「動画編集したいけれど、手順が難しそう」
「そもそも何から始めれば良いかわからない」
「動画の質を上げるコツって何?」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
動画配信が流行しているいま、それに伴い高性能な編集ソフトが数多く存在します。
ところが編集画面が複雑すぎて、実際に始めようと思っても何から手をつけたら良いかわからなくなる人も多いです。
そこでこの記事では、以下の点について初心者の方向けに簡単に解説します。
- 動画編集の5つの手順
- 動画編集の注意点と質を上げるコツ
この記事を最後まで読むことで、難しいと感じていた動画編集がスムーズに行えます。
ぜひ最後までチェックしてみてください。
動画編集の5つの手順をサクッと30秒で解説
こちらでは、動画編集の5つの手順について解説します。
- 動画編集ソフトを用意する
- 動画や画像をアップロードする
- カット処理やテロップ挿入を行う
- BGMや効果音をつける
- 動画を書き出す
細かな設定などは、スマホやパソコン、使うソフトなどによって異なりますが、基本的な流れは変わりません。
この章で解説する手順を意識することで、動画編集に戸惑うことなく進められます。
ぜひ参考にしてみてください。
1.動画編集ソフトを用意する
まずは動画編集ソフトを用意しましょう。
動画編集はパソコンでもスマホでもできますが、よりスムーズに編集したい場合はパソコンの方が画面も大きいためおすすめです。
また、編集ソフトも無料のものでも十分問題はないですが、クオリティを求めるのであれば、有料の方が良いでしょう。
無料のパソコンソフトだと、以下の3つが有名で使いやすいです。
どのソフトもドラッグ&ドロップで簡単に編集できたり、エフェクトの追加もシンプルでわかりやすかったりするため、初心者の方には特におすすめです。
ショートカットや機能を覚えるのに少し時間がかかりますが、覚えてしまえば簡単に動画編集が可能になるでしょう。
2.動画や画像をアップロードする
動画編集ソフトが準備できたら、元になる画像や動画データをアップロードします。
アップロードとは、動画ソフトに素材を読み込ませることです。素材をソフトに読み込ませて、初めて動画編集が始まります。
動画以外にも、使いたい音楽や画像、効果音などがあれば、すべて読み込ませておきましょう。
アップロードのやり方は、お手持ちのソフト内で「アップロード」や「読み込み」というボタンを押すだけです。
3.カット処理やテロップ挿入を行う
アップロードが完了したら、動画のカットやテロップの挿入を行います。
動画の内容にもよりますが、カット編集が必要であれば、字幕よりも先に行なっておくと、後々楽になるためおすすめです。
動画の一部分だけを切り出して繋げたり、シーンの異なる動画とミックスさせたり、徐々に動画としてまとめます。
初心者の方は、細かな加工や合成といったことは気にせず、まずは動画をカットしたり、簡単な字幕を入れたりできるようになる事が大切です。
4.BGMや効果音をつける
ある程度カットや字幕ができてきたら、装飾を入れましょう。
目立たせたい部分に「ドンっ」という効果音を入れたり、キラキラしたエフェクトを足したりと、納得するまで触るのもおすすめです。
BGMや効果音は「無料BGM」「無料SE」と調べるとたくさん出てきます。
BGMや効果音の無料おすすめサイトは以下の通りです。
動画の内容にあったものを選んでダウンロードしましょう。
5.動画を書き出す
動画編集が完成したら、最後に動画を書き出します。
動画には様々なファイルの形式があります。例えばWindowsであれば、「AVI」、Macであれば、 「.mov」などです。
出力した動画は細かく編集し直すことはできないため、注意しましょう。
書き出しも動画の長さによって時間がかかる為、書き出す前にプレビュー再生等で確認しておく事をおすすめします。
書き出しが完了したら、完成です。
動画編集の手順に関する注意点5つ
こちらでは、動画編集の手順に関する注意点5つを紹介します。
- 完成イメージや動画の方向性を確認する
- 素材はまとめてフォルダ管理する
- 編集を盛り込みすぎない
- カット編集から行う
- テンプレートを作っておく
例えば動画編集を行う際には、目的や方向性を決めておくことが大切です。目的がないと、途中で道が大きくズレた動画が仕上がってしまいます。
結果「動画編集が苦手…」「楽しくない上に向いていない」とマイナスなイメージがついてしまいがちです。
この章でお伝えする注意点を意識することで、動画編集がより簡単になります。ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.完成イメージや動画の方向性を確認する
目的もなくひたすら編集していると、極端に作業時間が長くなりすぎたり、途中で挫折してしまったりしやすいです。
依頼されているものであれば尚更、完成イメージや動画の内容の目的などを再確認しましょう。
動画の最終目的や方向性は、以下のように、動画によって様々です。
- 企業名やサービスを拡大させるため
- 企業ブランドの価値を高めるため
- サイトやサービスへの誘導をするため
- 視聴者に楽しんでもらうため
