の4つの注意点
会社員が副業を行う場合、以下の4つの点に注意しましょう。
- 会社の規定を必ず確認する
- 会社に副業をしていることがバレる可能性がある
- 本業に支障が出ないようにする
- 隙間時間を活用する
本業に影響が出てくる可能性もあるので、十分に確認しておくことが大切です。
1. 会社の規定を必ず確認する
法律で会社員の副業を取り締まることはできませんが、会社に損害を与えてしまうのは別問題です。
副業の禁止はもちろん、減給や懲戒解雇もあり得るので、会社の規定を十分に確認しておきましょう。
特に以下の項目に繋がるようなことをしてしまうと、処罰の対象になってしまいます。
- 情報漏洩
- 競合企業での副業
- 社会的信用の低下
これらのことを行ってしまうと、最悪の場合、損害賠償を求められることもあります。
副業どころの話ではなくなってしまうので、会社の規定は入念にチェックしておきましょう。
2. 会社に副業をしていることがバレる可能性がある
会社によっては、副業自体を禁止しているところもあるでしょう。
そこで、会社にバレたくない場合は、副業での収入を年20万円以内に抑えることがおすすめです。
月収としては、16,000円あたりに収めて、年20万円を超えないようにしましょう。
もっと稼ぎたい場合という場合は、住民税を普通徴収に切り替えるのがおすすめです。
普通徴収に切り替わると、自分で住民税を納付するので、会社にバレるリスクを抑えられます。
3. 本業に支障が出ないようにする
会社員が力を入れるべきなのは、あくまでも本業です。
副業に力を入れ過ぎると、疲労感が溜まりやすく、仕事のパフォーマンスが低下しやすくなるでしょう。
仕事に大きな支障が出ている場合は、降格や減給もあり得ます。
本業で成果を出して、昇進した方がより稼げる場合もあるので、決して本業を疎かにしないようにしましょう。
4. 隙間時間を活用する
会社員が副業を行う場合、本業があるため時間が限られているケースが多いです。
そのため、少しでも作業時間を増やすために、隙間時間を十分に活用しましょう。
- 電車、バスの通勤時間
- 昼食
- 外回りをした時の休憩時間
これらのようなタイミングであれば、作業が可能です。隙間時間を使わないのはもったいないので、時間を見つけ次第、積極的に活用していきましょう。
会社員が副業で稼ぐために必要な4つの考え方
会社員が副業で稼ぐ場合、以下の4つの考え方を意識する必要があります。
- 常に勉強し続ける
- 単価が高い副業を始める
- 将来的には独立も視野に入れてみる
- 我流を捨てて成功者から学ぶ
収入やモチベーションに大きく関わってくるポイントなので、1つずつ確認していきましょう。
1. 常に勉強し続ける
副業で安定して仕事をもらうためには、スキルを磨くことが大切です。
スキルが伸びない限り、案件が継続しない上に、高単価案件も獲得できません。
そこで、副業で稼ぎたいのであれば、常に勉強をし続ける意識を持つ必要があります。
勉強方法としては以下の方法がおすすめです。
- 本
- YouTube
- 有料教材（Brain、noteなど）
- オンラインサロンの加入
当メディアの代表である迫佑樹は、副業に関する情報やノウハウをYouTubeで定期的に発信しています。
どの動画も分かりやすい構成かつ、数分で見れるのでぜひチェックしてみてください。
2. 単価が高い副業を始める
副行での収入をアップさせたいのであれば、単価が高い副業を始めましょう。
低単価の副業を続けていても、元の単価が低いのでなかなか稼ぎには繋がりません。
そこで、単価が高い副業を始める場合は以下の4つがおすすめです。
- 動画編集
- ライティング
- アフィリエイト
- プログラミング
高単価案件に挑戦できる副業なので、月5万~10万円の収入が得られる可能性があります。
自分が始められそうだと感じたものに挑戦し、副業での高収入を狙っていきましょう。
3. 将来的には独立も視野に入れてみる
副業で月20万円以上の収入が安定してきたら、独立を視野に入れてみるのもいいでしょう。
副業で月20万円以上稼げるということはスキルが高く、安定性がある証拠です。
本業の収入にもよりますが、フリーランスとして独立することで収入アップに繋がる可能性もあります。
本業での収入が低く、やりがいもないと感じているのであれば、副業から独立を目指してみるのもおすすめです。
4. 我流を捨てて成功者から学ぶ
会社員が副業を始める際、我流のまま突き進むと、たいていの場合は失敗します。
十分な知識がなく、目標設定もできないこと多いので、結局自分が求める収入に届かないことも多いです。
そこで、なるべく早い段階で副業で稼いでいきたいなら、我流を捨てて成功者から学びましょう。
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