- 自分の認知度を上げるため
また、動画の方向性は1つに絞る方が、視聴者もわかりやすいです。
例えば企業の認知拡大が目的なのに、サービスへの誘導や、商品購入などの行動喚起も盛り込んでしまうと、視聴者は混乱してしまいます。
細かな動画編集作業に入る前に、この動画の方向性や完成イメージをしっかり確認しておきましょう。
2.素材はまとめてフォルダ管理する
元の動画や画像など、素材になるものをしっかりまとめてフォルダ管理していないと、どこに何のフォルダがあるかわからなくなってしまいます。
フォルダ管理ができていないと、誤って大切なデータを削除してしまったり、移動してしまったりする危険性があります。
以下のように必要な素材を「動画編集フォルダ」にまとめておくと良いでしょう。
- BGM素材
- 効果音素材
- エフェクト素材
- 動画の台本
- その他メモなど
直感的かつ倫理的に1つのフォルダに整理しておくことをおすすめします。
3.編集を盛り込みすぎない
闇雲にエフェクトをつけたり、効果音をたくさん入れたりすると、見にくい動画になってしまうため注意が必要です。
編集を大量に盛り込むと、ユーザーに伝えたいことが多くなり、逆にターゲットユーザーに刺さらなくなってしまいます。
結果、伝えたい情報が正確に伝わらなかったり、視聴者が飽きてしまったりします。
4.カット編集から行う
カットを入れる必要がある場合は、先に長時間のカットから行うとスムーズに作業できます。
例えばトーク中心の動画撮影などでは微妙な間や、噛んでしまった部分などが、どうしても発生してしまいます。
こういった不要な要素をカットすることで、視聴者へストレスなく動画を見てもらえるでしょう。
カット編集は、時間もかかる上に作業が多いため、先にしておくことで装飾していく前の土台作りができます。
カット編集の注意点としては、多用しすぎないことです。
カット数が多いと不自然な喋り方になったり、カクカクした動画になってしまったりします。
カット編集を少なくするためには、撮影の段階から編集に手がかからないように意識しておくことが大切です。
5.テンプレートを作っておく
似たような内容の動画編集が多いと言う人は、あらかじめBGMや効果音が挿入されているテンプレートを作っておくと良いでしょう。
手順が同じなのにも関わらず、初めから繰り返し行なっていると、時間が勿体無いです。
また内容が異なる動画編集であっても、以下のように順番を決めておくと良いでしょう。
- すべてのカット編集を行う
- テロップやBGMを入れる
- エフェクトを挿入する
- プレビューして調節する
- 書き出す
手順を決めてあらかじめルーティン化しておくことで、繰り返すうちに編集スピードが上がります。
動画編集の質を上げる3つのコツ
こちらでは、動画編集の質を上げる3つのコツを紹介します。
- 統一感を持たせる
- 実際にプロが編集した動画を見る
- 動画教材を参考にする
仕事として動画編集をする場合や、SNSにあげる場合など、できれば高品質な動画にしたいですよね。
この章でお伝えする3つのコツを意識することで、より動画の質も上がります。ぜひ最後までチェックしてみてください。
1.統一感を持たせる
動画のクオリティを高く見せるためには、統一感が重要です。
字幕のカラーを統一したり、場面にあったBGMやエフェクトを入れたりと全体的にまとまりがあると、高品質な動画になるため、意識しておきましょう。
企業のサービス紹介等で動画編集をする場合は、キーカラーを入れておくと、より全体的に統一感が出ます。
2.実際にプロが編集した動画を見る
実際にSNSで参考にすることも大切です。
再生回数が多い動画や、多くの人から支持されている動画など、高評価な動画は、クオリティも高いため、しっかりチェックしておきましょう。
プロが編集した動画を参考にするポイントは以下の通りです。
- カット編集の頻度
- 字幕のフォントや大きさ
- 全体的なデザイン
- 効果音の位置や音量
- 伝えたい部分の編集
- トーク系動画なら話すスピード
プロが編集した動画や、人気が高い動画には、気を引く箇所があります。
冒頭から最後まですべてにこだわる必要はありません。大切なところだけ編集に力を入れることで動画にメリハリが生まれ、質もアップします。
他にも身近に編集している人がいるのであれば、聞いてみるのも良いでしょう。
3.動画教材を参考にする
動画編集の質を上げるためには、実際に動画教材を参考にすることが最もおすすめです。
現在ではWebサイトや本、YouTubeなどの動画編集の教材がたくさんあるため、学校に通わなくても動画編集スキルは独学で身に付けられます。
特に以下のような方は、動画教材から学ぶのが良いでしょう。
- YouTubeに動画をアップしたい方
- 副業で稼いでみたい方
- 友人に頼まれて動画制作をする方
- 動画広告を作ってみたい方
動画編集を学ぶ方法は多いですが、おすすめ教材は「Movie Hacks」です。
「Movie Hacks」では講師への質問が無制限でできます。
人から教えてもらうことで、理解するスピードも動画の質も短期間でグッと伸びるでしょう。
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